JP3019623B2 - 車両用空気調和装置 - Google Patents

車両用空気調和装置

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JP3019623B2
JP3019623B2 JP4245043A JP24504392A JP3019623B2 JP 3019623 B2 JP3019623 B2 JP 3019623B2 JP 4245043 A JP4245043 A JP 4245043A JP 24504392 A JP24504392 A JP 24504392A JP 3019623 B2 JP3019623 B2 JP 3019623B2
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【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、送風機の風量を所定の
風量レベルより低い風量レベルから徐々に立ち上げて前
記送風機の風量が前記所定の風量レベルに到達するのを
遅らせるようにした送風機遅動特性に基づいて送風機を
制御可能な車両用空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、車両用空気調和装置において
は、車室内の空調状態に影響を及ぼす環境条件を検出す
る環境条件検出手段の検出信号に基づいて車室内へ吹き
出す空気の目標吹出温度を演算し、その目標吹出温度に
基づいて予め決められた風量特性からブロワの風量を制
御するオートブロワ制御がある。また、特開昭61−1
39508号公報等には、夏期の冷房運転開始時に、熱
風の吹き出しによる乗員の不快感を除去することを目的
としたブロワ遅動制御をオートブロワ制御中に行うよう
にした技術が記載されている。なお、そのブロワ遅動制
御には、熱風吹き出しによる乗員の不快感を(運転開始
時には最小風量で運転する等の方法で)防止した上で、
快適な車室内冷房を得るために早期に最大冷房能力での
通常のオートブロワ制御が求められる。したがって、従
来の技術においては、前述のような相反する要求を平均
的に満足させるためにブロワ遅動特性が決められてお
り、そのブロワ遅動特性は読出し専用の固定記憶装置に
記憶されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、温度感覚に
伴う快、不快感やブロワ騒音に伴う快、不快感は、個人
差があり、一律的に1つのブロワ遅動特性によりブロワ
遅動制御を行うことは種々の不具合が生じていた。例え
ば、騒音に敏感な乗員の場合には、ブロワ遅動制御毎
に、マニュアルスイッチによって、ブロワを低回転にさ
せるように手動操作を行わなければならなかった。した
がって、従来の技術においては、冷房運転開始時にブロ
ワ遅動制御を行う毎に乗員がマニュアルスイッチを手動
操作しなければならないという煩わしさを生ずるという
課題があった。本発明は、乗員の個人差に応じた送風機
遅動制御を実現して、空調運転開始時の乗員の煩わしさ
を防ぐようにした車両用空気調和装置の提供を目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の車両用空気調和
装置は、図8のブロック図に示した技術手段を採用し
た。本発明の車両用空気調和装置は、車室内に送風を行
う送風機101と、この送風機101の風量を手動設定
する手動設定手段102と、前記送風機101の風量を
自動設定する自動設定手段103と、前記送風機101
の風量を所定の風量レベルより低い風量レベルから徐々
に立ち上げて前記送風機101の風量が前記所定の風量
レベルに到達するのを遅らせるようにした送風機遅動特
性を記憶する記憶手段104と、前記手動設定手段10
2が手動操作された時に、前記手動設定手段102で設
定された手動設定値に基づいて前記送風機101を駆動
する送風機手動制御を実行し、前記手動設定手段102
が手動操作されない時に、前記自動設定手段103で設
定された自動設定値に基づいて前記送風機101を駆動
する送風機自動制御を実行すると共に、空調運転開始時
に前記送風機自動制御を実行している時のみ、前記記憶
手段104に記憶された送風機遅動特性に基づいて前記
