JP3019417B2 - 難然剤および難然性の樹脂組成物 - Google Patents
難然剤および難然性の樹脂組成物Info
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- JP3019417B2 JP3019417B2 JP2414341A JP41434190A JP3019417B2 JP 3019417 B2 JP3019417 B2 JP 3019417B2 JP 2414341 A JP2414341 A JP 2414341A JP 41434190 A JP41434190 A JP 41434190A JP 3019417 B2 JP3019417 B2 JP 3019417B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、難燃剤に係り、さらに
詳しくは無機系難燃剤をキレート化したアルコキシチタ
ン誘導体で表面処理を施した難燃剤およびその製造法に
関する。また前記難燃剤を含有する難燃性樹脂組成物に
関する。
詳しくは無機系難燃剤をキレート化したアルコキシチタ
ン誘導体で表面処理を施した難燃剤およびその製造法に
関する。また前記難燃剤を含有する難燃性樹脂組成物に
関する。
【0002】本発明の難燃剤を含有する難燃性樹脂組成
物は、難燃性、機械的物性、加工性に優れ、かつ燃焼時
に有毒なガスを発生しないため、電線被覆、ケーブル被
覆、パッキング、塗料、シール剤、フィルム、射出製品
などの成形用樹脂組成物として、好適に利用される。
物は、難燃性、機械的物性、加工性に優れ、かつ燃焼時
に有毒なガスを発生しないため、電線被覆、ケーブル被
覆、パッキング、塗料、シール剤、フィルム、射出製品
などの成形用樹脂組成物として、好適に利用される。
【0003】
【従来の技術】ポリオレフィン系樹脂を始めとする合成
樹脂は易燃性であるため、これを難燃化するための方法
が種々提案されており、その最も一般的な方法は、易燃
性樹脂にハロゲン系の難燃剤を添加する方法がある。ま
た、無機金属化合物の水和物を中心とする無機系難燃
剤、特に水酸化マグネシウムまたは水酸化アルミニウム
を多量に配合する方法も知られている。(フィラーハン
ドブック、日本ゴム工業技術員会,第11分科会,白色充
てん剤特別委員会編、(株)大成社参照)
樹脂は易燃性であるため、これを難燃化するための方法
が種々提案されており、その最も一般的な方法は、易燃
性樹脂にハロゲン系の難燃剤を添加する方法がある。ま
た、無機金属化合物の水和物を中心とする無機系難燃
剤、特に水酸化マグネシウムまたは水酸化アルミニウム
を多量に配合する方法も知られている。(フィラーハン
ドブック、日本ゴム工業技術員会,第11分科会,白色充
てん剤特別委員会編、(株)大成社参照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】易燃性樹脂は、ハロゲ
ン系難燃剤を少量配合することで難燃化できるが、燃焼
時の火垂れや有毒ガスの発生、金属の腐食などの課題を
有している。一方、無機系難燃剤は、易燃性樹脂に多量
に配合しなければ、充分な難燃性が発現せず、その結果
として樹脂組成物の加工性、機械的物性が低下する。
ン系難燃剤を少量配合することで難燃化できるが、燃焼
時の火垂れや有毒ガスの発生、金属の腐食などの課題を
有している。一方、無機系難燃剤は、易燃性樹脂に多量
に配合しなければ、充分な難燃性が発現せず、その結果
として樹脂組成物の加工性、機械的物性が低下する。
【0005】本発明は、易燃性樹脂への少量の配合で難
燃化が可能な難燃剤およびその製造法を提供することを
その目的とし、またこの難燃剤を含有する難燃性樹脂組
成物を提供することを別の目的とする。
燃化が可能な難燃剤およびその製造法を提供することを
その目的とし、またこの難燃剤を含有する難燃性樹脂組
成物を提供することを別の目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、前記目的
を達成すべく鋭意研究した結果、アルコキシチタン化合
物で表面処理を施した無機系難燃剤を、易燃性樹脂に配
合することにより優れた難燃化効果が発現すること、ま
たアルコキシチタン化合物をキレート化することにより
水系中で無機系難燃剤の表面処理が可能であることを見
出し、本発明を完成した。
を達成すべく鋭意研究した結果、アルコキシチタン化合
物で表面処理を施した無機系難燃剤を、易燃性樹脂に配
