JP3019456B2 - 内燃機関制御装置 - Google Patents

内燃機関制御装置

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JP3019456B2 JP3100253A JP10025391A JP3019456B2 JP 3019456 B2 JP3019456 B2 JP 3019456B2 JP 3100253 A JP3100253 A JP 3100253A JP 10025391 A JP10025391 A JP 10025391A JP 3019456 B2 JP3019456 B2 JP 3019456B2
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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、船外機用エンジンの
内燃機関制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】船外機は、船の姿勢、船の速度に合わせ
てプロペラの効率を上げるために、船外機の船体に対す
る傾動角度、すなわち、トリム角度の調整が行われる。
つまり、船外機においては、船外機用エンジンのトリム
角度を変化させることで船のフィーリング、加速性を良
くしている。
【0003】従来例を図9及び図10を参照しながら説
明する。図9は、従来の内燃機関制御装置を搭載する船
外機全体示す側面図である。
【0004】図9において、船外機1は船体2の船尾板
2aにクランプブラケット3を介して取り付けられてい
る。スイベルブラケット5がクランプブラケット3に対
してチルト軸4の回りに回動可能に取り付けられ、スイ
ベルブラケット5に対し船外機1のドライブユニット6
が連結されている。ドライブユニット6の上部にエンジ
ンユニット7があり、また下部にはプロペラ8が取り付
けられている。
【0005】そして、スイベルブラケット5をチルトシ
リンダ9によってチルトアップ又はチルトダウンし、か
つスイベルブラケット5を2本のトリムシリンダ10に
よってトリム調整する。ステアリングブラケット11
は、図示しないステアリング軸の回りでスイベルブラケ
ット5に対してドライブユニット6を回動させ、ステア
リングを行う。
【0006】なお、これらチルトシリンダ9及びトリム
シリンダ10は、図示しないが電動モータで駆動される
油圧ポンプからの油圧によって伸縮し、チルトアップあ
るいはチルトダウン、トリム角度調整を行う。このトリ
ム角度調整は電動モータの回転方向、回転速度を制御し
て行う。そして、このトリム角度調整によってプロペラ
8の推力の方向を船体の傾きあるいは船速に応じて調整
し、最適な船速、燃費、加速を得るようになっている。
【0007】図10は、従来の内燃機関制御装置を示す
ブロック図である。図10において、12はエンジン速
度検出器、13は吸入空気量検出器、14は基準角度信
号発生器、15はクランク回転角度信号発生器、16は
マイクロコンピュータ(以下「マイコン」という。)、
17はクランク角度検出器、18は燃料噴射量設定発生
器、19はインジェクタ、22は点火時期設定器、23
は点火信号発生器、24は発電用コイル、25はダイオ
ード、26はSCR、27は点火用コンデンサ、28は
点火コイル、29は点火プラグである。なお、クランク
角度検出器17、燃料噴射量設定発生器18、点火時期
設定器22及び点火信号発生器23はS/Wである。
【0008】図示しないパルサコイルは、エンジンユニ
ット7内の機関本体に固定されている。クランク軸の回
りに設けられた複数の永久磁石は、クランク軸が1回転
する間に、パルサコイルにそれぞれ1回対向する。そこ
で、パルサコイルには、クランク軸の1回転毎に、各気
筒のそれぞれに対して1パルスの電気パルスが誘起され
る。
【0009】ロータの外周部には機関の始動時にスター
タからの回転力を受けるリングギアが固定され、このリ
ングギアの外周部には機関本体に固定配置されるクラン
ク回転角度信号発生器15が対向配置されている。クラ
ンク回転角度信号発生器15には、クランク軸の回転と
ともに、リングギアの各噛合い歯に対応する電気パルス
が誘起される。
【0010】すなわち、パルサコイルはクランク軸の1
回転において、それぞれクランク軸の定角度位置に対応
する気筒数分のパルス、つまり、クランク軸の基準角度
信号を発生する。従って、パルサコイルはクランク軸の
基準角度信号発生器14として機能し、パルサコイルの
パルス発生時点後におけるクランク回転角度信号発生器
15の発生パルス数を計数することにより、クランク軸
の角度位置を検出可能としている。
【0011】また、パルサコイルは、エンジン速度検出
器12としても機能する。つまり、パルサコイルはクラ
ンク軸の1回転毎に気筒数分のパルスを発生するもので
あるから、パルサコイルの発生パルス間の周期を計測
ることにより、クランク軸の回転速度すなわちエンジン