送風機101を駆動する送風機遅動制御を実行する送風
機制御手段105と、前記送風機遅動制御を実行してい
る時、前記手動設定手段102が手動操作された際に、
前記記憶手段104に記憶されている送風機遅動特性
を、前記手動設定手段102で設定された手動設定値の
学習結果に基づいて変更する遅動特性変更手段106と
を備えている。
【0005】
【作用】本発明の車両用空気調和装置は、運転開始時に
送風機自動制御が実行されていると、記憶手段に記憶さ
れた送風機遅動特性に基づいて送風機を駆動する送風機
遅動制御が行われる。このとき、乗員が自身の温度感覚
や音感に合わせて手動設定手段を手動操作すると、その
手動設定手段で設定された手動設定値に基づいて送風機
を駆動する送風機手動制御が行われると共に、記憶手段
に現在記憶されている送風機遅動特性をその手動設定値
を学習した学習結果に基づいて変更する。このため、記
憶手段には、乗員の温度感覚や送風機騒音に合った風量
特性を持つ送風機遅動特性が記憶される。したがって、
乗員の個人差に応じた温度感覚や送風機騒音の好みが送
風機遅動制御に反映される。
【0006】
【実施例】つぎに、本発明の車両用空気調和装置を図1
ないし図7に示す実施例に基づいて説明する。 〔第1実施例の構成〕図1ないし図6は本発明の第1実
施例を示したもので、図1は自動車用オートエアコンを
示した図である。自動車用オートエアコン1は、自動車
の車室内前方側に装備したダクト2を有しており、この
ダクト2内には、その上流から下流にかけて、内外気切
替ダンパ3、ブロワ4、エバポレータ5、エアミックス
ダンパ6、ヒータコア7、デフダンパ8、ベントダンパ
9およびフットダンパ10が配設されている。
【0007】内外気切替ダンパ3は、サーボモータ11
により駆動され、ダクト2の外気導入口12から室外空
気(外気)を導入する外気導入モードと内気導入口13
から室内空気(内気)を導入する内気循環モードとを切
り替える。ブロワ4は、本発明の送風機であって、ブロ
ワ駆動回路14により印加電圧が制御されるブロワモー
タ41の回転速度に応じ、外気導入口12からの外気ま
たは内気導入口13からの内気をダクト2内に空気流と
して導入しエバポレータ5、ヒータコア7を介して車室
内に送風する。エバポレータ5は、冷凍サイクルの冷媒
蒸発器であって、その冷凍サイクルの作動に応じ、ブロ
ワ4により送られてきた空気を冷却する。なお、冷凍サ
イクルは、エバポレータ5の他に、いずれも図示しない
コンプレッサ(冷媒圧縮機)、コンデンサ(冷媒凝縮
器)、レシーバ(受液器)、エキスパンション・バルブ
(膨張弁)等を備えている。
【0008】エアミックスダンパ6は、サーボモータ1
5により駆動されて、その開度に応じて、ヒータコア7
を通過する空気量とヒータコア7を迂回する空気量とを
調節する。ヒータコア7は、自動車のエンジン冷却系統
からの冷却水の温度に応じ、通過する空気を加熱してデ
フダンパ8、ベントダンパ9およびフットダンパ10に
向け流動させる。デフダンパ8、ベントダンパ9および
フットダンパ10は、それぞれサーボモータ16〜18
により駆動され、ダクト2のデフロスタ吹出口19、ベ
ント吹出口20、フット吹出口21を開閉する。なお、
ベントダンパ9およびフットダンパ10は、サーボモー
タ17、18により選択的に開閉されることによって、
ベント吹出口20から乗員の上半身と顔面に冷風を送る
ベントモード、頭寒足熱の心地良い暖房を行うバイレベ
ルモード、室内暖房を行うフットモード、室内暖房とフ
ロントガラスのくもり除去を行うフット・デフモード等
のように吹出口モードを切り替える。
【0009】図2は自動車用オートエアコン1の操作パ
ネルPを示した図である。操作パネルPは、車室内の運
転席前方のインストルメントパネルに設けられている。
その操作パネルPの図示右側には、上述の各空調機器を
所定の制御プログラムにて自動制御するオートモードと
各手動スイッチにて手動制御するマニュアルモードとの
いずれかを選択するオートスイッチ22、自動車用オー
トエアコン1の起動・停止指令を入力する、すなわち、
ブロワ4を駆動するブロワ駆動回路14に動作・停止指
令を入力するオフスイッチ23、および冷凍サイクルの