合することにより優れた難燃化効果が発現すること、ま
たアルコキシチタン化合物をキレート化することにより
水系中で無機系難燃剤の表面処理が可能であることを見
出し、本発明を完成した。
【0007】本発明は、キレート化したアルコキシチタ
ン誘導体の分解物が、物理的および/または化学的に被
着した無機系難燃剤からなることを特徴とする難燃剤お
よび無機難燃剤をキレ−ト化したテトラアルコキシチタ
ン誘導体を用いて表面処理することを特徴とする前記難
燃剤の製造法である。また易燃性樹脂に前記難燃剤を配
合した難燃性樹脂組成物である。
ン誘導体の分解物が、物理的および/または化学的に被
着した無機系難燃剤からなることを特徴とする難燃剤お
よび無機難燃剤をキレ−ト化したテトラアルコキシチタ
ン誘導体を用いて表面処理することを特徴とする前記難
燃剤の製造法である。また易燃性樹脂に前記難燃剤を配
合した難燃性樹脂組成物である。
【0008】以下、本発明を詳細に説明する。
【0009】(キレート化したアルコキシチタン誘導
体)キレート化したアルコキシチタン誘導体は、下記一
般式で表される。 Ti(OR)n(A)4-n 式中の Rは、炭素数 1〜 8の直鎖もしくは分枝を有する
1価の炭化水素基、好ましくはメチル、エチル、iso-プ
ロピル、n-ブチル、2-エチルヘキシル等のアルキル基
を、 Aは、Ti原子とキレート環を形成するキレート化剤
基を表し、 nは 0から3 のいずれかの整数である。
体)キレート化したアルコキシチタン誘導体は、下記一
般式で表される。 Ti(OR)n(A)4-n 式中の Rは、炭素数 1〜 8の直鎖もしくは分枝を有する
1価の炭化水素基、好ましくはメチル、エチル、iso-プ
ロピル、n-ブチル、2-エチルヘキシル等のアルキル基
を、 Aは、Ti原子とキレート環を形成するキレート化剤
基を表し、 nは 0から3 のいずれかの整数である。
【0010】前記キレート化したアルコキシチタン誘導
体は、テトラアルコキシチタンとキレート化剤とを反応
させることにより、反応モル比により nが0,1,2 または
3の単独あるいはそれらの混合物として容易に合成され
る (Kirk Othmer,Encyc-lopedia of Chemical Technolo
gy, 2nd Vol., 20参照) 。
体は、テトラアルコキシチタンとキレート化剤とを反応
させることにより、反応モル比により nが0,1,2 または
3の単独あるいはそれらの混合物として容易に合成され
る (Kirk Othmer,Encyc-lopedia of Chemical Technolo
gy, 2nd Vol., 20参照) 。
【0011】(キレート化剤)Ti原子とキレート環を形
成するキレート化剤として、β−ジケトン類、ケトエス
テル類、ヒドロキシカルボン酸類またはその塩類、ケト
アルコール類、アミノアルコール類、エノール性活性水
素化合物類、ジカルボン酸類、グリコール類等が使用さ
れる。
成するキレート化剤として、β−ジケトン類、ケトエス
テル類、ヒドロキシカルボン酸類またはその塩類、ケト
アルコール類、アミノアルコール類、エノール性活性水
素化合物類、ジカルボン酸類、グリコール類等が使用さ
れる。
【0012】たとえば、2,4-ペンタンジオン、2,4-ヘプ
タンジオン、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、乳
酸、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸アンモニウム塩、サ
リチル酸、サリチル酸メチル、リンゴ酸、リンゴ酸エチ
ル、酒石酸、酒石酸エチル、4-ヒドロキシ-4-メチル-2-
ペンタノン、4-ヒドロキシ-4-メチルヘプタノン4-ヒド
ロキシ-2-ペンタノン、4-ヒドロキシ-2-ヘプタノン、モ
ノエタノ−ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、N-メチルモノエタノールアミン、N-エチル
モノエタノールアミン、N,N-ジメチルエタノールアミ
ン、マロン酸ジエチルエステル、メチロールアクリルア
ミド、メチロールメラミン、メチロール尿素、2-エチル
ヘキサン-1,3-ジオール、2-メチルペンタン-1,3-ジオー
ル、2-プロピルヘプタン-1,3-ジオール、2-メチルペン
タン-2,4-ジオール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、しゅう酸、しゅう酸アンモニウム塩が