速度を検出することが可能となる。
【0012】吸入空気量検出器13としてのポテンショ
メータからなるスロットル開度検出器は、スロットルワ
イヤの操作量に応じて回動するスロットル弁の回転角度
に応じた電圧を発生し、スロットル弁の開度、従って各
気筒への吸入空気量を検出可能としている。
【0013】マイコン16は機関本体に固定され、図1
0に示すように、クランク角度検出器17及び燃料噴射
量設定発生器18によりインジェクタ19を制御し、ま
た、クランク角度検出器17、点火時期設定器22及び
点火信号発生器23によりCDI点火装置のSCR26
を制御する。
【0014】クランク角度検出器17は、前述したよう
に、基準角度信号発生器14としてのパルサコイルのパ
ルス発生時点後におけるクランク回転角度信号発生器1
5の発生パルス数を計数し、クランク軸の角度位置を検
出する。
【0015】そして、燃料噴射量設定発生器18は、エ
ンジン速度、吸入空気量及びクランク角度に基づいてイ
ンジェクタ19の燃料噴射量を制御する。すなわち、燃
料噴射量設定発生器18からインジェクタ19へのパル
ス信号のパルス幅により燃料噴射量を制御する。
【0016】一方、点火時期設定器22は、点火時期が
エンジン速度及び吸気混合気の混合比の関数となること
から、最適な点火時期を求めることができる。
【0017】点火信号発生器23は、クランク角度検出
器17及び点火時期設定器22の検出結果に基づいて、
クランク角度位置が最適点火時期に位置する時点で点火
信号を発生し、各気筒に対応するSCR26のゲートを
導通状態とし、各気筒の点火プラグ29に放電を発生さ
せる。つまり、マイコン16による進角制御によれば、
点火時期設定器22に予め定める点火時期の選定によ
り、機関の各運転状態で異常燃焼を生ずることのない最
適点火時期で点火可能となる。
【0018】なお、CDI点火装置は、マグネットの発
電用コイル24で発生した電圧をダイオード25で整流
し点火用コンデンサ27に充電開始した後、前述した点
火信号発生器23で発生する信号電流によりSCR26
のゲートが導通状態となると同時に、点火用コンデンサ
27に蓄えていた電荷を急激に点火コイル28の1次側
に印加することによって、点火コイル28の2次側に高
電圧を発生し、点火プラグ29に放電を発生可能として
いる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上述したような従来の
内燃機関制御装置では、船のフィーリング、加速性を良
くするため船外機用エンジンのトリム角度を変化させて
いる。このとき、トリム角度の変化によってエンジンの
姿勢、すなわち、燃料室への吸気通路の姿勢が変化す
る。空気はエンジンの姿勢の変化に対して鈍感である
が、噴射された燃料は吸気通路の姿勢の変化により敏感
に変化する。したがって、トリム角度の変化によってエ
ンジンに供給される混合気の混合比が変化し、エンジン
出力が下がるという問題点があった。
【0020】また、トリム角度の制御に伴いエンジンの
負荷状態が変化し、最適点火時期も変化するが、上記従
来の内燃機関制御装置では負荷状態に応じた点火時期制
御を行っておらず、着火が最適点火時期より進み過ぎて
いる場合には十分なエンジン出力を発揮できない一方、
遅れ過ぎる場合にはエンジン出力を十分に発揮できない
のみでなく、特に2サイクルエンジンでは排気ポート又
は掃気ポートが開き始めるまで混合気の燃焼が残ると、
アフタファイアあるいはバックファイアの原因となる可
能性もある。特に、スロットル開度が小さい時には失火
してエンジンの回転が不安定となる場合もあるという問
題点があった。
【0021】すなわち、十分なエンジン出力、あるいは
安定したエンジンの回転を得ることができないという問
題点があった。
【0022】この発明は、前述した問題点を解決するた
めになされたもので、十分なエンジン出力、安定した回
転を得ることができる内燃機関制御装置を得ることを目
的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】この発明に係る内燃機関
制御装置は、船外機用エンジンの船体に対するトリム角
度を検出するトリム角度検出器と、エンジン速度、吸入
空気量、スロットル開度に基づいて前記船外機用エンジ
ンへの燃料噴射量を求めるとともに、前記トリム角度に
基づいて前記船外機用エンジンへの燃料噴射量の増分を
ステップ状に制御する燃料噴射量設定発生器と、前記エ
ンジン速度、吸入空気量、スロットル開度に基づいて前
記船外機用エンジンの点火時期を求めるとともに、前記
燃料噴射量設定発生器により燃料噴射量の増分をステッ
プ状に制御するトリム角度と同じトリム角度に基づいて
前記船外機用エンジンの点火時期の補正量をステップ状
に制御する点火時期設定器と、前記補正制御された点火
時期及びクランク角度に基づいて最適点火時期に対応し
た点火信号を発生する点火信号発生器とを備えたもので
ある。
【0024】
【作用】この発明においては、トリム角度検出器によっ