起動・停止を切り替える、すなわち、コンプレッサの起
動・停止を切り替えるエアコンスイッチ24が設けられ
ている。
【0010】また、操作パネルPの図示中央部には、内
外気モードを内気循環モードと外気導入モードのいずれ
かに固定する内外気切替スイッチ25、車室内の温度を
所望温度に設定する温度設定スイッチ26、この温度設
定スイッチ26で設定された設定温度を表示する表示器
27が設けられている。さらに、操作パネルPの図示左
側には、ブロワ4の風量レベルを手動設定するマニュア
ルブロワスイッチ28、吹出口モードをベントモード、
バイレベルモード、フットモード、フット・デフモード
のうちのいずれかの風量モードに固定する吹出口設定ス
イッチ29が設けられている。なお、マニュアルブロワ
スイッチ28は、本発明の手動設定手段であって、本例
ではブロワ4の風量を弱風〜強風の4段階の風量モード
(Loモード,M1モード,M2モード,Hiモード)
のうちのいずれかの風量モードに固定する。
【0011】そして、操作パネルPで選択された選択信
号はマイクロコンピュータ30に読み込まれる。このマ
イクロコンピュータ30は、操作パネルP、内気センサ
31、外気センサ32、日射センサ33、エバ後温度セ
ンサ34、水温センサ35よりA/D変換器Cを介して
入力する入力信号とインプットされた制御プログラムに
基づいて、サーボモータ11、ブロワ駆動回路14、サ
ーボモータ15〜18等の各空調機器を制御して車室内
を空調する。内気センサ31は、車室内の現実の温度を
検出し内気温検出信号として出力する。外気センサ32
は、車室外の現実の温度を検出し外気温検出信号として
出力する。日射センサ33は、車室内への現実の日射量
を検出し日射検出信号として出力する。エバ後温度セン
サ34は、エバポレータ5の空気出口における現実の温
度を検出しエバ後温度検出信号として出力する。水温セ
ンサ35は、自動車のエンジン冷却系統の冷却水の現実
の温度を検出し水温検出信号として出力する。
【0012】A/D変換器Cは、内気センサ31からの
内気温検出信号、外気センサ32からの外気温検出信
号、日射センサ33からの日射検出信号、エバ後温度セ
ンサ34からのエバ後温度検出信号、水温センサ35か
らの水温検出信号等のアナログ信号をそれぞれデジタル
変換してデジタル信号としてマイクロコンピュータ30
に出力する。また、マイクロコンピュータ30は、RA
M36、EEPROM37、CPU38等により構成さ
れており、イグニッションスイッチ39を介してバッテ
リ40より電力の供給を受けている。RAM36は、デ
ータを読み込んだり、書き込んだりすることができるメ
モリで、処理の途中で現れる一時的なデータの保持に使
用される。EEPROM37は、本発明の記憶手段であ
って、図3および図4に示したデータや、図5および図
6に示した制御プログラムを記憶保持し、電源が切れて
も記憶が消滅せず、内容の書換え可能なメモリである。
【0013】CPU38は、本発明の自動設定手段、送
風機制御手段、遅動特性変更手段であって、入力した入
力信号等をEEPROM37に記憶された制御プログラ
ムに基づいて、後述するように演算、処理を行う。ま
た、CPU38は、オートスイッチ22のオン時、つま
りオートモード時に目標吹出温度TAOを次の数式1に
よって算出する。
【数1】 TAO=Kset ・Tset −KR ・TR−KAM・TAM−KS ・TS+C なお、Kset は温度設定ゲイン、Tset は温度設定スイ
ッチ26の設定温度信号、KR は内気温ゲイン、TRは
内気センサ31の内気温信号、KAMは外気温ゲイン、T
AMは外気センサ32の外気温信号、KS は日射ゲイ
ン、TSは日射センサ33の日射量信号、Cは補正定数
である。次に、CPU38は、オートモード時にエアミ
ッスダンパ6の目標開度SWを、次の数式2によって算
出する。
【数2】 SW={(TAO−TE)/(TW−TE)}×100(%) なお、TEはエバ後温度センサ34のエバ後温度信号、
TWは水温センサ35の水温信号である。そして、エア
ミックスダンパ6は、サーボモータ15によって、実際
の開度が目標開度SWになるように制御される。
【0014】次に、オートモード時におけるオートブロ
ワ制御について説明する。ブロワ4の風量は、エンジン