挙げられる。
タンジオン、アセト酢酸メチル、アセト酢酸エチル、乳
酸、乳酸メチル、乳酸エチル、乳酸アンモニウム塩、サ
リチル酸、サリチル酸メチル、リンゴ酸、リンゴ酸エチ
ル、酒石酸、酒石酸エチル、4-ヒドロキシ-4-メチル-2-
ペンタノン、4-ヒドロキシ-4-メチルヘプタノン4-ヒド
ロキシ-2-ペンタノン、4-ヒドロキシ-2-ヘプタノン、モ
ノエタノ−ルアミン、ジエタノールアミン、トリエタノ
ールアミン、N-メチルモノエタノールアミン、N-エチル
モノエタノールアミン、N,N-ジメチルエタノールアミ
ン、マロン酸ジエチルエステル、メチロールアクリルア
ミド、メチロールメラミン、メチロール尿素、2-エチル
ヘキサン-1,3-ジオール、2-メチルペンタン-1,3-ジオー
ル、2-プロピルヘプタン-1,3-ジオール、2-メチルペン
タン-2,4-ジオール、ジエチレングリコール、トリエチ
レングリコール、しゅう酸、しゅう酸アンモニウム塩が
挙げられる。
【0013】キレート化したアルコキシチタン誘導体と
して、水溶性の下記化合物が好ましく使用される。 テトラ-iso-プロポキシチタンと2,4-ペンタンジオンと
の反応で合成された化合物 (TAA:日本曹逹社製) テトラ-iso-プロポキシチタンと乳酸との反応で合成さ
れた化合物(TLA:日本曹逹社製) テトラ-iso-プロポキシチタンと乳酸アンモニウム塩と
の反応で合成された化合物 (TLA−A−50:日本
曹逹社製) テトラ-n-ブトキシチタンとトリエタノールアミンとの
反応で合成された化合物 (TAT:日本曹逹社製) テトラ-iso-プロポキシチタンとしゅう酸アンモニウム
塩との反応で合成された化合物 (T0A−30:日本
曹逹社製)
して、水溶性の下記化合物が好ましく使用される。 テトラ-iso-プロポキシチタンと2,4-ペンタンジオンと
の反応で合成された化合物 (TAA:日本曹逹社製) テトラ-iso-プロポキシチタンと乳酸との反応で合成さ
れた化合物(TLA:日本曹逹社製) テトラ-iso-プロポキシチタンと乳酸アンモニウム塩と
の反応で合成された化合物 (TLA−A−50:日本
曹逹社製) テトラ-n-ブトキシチタンとトリエタノールアミンとの
反応で合成された化合物 (TAT:日本曹逹社製) テトラ-iso-プロポキシチタンとしゅう酸アンモニウム
塩との反応で合成された化合物 (T0A−30:日本
曹逹社製)
【0014】(無機系難燃剤)無機系難燃剤として、易
燃性樹脂に配合し、その樹脂組成物を難燃化する作用を
有する、一般に使用されている無機粉体状物質を主成分
とするものが使用される。たとえば水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、ハ
イドロタルサイト、ほう酸亜鉛、炭酸カルシウム、酸化
アンチモン、赤リン等が挙げられ、これらは、1種の単
独または2種以上の混合物として使用される。特に水酸
化アルミニウムおよび水酸化マグネシウムの単独または
混合物が好ましい。またこれらの無機難燃剤は、高級脂
肪酸またはその塩、シランまたはチタンカップリング剤
などの公知の表面処理剤で表面処理されていてもよい。
燃性樹脂に配合し、その樹脂組成物を難燃化する作用を
有する、一般に使用されている無機粉体状物質を主成分
とするものが使用される。たとえば水酸化アルミニウ
ム、水酸化マグネシウム、塩基性炭酸マグネシウム、ハ
イドロタルサイト、ほう酸亜鉛、炭酸カルシウム、酸化
アンチモン、赤リン等が挙げられ、これらは、1種の単
独または2種以上の混合物として使用される。特に水酸
化アルミニウムおよび水酸化マグネシウムの単独または
混合物が好ましい。またこれらの無機難燃剤は、高級脂
肪酸またはその塩、シランまたはチタンカップリング剤
などの公知の表面処理剤で表面処理されていてもよい。
【0015】(難燃剤の製造)前記無機系難燃剤を、前
記アルコキシチタン誘導体よりなる群から選ばれた少な
くとも1種を用いて表面処理を施すことにより、無機系
難燃剤の表面にアルコキシチタン誘導体の分解物が物理
的および/または化学的に被着した本発明の難燃剤が得
られる。
記アルコキシチタン誘導体よりなる群から選ばれた少な
くとも1種を用いて表面処理を施すことにより、無機系
難燃剤の表面にアルコキシチタン誘導体の分解物が物理
的および/または化学的に被着した本発明の難燃剤が得
られる。
【0016】通常、アルコキシチタン誘導体による無機
