JP3019328B2 - テレビジョン受像機 - Google Patents

テレビジョン受像機

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、チューナで選局したテレビジョン放送信号
と外部ビデオソースより供給されたビデオ信号との何れ
かを択一的に映出するテレビジョン受像機に関する。
〔発明の概要〕
本発明テレビジョン受像機は、チューナで選局したテ
レビジョン放送信号とビデオテープレコーダを含む少な
くとも一つの外部ビデオソースより供給されたビデオ信
号のいずれかを選択するスイッチ回路と、このチューナ
において使用されるAGC信号の大きさを判別してこのチ
ューナで選局したテレビジョン放送信号の電界を検出す
る電界検出手段と、水平偏向回路を制御するAFC回路の
ループゲインを変化させるループゲイン制御手段と、こ
のスイッチ回路の選択位置に対応させて少なくともビデ
オテープレコーダを含むこの外部ビデオソースの種類が
プリセットされるプリセット手段とを備えており、この
スイッチ回路によりこのチューナで選局したテレビジョ
ン放送信号が選択されている場合には、チューナで選局
したテレビジョン放送信号が弱電界であることがこの電
界検出手段により検出されたときには、このループゲイ
ン制御手段によりこのAFC回路のループゲインを低下さ
せ、このスイッチ回路によりこの外部ビデオソースより
供給されたビデオ信号が選択されている場合には、この
スイッチ回路の選択位置に対応したこのプリセット手段
にプリセットされているこの外部ビデオソースの種類を
判別し、この外部ビデオソースの種類がビデオテープレ
コーダであるときには、このAFC回路のループゲインを
上昇させるようにしたことにより様々な条件下で自動的
に最適な画質が得られるようにしたものである。
〔従来の技術〕
テレビジョン受像機には映出された画像の所謂ギザ等
を抑制して安定な画質を得るために、同期分離回路と水
平偏向回路との間に自動周波数制御回路(AFC回路)が
設けられている。この場合、弱電界時にはそのAFC回路
のループゲインを低下させて追従性を悪くした方が良好
な画質を得ることができる。
一方、最近のテレビジョン受像機にはビデオ入力端子
が設けられており、ビデオテープレコーダ(VTR)、光
ディスク再生装置及びテレビジョン放送用チューナ等の
外部ビデオソースよりのビデオ信号に対応する画像も映
出できる如くなされている。そして、その外部ビデオソ
ースとしてVTRが接続されており、そのVTRよりのビデオ
信号に対応する画像が映出されている場合には、そのテ
レビジョン受像機のAFC回路のループゲインを上昇させ
て追従性を良くした方が、良好な画質を得ることができ
るという経験則がある。
従って、外部ビデオソースとしてVTRが接続されてい
るテレビジョン受像機においては、内蔵のチューナで選
局したテレビジョン信号を選択しているときとそのVTR
のビデオ信号を選択しているときとでそのAFC回路のル
ープゲインを変化させることができれば都合が良い。
〔発明が解決しようとする課題〕 しかしながら、そのテレビジョン受像機の本体にその
AFC回路の特性を切換えるためのスイッチ等を設けてそ
のスイッチを視聴者に開放した場合には、誤操作により
画質が劣化した状態の番組を視聴するおそれがあると共
に、そのスイッチ等を切替えるのが煩雑である不都合が
ある。
更に、AFC回路の基板に特性を変更するためのジャン
パー線等を設けて、例えばサービスマンがテレビジョン
受像機の設置時等にチューナで選局したテレビジョン信
号と外部に接続したVTRよりのビデオ信号との何れの場
合でも比較的良好な画質が得られるようにそのAFC回路
の特性を設定する方法も考えられるが、この方法ではビ
デオソースに応じた最適な画質を得ることができない。
また、外部ビデオソースが選択された場合には強制的
にAFC回路のループゲインを高める方法も考えられる
が、その外部ビデオソースとしてVTRが接続されるとは
限らず、強制的にAFC回路の特性を設定してしまうのは
問題がある。
これに関して、例えば特開昭63−253772号公報には、
水平周波数を切換え可能として、水平周波数に応じてAF
C回路の特性を切換えるようにした技術が開示されてい
るが、これは複数のビデオソースに対応してAFC回路の
特性を切換えるものではない。
本発明は斯かる点に鑑み、外部ビデオソースとしての
VTRの再生信号を視聴していても、また内蔵しているチ
ューナで選局したテレビジョン信号の番組を視聴してい
るときに弱電界が発生しても、常に自動的に最適な画質