の起動後に水温センサ35によって検出される水温の値
が十分に上昇した後に、EEPROM37に予め記憶さ
れた図3に示した目標吹出温度TAOに基づくブロワ風
量特性により決定される。そして、ブロワ4は、決定さ
れたブロワ風量特性に基づいて、ブロワ駆動回路14を
介してCPU38によって自動制御される。また、目標
吹出温度TAOに基づくオートブロワ制御ではブロワ4
の風量は弱風〜強風までの16段階に細分化して制御す
るようにしている。なお、CPU38は、オートスイッ
チ22のオン中に、マニュアルブロワスイッチ28が手
動操作された場合には、マニュアルブロワスイッチ28
で設定された風量モードが優先されるため、その風量モ
ードが得られるようにブロワ4の風量(ブロワモータ4
1への印加電圧)を固定する。
【0015】さらに、この実施例では、EEPROM3
7に予め記憶された図4に示したブロワ遅動特性に基づ
いてブロワ4の風量を制御して遅動制御時間{t0 →t
3 (t4 )}が経過した時に、ブロワ4の風量をHiモ
ードに到達させるようにしたブロワ遅動制御を実行す
る。このブロワ遅動制御は、オートスイッチ22により
オートモードが選択され、遅動制御時間{t0 →t3
(t4 )}中で、しかも目標吹出温度TAOの値が図3
に表したA以下のとき(空調モードが冷房モードに相
当)のみ実行される。なお、図4に表したt0 はイグニ
ッションスイッチ39のオン時を示し、t1はブロワ風
量Loによる動作開始時を示し、t2 は弱(Lo)より
ブロワ風量を徐々に立ち上げる風量立ち上げ時を示し、
t3 は第1回目のブロワ遅動制御の終了時を示し、t4
は第2回目からのブロワ遅動制御の終了時を示す。ま
た、CPU38では、ブロワ遅動制御中に、マニュアル
ブロワスイッチ28によりブロワ4の風量が固定された
場合、固定した手動設定値(Loモード,M1モード,
M2モード,Hiモードのうちのいずれかの風量モー
ド)を学習して、その学習結果に基づいた風量特性とな
るように、図4に示したブロワ遅動特性を変更し記憶す
る旨の指令をEEPROM37に出力する。
【0016】〔第1実施例の作用〕つぎに、この自動車
用オートエアコン1の作動を図1ないし図6に基づいて
簡単に説明する。図5はCPU38による基本的な制御
プログラムを示したフローチャートである。このフロー
チャートは、イグニッションスイッチ39のスイッチオ
ンと共に開始される。先ず、各種データおよびフラグの
初期値を設定する。この実施例では、遅動制御フラグを
オンすると共に、イグニッションスイッチ39がオンさ
れてからの経過時間を計測する制御タイマー(図示せ
ず)をリセットする(ステップS1)。次に、オートス
イッチ22、エアコンスイッチ24、温度設定スイッチ
26、マニュアルブロワスイッチ28等の操作パネルP
に設けた各種操作スイッチの操作信号をRAM36に読
み込む。さらに、内気センサ31の内気温信号TR、外
気センサ32の外気温信号TAM、日射センサ33の日
射量信号TS、エバ後温度センサ34のエバ後温度信号
TE、水温センサ35の水温信号TWをRAM36に読
み込む(ステップS2)。
【0017】次に、EEPROM37に記憶されている
前述の数式1にしたがって目標吹出温度TAOを算出
し、RAM36に記憶する(ステップS3)、EEPR
OM37に記憶されている前述の数式2にしたがってエ
アミックスダンパ6の目標開度SWを算出し、この算出
した目標開度SWが得られるようにエアミックスダンパ
6を駆動するサーボモータ15へ制御信号を出力する
(ステップS4)。次に、RAM36に記憶されている
目標吹出温度TAOに基づいて内外気の導入割合を決定
し、この決定した内外気の導入割合が得られるように内
外気切替ダンパ3を駆動するサーボモータ11へ制御信
号を出力する(ステップS5)。次に、EEPROM3
7に記憶されている目標吹出温度TAOに基づいて吹出
口モードを決定し、この決定した吹出口モードが得られ
るようにベントダンパ9、フットダンパ10を駆動する
サーボモータ17、18へ制御信号を出力する(ステッ
プS6)。次に、EEPROM37に記憶されている図
示しないオン−オフ制御特性に基づいてコンプレッサの
オン、オフを決定し、決定した状態が得られるようにコ
ンプレッサへ制御信号を出力する(ステップS7)。そ
して、図6のブロワ制御サブルーチンにしたがって処理
を行う(ステップS8)。このステップS8のブロワ制
御が終了すると、ステップS2の制御に戻って上述の演
算、処理を繰り返す。
【0018】次に、この実施例の自動車用オートエアコ
ン1のブロワ制御を図3、図4および図6に基づいて詳
細に説明する。ここで、図3は目標吹出温度TAOに基
づいたブロワ風量特性を示したグラフであり、夏期(日
射量が大、外気温が高温)には、目標吹出温度TAOは
マイナス(−)の値となり、自動車用オートエアコン1
が冷房運転される。また、図4は冷房運転開始時のブロ
ワ遅動特性を示したグラフであり、図中の(a)が予め
EEPROM37に記憶されている初期ブロワ遅動特性
を示し、図中の(b)が乗員の好みに応じたブロワ遅動
特性を示す。そして、図6はCPU38によるブロワ制
御サブルーチンを示したフローチャートである。このフ
ローチャートは、図5のステップS7の制御が終了する
と、演算、処理が開始される。なお、イグニッションス
イッチ39をオンした直後の目標吹出温度TAOの値が
−B(図3参照)と仮定してブロワ制御の流れを説明す
る。
【0019】初めに、オートブロワ制御中か否かを判断
する。すなわち、オートスイッチ22がオン状態で、且
つマニュアルブロワスイッチ28がオフ状態か否かを判
断する(ステップS11)。このステップS11の判断
結果がYesの場合、すなわち、オートブロワ制御が実
行されている場合には、図5のステップS6で設定され
た吹出口モードがベントモードか否かを判断する(ステ
ップS12)。このステップS12の判断結果がNoの
場合には、RAM36に記憶されている目標吹出温度T
AOおよびEEPROM37に記憶されているブロワ風
量特性(図3参照)に基づいてブロワ4の風量を決定
し、この決定したブロワ4の風量(ブロワモータ41の
印加電圧)が得られるようにブロワ駆動回路14を介し
てブロワモータ41へ駆動信号を出力する(ステップS
13)。その後に、図5のステップS8のブロワ制御を
終了して、ステップS2の制御に戻る(以下リターンす
ると言う)。
【0020】また、ステップS12の判断結果がYes
の場合には、遅動フラグがオンされているか否かを判断
する。すなわち、イグニッションスイッチ39がオンさ
れてから遅動制御時間(t0 →t3 :例えば15秒間,
t0 →t4 :例えば12.5秒間)が経過しているか否
かを判断する(ステップS14)。このステップS14
の判断結果がNoの場合には、ステップS13の処理を
行う。また、ステップS14の判断結果がYesの場合
には、エアコンスイッチ24がオンされているか否かを
判断する。すなわち、コンプレッサが起動しているか否
かを判断する(ステップS15)。このステップS15
の判断結果がNoの場合には、ステップS13の処理を
行う。
【0021】また、ステップS15の判断結果がYes
の場合には、自動車用オートエアコン1の空調モードが
冷房モードか否かを判断する。すなわち、RAM36に
記憶されている目標吹出温度TAOが冷房モードに相当
する値A(図3参照)以下であるか否かを判断する(ス
テップS16)。このステップS16の判断結果がNo
の場合には、ステップS13の処理を行う。また、ステ
ップS16の判断結果がYesの場合には、EEPRO
M37に記憶されているブロワ遅動特性(図4参照)に
基づいてブロワ4の風量を決定し、この決定したブロワ
4の風量(ブロワモータ41の印加電圧)が得られるよ
うにブロワ駆動回路14を介してブロワモータ41へ駆
動信号を出力する(ステップS17)。続いて、イグニ
ッションスイッチ39がオンされてから遅動制御時間
(t0 →toff :例えば15秒間)が経過しているか否
かを判断する(ステップS18)。このステップS18
の判断結果がNoの場合には、リターンする。また、ス
テップS18の判断結果がYesの場合には、遅動フラ
グをオフし(ステップS19)、その後にリターンす
る。
【0022】すなわち、オートブロワ制御が実行されて
いる場合には、吹出口モードがベントモードで、エアコ
ンスイッチ24がオンされており、しかも空調モードが
冷房モードが選択され、且つイグニッションスイッチ3
