JP3018812U - 肩冷え防止枕 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 寝ている間に起こる肩冷えを防ぐ事が目的で
ある。 【構成】 枕部（１）の横及び肩部に来る周囲３辺に袋
状側布（２）を付け、袋状側布（２）と内部に羽毛
（３）をつめる事を特徴とする

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】 ［産業上の利用分野］ この考案は、枕の周囲３辺に袋状の側布を付け、袋状側布内部に羽毛をつめ、 使用時に枕に頭を置く事により、肩部の下になる袋状側布の内部につめた羽毛に より、肩部の体重で袋状側布が沈み込み、肩が乗っていない部分は羽毛によりふ くれた状態になり、肩と枕との間のすき間が無くなり冷たい空気が入り込まず、 また、内部につめた羽毛により保温する事を特徴とした肩冷え防止枕に関するも のである。

【０００２】 ［従来の技術］ 従来、枕は寝る時に頭を置く物であり、肩冷えを防止する機能の付いたものは なかった。

【０００３】 ［発明が解決しようとする課題］ これには次のような欠点があった。 （イ）肩と枕の間にすき間があり、冷たい空気が入ってきてしまう。 （ロ）枕は単体でのみ使用していたため、少しの寝返りで、枕がずれてしまう欠 点があった。 本考案はこれらの欠点を解決するために考案されたものである。

【０００４】 ［問題を解決するための手段］ その構成を説明すると、 枕部（１）の横辺及び肩部に来る周囲、３辺に袋状側布（２）を付け、袋状側 布（２）の内部に羽毛（３）をつめる。 以上のような構成からなる肩冷え防止枕

【０００５】 ［作用］ 本考案は以上のような構造で、これを使用すると、 枕部に頭を置き、肩部下にくる羽毛をつめた袋状側布が、肩の重みで沈み込み、 肩の乗っていない部分は、羽毛の弾力でふくれ、肩に密着し、普通の枕をした場 合に起こるすき間がないため、外からの冷たい空気が入り込まず、また羽毛によ り保温をするため、肩冷えを防ぐ枕である。また袋状側布が肩の重みで固定され ているため、寝返り時に起こっていた枕のずれもなくなる。

【０００６】 ［実施例］ 以下本考案について、実施例を説明すると、 枕部（１）の横辺及び肩部に来る周囲、３辺に袋状の側布を付け、袋状側布（ ２）の内部に羽毛（３）をつめる。 なお、袋状側布の内部につめるものとして、 普通綿、羊毛綿、合成綿、羽根毛、またはこれらの混合物が考えられる．また、 枕本体が大きい場合において、袋状側布は、肩部にくる、１辺のみに付けても同 じ効果がある．

【０００７】 ［考案の効果］ したがって、枕部に袋状側布を付け、内部に羽毛をつめる事により、体温も外 へ逃がす事もなく、寝返り時に起こる、枕がずれる事もないものとなった．

【図面の簡単な説明】

【図 １】 本考案の斜視図である．

【図 ２】 本考案の一部を切り抜いた斜視図である。

【図 ３】 本考案の使用状態を示す斜視図である。

【符号の説明】

１ 枕部 ２ 袋状側布 ３ 羽毛

─────────────────────────────────────────────────────

【手続補正書】

【提出日】平成７年５月２３日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】考案の名称

【補正方法】追加

【補正内容】

【考案の名称】 肩冷え防止枕

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】枕部（１）の横辺及び肩部に来る周囲３辺
   に袋状側布（２）を付け、袋状側布（２）の内部に羽毛
   （３）をつめる．以上の如く構成された肩冷え防止枕。