が得られるようにすることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明によるテレビジョン受像機は、例えば第1図に
示す如く、チューナ(2)で選局したテレビジョン放送
信号V0とビデオテープレコーダを含む少なくとも一つの
外部ビデオソースV1,V2より供給されたビデオ信号のい
ずれかを選択するスイッチ回路(5)と、このチューナ
(2)において使用されるAGC信号の大きさを判別して
このチューナ(2)で選局したテレビジョン放送信号V0
の電界を検出する電界検出手段(4)と、水平偏向回路
(18)を制御するAFC回路(13)のループゲインを変化
させるループゲイン制御手段(19)と、このスイッチ回
路(5)の選択位置に対応させて少なくともビデオテー
プレコーダを含むこの外部ビデオソースV1,V2の種類が
プリセットされるプリセット手段(25)(21)とを備え
ており、このスイッチ回路(5)によりこのチューナ
(2)で選局したテレビジョン放送信号V0が選択されて
いる場合には、チューナ(2)で選局したテレビジョン
放送信号V0が弱電界であることがこの電界検出手段
(4)により検出されたときには、このループゲイン制
御手段(19)によりこのAFC回路(13)のループゲイン
を低下させ、このスイッチ回路(5)によりこの外部ビ
デオソースV1,V2より供給されたビデオ信号が選択され
ている場合には、このスイッチ回路(5)の選択位置に
対応したこのプリセット手段(25)(21)にプリセット
されているこの外部ビデオソースの種類を判別し、この
外部ビデオソースの種類がビデオテープレコーダである
ときには、このAFC回路(13)のループゲインを上昇さ
せるようにしたものである。
〔作用〕
斯かる本発明によれば、予め外部ビデオソースの種類
がプリセットされるので、テレビジョン受像機は外部ビ
デオソースとしてVTRが接続されているか否かを識別す
ることができる。また、チューナ(2),(3)で使用
するAGC信号の大きさを判別する手段(27),(19)が
設けられているので、テレビジョン受像機は弱電界の発
生の有無を検知することができる。従って、AFC回路(1
3)のループゲインを現在選択されているビデオソース
の種類や弱電界の有無に応じて変化させることにより、
自動的に常に最適な画質を得ることができる。
〔実施例〕
以下、本発明によるテレビジョン受像機の一実施例に
つき第1図〜第4図を参照して説明しよう。
第1図は本例のテレビジョン受像機を示し、この第1
図において、アンテナ(1)、チューナ(2)及び映像
中間周波増幅回路(VIF回路)(3)により所望の局の
テレビジョン放送信号V0を復調し、この復調したテレビ
ジョン放送信号V0のレベルに応じて自動利得制御回路
(AFC回路)(4)を介してチューナ(2)及びVIF回路
(3)に夫々RF−AGC信号及びIF−AGC信号をフィードバ
ックする。一般に、RF−AGC信号は強電界時にIF−AGC信
号が所定のレベルよりも低下したときにチューナ(2)
の増幅度を制御するために使用される。
(5)はビデオソースを切換えるためのスイッチ回
路、(6)は第1のビデオ入力端子、(7)は第2のビ
デオ入力端子を示し、これらビデオ入力端子(6)及び
(7)には夫々図示省略した第1の外部ビデオソース及
び第2の外部ビデオソースよりビデオ信号V1及びV2を供
給する。そして、テレビジョン放送信号V0、ビデオ信号
V1及びビデオ信号V2を夫々スイッチ回路(5)の固定接
点(5a),(5b)及び(5c)に供給し、そのスイッチ回
路(5)の可動接点(5d)に生ずるビデオ信号(テレビ
ジョン放送信号も含まれる。)を同期分離回路(8)及
び映像処理・色再生回路(9)に供給し、この映像処理
・色再生回路(9)にて得られた三原色信号を管面表示
用の重畳回路(10)を介して受像管(11)に供給し、そ
の同期分離回路(8)で分離した垂直同期信号Vsを垂直
ドライブ回路(12)に供給する。
また、(13)はPLL回路方式のAFC回路を示し、このAF
C回路(13)において、位相検波回路(14)の出力信号
を低域通過フィルタ(15)及び可変利得増幅器(16)を
介して電圧制御発振器(VCO)(17)に供給し、このVCO
(17)の発振信号を位相検波回路(14)の一方の入力端
子に供給する。その位相検波回路(14)の他方の入力端
子には同期分離回路(8)において分離された水平同期
信号Hsを供給し、そのVCO(17)の発振信号を後続の水
平ドライブ回路(18)に供給する。本例では可変利得増
