JP3019666B2 - テープ型多心光ファイバの心線分離工具 - Google Patents
テープ型多心光ファイバの心線分離工具Info
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- JP3019666B2 JP3019666B2 JP5137675A JP13767593A JP3019666B2 JP 3019666 B2 JP3019666 B2 JP 3019666B2 JP 5137675 A JP5137675 A JP 5137675A JP 13767593 A JP13767593 A JP 13767593A JP 3019666 B2 JP3019666 B2 JP 3019666B2
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- optical fiber
- core
- core optical
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-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/46—Processes or apparatus adapted for installing or repairing optical fibres or optical cables
- G02B6/56—Processes for repairing optical cables
- G02B6/566—Devices for opening or removing the mantle
- G02B6/567—Devices for opening or removing the mantle for ribbon cables
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
Description
【0001】
【発明の利用分野】本発明は、テープ型多心光ファイバ
を複数の心線に分離するための工具に関するものであ
る。
を複数の心線に分離するための工具に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】テープ型多心光ファイバを使用する加入
者通信回線では、光ファイバ心線の使用効率を高めるた
め、8心テープを2分割して4心テープとして使用する
ことが行なわれている。8心テープの分離に当っては、
側圧等による損失増加を防止することが必要であり、そ
の対策として剪断による心線分離方法が提案されている
(1991年電子情報通信学会春季全国大会論文集B−
874参照)。
者通信回線では、光ファイバ心線の使用効率を高めるた
め、8心テープを2分割して4心テープとして使用する
ことが行なわれている。8心テープの分離に当っては、
側圧等による損失増加を防止することが必要であり、そ
の対策として剪断による心線分離方法が提案されている
(1991年電子情報通信学会春季全国大会論文集B−
874参照)。
【0003】この従来方法では、図5に示す如く、8心
テープ11を半分ずつ収納する把持溝12を夫々備えた
固定剪断刃13及び可動剪断刃14からなる分離工具を
使用する。心線の分離は、図5aの状態で把持溝12の
中に8心テープ11を差し込み、押し棒15を操作して
同図bに示すように8心テープ11の一部を剪断した
後、分離工具を8心テープ11に沿って摺動させること
によって行なう。この方法は、剥離した光ファイバ被覆
の屑が把持溝12に詰まることが多いため、分離工具の
円滑な移動を行なうことが出来ない点で問題があった。
テープ11を半分ずつ収納する把持溝12を夫々備えた
固定剪断刃13及び可動剪断刃14からなる分離工具を
使用する。心線の分離は、図5aの状態で把持溝12の
中に8心テープ11を差し込み、押し棒15を操作して
同図bに示すように8心テープ11の一部を剪断した
後、分離工具を8心テープ11に沿って摺動させること
によって行なう。この方法は、剥離した光ファイバ被覆
の屑が把持溝12に詰まることが多いため、分離工具の
円滑な移動を行なうことが出来ない点で問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、前記
した従来技術の問題点を解消し、テープ型多心光ファイ
バの剪断分離に特に適した工具を提供することにある。
した従来技術の問題点を解消し、テープ型多心光ファイ
バの剪断分離に特に適した工具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の前記課題は、分
離すべき多心光ファイバを収納するための把持溝を夫々
備えた一対の剪断刃部と、一部剪断された多心光ファイ
バを軸方向に引き裂くための分離部材を備えた心線分離
工具を採用することによって解決することが出来る。但
し、両剪断刃部は、工具前方(多心光ファイバの分離操
作方向)に向かって開口するスリットを夫々備え、か
つ、当該スリットは、一対の剪断刃部を所定の剪断角度
をもって開いた際、多心光ファイバの一部剪断部分の心
線相互間に生ずる隙間に前記分離部材を挿入して工具前
方に向かって引き出すことが出来るような形状に形成す
ることが必要である。
離すべき多心光ファイバを収納するための把持溝を夫々
備えた一対の剪断刃部と、一部剪断された多心光ファイ
バを軸方向に引き裂くための分離部材を備えた心線分離
工具を採用することによって解決することが出来る。但
し、両剪断刃部は、工具前方(多心光ファイバの分離操
作方向)に向かって開口するスリットを夫々備え、か
つ、当該スリットは、一対の剪断刃部を所定の剪断角度
をもって開いた際、多心光ファイバの一部剪断部分の心
線相互間に生ずる隙間に前記分離部材を挿入して工具前
方に向かって引き出すことが出来るような形状に形成す
ることが必要である。
【0006】本発明の心線分離工具は、素線を複数本整
列させてテープ被覆を施した多心光ファイバ(図4a参
照)は勿論のこと、このようなテープユニットを更に複
数本整列させて一括して別のテープ被覆を施した多心光
ファイバ(図4b参照)に対しても適用することが可能
である。
列させてテープ被覆を施した多心光ファイバ(図4a参
照)は勿論のこと、このようなテープユニットを更に複
数本整列させて一括して別のテープ被覆を施した多心光
ファイバ(図4b参照)に対しても適用することが可能
である。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る心線分離工具につき、図
面に示した実施例を参照して更に詳細に説明する。
面に示した実施例を参照して更に詳細に説明する。
【0008】図1に示すように、その端部が連結ピン2
1によって相互に連結されて紙切り挾みのように開閉す
る一対の剪断刃部22及び23と、一部剪断された多心
光ファイバ11を軸方向に引き裂くための心線分離板2
4とをもって心線分離工具を構成した。剪断刃部22及
び23には、図5に示した従来例の場合と同様、分離す
べき多心光ファイバ11を半分ずつ収納させるための把
持溝12(図2)を夫々形成するとともに、工具前方
(多心光ファイバ11の分離操作方向)に向かって開口
するスリット25を夫々形成した。これらのスリット
は、一対の剪断刃部22及び23を所定の剪断角度θを
もって開いた際、図2aに示すように、多心光ファイバ
11の一部剪断部分11a及び11bの相互間に生ずる
