JP3018701U - 土中埋設用給水管 - Google Patents

土中埋設用給水管

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JP3018701U
JP3018701U JP1995005131U JP513195U JP3018701U JP 3018701 U JP3018701 U JP 3018701U JP 1995005131 U JP1995005131 U JP 1995005131U JP 513195 U JP513195 U JP 513195U JP 3018701 U JP3018701 U JP 3018701U
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耕三 塩田
ゆう 一力
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給水量の如何に関わらず、均質な給水機能を
発揮させることができ、かつ、高給水性能・高給気性能
をほぼ永久的に維持できる土中埋設用給水管を提供す
る。 【構成】 給水管3には、給水拡散のための孔部3aを
所定間隔で多数設け、給水・排水のための下孔3bを当
該給水管3下側でかつ孔部3aに比して少ない比率で設
ける。給水を停止すれば給水管3内の水は下孔3bから
全て土中へ拡散して滞留せず、混入物も流れ出す。孔部
3aに筒状のカバー管30を同軸で配設し、スペーサ片
を介装して間隔を保つ。透水シート32をカバー管30
の外側に巻き付けて覆う。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、土中へ給水するための土中埋設用給水管に関し、特に運動競技場な どに敷設した芝生の成育を維持促進するための管理装置に適用される土中埋設用 給水管に関する。
【0002】
【従来の技術】
芝生を敷設した施設には、野球やサッカー、ラグビー等のスポーツを行う運動 競技場やゴルフ場などがある。近時、そうした施設では維持・管理が容易である ため、人工芝生を敷設することが多いが、競技上の必要性や安全性、また使用時 の感触などを考慮すると、やはり天然の芝生が優れている。
【0003】 この天然の芝生は痛みやすく、また育成のための給水および排水などの管理が 難しい。このため、芝生面下の土中に、給水管を埋設して給水を行うようにし、 これにより芝生の成育を管理することが提案されている。つまり、図7に示すよ うに、芝生面a下方の土中に、給水の拡散孔cを多数設けた給水管bを適宜に枝 別れさせて埋設し、それら給水管bの上流に設けた水タンクから水を圧送して給 水を行う。給水管bの拡散孔cは、埋設に際して上側に位置させて、上方の芝生 側へ向けるようにしている。
【0004】 排水については、給水管bを排水にも利用するようにしていて、適宜な部所で 分岐させた排水経路から、自然な流下で排水したり、あるいは吸引ポンプにより 強制的に吸引して排水を促すようにしている。
【0005】 また、給水管bには、図示は省略したがエアポンプを切替え接続させるように しており、これにより圧縮空気を送給して、芝生の根圏へ酸素を供給するように もしている。
【0006】 さらに、給水管としては、図8に示すように、拡散孔cを当該給水管eの長手 方向に上下無作為に多数設けたものや、あるいは図9に示すように、拡散孔cを 上下に、且つ当該給水管fの長手全体に短いピッチで多数設けたものなども知ら れている。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、図7に示した従来のものでは、給水は圧送されて給水管bの拡 散孔cから加圧状態で土中へ放出され、拡散孔cが小径であることから土中への 放出圧力が大きく、このため拡散孔c近傍からその周囲の、養分を担持する土粒 子が流水圧力で押し流されてしまうとともに、水みちなる空隙が土中に生じてし まい、芝生根の良好な成育に必要な土壌の均質性が損なわれるおそれがある。
【0008】 その一方、給水を止めた際には土粒子が拡散孔cに向かって崩落して、これが 給水管bの拡散孔cを塞いでしまう。また、給水管を用いて給気を行うようにし た場合には、水分や酸素を求める芝生根が拡散孔cに向かって殺到し侵入して、 これを塞いでしまうおそれもある。
【0009】 他方、長期間使用していると給水中の混入物が給水管bの内部にその全長に亘 ってそこここに堆積し、給水管bの内径を狭めてしまい、そうした堆積物dは給 水管bの底部に滞留するばかりでなく、拡散孔cの部分にも付着して孔径を狭め ることとなり、目詰まりを生じさせ、たとえ多数の拡散孔cを備えていても、こ れらを徐々に塞いでいくことになる。このため、早期に給水あるいは通気の効率 が低下してしまい、交換時期を早めてしまう。
【0010】 また給水管bの拡散孔cが当該給水管bの上側に位置されているため、給水管 b内には、古い嫌気性の水が滞留しており、給水管b内を完全な乾燥状態にする ことは難しかった。また、このような嫌気性の水の給水管b内における滞留は、 これがその後の給水時に土中へと流出されることともなり、根圏に対して悪影響 を与えて、芝生の生育障害や、病気発生を招いてしまうおそれもあった。