幅器(16)が設けられているために、そのAFC回路(1
3)のループゲインを変化させることができる。(19)
はそのループゲインを所望の値に設定するための設定回
路を示し、この設定回路(19)のデジタルのゲイン制御
信号GCをD/A変換器(20)を介してその可変利得増幅器
(16)のゲイン制御端子に供給する。
(21)は本例のテレビジョン受像器の動作を制御する
選局用マイクロコンピュータ(以下、選局用CPUと称す
る。)を示し、視聴者は本体キー(22)を操作して選局
用CPU(21)に各種コマンドを与えることができる共
に、例えば赤外線方式のコマンダ(24)のキーを操作す
ることにより受光素子(23)を介して選局用CPU(21)
の動作を制御することができる。本例においては、後述
のようにその本体キー(22)として、ビデオ入力端子
(6),(7)に接続されている外部ビデオソースのカ
テゴリーをプリセットする際に使用する学習キー(22
a)、ラベル書込みキー(22b)が含まれている。
また、(25)はその選局用CPU(21)が所謂ラストメ
モリとして使用する不揮発性のメモリ、(26)はキャラ
クタジェネレータ等を含む管面表示回路を示し、この管
面表示回路(26)の三原色の出力信号を重畳回路(10)
に供給する。選局用CPU(21)はその管面表示回路(2
6)及び重畳回路(10)を用いて受像管(11)の表示面
(11a)にビデオ信号の画面に重畳する形式で又は独立
に所定のメッセージを随時表示することができる。更
に、選局用CPU(21)は視聴者よりのコマンドに応じて
切替信号SWを用いてビデオソース切換え用のスイッチ回
路(5)の可動接点(5d)を固定接点(5a)〜(5c)の
何れかに接続する。
その切換信号SWを同時に設定回路(19)にも供給する
如くなし、視聴者が後述の手順で外部ビデオソースのカ
テゴリーのプリセットを行なった際には、選局用CPU(2
1)はそのプリセットされたカテゴリーをコード化して
成るプリセット信号PREを設定回路(19)に供給すう。
更に、(27)はA/D変換器を示し、AGC回路(4)にて生
成されるIF−AGC信号及びRF−AGC信号をそのA/D変換器
(27)を介して設定回路(19)に供給する。これによっ
て、その設定回路(19)はテレビジョン放送信号V0、ビ
デオ信号V1又はV2の何れの信号がスイッチ回路(5)で
選択されているのか、ビデオ信号V1及びはVTRによっ
て再生された信号であるのか及び(IF−AGC信号,RF−AG
C信号より)現在の受信状態が弱電界であるのかを正確
に識別することができる。従って、現在の状態に応じて
設定回路(19)が可変利得増幅器(16)に供給するゲイ
ン制御信号GCを変化させることにより、本例のAFC回路
(13)のループゲインは常に最適な値に自動的に設定で
きる。
例えばテレビジョン放送信号V0が選択されていて弱電
界が発生した場合には、設定回路(19)は可変利得増幅
器(16)の増幅率を小さくしてAFC回路(13)のループ
ゲインを低く設定する。この場合、そのテレビジョン放
送信号V0の各フィールド期間の初めだけで水平同期信号
に所定の偏位を与えると、その映像が1本の直線である
ときには、第2図Aの表示面(11a)に示す如く、再生
された映像の曲線(29)は本来の直線(28)に緩慢に近
づいて行く。従って、弱電界でテレビジョン放送信号V0
にジッターが混入しても得られる画像はそのジッターに
追従しないため所謂弱電界ギザが改善され、画質は良好
に維持される利益がある。
また、テレビジョン放送信号V0が選択されていて正常
な受信状態である場合又はビデオ信号入力端子(6),
(7)にVTR以外の外部ビデオソースが接続され且つビ
デオ信号V1若しくはV0がスイッチ回路(5)で選択され
ている場合には、設定回路(19)は可変利得増幅器(1
6)の増幅率を小さくしてAFC回路(13)のループゲイン
を中程度に設定する。この場合、この選択されたテレビ
ジョン放送信号又はビデオ信号の映像が1本の直線に対
応するものとして各フィールド期間の初めだけに水平同
期信号の所定の偏位を与えたときの関係は、第2図Bに
示す如く、再生された映像の曲線が本来の直線に緩慢に
振動しつつ収束していくものとなる。従って、入力信号
に混入するジッターに対して中程度の追従特性が得られ
る。
また、第1のビデオ入力端子(6)にVTRが接続され
ていると共にスイッチ回路(5)においてその入力端子
(6)よりのビデオ信号V1が選択されている場合には、
設定回路(19)は可変利得増幅器(16)の増幅率を大き