て、船外機用エンジンの船体に対するトリム角度が検出
される。また、燃料噴射量設定発生器によって、エンジ
ン速度、吸入空気量、スロットル開度に基づいて前記船
外機用エンジンへの燃料噴射量が求められるとともに、
前記トリム角度に基づいて前記船外機用エンジンへの燃
料噴射量の増分がステップ状に制御される。さらに、点
火時期設定器によって、前記エンジン速度、吸入空気
量、スロットル開度に基づいて前記船外機用エンジンの
点火時期が求められるとともに、前記燃料噴射量設定発
生器により燃料噴射量の増分をステップ状に制御するト
リム角度と同じトリム角度に基づいて前記船外機用エン
ジンの点火時期の補正量がステップ状に制御される。そ
して、点火信号発生器によって、前記補正制御された点
火時期及びクランク角度に基づいて最適点火時期に対応
した点火信号が発生される。
【0025】
【実施例】
実施例1.この発明の実施例1の構成を図1及び図2を
参照しながら説明する。図1は、この発明の実施例1を
示すブロック図であり、燃料噴射量設定発生器18A、
トリム角度検出器20及び点火時期設定器22A以外の
エンジン速度検出器12〜クランク角度検出器17、イ
ンジェクタ19、CDI点火装置(発電用コイル24〜
点火プラグ29)は上述した従来装置のものと全く同一
である。なお、燃料噴射量設定発生器18A及び点火時
期設定器22Aはこの例ではS/Wから構成されてい
る。
【0026】図2は、この発明の実施例1が搭載された
船外機のトリム角度検出器付近の拡大図である。トリム
角度検出器20の本体はクランプブラケット3に固定さ
れ、かつスイベルブラケット5に当接する回動レバー2
1を備えている。ドライブユニット6がチルトアップす
るに従ってスイベルブラケット5も上方に回動し、これ
に当接する回動レバー21も回動する。トリム角度検出
器20の本体内でこの回動レバー21の動きを電気信号
に変換する。
【0027】
【0028】つぎに、前述した実施例1の動作を図3、
図4、図5及び図6を参照しながら説明する。図3及び
図4はこの発明の実施例1の燃料噴射量設定発生器18
A及び点火時期設定器22Aと点火信号発生器23の動
作を示すフローチャート、図5及び図6はこの発明の実
施例1のトリム角度と燃料噴射量増分との関係及びトリ
ム角度と点火時期補正量との関係を示すグラフである。
図5において、横軸はトリム角度、縦軸は燃料噴射量増
分(%)を示し、図6において、横軸はトリム角度、縦
軸は点火時期補正量(度)を示す。
【0029】マイコン16内の燃料噴射量設定発生器1
8Aは、従来と同様に、エンジン速度、吸入空気量及び
クランク角度に基づいて燃料噴射量を求める。そして、
以下の手順で求めた燃料噴射量の増分を加えて、燃料噴
射量に対応したパルス幅を有するパルス信号をインジェ
クタ19へ供給する。
【0030】図3のステップ30において、燃料噴射量
設定発生器18Aは、トリム角度検出器20よりトリム
角度を検出する。ステップ31及び32において、トリ
ム角度がA度以下でない場合(NO)にはステップ33
に進み、トリム角度がA度以下の場合(YES)には燃
料噴射量をa%増分し、ステップ30へ戻る。
【0031】ステップ33及び34において、トリム角
度がB度以下でない場合(NO)にはステップ35に進
み、トリム角度がB度以下の場合(YES)には燃料噴
射量をb%増分し、ステップ30へ戻る。
【0032】ステップ35及び36において、トリム角
度がC度以下でない場合(NO)にはステップ37に進
み、トリム角度がC度以下の場合(YES)には燃料噴
射量をc%増分し、ステップ30へ戻る。
【0033】ステップ37において、燃料噴射量をd%
増分し、ステップ30へ戻る。この様子をグラフに示し
たのが図5である。なお、A<B<C、a<b<c<d
の関係がある。
【0034】一方、マイコン16内の点火時期設定器2
2Aは、従来と同様に、エンジン速度及び吸入空気量に
基づいて点火時期を求める。そして、以下の手順で求め
た点火時期の補正量を増減して最適点火時期を求め、点
火信号発生器23は最適点火時期に対応した点火信号を
SCR26へ供給する。
【0035】図4のステップ40において、点火時期設
定器22Aは、トリム角度検出器20よりトリム角度を
検出する。ステップ41及び42において、トリム角度
がW度以下でない場合(NO)にはステップ43に進
み、トリム角度がW度以下の場合(YES)には点火時
期をw度補正し、ステップ40へ戻る。
【0036】ステップ43及び44において、トリム角
度がX度以下でない場合(NO)にはステップ45に進
み、トリム角度がX度以下の場合(YES)には点火時
期をx度補正し、ステップ40へ戻る。
【0037】ステップ45及び46において、トリム角
度がY度以下でない場合(NO)にはステップ47に進
み、トリム角度がY度以下の場合(YES)には点火時
期をy度補正し、ステップ40へ戻る。
【0038】ステップ47において、点火時期をz度補
正し、ステップ40へ戻る。この様子をグラフに示した
