JP3019839U - 賞状用紙 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は通常、感謝状、賞状等に用いられる
賞状用紙の改良を目的としている。 【構造】 用紙外縁の表面適宜幅に任意の額縁状模様を
印刷している。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は通常、感謝状、賞状等に用いられる用紙であり、当該賞状用紙の改良 に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来から感謝状とか賞状に用いられる賞状用紙は周知であるが、当該賞状用紙 も、一般的に用いられている賞状用紙の種類としては縦書き用、横書き用とがあ るだけである。賞状用紙には鳳凰が相対している図柄が描かれており、この相対 する鳳凰の間に雲が描かれているかいないかの違いもある。しかし、感謝状とか 賞状は受賞されれば、その感謝状とか賞状を額に入れて部屋に飾るのであるが、 当該感謝状とか賞状も、例えば小学校の運動会等でもらう賞状から国家的な賞状 まであり、中には額に入れて部屋に飾るほどの重みのないものもある。このよう に感謝状とか賞状の額に入れて部屋に飾るほどでもないものは、机の引き出しに しまったり、また何かの間に重ねておいて見当たらなくなるのが実情である。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

従って本考案においては、感謝状とか賞状を額に入れずに、なお額に入れたと 同じ状態で部屋の壁などに掲示できるようにすることが課題である。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案は係る課題を解決せんとして賞状用紙を改良するものであり、用紙外縁 の表面適宜幅に任意の額縁状模様を印刷したことを特徴とする賞状用紙を呈せん とするものである。

【０００５】

【実施例】

賞状用紙１の表面外縁より適宜内方には上部に二羽の相対する鳳凰２が適宜の 間隔をおいて描かれており、その相対する鳳凰２の尾毛が側方に延び、当該両側 方の尾毛を下部を飾る模様で繋げている。この鳳凰模様２の外側に、即ち用紙の 外縁の表面に適宜の幅に額縁状の模様３を印刷するものである。当該額縁状の模 様３の図柄については限定を受けるものではない。

【０００６】

【考案の効果】

以上のように本考案は、用紙外縁の表面適宜幅に任意の額縁状模様３を印刷し たことを特徴とする賞状用紙１であるから、従来、額に入れて部屋に掲示するほ どのものでもない感謝状または賞状は、机の引き出しにしまわれたり、また他の 物と一緒に積み重ねられて見失われていたものが、本考案に係る賞状用紙１は、 外縁表面に額縁模様３を印刷してあるので、このまま壁に掲示すれば額に入れた と同じ感覚で見ることができ、また硬質で透明のレターケース等にいれて掲示す れば感謝状または賞状の表面が汚れたり破れたりすることもない等、誠に顕著な る効果を有するものである。

【提出日】平成７年７月１０日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００５

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００５】

【実施例】 賞状用紙１の表面外縁より適宜内方には上部 に二羽の相対する鳳凰２が適宜の間隔をおいて描かれており、その相対する鳳凰 ２の尾毛が側方に延び、当該両側方の尾毛を下部を飾る模様で繋げている。この 鳳凰模様２の外側に、即ち用紙の外縁の表面に適宜の幅に額縁状模様３を印刷す る。尚、賞状用紙１によっては鳳凰模様２のないものもあるが、この際は図２に 示すように表面外縁に適宜幅で額縁状模様３を印刷する。また本考案でいう賞状 用紙１とは、表彰状、感謝状、賞状、認定証、免状あるいは卒業証書用用紙等を 含め賞状用紙１というものである。また本考案でいう額縁の意味は、（株）岩波 書店発行の広辞苑（第４版）に、額縁とは、絵画などを入れて掲げるためのわ く。窓や出入り口の周囲につける化粧木。劇場の舞台の上下左右のくぎり。 等と説明されているように、賞状とか絵画を入れて掲げるための額縁形状に限定 されるものではなく、図３に示すように、賞状用紙１の周囲にその他の模様３等 で額縁を形成することもある。更には、幼稚園とか小学校で幼児、児童に渡す賞 状では図４及び図５に示すように額縁状模様３を変形さすこともあり、従って、 当該額縁状模様３の図柄及び形状については限定を受けるものではない。尚、本 考案においては額縁状模様３を印刷するとしているが、その他にも紙、布、合成 樹脂フイルム等の重合貼着等、印刷以外の方法も含まれるものである。

【手続補正２】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】０００６

【補正方法】変更

【補正内容】

【０００６】

【考案の効果】 以上のように本考案は、用紙外縁の表面 適宜幅に任意の額縁状模様３を印刷したことを特徴とする賞状用紙１であるから 、従来、額に入れて部屋に掲示するほどのものでもない感謝状または賞状は、机 の引き出しにしまわれたり、また他の物と一緒に積み重ねられて見失われていた ものが、本考案に係る賞状用紙１は外縁表面に額縁状模様３を印刷してあるので 、このまま壁に掲示すれば額に入れたと同じ感覚で見ることができ、しかも、こ の額縁状模様３を印刷した賞状用紙１を更に通常の額縁に入れると、賞状等を奥 深い立体感に溢れた状態で掲示することができるものである。また図３並びに図 ４、図５で説明したような額縁状模様３とすれば、通常の賞状の堅いイメージが 薄らぎ、幼児とか児童等に喜ばれる賞状用紙１とすることもできる。その上、本 考案に係る賞状用紙１を、硬質で透明なるレターケース等に入れて掲示すれば額 に入れたと同じ効果を得る上に、感謝状又は賞状等の表面が汚れたり破れたりす ることもない等、誠に顕著なる効果を有するものである 。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案実施例による賞状用紙の平面図である。

【符号の説明】

１ 賞状用紙 ２ 鳳凰等の模様 ３ 額縁模様

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成７年７月１０日

【手続補正３】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案実施例による賞状用紙の平面図であ
る。

【図２】 本考案その他の実施例による賞状用紙の平面
図である 。

【図３】 本考案その他の実施例による賞状用紙の平面
図である 。

【図４】 本考案その他の実施例による賞状用紙の平面
図である 。

【図５】 本考案その他の実施例による賞状用紙の平面
図である 。

【符号の説明】 １ 賞状用紙 ２ 鳳凰等の模様 ３ 額縁状模様

【手続補正４】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図２

【補正方法】追加

【補正内容】

【図２】

【手続補正５】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図３

【補正方法】追加

【補正内容】

【図３】

【手続補正６】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図４

【補正方法】追加

【補正内容】

【図４】

【手続補正７】

【補正対象書類名】図面

【補正対象項目名】図５

【補正方法】追加

【補正内容】

【図５】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 用紙外縁の表面適宜幅に任意の額縁状模
   様を印刷したことを特徴とする賞状用紙。