くしてAFC回路(13)のループゲインを高く設定する。
この場合、第2図A及びBに対応する映像は、第2図C
に示す如く、再生された映像の曲線が本来の直線に高速
で振動しつつ収束していくものとなる。従って、AFC回
路(13)は入力信号の水平同期信号の急激な変動に対し
て追従できるため、VTRに特有の画面の上部が一定方向
に歪む所謂スキュー歪みを解消して良好な画質が得られ
る利益がある。
次に、本例のテレビジョン受像機においてビデオ入力
端子(6),(7)に接続した外部ビデオソースのカテ
ゴリーをプリセットする場合の動作の一例につき第3図
を参照して説明するに、第3図に示す如く、本例のテレ
ビジョン受像機(30)の第1のビデオ入力端子(6)に
VTR(31)を接続するものとする。
この場合、視聴者はコマンダ(24)を用いてテレビジ
ョン受像機(30)を第1のビデオ入力端子(6)からの
ビデオ信号に対応する画像を表示面(11a)に表示する
「Video1」モードに設定する。そして、テレビジョン受
像機(30)本体の学習キー(22a)を操作してそのテレ
ビジョン受像機(30)を学習モードに設定する。学習モ
ードにおいては、選局用CPU(21)は受光素子(23)を
介してコマンダ(24)(他のVTR等のコマンダも含
む。)より送信されて来る信号に付加されているテレビ
ジョンチューナ、VTR、光ディスク再生装置等のカテゴ
リーを示すカテゴリーコードを読取って、「Video1」モ
ードを示すコード及びこのカテゴリーコードをプリセッ
ト信号PREの形で設定回路(19)へ供給する如くなされ
ている。従って、視聴者は学習キー(22a)を操作した
後に、そのテレビジョン受像機(30)にVTR(31)用の
コマンダ(32)でVTR用のコマンドを送信することによ
り、第1図の設定回路(19)においては例えば不揮発性
メモリ中に第1のビデオ入力端子(6)に対応してVTR
のカテゴリーコードがプリセットされる。
同様に、そのVTR(31)の代わりにその第1のビデオ
入力端子(6)に独立のテレビジョン放送用のチューナ
又は光ディスク再生装置を接続した場合には、夫々テレ
ビジョンチューナ用のコマンダ又は光ディスク再生装置
用のコマンダを用いてそのカテゴリーをプリセットする
ことができる。また、第2のビデオ入力端子(7)に接
続した外部ビデオソースのカテゴリーを設定回路(19)
にプリセットするには、テレビジョン受像機(30)を
「Video2」モードに設定して同様の手順を繰返せばよ
い。
外部ビデオソースのカテゴリーをプリセットする場合
の動作の他の例につき第4図を参照して説明するに、こ
の場合はテレビジョン受像機(30)のラベル書込み機能
(キャプショニング機能)を活用する。ラベル書込み機
能とは、例えば「Video1」の表示の代わりに(又は同時
に)視聴者が自分の希望する「TV」,「VTR」又は「V
D」等の文字を書込み表示できる機能をいう。
具体的に「Video1」の表示に文字「VTR」の書込みを
行う場合には、視聴者はそのテレビジ受像機(30)を、
第4図に示す如く、ラベル書込みモードに設定する。こ
のとき、テレビジョン受像機(30)の選局用CPU(21)
は管面表示回路(26)を用いて、第4図に示す如く、表
示面(11a)上に「Video1」の文字と共に「A」の文字
を表示する。そして、視聴者がラベル書込みキー(22
b)を操作するとその文字「A」は「B」,「C」,‥
‥等に変化して「V」の表示になる。この状態で所定時
間が経過すると選局用CPU(21)は文字「V」が設定さ
れたものと判断してその文字「V」の後に文字「A」を
表示する。同様の手順を経ることにより表示面(11a)
の上段には「VTR」の文字(33)が表示されるので、こ
の状態で視聴者がラベル書込みモードを解除することに
より、選局用CPU(21)の付属の不揮発性メモリ(25)
にはその「Video1」に対応して文字「VTR」が記憶され
る。
本例においては、このように「Video1」に対応して文
字「VTR」が書込まれたときには、第1のビデオ入力端
子(6)にVTRが接続されたものとみなされて、選局用C
PU(21)は「Video1」モードを示すコード及びVTRのカ
テゴリーコードをプリセット信号PREの形で設定回路(1
9)へ供給する如くなす。これにより、ラベル書込み機
能によって外部ビデオソースのカテゴリーのプリセット
が行われたことになる。この場合、第2のビデオ入力端
子(7)に独立のテレビジョン放送用のチューナを接続
するときには、そのラベル書込み機能によって「Video
2」に対応して「TV」の文字を書込めばよい。