のが図6である。なお、W<X<Y、w<x<y<zの
関係がある。また、A=W、B=X、C=Yとしてもよ
い。
【0039】この発明の実施例1は、前述したように、
トリム角度を検出できるトリム角度検出器20、船外機
用エンジンの燃料噴射量をトリム角度に応じて変化させ
ることができる燃料噴射量設定発生器18A並びに船外
機用エンジンの点火時期をトリム角度に応じて変化させ
ることができる点火時期設定器22A及び点火信号発生
器23を備えているので、船の運転状態を判断して、そ
のときの運転状態に対応した最適の混合気の混合比にな
るように燃料噴射量を制御できると共に、負荷状態に応
じた点火時期を制御でき、構成的に簡単で安価なものが
実現でき、十分なエンジン出力、安定した回転を得るこ
とができるという効果を奏する。
【0040】実施例2.なお、前述した実施例1では検
出したトリム角度に対応して燃料噴射量増分及び点火時
期補正量をステップ状に変化させたが、図7及び図8に
示すように、トリム角度に応じて燃料噴射量増分及び点
火時期補正量をリニアに変化させても同様の動作を期待
できる。
【0041】
【0042】ところで前述した説明では、4サイクルの
エンジンに利用する場合について述べたが、その他の例
えば2サイクルのエンジンにも利用できることはいうま
でもない。
【0043】
【発明の効果】この発明は、以上説明したとおり、船外
機用エンジンの船体に対するトリム角度を検出するトリ
ム角度検出器と、エンジン速度、吸入空気量、スロット
開度に基づいて前記船外機用エンジンへの燃料噴射
求めるとともに、前記トリム角度に基づいて前記船外
機用エンジンへの燃料噴射量の増分をステップ状に制御
する燃料噴射量設定発生器と、前記エンジン速度、吸入
空気量、スロットル開度に基づいて前記船外機用エンジ
ンの点火時期を求めるとともに、前記燃料噴射量設定発
生器により燃料噴射量の増分をステップ状に制御するト
リム角度と同じトリム角度に基づいて前記船外機用エン
ジンの点火時期の補正量をステップ状に制御する点火時
期設定器と、前記補正制御された点火時期及びクランク
角度に基づいて最適点火時期に対応した点火信号を発生
する点火信号発生器とを備えたので、十分なエンジン出
力、安定した回転を得ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示すブロック図である。
【図2】この発明の実施例1のトリム角度検出器付近を
示す拡大図である。
【図3】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
【図4】この発明の実施例1の動作を示すフローチャー
トである。
【図5】この発明の実施例1のトリム角度と燃料噴射量
増分との関係を示すグラフである。
【図6】この発明の実施例1のトリム角度と点火時期補
正量との関係を示すグラフである。
【図7】この発明の実施例2のトリム角度と燃料噴射量
増分との関係を示すグラフである。
【図8】この発明の実施例2のトリム角度と点火時期補
正量との関係を示すグラフである。
【図9】従来の内燃機関制御装置を搭載する船外機全体
を示す側面図である。
【図10】従来の内燃機関制御装置を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 船外機 2 船体 16 マイコン 17 クランク角度検出器 18A 燃料噴射量設定発生器 19 インジェクタ 20 トリム角度検出器 22A 点火時期設定器 23 点火信号発生器 26 SCR
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI F02D 45/00 360 F02D 45/00 360Z F02P 5/15 F02P 5/15 B

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船外機用エンジンの船体に対するトリム
    角度を検出するトリム角度検出器と、 エンジン速度、吸入空気量、スロットル開度に基づいて
    前記船外機用エンジンへの燃料噴射量を求めるととも
    に、前記トリム角度に基づいて前記船外機用エンジンへ
    の燃料噴射量の増分をステップ状に制御する燃料噴射量
    設定発生器と、 前記エンジン速度、吸入空気量、スロットル開度に基づ
    いて前記船外機用エンジンの点火時期を求めるととも
    に、前記燃料噴射量設定発生器により燃料噴射量の増分
    をステップ状に制御するトリム角度と同じトリム角度に
    基づいて前記船外機用エンジンの点火時期の補正量をス
    テップ状に制御する点火時期設定器と、 前記補正制御された点火時期及びクランク角度に基づい
    て最適点火時期に対応した点火信号を発生する点火信号
    発生器とを備えたことを特徴とする内燃機関制御装置。
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