9がオンされた直後にブロワ遅動制御が行われる。した
がって、このような条件下で、仮に目標吹出温度TAO
に基づくオートブロワ制御を実行した場合には、ダクト
2内の蓄熱量の影響により熱風がHiモードに相当する
風量でベント吹出口20より吹き出され、乗員に不快感
を与えてしまう。ところが、この実施例では、目標吹出
温度TAOに基づいたブロワ風量特性(図3参照)より
得られるブロワ4の風量と、ブロワ遅動特性(図4参
照)より得られるブロワ4の風量とのうちいずれか風量
の小さい方を利用してブロワ4の風量を制御するように
している。このため、イグニッションスイッチ39をオ
ンした直後の目標吹出温度TAOの値が−B(図3参
照)の場合には、遅動制御時間(t0 →t3 )中は図4
に示したように、初期ブロワ遅動特性(a)によりブロ
ワ4の風量(ブロワモータ16の印加電圧)が制御され
る。
【0023】初期ブロワ遅動特性(a)によるブロワ遅
動制御は、図4に示したように、イグニッションスイッ
チ39のオン(t0 )から動作開始時刻t1 までのオフ
時間(t0 →t1 :例えば8秒間)が経過するまでブロ
ワモータ41をオフする。そして、動作開始時刻t1 に
なると、CPU38はブロワ4の風量モードがLoモー
ドとなるようにブロワ駆動回路14を介してブロワモー
タ41へ駆動信号を出力する。このため、動作開始時刻
t1 から風量立ち上げ時刻t2 はブロワ4をLoモード
で運転される。その後に、動作開始時刻t1 から風量立
ち上げ時刻t2 までの時間(t1 →t2 :例えば2秒
間)が経過すると、CPU38はブロワ風量を遅動制御
時間の終了時にHiモードが得られるようにLoモード
より徐々に立ち上げていく。そして、その初期ブロワ遅
動特性(a)によるブロワ遅動制御は、イグニッション
スイッチ39をオンしてから時刻t3 で終了し、その後
は目標吹出温度TAOに基づいたブロワ風量特性(図3
参照)によりブロワの風量(ブロワモータ16の印加電
圧)が制御される。
【0024】また、ステップS11の判断結果がNoの
場合には、すなわち、乗員によるマニュアルブロワスイ
ッチ28の操作により弱風〜強風の4段階の風量モード
(Loモード,M1モード,M2モード,Hiモード)
のうちのいずれかの風量モードに固定された場合には、
遅動フラグがオンされているか否かを判断する(ステッ
プS20)。このステップS20の判断結果がNoの場
合には、マニュアルブロワスイッチ28により設定され
た風量モードに基づいてブロワ4の風量を選択し、その
選択された風量モード応じたブロワ4の風量(ブロワモ
ータ41の印加電圧)が得られるようにブロワ駆動回路
14を介してブロワモータ41へ駆動信号を出力する
(ステップS21)。その後にリターンする。また、ス
テップS20の判断結果がYesの場合には、エアコン
スイッチ24がオンされているか否かを判断する(ステ
ップS22)。このステップS22の判断結果がNoの
場合には、ステップS21の処理を行う。
【0025】また、ステップS22の判断結果がYes
の場合には、自動車用オートエアコン1の空調モードが
冷房モードか否かを判断する。すなわち、RAM36に
記憶されている目標吹出温度TAOが冷房モードに相当
する値A(図3参照)以下であるか否かを判断する(ス
テップS23)。このステップS23の判断結果がNo
の場合には、ステップS21の処理を行う。また、ステ
ップS23の判断結果がYesの場合には、マニュアル
ブロワスイッチ28により設定された風量モードに基づ
いてブロワ4の風量を選択し、その選択された風量モー
ドに応じたブロワ4の風量(ブロワモータ41の印加電
圧)が得られるようにブロワ駆動回路14を介してブロ
ワモータ41へ駆動信号を出力する(ステップS2
4)。
【0026】続いて、イグニッションスイッチ39がオ
ンされてから遅動制御時間(t0 →toff :例えば15
秒間)が経過しているか否かを判断する(ステップS2
5)。このステップS25の判断結果がNoの場合に
は、リターンする。また、ステップS25の判断結果が
Yesの場合には、マニュアルブロワスイッチ28によ
り設定された風量モードを学習し、この学習結果に基づ
いたブロワ遅動特性{例えば図4の(b)}となるよう