上述のように本例によれば、学習キー(22a)又はラ
ベル書込みキー(22b)を操作することによって容易且
つ確実にビデオ入力端子(6),(7)に接続された外
部ビデオソースのカテゴリーを設定回路(19)にプリセ
ットすることができる利益がある。これにより、スイッ
チ回路(5)で外部ビデオソースのビデオ信号V1又はV2
が選択されている場合にも、設定回路(19)はその選択
されている外部ビデオソースのカテゴリーを正確に判別
することができ、AFC回路(13)のループゲインをその
カテゴリーに応じた最適な値に設定することができる。
尚、第1図例においては、AFC回路(13)の位相検波
回路(14)は水平同期信号HsとVCO(17)の発振信号と
を位相比較しているが、これ以外に、例えば水平同期信
号Hsの位相と水平ドライブ回路(18)にて生成される水
平パルスの位相とを比較して、その位相比較信号を低域
通過フィルタ(15)に供給するようにしてもよい。
このように本発明は上述実施例に限定されず、本発明
の要旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採り得ることは
勿論である。
〔発明の効果〕
本発明によれば、チューナで使用するAGC信号の大き
さを判別する手段と、外部ビデオソースの種類をプリセ
ットする手段とが設けられているため、外部ビデオソー
スとしてのVTRの再生信号を視聴していても、また内蔵
しているチューナで選局したテレビジョン放送信号の番
組を視聴しているときに弱電界が発生しても、AFC回路
のループゲインを自動的に最適な値に設定でき、常に最
適な画質が得られる利益がある。
また、本発明によれば一般的に様々な条件下で、常に
自動的に最適な画質を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図〜第4
図は夫々第1図例の動作の説明に供する線図である。 (2)はチューナ、(3)はVIF回路、(13)はAFC回
路、(18)は水平ドライブ回路、(19)はAFC回路(1
3)のループゲインの設定回路、(21)は選局用マイク
ロコンピュータ(選局用CPU)、(22)は本体キー、(2
4)はコマンダ、(27)はA/D変換器である。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−253772(JP,A) 特開 昭62−269572(JP,A) 特開 昭63−173476(JP,A) 特開 昭61−224571(JP,A) 特開 昭49−90029(JP,A) 特開 昭50−29237(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/05 H04N 5/44

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】チューナで選局したテレビジョン放送信号
    とビデオテープレコーダを含む少なくとも一つの外部ビ
    デオソースより供給されたビデオ信号のいずれかを選択
    するスイッチ回路と、 前記チューナにおいて使用されるAGC信号の大きさを判
    別して前記チューナで選局したテレビジョン放送信号の
    電界を検出する電界検出手段と、 水平偏向回路を制御するAFC回路のループゲインを変化
    させるループゲイン制御手段と、 前記スイッチ回路の選択位置に対応させて少なくともビ
    デオテープレコーダを含む前記外部ビデオソースの種類
    がプリセットされるプリセット手段とを備えており、 前記スイッチ回路により前記チューナで選局したテレビ
    ジョン放送信号が選択されている場合には、チューナで
    選局したテレビジョン放送信号が弱電界であることが前
    記電界検出手段により前記検出されたときには、前記ル
    ープゲイン制御手段により前記AFC回路のループゲイン
    を低下させ、 前記スイッチ回路により前記外部ビデオソースより供給
    されたビデオ信号が選択されている場合には、前記スイ
    ッチ回路の選択位置に対応した前記プリセット手段にプ
    リセットされている前記外部ビデオソースの種類を判別
    し、前記外部ビデオソースの種類がビデオテープレコー
    ダであるときには、前記AFC回路のループゲインを上昇
    させるようにしたことを特徴とするテレビジョン受像
    機。
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