JP3019930U - 浴剤等の溶出容器 - Google Patents

浴剤等の溶出容器

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JP3019930U
JP3019930U JP1995007470U JP747095U JP3019930U JP 3019930 U JP3019930 U JP 3019930U JP 1995007470 U JP1995007470 U JP 1995007470U JP 747095 U JP747095 U JP 747095U JP 3019930 U JP3019930 U JP 3019930U
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water
liquid
container
dissolved
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JP1995007470U
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English (en)
Inventor
孝志 東田
Original Assignee
株式会社アドテック
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Abstract

(57)【要約】 【目的】浴剤等の使用に際しての無駄を省くとともに、
使用の有無を確認することなく、常時適量の浴剤等を水
槽に溶かし込むこと。 【構成】水槽内に配置される容器であって、水により溶
解可能な浴剤等を充填する収容部11と、通水孔13を
備え、収容部11の充填開口12に嵌着された蓋体14
と、水導入口16を備え、蓋体14の通水孔13を介し
て収容部11と連通し、充填開口12まわりに装着され
た液溜め15と、上端に残液受け18を備え、下端を収
容部11内に臨ませて蓋体14に挿通支持された送液管
17とで構成され、液溜め15は、水槽の水位に応じて
収容部11内で溶かされた浴剤等の溶解液を貯留し、送
液管17は、水位に応じて溶解液を水槽中の水に溶かし
込み、または、収容部11内に戻すことで、満水状態の
水槽に、浴剤等の水溶液を、適量だけ混ぜる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、水槽内または水槽外に配置し、浴剤等を溶解液にして適量溶出させ ることのできる溶出容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
入浴剤のうち、粉末のものは、一回の使用量が袋詰めされているものを除き、 一般には、その全量が缶等の容器に小分けされずに入っており、使用時に、適量 と思われる量だけ浴槽に溶かして使っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
このように、使用に際して一々容器を開けその都度浴剤を取り出していると、 時として、過って容器ごと浴槽に落としたりして無駄にすることがあった。また 、アトピー性皮膚炎等の皮膚病を防ぐ目的でビタミンC等のビタミン剤を入浴剤 として使用する場合、これらビタミン剤は無色、無臭であるため、浴槽に入れた か、入れないかが分からない場合もあった。
【0004】 本考案は、上記の課題に鑑みてなされたもので、浴剤等の使用に際しての無駄 を省くとともに、使用の有無を確認することなく、常時適量の浴剤等を水槽等に 溶かし込むことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本第1の考案に係る溶出容器は、水槽内に配置される容器 であって、水により溶解可能な浴剤等を充填する収容部と、通液孔を備え、この 収容部の充填開口に嵌着された蓋体と、水導入口を備え、この蓋体の通液孔を介 して収容部と連通し、充填開口まわりに装着された液溜めと、上端に残液受けを 備え、下端を収容部内に臨ませて蓋体に挿通支持された送液管とからなり、液溜 めは、水槽の水位に応じて収容部内で溶かされた浴剤等の溶解液を貯留し、送液 管は、水位に応じて溶解液を水槽中の水に溶かし込み、または、収容部内に戻す ことを特徴とする。
【0006】 また、本第2の考案に係る溶出容器は、水槽外に配置される容器であって、液 送出部を備え、水により溶解可能な浴剤などを充填する収容部と、この収容部の 充填開口に嵌着された蓋体と、上端に水受けを備え、下端を収容部内に臨ませて 蓋体に挿通支持された送水管からなり、水受けにより取り込んだ水により溶かさ れた収容部内の溶解液を液送出部から水槽の水に送出することを特徴とする。
【0007】 さらに本第3の考案に係る溶出容器は、水槽内外を問わずの水道蛇口付近に配 置される容器であって、水により溶解可能な浴剤等を充填する収容部と、通液孔 を備え、この収容部の充填開口に嵌着された蓋体と、一方端が水道の蛇口に配置 され、他方端を収容部内に臨ませて蓋体に挿通支持された取水管と、上記通液孔 と連通させて蓋体に挿通支持された送液管とからなり、取水管により取り込んだ 水道水の一部により溶かされた収容部内の溶解液を送液管から水道水に溶かし込 むことを特徴とするものである。
【0008】
【実施例】