に、EEPROM37に記憶されている図4の初期ブロ
ワ遅動特性(a)を変更し記憶させる(ステップS2
6)。その後にステップS19の処理を行う。なお、初
期ブロワ遅動制御中に1回の操作で設定した風量モード
が好みに合わなかった場合にマニュアルブロワスイッチ
28を2回以上操作することが考えられるため、本例で
はこのような初期ブロワ遅動制御中に、とくに時刻t2
から時刻t3 までの時間(t2 →t3 :例えば5秒間)
中にマニュアルブロワスイッチ28の操作が2回以上あ
る場合に最新の風量モードを学習させて乗員の好みを反
映させるためステップS25の処理を行う。
【0027】したがって、例えばブロワ遅動制御中に乗
員がマニュアルブロワスイッチ28を図4に示したよう
に、時刻t4 時点でHiモードを選択した場合には、C
PU38は図4の初期ブロワ遅動特性(a)からブロワ
遅動特性(b)に変更し記憶するようにEEPROM3
7に指令を出す。なお、図4のブロワ遅動特性(b)
は、時刻t0 から時刻t2 までの時間は初期ブロワ特性
(a)と同じ風量特性を持ち、乗員の温度感覚やブロワ
騒音の好みを反映してブロワ遅動制御の終了時刻がt3
からt4 に変更された風量特性である。また、EEPR
OM37には、ブロワ遅動特性の変極点における各時刻
t0〜toff (t3 ,t4 )とその各時刻t0 〜toff
(t3 ,t4 )に設定されるブロワ4の風量モードとが
対にて記憶されており、この実施例では時刻toff のデ
ータが時刻t3 から時刻t4 に変更され記憶される。こ
こで、時刻t2 から時刻t3 までの間に、マニュアルブ
ロワスイッチ28によりブロワ4の風量モードを、Hi
モードより低風量のM1 モード等に変更した場合には、
変更時より時刻t3 までの間ブロワ4はM1 モード等に
固定される。これによって、EEPROM37に変更、
記憶された図4のブロワ遅動特性(b)は、イグニッシ
ョンスイッチ39を再投入した時に有効となる。すなわ
ち、次回からイグニッションスイッチ39をオンしてか
ら遅動制御時間(t0 →t4)が経過するまでの間は、
図4のブロワ遅動特性(b)によるオートブロワ制御
(ブロワ遅動制御)が実行され、その後は前述したよう
に、目標吹出温度TAOに基づいたブロワ風量特性(図
3参照)によるオートブロワ制御が実行される。
【0028】〔第1実施例の効果〕以上のように、自動
車用オートエアコン1は、乗員の個人差に応じた温度感
覚やブロワ騒音の好みがイグニッションスイッチ39を
オンした直後のオートブロワ制御(ブロワ遅動制御)に
反映されるので、乗員の個人差に応じた快適なブロワ遅
動制御を得ることができる。この結果、夏期に炎天下に
駐車しておいた自動車の冷房運転を開始する時にブロワ
遅動制御を行う毎に乗員がマニュアルブロワスイッチ2
8を手動操作しなければならないという煩わしさを防止
することができる。
【0029】〔第2実施例〕図7は本発明の第2実施例
を示したもので、自動車用オートエアコン1の操作パネ
ル50を示した図である。この実施例の操作パネル50
には、ブロワ4の風量を所定の制御プログラムにて自動
制御するオートブロワモードとマニュアルブロワレバー
51にてブロワ4の風量を固定するマニュアルブロワモ
ードとのいずれかを選択するオートブロワスイッチ52
が取り付けられている。この実施例では、少なくともブ
ロワ4の風量と車室内の温度制御のみ所定の制御プログ
ラムにて自動制御される。また、マニュアルブロワレバ
ー51は、ブロワ4の風量をリニアに切替え設定するこ
とが可能なもので、マニュアルブロワモードの時に点灯
するマニュアル表示器53が取り付けられている。
【0030】〔変形例〕本実施例では、冷房運転開始時
のブロワ遅動制御に本発明を利用したが、暖房運転開始
時のブロワ遅動制御に本発明を利用しても良い。この場
合のブロワ遅動特性は、エンジン冷却系統の冷却水の現
実の温度に基づいてブロワの風量を制御する。本実施例
では、EEPROM37に学習結果を記憶させるように
したが、記憶装置保持用バッテリにより電源オフ時に作
動電圧が供給されているRAMとに学習結果を記憶させ
るようにしても良い。また、イグニッションスイッチの
オフや車載バッテリの取外し等のように記憶手段への電
力供給が遮断された場合にも学習結果を記憶するもので
