JP3018723U - 押入用棚板 - Google Patents

押入用棚板

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Publication number
JP3018723U
JP3018723U JP1995006206U JP620695U JP3018723U JP 3018723 U JP3018723 U JP 3018723U JP 1995006206 U JP1995006206 U JP 1995006206U JP 620695 U JP620695 U JP 620695U JP 3018723 U JP3018723 U JP 3018723U
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JP
Japan
Prior art keywords
plate
bent
synthetic resin
bent portion
lateral direction
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995006206U
Other languages
English (en)
Inventor
勇 梶田
Original Assignee
イサム株式会社
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Filing date
Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 押入用棚板を加工が容易で、運搬や保管を便
利にする。 【構成】 基板A2の表面に合成樹脂板A1を貼り、か
つ前端部付近に横方向に下方へ屈曲する屈曲部Cを設け
た板体A、及び屈曲した板体Aの屈曲部Cの側方に差し
込み板体Aを固定する。横桟B3より成り、板体Aの屈
曲部Cの裏面を表面の合成樹脂板A1部を残して横方向
に切除C1する。切除C1部の合成樹脂板A1部の裏面
に屈曲可能に切り込みC2を横方向に形成する。切除C
1部の前方及び後方で切除C1部の近くに基板A2の裏
面の横方向に蟻溝A5、A6を設ける。横桟B3に屈曲
した屈曲部Cの内側面に当たる当接部B1及び蟻溝A
5、A6に嵌入する蟻ほぞB2、B3を長手方向に設け
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、押入に使用する棚板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の押入用棚板は、物品を載置する水平部の前端に90°下方へ屈折した前 垂部を釘等の止着部材により水平部に一体に取り付けていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の押入用棚板は、水平部と前垂部とが不動に一体化されているため、棚板 の積み重ねがし難く、保管上大きなスペースを必要とし、運搬に際しても持ち運 びにくい欠点を有していた。 又、棚板を製品寸法に合わせて切断する場合においても、水平部と前垂部の双 方を切断しなければならず、作業に手数が掛かり非常に困難であった。
【0004】 上記点より本考案は、押入用棚板の加工が容易で、運搬や保管も便利な押入用 棚板を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案は、基板の表面に合成樹脂板が貼着されると共 に、前端部付近に横方向に下方へ屈曲する屈曲部が形成された板体、及び屈曲し た板体の屈曲部に側方より差し込まれ板体を固定する横桟より成るものであり、 前記板体の屈曲部は、裏面の基板が表面の合成樹脂板部を残して横方向に切除さ れると共に、切除部の合成樹脂板部の裏面に屈曲可能に切り込みが横方向に形成 され、切除部の前方及び後方に切除部に接近して基板の裏面の横方向に蟻溝が形 成され、一方横桟は前記屈曲部の内側面への当接部を長手方向に有すると共に、 前記両蟻溝に嵌入する蟻ほぞを夫々長手方向に有することを特徴とするものであ る。
【0006】
【作用】
本考案の作用を説明すれば、基板の表面に合成樹脂板を貼着した板体の前端部 付近に横方向に下方へ屈曲する屈曲部が形成され、この屈曲部の裏面の基板が表 面の合成樹脂板部を残して切除され、この切除部の合成樹脂板部の裏面に切り込 みが形成されているため、使用に際して板体を切り込み部で折り曲げれば、その 前方が下方へ垂れ下がり前垂部が形成される。
【0007】 そして、屈曲した板体の角部に横桟を側方より差し込めば、横桟の当接部が板 体の屈曲部の内側面に当接し屈曲部の角が固定され、又前記板体の裏面で切除部 の前方及び後方に接近して設けた蟻溝は屈曲部の屈曲により、一方が板体の水平 部側に他方は板体の前垂部側に位置し、この蟻溝に横桟に設けた蟻ほぞが嵌合し 板体の水平部及び前垂部が横桟に固定され屈曲部も不動となる。
【0008】 そして、棚板としての使用前は、屈曲部が延びて板体は単なる一枚の平板であ るから積み重ねが容易で、保管上スペースも少なくて済むと共に、運搬に際して も持ち運びが容易である。 又、組み立てに際しては、前記のように平板を屈曲し横桟を屈曲部に差し込む だけであるから、誰もが容易に組み立てることが可能である。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1は本考案押入用棚板の組み立て状態を示す一部切り欠いた斜視図、図2は 板体の一部斜視図、図3は横桟の一部斜視図、図4は本考案押入用棚板の使用状 態を示す斜視図である。
【0010】 本考案押入用棚板は、表面に肉薄の合成樹脂板A1が貼着され、裏面が肉厚の 基板A2より成る板体A2及び硬質樹脂製等の横桟Bより成るものである。 板体Aはその前端部付近の横方向に下方へ90°屈曲する屈曲部Cが形成され ている。
【0011】 屈曲部Cは裏面の基板A2部が表面の合成樹脂板A1部を残して基板A2が横 方向に切除C1され、切除C1部の合成樹脂板A1部の裏面に横方向に切り込み C2が2本形成され、この切り込みC2により屈曲した板体Aは角を取った形状 で水平部A3と前垂部A4とが90°の角度で直交するよう形成される。勿論、 切り込みC2は1本でもよい。
【0012】 又、切除C1部の前方で切除C1部に接近して、基板A2の裏面の横方向に蟻 溝A5が形成されると共に、切除C1部の後方で切除C1部に接近して基板A2 の裏面の横方向に蟻溝A6が形成されている。 したがって、板体Aを屈曲した場合、切除C1部の前方の蟻溝A5は前垂部A 4側に、又切除C1部の後方の蟻溝A6は水平部A3側に位置することになる。
【0013】 一方、横桟Bは前記板体Aを屈曲した屈曲部Cの内側面に側方より差し込まれ 水平部A3と前垂部A4とを不動に固定するもので、横桟Bの長手方向に屈曲し た板体Aの屈曲部Cの内側面に側方より差し込まれ当接する当接部B1が長手方 向に形成されている。当接部B1は最小限コーナーを挾んで両側が屈曲部Cの内 側に当接すればよい。
【0014】 又、横桟Bの長手方向に前記当接部B1の下方部に、板体Aの蟻溝A5に側方 より差し込まれ嵌合する蟻ほぞB2が長手方向に形成されていると共に、横桟B の当接部B1の後方部に板体Aの蟻溝A6に側方より差し込まれ嵌合する蟻ほぞ B3が長手方向に形成されている。 尚、蟻溝と蟻ほぞの形状は先端が広がったものであれば、片蟻、両蟻を問わず 、又断面が円形でもよい。
【0015】
【考案の効果】
本考案によれば、板体は使用前は屈曲部が延びて一枚の平板であるから、重ね 合わせた時の巾及び厚みが最小限となり、倉庫管理におけるスペースが縮小化さ れると共に、積み重ねが容易であるため損傷を受けにくく、又運搬に際しても持 ち運びが容易である。 又、製品の寸法に合わせて切断する場合においても、一枚の平板であるから作 業時間が短縮化されると共に作業工程も単純化される。 そして、棚板を積み立てる場合は、釘等の止着部材が一切不要で、横桟を側方 より差し込むだけであるから、熟練者でなくても誰もが容易に行うことができる 等効果の多い有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案押入用棚板の組み立て状態を示す一部切
り欠いた斜視図である。
【図2】本考案押入用棚板の板体の一部斜視図である。
【図3】本考案押入用棚板の横桟の一部斜視図である。
【図4】本考案押入用棚板の使用状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
A 板体 A1 合成樹脂板 A2 基板 A5 蟻溝 A6 蟻溝 B 横桟 B1 屈曲部内側への当接部 B2 蟻ほぞ B3 蟻ほぞ C 屈曲部 C1 切除 C2 切り込み

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面に合成樹脂板が貼着されると
    共に、前端部付近に横方向に下方へ屈曲する屈曲部が形
    成された板体、及び屈曲した板体の屈曲部に側方より差
    し込まれ板体を固定する横桟より成るものであり、前記
    板体の屈曲部は、裏面の基板が表面の合成樹脂板部を残
    して横方向に切除されると共に、切除部の合成樹脂板部
    の裏面に屈曲可能に切り込みが横方向に形成され、切除
    部の前方及び後方に切除部に接近して基板の裏面の横方
    向に蟻溝が形成され、一方横桟は前記屈曲部の内側面へ
    の当接部を長手方向に有すると共に、前記両蟻溝に嵌入
    する蟻ほぞを夫々長手方向に有することを特徴とする押
    入用棚板。
JP1995006206U 1995-05-29 1995-05-29 押入用棚板 Expired - Lifetime JP3018723U (ja)

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