以下、図示実施例につき本考案を説明する。 図1は、本第1の考案を示したものである。図中11は、溶解可能な浴剤等を 充填する容器の収容部で、充填開口12の外周面には、雄ねじが切られている。 溶解可能な浴剤としては、ビタミン剤を含む一般的な粉末入浴剤等が好ましいが 、芳香、洗浄剤でもよく、固形のものでも、溶解可能であればよい。充填開口1 2には、通液孔13の形成された鉢状蓋体14が嵌着されている。通液孔13は 、外部からの水を収容部11内に入れる、あるいは、収容部11内の浴剤等の溶 解液を収容部11外に出すためのものである。
【0009】 充填開口12には、液溜め15が螺着されている。この液溜め15は、収容部 11内からの溶解液を、水槽の水位の低下時、あるいは干水時に貯留しておくも ので、これには水導入口16が形成されている。この水導入口16は、水槽の水 位がその形成位置であるA以上になったとき、水槽の水を収容部11内に導入す るためのものであり、液溜め15内に貯留された溶解液が容易に外部に溢れ出な いように小径に形成されるのが好ましい。
【0010】 また、鉢状蓋体14には、送液管17が挿通支持されている。送液管17の下 端は、収容部11内に臨んでおり、その上端には、残液受け18が設けられてい る。送液管17は、水槽の水位がA以上となって収容部11内の浴剤等が溶かさ れた溶解液を、水位の上昇とともに上方に移送し、水位が残液受け18の頂端で あるB以上となったとき、溶解液を水槽中に放出するものである。
【0011】 以下に、上記構造の溶出容器10の作用を説明する。本溶出容器10は、水に 浮かないようにして水槽中の適当位置に配置される。水槽に水または湯が供給さ れて、A水位を越えると、水(湯)は水導入口16から液溜め15に入ると同時 に、鉢状蓋体14の通液孔13を通って、収容部11内に入り、そこに収容され ている浴剤等の一部を溶かし、上澄みは溶解液となる。さらに水位が上昇すると 、これに伴って、収容部11内の溶解液は、送液管17を昇り始めて残液受け1 8に溜り、水位がBに達すると、水槽中の水と混ざり合う。そして、これ以上水 位が上昇しても、溶解液が水に解け出すことはない。この場合、水槽中への溶解 液の一回の供給量は、残液受け18の容積により決定される。したがって、使用 の有無の確認なしに、常時残液受け18の容積に応じた適量の溶解液を溶かし込 むことができる。
【0012】 水槽の水抜きをして、水位がBより下降すると、残液受け18中に取り入れら れた水が水位の下降にしたがい、その液面を下げ、これに伴い、収容部11中の 溶解液が通液孔13から液溜め15に溜る。そして、水位がAより下がると、溶 解液は、液溜め15に溜ったままとなる。
【0013】 図2は、本第二の考案による溶出容器20を示したものである。溶解可能な浴 剤等を収容する収容部21は、水槽外に配置されるもので、その上部に液送出部 22を備えており、その充填開口23には、鉢状蓋体24が螺着されている。そ して、この鉢状栓体24に、送水管25が挿通支持されている。送水管25は、 その下端が収容部21内に臨んでおり、上端には水受け26を備えている。この 水受け26は、その容積分の水を受け入れて収容部21に送るものである。
【0014】 上記本溶出容器20は、例えば、タンク式水洗トイレの水槽部分の水道蛇口下 に水受け26を配置したうえで用いられる。水受け26で受けられた水は、送水 管25を経て収容部21内の浴剤等(本実施例の場合は洗浄剤)の一部を溶かし 、収容部21内で上澄みが溶解液となる。この溶解液が液送出部22から送出さ れ、水槽の水に溶け込む。溶解液は、水受け26で取り込んだ分だけ送出されの で、水受け26の容積に応じた溶解液を水槽の水に溶かし込むことができる。
【0015】 図3は、本第3の考案による溶出容器30を示したものである。溶解可能な浴 剤等を収容する収容部31は、水槽の内外を問わず水道の蛇口37付近に配置さ れるもので、その充填開口32には、上部が閉塞された鉢状蓋体33が螺着され ている。この鉢状蓋体33には、通液孔34が形成されている。また、鉢状蓋体 33には、下端を収容部31内に臨ませて取水管35が挿通支持されるとともに 、送液管36が通液孔34に連通させて支持されている。取水管35の上端は、 蛇口37内に配置される。
【0016】 上記溶出容器30によると、蛇口からの水の一部は、取水管35により収容部 31内に取り入れられ、その浴剤等を溶かした溶解液が通液孔34から送液管3 6を経て、水道水と混ざったうえで水槽に供給される。
【0017】 なお、溶出容器30において、溶解液を送り出す通液孔34と送液管36に代 え、取水管35の中に、両端がこれより長い細管を配設し、その一方端を水道蛇 口37部分で水の抵抗を受けないように横向き又は下向きにしておくこともでき る。
【0018】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、水槽あるいは水道蛇口の水を受け入れ て収容部内の浴剤等を溶解液にするので、浴剤の定量供給が可能となり、入れ忘 れをも防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【図1】 本第一の考案による浴剤等の溶出容器の断面
図である。
【図2】 本第二の考案による浴剤等の溶出容器の断面
図である。
【図3】 本第三の考案による浴剤等の溶出容器の断面
図である。
【0020】
【符号の説明】
11,21 収容部 12,23,32 充填開口 13,34 通液孔 14,24,33 鉢状蓋体 15 液溜め 16 水導入口 17,36 送液管 18 残液受け 22 液送出部 25 送水管 26 水受け 35 取水管

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】水槽内に配置される容器であって、水によ
    り溶解可能な浴剤等を充填する収容部と、通液孔を備
    え、この収容部の充填開口に嵌着された蓋体と、水導入
    口を備え、この蓋体の通液孔を介して収容部と連通し、
    充填開口まわりに装着された液溜めと、上端に残液受け
    を備え、下端を収容部内に臨ませて蓋体に挿通支持され
    た送液管とからなり、液溜めは、水槽の水位に応じて収
    容部内で溶かされた浴剤等の溶解液を貯留し、送液管
    は、水位に応じて溶解液を水槽中の水に溶かし込み、ま
    たは、収容部内に戻すことを特徴とする浴剤等の溶出容
    器。
  2. 【請求項2】水槽外に配置される容器であって、液送出
    部を備え、水により溶解可能な浴剤等を充填する収容部
    と、この収容部の充填開口に嵌着された蓋体と、上端に
    水受けを備え、下端を収容部内に臨ませて蓋体に挿通支
    持された送水管からなり、水受けにより取り込んだ水に
    より溶かされた収容部内の溶解液を液送出部から水槽の
    水に送出することを特徴とする浴剤等の溶出容器。
  3. 【請求項3】水槽内外を問わずの水道蛇口付近に配置さ
    れる容器であって、水により溶解可能な浴剤等を充填す
    る収容部と、通液孔を備え、この収容部の充填開口に嵌
    着された蓋体と、一方端が水道の蛇口に配置され、他方
    端を収容部内に臨ませて蓋体に挿通支持された取水管
    と、上記通液孔と連通させて蓋体に挿通支持された送液
    管とからなり、取水管により取り込んだ水道水の一部に
    より溶かされた収容部内の溶解液を送液管から水道水に
    溶かし込むことを特徴とする浴剤等の溶出容器。
JP1995007470U 1995-06-27 1995-06-27 浴剤等の溶出容器 Expired - Lifetime JP3019930U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002020413A1 (fr) * 2000-09-07 2002-03-14 Takayasu Okubo Injecteur de neutralisant de chlorure pouvant etre monte sur un robinet

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2002020413A1 (fr) * 2000-09-07 2002-03-14 Takayasu Okubo Injecteur de neutralisant de chlorure pouvant etre monte sur un robinet

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