隙間に心線分離板24を挿入し、工具前方に向かって引
き出すことが出来るよう形状に形成した。
1によって相互に連結されて紙切り挾みのように開閉す
る一対の剪断刃部22及び23と、一部剪断された多心
光ファイバ11を軸方向に引き裂くための心線分離板2
4とをもって心線分離工具を構成した。剪断刃部22及
び23には、図5に示した従来例の場合と同様、分離す
べき多心光ファイバ11を半分ずつ収納させるための把
持溝12(図2)を夫々形成するとともに、工具前方
(多心光ファイバ11の分離操作方向)に向かって開口
するスリット25を夫々形成した。これらのスリット
は、一対の剪断刃部22及び23を所定の剪断角度θを
もって開いた際、図2aに示すように、多心光ファイバ
11の一部剪断部分11a及び11bの相互間に生ずる
隙間に心線分離板24を挿入し、工具前方に向かって引
き出すことが出来るよう形状に形成した。
【0009】心線分離の際は、先ず、一対の剪断刃部2
2及び23を閉じることによって夫々の把持溝12を互
いに一致させた後、分離すべき多心光ファイバ11の先
端を当該把持溝に挿入する(図2b参照)。次に、剪断
刃部22及び23を所定角度θ(図1)だけ開くことに
より、図2aに示す如く、多心光ファイバ11の先端部
分を縦方向に剪断して分離する。この際、両剪断刃部2
2及び23のスリット25が相互に連通するから、剪断
によって生じた分離心線11a及び11bの隙間に心線
分離板24を挿入し、かつ、図3において矢印で示す如
く、同分離板を工具前方に引き出して移動させることに
より、多心光ファイバ11を長尺に亘って引き裂きなが
ら分離する。
2及び23を閉じることによって夫々の把持溝12を互
いに一致させた後、分離すべき多心光ファイバ11の先
端を当該把持溝に挿入する(図2b参照)。次に、剪断
刃部22及び23を所定角度θ(図1)だけ開くことに
より、図2aに示す如く、多心光ファイバ11の先端部
分を縦方向に剪断して分離する。この際、両剪断刃部2
2及び23のスリット25が相互に連通するから、剪断
によって生じた分離心線11a及び11bの隙間に心線
分離板24を挿入し、かつ、図3において矢印で示す如
く、同分離板を工具前方に引き出して移動させることに
より、多心光ファイバ11を長尺に亘って引き裂きなが
ら分離する。
【0010】
【発明の効果】実施例に例示した心線分離工具を使用す
る場合は、同工具をテープ型多心光ファイバに沿って摺
動させる必要がないため、被覆剥離屑が光ファイバ把持
溝に詰まることがなく、極めて円滑に多心光ファイバを
複数の心線に分離することが出来る。
る場合は、同工具をテープ型多心光ファイバに沿って摺
動させる必要がないため、被覆剥離屑が光ファイバ把持
溝に詰まることがなく、極めて円滑に多心光ファイバを
複数の心線に分離することが出来る。
【図1】本発明の実施例である心線分離工具の構造を説
明するための断面図。
明するための断面図。
【図2】図1に示した心線分離工具の動作を説明するた
めの断面図。
めの断面図。
【図3】同じく図1に示した心線分離工具の動作を説明
するための斜視図。
するための斜視図。
【図4】本発明の心線分離工具を適用することが出来る
テープ型多心光ファイバを例示する断面図。
テープ型多心光ファイバを例示する断面図。
【図5】従来の心線分離工具を示す断面図。
11 被分離テープ型多心光ファイバ 12 光ファイバ把持溝 22 固定剪断刃部 23 可動剪断刃部 24 心線分離板 25 スリット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高杉 哲 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社オプトロシステム研究所 内 (72)発明者 坂本 猛 茨城県日立市日高町5丁目1番1号 日 立電線株式会社オプトロシステム研究所 内 審査官 吉田 英一 (56)参考文献 特開 平3−213804(JP,A) 特開 平4−52602(JP,A) 特開 平2−26587(JP,A) 実開 平4−77104(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 H02G 1/12
Claims (1)
- 【請求項1】分離すべき多心光ファイバを収納するため
の把持溝を夫々備えた一対の剪断刃部と、一部剪断され
た多心光ファイバを軸方向に引き裂くための分離部材と
からなり、前記剪断刃部は、工具前方(多心光ファイバ
の分離操作方向)に向かって開口するスリットを夫々備
え、かつ、当該スリットは、一対の剪断刃部を所定の剪
断角度をもって開いた際、多心光ファイバの一部剪断部
分の心線相互間に生ずる隙間に前記分離部材を挿入して
工具前方に向かって引き出すことが出来るような形状に
形成されていることを特徴とするテープ型多心光ファイ
バの心線分離工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5137675A JP3019666B2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | テープ型多心光ファイバの心線分離工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5137675A JP3019666B2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | テープ型多心光ファイバの心線分離工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06347646A JPH06347646A (ja) | 1994-12-22 |
JP3019666B2 true JP3019666B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=15204196
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5137675A Expired - Fee Related JP3019666B2 (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | テープ型多心光ファイバの心線分離工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3019666B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7418180B2 (en) * | 2006-12-21 | 2008-08-26 | Corning Cable Systems Llc | Optical fiber ribbon splitting tool |
JP2021135457A (ja) * | 2020-02-28 | 2021-09-13 | 住友電気工業株式会社 | 分割治具、分割方法、ファンアウトコードおよび光配線用パネル |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP5137675A patent/JP3019666B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06347646A (ja) | 1994-12-22 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |