JP3018773U - サインバー付小径円筒研削装置 - Google Patents

サインバー付小径円筒研削装置

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JP3018773U
JP3018773U JP1995006213U JP621395U JP3018773U JP 3018773 U JP3018773 U JP 3018773U JP 1995006213 U JP1995006213 U JP 1995006213U JP 621395 U JP621395 U JP 621395U JP 3018773 U JP3018773 U JP 3018773U
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grinding
grinding machine
small
diameter cylindrical
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JP1995006213U
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Inventor
士郎 相原
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株式会社相模ゲージ製作所
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  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】小径の円筒を研削するサインバー付小径円筒研
削装置であって、センター相互に支持されたワークPの
側面を支持するテンションユニットSを研削装置の基盤
1に位置調整自在に立設する。テンションユニットSが
位置する基盤1の下部にブロックゲージ44の上端を支
持する固定バー45を設ける。研削装置の基盤1とブロ
ックゲージ44とに連結して研削装置の調整位置を固定
する略円弧形状の連結板41を設ける。ダイヤモンドド
レッサーを備えたドレッサーユニットをテンションユニ
ットSと交換自在に設ける。 【効果】これまで加工が困難とされた直径 1〜15mmの加
工物を研削することができ、小さな加工物でも正確なテ
ーパーを設けることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、小径の円筒を正確に研削することができるサインバー付小径円筒 研削装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の研削ツール装置として、図6乃至図8に示す円筒研削装置があった。図 6及び図7に示す円筒研削装置は、加工物(ワークP)が小径の場合、ワークP の片側端をVブロック44の溝に入れ、上部よりボルト43で固定する3点支持 方式を用いている(図7参照)。そして、ハンドル41を回転させることで加工 物を回転させ、砥石Qで研磨するものである。このワークPの径が変わる場合は 、回転ユニット42を上下させてこの径に対応させるものである。
【0003】 一方、図8に示す従来の円筒研削装置は、モーター51の回転でワークPを回 転させるもので、このときの芯ブレを少なくするために、ワークPの両端をセン ター53で押さえている。そして、ワークPの径や大きさが変わる場合は、セン ター53の回転数を変える必要があるので、このセンター53とモーター51の 間に介するベルト52を交換することで、回転数を変えるようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、従来の図6及び図7に示す装置では、手動回転故に、回転数を一定 にすることは困難であり、しかも、回転ユニットを上下して加工物の芯を出すの で、熟練した技術が必要になるものであった。
【0005】 また、図8に示す装置は、モーターの回転をベルトを介してセンターに伝える ため、加工物が小径、且つ長くなると、研削時、中心部分にビリが生じ易く、加 工物は、直径20〜100mm 、加工精度0.01mm前後が限度であった。
【0006】 しかも、加工物が小さくなると、この加工物にテーパーを設けることは、更に 困難になってしまう。
【0007】 そこでこの考案は、上述の課題を解消すべく案出されたもので、これまで加工 が困難とされた直径 1〜15mmの加工物を研削することができ、しかも、小さな加 工物でも正確なテーパーを設けることができるサインバー付小径円筒研削装置の 提供を目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成すべくこの考案の第1の手段は、ワークPを両端から支持固 定する回転センター6を有する小径の円筒を研削するサインバー付小径円筒研削 装置であって、研削装置の基盤1底部にサインバーベース46を設け、このサイ ンバーベース46の端部を研削装置の基盤1端部に揺動自在に連結すると共に、 研削装置の基盤1底部とサインバーベース46との間に、研削装置の支持角度を 調整するブロックゲージ44を載置することにある。
【0009】 また、第2の手段は、ワークPを両端から支持固定する回転センター6を有す る小径の円筒を研削するサインバー付小径円筒研削装置であって、センター相互 に支持されたワークPの側面を支持するテンションユニットSを研削装置の基盤 1に位置調整自在に立設し、このテンションユニットSの下部にブロックゲージ 44の上端を支持する固定バー45を設け、これら研削装置の基盤1とブロック ゲージ44とに連結して研削装置の調整位置を固定する略円弧形状の連結板41 を設けたことにある。
【0010】 更に、第3の手段は、砥石Qの研削面を平らに研削するダイヤモンドドレッサ ー39を備えたドレッサーユニットTをテンションユニットSと交換自在に設け たことを課題解消のための手段とする。
【0011】
【作用】 この考案の第1の手段によると、小径円筒研削装置の基盤1底部とサインバー ベース46との間にブロックゲージ44を載置することで、小径円筒研削装置の 角度が調整され、ワークPのテーパー加工が可能になる。
【0012】 また、第2の手段は、ワークPの側面を支持するテンションユニットSは、ワ ークPの側面を弾性的に支持する。そして、このテンションユニットSの下部に 設けた固定バー45に、ブロックゲージ44の上端部を当接する。また、角度が 調整された基盤1とブロックゲージ44とを、連結板41が連結固定して研削装 置の調整位置を固定する。
【0013】 更に、第3の手段は、テンションユニットSの装着位置にドレッサーユニット Tを交換することで、ダイヤモンドドレッサー39が砥石Qの研削面を平らに研 削するものである。
【0014】
【実施例】
以下、図面を参照してこの考案を詳細に説明する。
【0015】 図に示す符号1は、この考案研削装置の基盤である。この基盤1上には、一対 の回転センター6が相対して配設され、この回転センター6間にワークPが挟着 固定される。そして、一方の回転センター6は、ギヤヘッドを介してモーターに 連結されている。そして、研削装置の基盤1底部にサインバーベース46を設け 、このサインバーベース46の端部を研削装置の基盤1端部に揺動自在に連結し ている。図示例では、支点ピン42にベアリング57を装着して揺動自在に軸支 している(図3参照)。
【0016】 更に、研削装置の基盤1底部とサインバーベース46との間に、研削装置の支 持角度を調整するブロックゲージ44を載置している(図1参照)。このブロッ クゲージ44は、予め一定の高さに形成してあるもので、ブロックゲージ44を 固定バー45に載置することで、研削装置の支持角度が一定の角度に設定される ものである。図5(イ)に示すテーパー形状は、最大15度のテーパーを付けるブ ロックゲージ44を使用したものであり、また、同図(ロ)に示すテーパー形状 は、最大45度のテーパーを付けるブロックゲージ44を使用した例を示している 。
【0017】 そして、研削装置の基盤1とブロックゲージ44とに略円弧形状の連結板41 を連結して、研削装置の調整位置を固定している(図1参照)。図示の連結板4 1は、略円弧形状の連結板41に沿って、長孔状の連結孔を設け、この連結孔に 蝶ネジ47を挿通してネジ止めしている。
【0018】 符号Sは、ワークPの側面を支持するテンションユニットを示している。この テンションユニットSは、基盤1にスライド自在に固定されるテンションブロッ ク36と、このテンションブロック36から上方に突出してワークPの側面を支 持するテンションシャフト38と、テンションブロック36の内部に装着され、 テンションシャフト38をワークP側に押圧付勢するテンションスプリング61 とで構成する。このテンションユニットSは、特に、小径で長尺のワークPを側 面から支持するものである。
【0019】 符号Tは、テンションユニットSと交換自在に形成したドレッサーユニットで ある。このドレッサーユニットTは、砥石Qの研削面を平らに研削するダイヤモ ンドドレッサー39を備えたもので、ダイヤモンドブロック40の内部にダイヤ モンドドレッサー39を装着し、ストップネジ37で固定している(図4参照) 。そして、ダイヤモンドドレッサー39の先端が砥石Qの研削面に当接するよう に、このストップネジ37で調整する。
【0020】
【考案の効果】
この考案は、上述の如く構成したことにより、当初の目的を達成する。
【0021】 すなわち、請求項1により、小さな加工物でもテーパーを設けることが可能に なった。
【0022】 請求項2によると、これまで加工が困難とされた直径 1〜15mmの加工物を研削 することができ、しかも、小さな加工物でも正確なテーパーを設けることが可能 になった。
【0023】 請求項3では、ドレッサーユニットTによって、常に砥石Qの研削面を平にす ることができる。
【0024】 このようにこの考案によると、これまで加工が困難とされた直径 1〜15mmの加 工物を研削することができ、しかも、小さな加工物でも正確なテーパーを設ける ことができるなどといった実用上有益な種々の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を示す正面図。
【図2】この考案を示す平面図。
【図3】この考案を示す左側面。
【図4】この考案のドレッサーユニットを示す正面図。
【図5】この考案で形成したテーパー形状を示す概略
図。
【図6】従来の円筒研削装置を示す正面図。
【図7】従来の円筒研削装置を示す右側面図。
【図8】従来の他の円筒研削装置を示す正面図。
【符号の説明】
P ワーク Q 砥石 S テンションユニット T ドレッサーユニット 1 基盤 2 固定ブロック 3 スライドブロック 4 ベアリングハウス 5 モータープレート 6 回転センター 7 固定センター 8 ジョイント 9 スプリング受け 10 ストップキー 11 変芯シャフト 12 カムアーム 13 クランプ板 14 ストッパー 15 カラー 16 センターレバー 17 センターピン 18 ゴムカバー 19 回転板 20 ケレーピン 21 ケレー 22 調整ブロック 23 調整ネジ 24 スライドアーム 25 可動アーム 26 ストッパーピン 27 スライドピン 28 スライドブッシュ 29 スライドブッシュ 30 モーターカバー 31 ゴム当て板 32 ゴム当て板 33 ゴムスペーサー 34 ゴムスペーサー 35 センターカラー 36 テンションブロッ
ク 37 ストップネジ 38 テンションシャフ
ト 39 ダイヤモンドドレッサー 40 ダイヤモンドブロック 41 連結板 42 支点ピン 43 ベアリング押え板 44 ブロックゲージ 45 固定バー 46 サインバーベース 47 蝶ネジ 48 蝶ネジ 49 メクラ 50 従来の円筒研削装置 51 モーター 52 ベルト 53 センター 57 ベアリング

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワークを両端から支持固定する回転セン
    ターを有する小径の円筒を研削するサインバー付小径円
    筒研削装置であって、研削装置の基盤底部にサインバー
    ベースを設け、このサインバーベースの端部を研削装置
    の基盤端部に揺動自在に連結すると共に、研削装置の基
    盤底部とサインバーベースとの間に、研削装置の支持角
    度を調整するブロックゲージを載置することを特徴とす
    るサインバー付小径円筒研削装置。
  2. 【請求項2】 ワークを両端から支持固定する回転セン
    ターを有する小径の円筒を研削するサインバー付小径円
    筒研削装置であって、センター相互に支持されたワーク
    の側面を支持するテンションユニットを研削装置のベー
    スに位置調整自在に立設し、このテンションユニットの
    下部にブロックゲージの上端を支持する固定バーを設
    け、これら研削装置の基盤とブロックゲージとに連結し
    て研削装置の調整位置を固定する略円弧形状の連結板を
    設けた請求項1記載のサインバー付小径円筒研削装置。
  3. 【請求項3】 砥石の研削面を平らに研削するダイヤモ
    ンドドレッサーを備えたドレッサーユニットをテンショ
    ンユニットと交換自在に設けた請求項2記載のサインバ
    ー付小径円筒研削装置。
JP1995006213U 1995-05-30 1995-05-30 サインバー付小径円筒研削装置 Expired - Lifetime JP3018773U (ja)

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