系難燃剤の表面処理により、無機系難燃剤の表面に存在
する -OH基とアルコキシチタン誘導体との反応により、
-M-O-Ti-結合が生成し化学的にアルコキシチタン誘導体
の分解物が無機系難燃剤の表面に被着すると共に、アル
コキシチタン誘導体は水分の存在により加水分解されて
ポリチタノキサンを生成し、このポリチタノキサンがま
た無機系難燃剤の表面に物理的および/または化学的に
被着する。
系難燃剤の表面処理により、無機系難燃剤の表面に存在
する -OH基とアルコキシチタン誘導体との反応により、
-M-O-Ti-結合が生成し化学的にアルコキシチタン誘導体
の分解物が無機系難燃剤の表面に被着すると共に、アル
コキシチタン誘導体は水分の存在により加水分解されて
ポリチタノキサンを生成し、このポリチタノキサンがま
た無機系難燃剤の表面に物理的および/または化学的に
被着する。
【0017】無機系難燃剤のアルコキシチタン誘導体に
よる表面処理法には、特に制限はなく以下の方法等を適
宜採用することができる。 (a) 無機系難燃剤を媒体中に分散したスラリー中に、ア
ルコキシチタン誘導体を添加した後、乾燥する方法 (b) アルコキシチタン誘導体の溶液中に無機系難燃剤を
添加、攪拌した後、乾燥する方法 (c) 無機系難燃剤にアルコキシチタン誘導体の溶液を散
布した後、乾燥する方法特に、前記水溶性のアルコキシ
チタン誘導体を無機系難燃剤の水系スラリーに添加、攪
拌した後、乾燥、粉砕する方法が好ましく採用される。
よる表面処理法には、特に制限はなく以下の方法等を適
宜採用することができる。 (a) 無機系難燃剤を媒体中に分散したスラリー中に、ア
ルコキシチタン誘導体を添加した後、乾燥する方法 (b) アルコキシチタン誘導体の溶液中に無機系難燃剤を
添加、攪拌した後、乾燥する方法 (c) 無機系難燃剤にアルコキシチタン誘導体の溶液を散
布した後、乾燥する方法特に、前記水溶性のアルコキシ
チタン誘導体を無機系難燃剤の水系スラリーに添加、攪
拌した後、乾燥、粉砕する方法が好ましく採用される。
【0018】無機系難燃剤の表面処理に用いるアルコキ
シチタン誘導体の使用量は、無機系難燃剤の種類、粒
形、粒度、比表面積等によりことなるが、通常無機系難
燃剤100重量部に対し 0.2〜10重量部、好ましくは0.5〜
5重量部の範囲である。
シチタン誘導体の使用量は、無機系難燃剤の種類、粒
形、粒度、比表面積等によりことなるが、通常無機系難
燃剤100重量部に対し 0.2〜10重量部、好ましくは0.5〜
5重量部の範囲である。
【0019】(難燃性樹脂組成物)難燃性樹脂組成物
は、(a) 易燃性樹脂 100重量部に対し、(b) 前記難燃剤
10〜 500重量部、好ましくは30〜 300重量部を配合し
た樹脂組成物である。
は、(a) 易燃性樹脂 100重量部に対し、(b) 前記難燃剤
10〜 500重量部、好ましくは30〜 300重量部を配合し
た樹脂組成物である。
【0020】(易燃性樹脂)難燃化の対象となる易燃性
樹脂として、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−プロピレン共重合体、エチレンプロピレンジエン共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチ
ルアクリレート共重合体、エチレン−ブテン共重合体、
エチレン−ブタジエン共重合体などのポリオレフィン系
樹脂、スチレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノキシ樹
脂、ブタジエン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、ポリ
アセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹
脂、ポリアリレート樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリサルホン樹脂、ポ
リフェニレンオキサイド樹脂、ポリフェニレンサルファ
イド樹脂、メタクリル樹脂、ジアリルフタレート樹脂、
ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、
SBR,BR,NBR,CR,アクリルゴムなどが挙げ
られる。
樹脂として、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン
−プロピレン共重合体、エチレンプロピレンジエン共重
合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−エチ
ルアクリレート共重合体、エチレン−ブテン共重合体、
エチレン−ブタジエン共重合体などのポリオレフィン系
樹脂、スチレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、フェノキシ樹
脂、ブタジエン樹脂、エポキシ樹脂、フッ素樹脂、ポリ
アセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリアミドイミド樹
脂、ポリアリレート樹脂、ポリイミド樹脂、ポリエステ
ル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリサルホン樹脂、ポ
リフェニレンオキサイド樹脂、ポリフェニレンサルファ
イド樹脂、メタクリル樹脂、ジアリルフタレート樹脂、
ビニルエステル樹脂、フェノール樹脂、不飽和ポリエス
テル樹脂、ウレタン樹脂、メラミン樹脂、ユリア樹脂、
SBR,BR,NBR,CR,アクリルゴムなどが挙げ
られる。
【0021】また難燃性樹脂組成物には、上記成分以外
に慣用の他の添加剤類を配合することができる。このよ
うな添加剤として、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防
止剤、滑剤、顔料、発泡剤、可塑剤、充填剤、補強剤、
有機ハロゲン難燃剤、カーボンブラツク、スズ及びスズ
化合物、赤燐等の難燃助剤、架橋剤等が例示される。
に慣用の他の添加剤類を配合することができる。このよ
うな添加剤として、酸化防止剤、紫外線吸収剤、帯電防
止剤、滑剤、顔料、発泡剤、可塑剤、充填剤、補強剤、
有機ハロゲン難燃剤、カーボンブラツク、スズ及びスズ
化合物、赤燐等の難燃助剤、架橋剤等が例示される。
【0022】難燃性樹脂組成物は、ロール、バンバリー
ミキサー、ニーダー、単軸押出機、二軸押出機等を用い
て、前記各成分を通常の方法で混練することにより製造
することができる。
ミキサー、ニーダー、単軸押出機、二軸押出機等を用い
て、前記各成分を通常の方法で混練することにより製造
することができる。
【0023】
【作 用】本発明の難燃剤は、前記詳述したように
無機系難燃剤の表面にアルコキシチタン誘導体の分解物
が、物理的および/または化学的に被着していることを
特徴とする。また難燃性樹脂組成物は、易燃性樹脂に前
記難燃剤を配合したことを特徴とする。
無機系難燃剤の表面にアルコキシチタン誘導体の分解物
が、物理的および/または化学的に被着していることを
特徴とする。また難燃性樹脂組成物は、易燃性樹脂に前
記難燃剤を配合したことを特徴とする。
【0024】本発明の難燃性樹脂組成物は、後記実施例
に示すようにアルコキシチタン誘導体による表面処理を
施していない無機系難燃剤を配合した樹脂組成物に比較
して優れた難燃性を示す。この効果は、アルコキシチタ
ン誘導体の分解物が、物理的および/または化学的に被
着した無機系難燃剤からなる本発明の難燃剤を配合した
ことによる効果であるが、そのメカニズムは明らかでは
ない。
に示すようにアルコキシチタン誘導体による表面処理を
施していない無機系難燃剤を配合した樹脂組成物に比較
して優れた難燃性を示す。この効果は、アルコキシチタ
ン誘導体の分解物が、物理的および/または化学的に被
着した無機系難燃剤からなる本発明の難燃剤を配合した
ことによる効果であるが、そのメカニズムは明らかでは
ない。
【0025】
【実 施 例】本発明を、実施例および比較例により、
さらに詳細に説明する。ただし、本発明の範囲は、以下
の実施例により何等の制限を受けるものではない。以下
の例中において、「部」および「%」は、特に断りのな
い限り重量基準である。
さらに詳細に説明する。ただし、本発明の範囲は、以下
の実施例により何等の制限を受けるものではない。以下
の例中において、「部」および「%」は、特に断りのな
い限り重量基準である。
【0026】(1) 難燃剤の調製 各種の無機系難燃剤を水中に均一に分散したスラリー中
に、キレート化したアルコキシチタンのイソプロパノー
ル溶液(1/1 重量比) を攪拌下に添加し、さらに充分攪
拌した後、減圧下に脱水および脱アルコールを行い、乾
燥、粉砕して難燃剤試料A- 1〜A-12を調製した。また無
機系難燃剤をテトラアルコキシチタン誘導体を過剰に使
用し、前記と同様に処理して表面処理を施した試料、無
機系難燃剤を公知の表面処理剤を用いて前記と同様に処
理して調製した試料および無処理の無機系難燃剤を、比
較試料C-1〜C- 7として準備した。
に、キレート化したアルコキシチタンのイソプロパノー
ル溶液(1/1 重量比) を攪拌下に添加し、さらに充分攪
拌した後、減圧下に脱水および脱アルコールを行い、乾
燥、粉砕して難燃剤試料A- 1〜A-12を調製した。また無
機系難燃剤をテトラアルコキシチタン誘導体を過剰に使
用し、前記と同様に処理して表面処理を施した試料、無
機系難燃剤を公知の表面処理剤を用いて前記と同様に処
理して調製した試料および無処理の無機系難燃剤を、比
較試料C-1〜C- 7として準備した。
【0027】調製した各試料および比較試料の仕様を表
1に示す。なお表1中において、無機系難燃剤、テトラ
アルコキシチタン誘導体および表面処理剤に、下記の略
号を用いた。また、被着量は無機系難燃剤100重量部
に対する重量部を示す。
1に示す。なお表1中において、無機系難燃剤、テトラ
アルコキシチタン誘導体および表面処理剤に、下記の略
号を用いた。また、被着量は無機系難燃剤100重量部
に対する重量部を示す。
【0028】 (無機系難燃剤) MG1:水酸化マグネシウム 篩試験 74 ミクロン通分=99.9%以上 吸油量 =105 ml/100g MG2:水酸化マグネシウム 比表面積 = 8 m2/g MG3:ステアリン酸で表面処理した水酸化マグネシウム 比表面積 = 8 m2/g AL :水酸化アルミニウム 平均粒子径 = 1.0ミクロン BET 比表面積 = 4.5m2/g
【0029】(アルコキシチタン誘導体) TAA:テトラ-iso-プロポキシチタンと2,4-ペンタン
ジオンとの反応で合成された化合物 (日本曹逹(株)
製) TLA:テトラ-iso-プロポキシチタンと乳酸との反応
で合成された化合物 (日本曹逹(株)製) TLA-A :テトラ-iso-プロポキシチタンと乳酸アンモニ
ウム塩との反応で合成 された化合物 (日本曹逹(株)製) TAT:テトラ-n-ブトキシチタンとトリエタノールア
ミンとの反応で合成さ れた化合物(日本曹逹(株)製) T0A:テトラ-iso-プロポキシチタンとしゅう酸アン
モニウム塩との反応で 合成された化合物(日本曹逹(株)製)
ジオンとの反応で合成された化合物 (日本曹逹(株)
製) TLA:テトラ-iso-プロポキシチタンと乳酸との反応
で合成された化合物 (日本曹逹(株)製) TLA-A :テトラ-iso-プロポキシチタンと乳酸アンモニ
ウム塩との反応で合成 された化合物 (日本曹逹(株)製) TAT:テトラ-n-ブトキシチタンとトリエタノールア
ミンとの反応で合成さ れた化合物(日本曹逹(株)製) T0A:テトラ-iso-プロポキシチタンとしゅう酸アン
モニウム塩との反応で 合成された化合物(日本曹逹(株)製)
【0030】(表面処理剤) IST:イソステアリン酸 ST :ステアリン酸 TC :チタネート系カップリング剤 味の素(株)製
KR-TTS SC :シラン系カップリング剤 信越シリコーン
(株)製 KBE-903 (以下余白)
KR-TTS SC :シラン系カップリング剤 信越シリコーン
(株)製 KBE-903 (以下余白)
【0031】
【表1】
【0032】(2)難燃性樹脂組成物 前記第(1)項で調製した難燃剤の本発明品または比較
品を、各種の易燃性樹脂に配合し、押出機を用い 200℃
で溶融混練してペレットを調製し、得られたペレットを
射出成形機を用い 200℃で射出成形して試験片を調製し
た。調製した試験片を用い、難燃性、引張強さ、冷熱サ
イクル試験後の引張強さを測定した。
品を、各種の易燃性樹脂に配合し、押出機を用い 200℃
で溶融混練してペレットを調製し、得られたペレットを
射出成形機を用い 200℃で射出成形して試験片を調製し
た。調製した試験片を用い、難燃性、引張強さ、冷熱サ
イクル試験後の引張強さを測定した。
【0033】各特性は、下記測定法により測定した。 (a) 難 燃 性 :JIS K−7201に準拠した酸
素指数 (b) 引張特性 :JIS K−6723に準拠 (c) 冷熱サイクル:(−35℃×5.5hr+20℃×0.5hr+60
℃×5.5hr+20℃×0.5hr)×50サイクル (d) 加熱劣化試験:60℃×28日
素指数 (b) 引張特性 :JIS K−6723に準拠 (c) 冷熱サイクル:(−35℃×5.5hr+20℃×0.5hr+60
℃×5.5hr+20℃×0.5hr)×50サイクル (d) 加熱劣化試験:60℃×28日
【0034】難燃剤の易燃性樹脂 100重量部に対する配
合量 (重量部) 、および諸特性の測定結果を、表2に示
す。なお表2において、易燃性樹脂に下記の略号を使用
する。 E-VA:エチレン−酢酸ビニル共重合体 酢酸ビニル含有量=28% E-AC:エチレン−エチルアクリレート共重合体 エチルアクリレート 含有量=15% LDPE:低密度ポリエチレン MI=0.5 密 度=0.900 (以下余白)
合量 (重量部) 、および諸特性の測定結果を、表2に示
す。なお表2において、易燃性樹脂に下記の略号を使用
する。 E-VA:エチレン−酢酸ビニル共重合体 酢酸ビニル含有量=28% E-AC:エチレン−エチルアクリレート共重合体 エチルアクリレート 含有量=15% LDPE:低密度ポリエチレン MI=0.5 密 度=0.900 (以下余白)
【0035】
【表2】
【0036】
【表2】(つづき)
【0037】表2に示すように、表1に示すアルコキシ
チタン誘導体の分解物を被着した水酸化マグネシウムま
たは水酸化アルミニウム(本発明品)を易燃性樹脂に配
合した系は、無処理の水酸化マグネシウムまたは水酸化
アルミニウム(比較品)を配合した系に比較して酸素指
数が大きく難燃性が優れるだけでなく、機械的特性、特
に加熱劣化試験後および冷熱サイクル試験後の特性も優
れる(実施例2- 1〜2-4および比較例2- 1参照) 。
チタン誘導体の分解物を被着した水酸化マグネシウムま
たは水酸化アルミニウム(本発明品)を易燃性樹脂に配
合した系は、無処理の水酸化マグネシウムまたは水酸化
アルミニウム(比較品)を配合した系に比較して酸素指
数が大きく難燃性が優れるだけでなく、機械的特性、特
に加熱劣化試験後および冷熱サイクル試験後の特性も優
れる(実施例2- 1〜2-4および比較例2- 1参照) 。
【0038】また従来公知の表面処理剤で表面処理を施
した水酸化マグネシウム (比較品C-2およびC- 3) およ
びステアリン処理した水酸化マグネシウム (比較品C-5)
を配合した系(比較例2- 2、2- 3および比較例2- 5) に
おいては、ほとんど難燃性の向上効果は認められない。
一方、実施例と同等の難燃性を発現させるために、無処
理の水酸化アルミニウムを大量に配合した系において
は、機械特性が低下する(比較例2-10および2-12参照)
。
した水酸化マグネシウム (比較品C-2およびC- 3) およ
びステアリン処理した水酸化マグネシウム (比較品C-5)
を配合した系(比較例2- 2、2- 3および比較例2- 5) に
おいては、ほとんど難燃性の向上効果は認められない。
一方、実施例と同等の難燃性を発現させるために、無処
理の水酸化アルミニウムを大量に配合した系において
は、機械特性が低下する(比較例2-10および2-12参照)
。
【0039】
【発明の効果】前記詳述したように、無機系難燃剤をキ
レート化したアルコキシチタン誘導体を用いて表面処理
しその分解物を被着させた難燃剤は、優れた難燃性を有
する。
レート化したアルコキシチタン誘導体を用いて表面処理
しその分解物を被着させた難燃剤は、優れた難燃性を有
する。
【0040】したがって、従来の無機系難燃剤に比較し
て易燃性樹脂への配合量を減少させることができるた
め、易燃性樹脂本来の諸特性の低下率の小さい優れた難
燃性樹脂組成物が得られる。また難燃性樹脂組成物は、
燃焼時の発煙量が少なく、かつ有毒ガスを発生しない。
さらに難燃剤は、水系で製造される無機系難燃剤の工程
中に、アルコキシチタン誘導体を添加するだけの簡単な
方法により製造することができる。
て易燃性樹脂への配合量を減少させることができるた
め、易燃性樹脂本来の諸特性の低下率の小さい優れた難
燃性樹脂組成物が得られる。また難燃性樹脂組成物は、
燃焼時の発煙量が少なく、かつ有毒ガスを発生しない。
さらに難燃剤は、水系で製造される無機系難燃剤の工程
中に、アルコキシチタン誘導体を添加するだけの簡単な
方法により製造することができる。
【0041】本発明は、易燃性樹脂に配合する優れた難
燃性を有する難燃剤、その製造法およびこの難燃剤を配
合した難燃性樹脂組成物を提供するものであり、その産
業的意義は極めて大きい。
燃性を有する難燃剤、その製造法およびこの難燃剤を配
合した難燃性樹脂組成物を提供するものであり、その産
業的意義は極めて大きい。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−252642(JP,A) 特開 昭63−270750(JP,A) 特開 平1−170624(JP,A) 特開 平1−170625(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08K 9/04 C08K 3/22 C08L 23/00 - 23/24 C08L 101/00 - 101/10 C09C 3/06
Claims (7)
- 【請求項1】 キレート化したアルコキシチタン誘導体
の分解物が、物理的および/または化学的に被着した無
機系難燃剤からなることを特徴とする難燃剤 - 【請求項2】 請求項1において、キレート化したアル
コキシチタン誘導体が、下記一般式 Ti(OR)n(A)4-n (ここに、R は、炭素数 1〜 8の直鎖もしくは分枝を有
する1価のの炭化水素基、A は、キレート化剤基を表
し、n は 0から3 のいずれかの整数を示す)で表される
化合物の1種の単独または2種以上の混合物である難燃
剤 - 【請求項3】 請求項2において、キレ−ト化剤が、β
−ジケトン類、ケトエステル類、ヒドロキシカルボン酸
類またはそれらの塩類、ケトアルコール類、アミノアル
コール類、エノール性活性水素化合物類、ジカルボン酸
類、グリコール類よりなる群から選ばれた少なくとも1
種である難燃剤 - 【請求項4】 請求項1において、無機系難燃剤が水酸
化マグネシウムまたは水酸化アルミニウムである難燃剤 - 【請求項5】 無機難燃剤をキレ−ト化したテトラアル
コキシチタン誘導体を用いて表面処理することを特徴と
する請求項1に記載の難燃剤の製造法 - 【請求項6】 (a) 易燃性樹脂 100重
量部 (b) 請求項1に記載の難燃剤 10〜 500重量部 上記(a) に(b) を配合したことを特徴とする難燃性樹脂
組成物 - 【請求項7】 請求項6において、易燃性樹脂がポリオ
レフィン系樹脂である難燃性樹脂組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2414341A JP3019417B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 難然剤および難然性の樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2414341A JP3019417B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 難然剤および難然性の樹脂組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04224836A JPH04224836A (ja) | 1992-08-14 |
JP3019417B2 true JP3019417B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=18522831
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2414341A Expired - Fee Related JP3019417B2 (ja) | 1990-12-26 | 1990-12-26 | 難然剤および難然性の樹脂組成物 |
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JP (1) | JP3019417B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
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---|---|---|---|---|
CN102382253A (zh) * | 2010-08-31 | 2012-03-21 | 比亚迪股份有限公司 | 一种有机络合物及其制备方法、一种阻燃材料及其制备方法 |
-
1990
- 1990-12-26 JP JP2414341A patent/JP3019417B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPH04224836A (ja) | 1992-08-14 |
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