JP3019628B2 - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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JP3019628B2
JP3019628B2 JP4273927A JP27392792A JP3019628B2 JP 3019628 B2 JP3019628 B2 JP 3019628B2 JP 4273927 A JP4273927 A JP 4273927A JP 27392792 A JP27392792 A JP 27392792A JP 3019628 B2 JP3019628 B2 JP 3019628B2
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義孝 梅木
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体集積回路に関し、
特にバーンインテスト専用ボード上の半導体集積回路の
各信号端子と固定電源間に挿入される外付抵抗を内蔵し
た半導体集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より半導体集積回路は、シリコンウ
ェハー上に回路を搭載した後、各種製造工程フローを経
て出荷される。主な製造工程としてウェハーテスト,ペ
レッタイズ,組立,捺印,バーンインテスト,選別,出
荷検査等があげられる。ここでバーンインテストとは潜
在的故障のスクリーニングを行なうものであり、バーン
インテストを実施することにより、製品出荷後の初期故
障が事前に取り除かれる。
【0003】バーンインテストを効率よく、短期間に実
施するためには、通常、加速試験が採用される。すなわ
ち、電源印加電圧および周囲温度を、半導体集積回路の
推奨動作範囲における最大値,もしくはそれ以上の値に
設定してバーンインを実施する。
【0004】バーンインされた製品は、その後電気的特
性の確認試験を全数行ない、不良品が除去される。ここ
でバーンインテストの実施には、通常バーンインテスト
専用ボードを用いる。
【0005】バーンインテスト専用ボードは、図6に示
すように高位側電源101(以下VDDと称す)、低位
側電源102(以下GNDと称す)半導体集積回路の
VDD端子,GND端子に接続して組立配線されてい
る。
【0006】なお、図6における端子1,25,51,
75はVDD端子であり、端子13,26,50,6
3,76,100はGND端子である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この従来のバーンイン
テスト専用ボードにおいて、VDD101に接続された
電源端子(図6においては1,25,51,75)、G
ND102に接続された接地端子(13,26,50,
63,76,100)を除く半導体集積回路の端子は、
各端子ごとに外付抵抗を介してVDDに接続されている
(図6では記載を省略)。
【0008】ここで前述の外付抵抗の役割について以下
に説明する。図7および図8はCMOS構成の半導体集
積回路における入力バッファおよび出力バッファの等価
回路図であり、入力端子10,出力端子20,静電保護
素子103〜106を示す。
【0009】図7に示す入力バッファにおいて、入力端
子10が開放状態であれば、CMOSゲート入力がフロ
ーティング状態となり、バーンインテストにおいてVD
D101からトランジスタQ1,Q2を経てGND10
2に貫通電流が発生するので好ましくない。また入力端
子10が開放状態であるので、電流経路が存在しない。
【0010】よって静電気に対する影響が大きく、静電
保護素子103,104が静電気を吸収できない場合は
破壊モードに陥る。
【0011】外付抵抗は上述の不具合を防止するために
挿入されており、通常VDD101と入力端子間に接続
されているので、入力端子10はVDD電位に固定され
る。なお、図7に示すような入力バッファにおけるバー
ンインテスト時の入力端子10の処置としては、入力端
子10を直接VDD101に接続することも可能であ
る。
【0012】つぎに図8に示す出力バッファにおいて、
VDD端子101に電源電圧を印加した時の出力端子2
0の電位は、高レベル状態もしくは低レベル状態(もし
くはハイ・インピーダンス状態;3ステートバッファ
時)にある。
【0013】しかし、いずれの状態に固定されているか
は不確定要素が多いため、出力端子20を直接固定電源
(VDD101もしくはGND102)に接続すること
はできない。外付抵抗は、上述の不具合を防止するため
の電流制御用として挿入されている。
【0014】ここでゲートアレイに代表されるASIC
(Application Specific Int
egrated Circuit)においては、半導体
集積回路における各信号端子は、あらかじめ入力専用端
子および出力専用端子として区別されているわけではな
く、ユーザーであるASIC設計者により任意に決定さ
れる。
【0015】したがって、バーンインテスト専用ボード
をASICに適用する場合において、入力端子および出
力端子の処置方法は同一としておく必要があり通常、電
源端子を除くすべての端子は、各々抵抗を介してVDD
端子に接続する方法がよく用いられる。
【0016】このようにバーンインテスト時には外付抵
抗が必要であるが、半導体集積回路の多ピン化に伴な
い、外付抵抗の部品数も増加する。このことは生産に直
接寄与しないバーンインテスト時のコストを上昇させる
ことになる。
【0017】また、外付抵抗搭載のための専有面積も相
対的に増加するので、一枚のバーンインテスト専用ボー
ドに搭載される半導体集積回路の個数が減少するという
欠点を有している。
【0018】本発明の目的は上述の欠点を除去すること
により、半導体集積回路の製造工程の1つであるバーン
インテストにおいて、バーンインテスト専用ボード上に
半導体集積回路の各信号端子と固定電源間に接続されて
いた外付抵抗を不要とすることにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体集積回路
特徴は、複数の信号入力端子,複数の信号出力端子,
高位側電源端子および低位側電源端子を有する半導体集
積回路において、前記複数の信号端子にそれぞれダイオ
ードと抵抗とからなる複数の直列回路のそれぞれの一端
を接続し、前記複数の直列回路の他端は相互に共通接続
されるとともに、少なくとも1個以上の外部端子に接続
されて構成され、前記他端は前記外部端子を介して外部
においてのみ所定の電源電位または接地電位に接続され
ことにある。
【0020】本発明の半導体集積回路の他の特徴は、複
数の信号入力端子,複数の信号出力端子,高位側電源端
子および低位側電源端子を有する半導体集積回路におい
て、前記複数の信号端子にそれぞれのカソードが接続さ
れた複数のダイオードと、前記複数のダイオードのアノ
ードにそれぞれのソースまたはドレインが接続され、ゲ
ートが前記低位側電源端子に接続された複数のPチャネ
ル型絶縁ゲート電界効果トランジスタとを有し、前記複
数のPチャネル型絶縁ゲート電界効果トランジスタのド
レインまたはソースは相互に共通接続されるとともに、
少なくとも1個以上の外部端子に接続されて構成され
前記他端は前記外部端子を介して外部においてのみ所定
の電源電位または接地電位に接続されることにある。
【0021】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の第1の実施例を示す半導体集積回路
の回路接続図である。
【0022】図1において、半導体集積回路内にダイオ
ードD1および抵抗R1が図の如く挿入接続される。こ
こでダイオードD1および抵抗R1は入力バッファの入
力端10に限らず、すべての信号入力端子および信号出
力端子の各々において挿入接続されるものである。
【0023】また、端子BTは半導体集積回路内部にお
いて共通接続され、少なくとも1つ以上の外部端子に接
続される。以下に端子BTに接続される外部端子として
13ピン,63ピンが配置された場合のバーンインテス
ト時における組立配線接続につき説明する。
【0024】図2に本発明の半導体集積回路におけるバ
ーンインテスト専用ボードでの組立配線接続図を示す。
図6に示す従来のバーンインテスト専用ボードの組立配
線接続図との違いは13ピン,63ピンの処置のみが異
なる。
【0025】例えば、GND端子102に接続するピン
として配置されている13,26,50,63,76,
100の各端子において、13ピン,63ピンをGND
から分離し、半導体集積回路内の端子BTの図3(a)
のように接続する。
【0026】すなわち、バーンインテスト時において
は、13ピン,63ピンはVDD端子である1,25,
51,75の各ピンと同様VDD端子101に接続され
る。
【0027】これにより入力端子10に限らず、すべて
の入出力信号端子は各入出力信号端子に接続された各々
のダイオードD1および抵抗R1によりプルアップされ
る。すなわち従来の外付抵抗に相当する。したがって従
来のバーンインテスト専用ボードにおいて必要であった
外付抵抗は本発明では不要となる。
【0028】次に動作について説明する。バーンインテ
ストではなく実使用時においては、端子BTが接続され
た13ピン,63ピンはGND端子として図3(b)の
ようにGNDに接続される。よって、入力端子10に限
らずすべての入出力信号端子は各々のダイオードD1に
より絶縁遮断されるので、回路動作上の不具合は生じな
い。
【0029】次に第2の実施例について説明する。図4
は本発明の第2の実施例を示す半導体集積回路の回路接
続図である。
【0030】図1に示す第1の実施例と異るところは抵
抗R1のかわりにPチャネル型絶縁ゲート電界効果トラ
ンジスタQ3を用い、図4に示す如く端子BTとダイオ
ードD1間に挿入し、ゲートはGND端子102に接続
されている。動作は第1の実施例と同様であり省略す
る。
【0031】図5は本発明の第3の実施例を示す半導体
集積回路の回路接続図である。図1と異るところは抵抗
R1とダイオードD1の接続方法を図の如く変更して、
端子側にダイオードD1のアノードを、カソードを抵抗
R1の一端に接続し、他端を入力端子10側と接続した
ことである。図4および図5における端子5の接続処置
は図3(a)および(b)と同様であり、図4および図
5の本発明にかかわる効果も図1と同様であることはい
うまでもない。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体集
積回路は、内部にある全ての入力バッファの入力端およ
び出力バッファの出力端に抵抗素子とダイオードの直列
回路の一端を接続し、その直列回路の他端は全て共通に
接続されて1つ以上外部端子に接続する。その外部端子
をバーンインテスト時には、バーンインテスト専用ボー
ド上でVDD端子に接続してテストを実行する。又、こ
の半導体集積回路を通常の状態で使用するときには、そ
の外部端子をGND端子に接続して使用することが出来
る。従って、従来はバーンインテスト時にはバーンイン
テスト専用ボードで必要とした外付抵抗が不要となり、
半導体集積回路の製造コストの低減に寄与する効果を与
える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す半導体集積回路装
置の回路接続図である。
【図2】本発明の半導体集積回路装置におけるバーンイ
ンテスト専用ボードでの組配接続図である。
【図3】本発明の第1の実施例における端子BTの接続
方法を示し、(a)バーンインテスト時、(b)実使用
時の各接続図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す半導体集積回路の
回路接続図である。
【図5】本発明の第3の実施例を示す半導体集積回路の
回路接続図である。
【図6】従来のバーンインテスト専用ボードにおける組
配接続図である。
【図7】従来のCMOS構成の半導体集積回路における
入力バッファの等価回路図である。
【図8】従来のCMOS構成の半導体集積回路における
出力バッファの等価回路図である。
【符号の説明】
101 高位側電源(VDD)端子 102 低位側電源(GND)端子 10 外部入力端子 20 外部出力端子 103〜106 静電保護素子 BT BT用電源端子 R1 抵抗 D1 ダイオード Q1,Q3 Pチャネル型MOSトランジスタ Q2,Q4 Nチャネル型MOSトランジスタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号入力端子,複数の信号出力端
    子,高位側電源端子および低位側電源端子を有する半導
    体集積回路において、前記複数の信号端子にそれぞれダ
    イオードと抵抗とからなる複数の直列回路のそれぞれの
    一端を接続し、前記複数の直列回路の他端は相互に共通
    接続されるとともに、少なくとも1個以上の外部端子に
    接続されて構成され、前記他端は前記外部端子を介して
    外部においてのみ所定の電源電位または接地電位に接続
    されることを特徴とする半導体集積回路。
  2. 【請求項2】 複数の信号入力端子,複数の信号出力端
    子,高位側電源端子および低位側電源端子を有する半導
    体集積回路において、前記複数の信号端子にそれぞれの
    カソードが接続された複数のダイオードと、前記複数の
    ダイオードのアノードにそれぞれのソースまたはドレイ
    ンが接続され、ゲートが前記低位側電源端子に接続され
    た複数のPチャネル型絶縁ゲート電界効果トランジスタ
    とを有し、前記複数のPチャネル型絶縁ゲート電界効果
    トランジスタのドレインまたはソースは相互に共通接続
    されるとともに、少なくとも1個以上の外部端子に接続
    されて構成され、前記他端は前記外部端子を介して外部
    においてのみ所定の電源電位または接地電位に接続され
    ことを特徴とする半導体集積回路。
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