あればどのような記憶手段を用いても良い。
【0031】本実施例では、予め決められたブロワ遅動
特性の変極点のみを学習する構成にしたが、学習点を一
定時刻毎に持つように学習しても良い。また、ブロワ遅
動制御中のマニュアルブロワスイッチ28の変更回数分
の学習点を持つようにしても良い。本実施例では、マニ
ュアルブロワスイッチ28によるブロワ遅動特性の変更
が一度だけの場合について説明したが、変更後のブロワ
遅動制御時に再度変更が行われた場合には平均処理等に
より急激にブロワ遅動特性が変化しないようにしても良
い。本実施例では、ブロワ遅動制御を除くオートブロワ
制御時に目標吹出温度TAOに基づいてブロワ4の風量
を自動制御したが、ブロワ遅動制御を除くオートブロワ
制御時に目標吹出温度TAOを用いることなく、車室内
の空調状態に影響を及ぼす環境条件を検出する環境条件
検出手段の検出信号に基づいてブロワ4の風量を自動制
御しても良い。
【0032】
【発明の効果】本発明は、乗員の個人差に応じた温度感
覚や送風機騒音の好みが送風機遅動制御に反映すること
ができるので、乗員の個人差に応じた快適な送風機遅動
制御を得ることができる。この結果、空調運転開始時に
送風機遅動制御を行う毎に乗員が手動設定手段を手動操
作しなければならないという煩わしさを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に用いた自動車用オートエ
アコンの概略構成を示した構成図である。
【図2】図1図示装置の操作パネルを示した平面図であ
る。
【図3】EEPROMに記憶された目標吹出温度に基づ
いたブロワ風量特性を示したグラフである。
【図4】EEPROMに記憶されたブロワ遅動特性を示
したグラフである。
【図5】CPUによる基本的な制御プログラムを示した
フローチャートである。
【図6】CPUによるブロワ制御サブルーチンを示した
フローチャートである。
【図7】本発明の第2実施例に用いた自動車用オートエ
アコンの操作パネルを示した平面図である。
【図8】本発明の概略構成を示したブロック図である。
【符号の説明】
1 自動車用オートエアコン(車両用空気調和装置) 4 ブロワ(送風機) 22 オートスイッチ 24 エアコンスイッチ 26 温度設定スイッチ 28 マニュアルブロワスイッチ(手動設定手段) 30 マイクロコンピュータ 37 EEPROM(記憶手段) 38 CPU(自動設定手段、送風機制御手段、遅動特
性変更手段) 39 イグニッションスイッチ 41 ブロワモータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60H 1/00 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)車室内に送風を行う送風機と、 (b)この送風機の風量を手動設定する手動設定手段
    と、 (c)前記送風機の風量を自動設定する自動設定手段
    と、 (d)前記送風機の風量を所定の風量レベルより低い風
    量レベルから徐々に立ち上げて前記送風機の風量が前記
    所定の風量レベルに到達するのを遅らせるようにした送
    風機遅動特性を記憶する記憶手段と、 (e)前記手動設定手段が手動操作された時に、前記手
    動設定手段で設定された手動設定値に基づいて前記送風
    機を駆動する送風機手動制御を実行し、 前記手動設定手段が手動操作されない時に、前記自動設
    定手段で設定された自動設定値に基づいて前記送風機を
    駆動する送風機自動制御を実行すると共に、 空調運転開始時に前記送風機自動制御を実行している時
    のみ、前記記憶手段に記憶された送風機遅動特性に基づ
    いて前記送風機を駆動する送風機遅動制御を実行する送
    風機制御手段と、 (f)前記送風機遅動制御を実行している時、前記手動
    設定手段が手動操作された際に、前記記憶手段に記憶さ
    れている送風機遅動特性を、前記手動設定手段で設定さ
    れた手動設定値の学習結果に基づいて変更する遅動特性
    変更手段とを備えた車両用空気調和装置。
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