【0011】 こうした混入物の堆積および拡散孔cの目づまり、並びに給水管b内における 水の滞留を防ぐには、通常給水圧力を遥かに超えた圧送力で給水を行い、その過 剰な加圧水により堆積物を洗い流すようにしたり(フラッシング)、やはり高圧 力の空気を送って清浄化する(エアレーション)ことが効果的ではあるが、拡散 孔cが小径であることから土中への放出圧力が極めて大きく、このため拡散孔c の界隈の、養分を担持する土粒子が加圧力で流動するとともに、水みちなる空隙 が土中に生じてしまい、芝生根の良好な成育に必要な土壌の均質性が損なわれる おそれがある。しかもその一方、加圧による給水管b内の清掃を止めた際には土 粒子が拡散孔cに向かって崩落するなどし、これが給水管bの拡散孔cを塞いで しまう。このように、定期的に行う必要のあるフラッシング,エアレーションに は不都合な問題が多々あった。
【0012】 ここに、図8及び図9に示した給水管e,fにあっては、上下に多数の拡散孔 cが形成されており、給水管e,fからの排水には有効ではあるものの、上述し たようにこれら拡散孔cは一般に、そもそも目詰まりしないように小口径で形成 されるものであるから、加圧給水となって給水管e,f周囲の土粒子を流亡させ たり、水みちを生じさせたり、芝生根による目詰まりが懸念される。さらに、芝 生面とは反対側の下孔も多数形成されていることから、給水が芝生根へと向かわ ず、下方へ逸散して給水に用いられない水量が多量となり、効果的且つ効率的な 給水を行えるものではなかった。すなわち、下向きの拡散孔を特段の配慮なしに 多数形成すると、水タンクなどが設置されている給水上流側の下向きの拡散孔か らもっぱら水が下方へ逸散し、給水下流側の拡散孔からの給水が難しくなる。詳 しく説明すると、加圧給水などによって給水管内を給水で満たして水を供給する 場合には、さほどの悪影響はないが、加圧給水による上記の問題が生じないよう に、給水を緩やかに且つ自然に行わせたいような場合には、次のような状態が想 定される。自然な穏やかな給水では、水が給水管の中空断面全体に充満せず、そ の内面下部に僅かな水位を保って流れる。給水管内で水がこのように緩やかに流 れる状況では、この流れの水は、芝生面に向かう給水管の上側の上向きの拡散孔 からはもちろん流れ出さず、下側の下向きの拡散孔のみから流れ出して土中に拡 散していく。そして勢いのないこの流れの水は、給水上流側の下向き拡散孔から そのほとんどが流出・逸散してしまい、給水下流側まで達し得ない。したがって 、このような状況では、給水が行われる部分と、全く行われない部分とが生じて しまうこととなり、均質な給水を行うことができないという問題があった。
【0013】 本考案は前記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、給水するため の孔部の実質的な開口サイズを拡大することができて給水、ひいては給気を良好 に行えるとともに、かつこのような機能を備える孔部に対する土粒子や植物根の 侵入を防ぐことができる土中埋設用給水管を提供することにある。
【0014】 また、フラッシングやエアレーションなどを行うことなく、給水管内の給水を 完全に排出することができてその滞留を防ぐことができるとともに、給水中の混 入物の堆積を防止することができる土中埋設用給水管を提供することにある。
【0015】 そしてさらに、給水量の如何に関わらず、均質な給水機能を発揮させることが でき、かつ高給水性能・高給気性能をほぼ永久的に維持できる土中埋設用給水管 を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため本考案の土中埋設用給水管は、芝生面下の土中に埋設 され、該土中へ給水するための土中埋設用給水管において、上記給水管の表面に その長手方向に沿って適宜間隔を隔てて複数開口形成され、給水を流出させる孔 部と、上記給水管の周りに沿ってこれを取り囲みつつ、該給水管表面を外側から 覆う管状に形成され、少なくとも上記孔部及びその近傍の該給水管表面を外側か ら覆うべく、該給水管表面から隙間を開けて設けられて、該給水管表面との隙間 を介して該孔部と土中とを連通させる環体と、該環体に覆われた上記給水管の下 側部分に該給水管の長手方向に沿って適宜間隔を隔てて、上記孔部よりも数少な く開口形成され、該給水管内の滞留水を排出するための下孔と、を備えたことを 特徴とする。
【0017】 また、前記環体によって前記給水管表面との間に形成された隙間を、通水可能 としつつ土中側から塞ぐための透水性部材を備えたことを特徴とする。
【0018】
【作用】
本考案の作用について述べると、給水が給水管内に満ちて供給される給水状況 にあっては、給水管の表面にその長手方向に沿って適宜間隔を隔てて複数開口形 成した孔部、並びに下孔それぞれから給水が流出する。この給水は、給水管の周 りに沿ってこれを取り囲みつつ、その表面を外側から覆う管状に形成され、給水 管表面から隙間を開けて設けられて、少なくとも孔部、そしてその近傍の給水管 表面を外側から覆う環体によって形成された当該隙間に流入し、その隙間に満ち ることになる。下孔から流出する給水も、この下孔が環体に覆われた給水管の下 側部分に開口されることから、同様に隙間を満たすことになる。そしてさらにこ の環体が、隙間を介して孔部と土中、また下孔と土中をも連通させるようになっ ているので、孔部から、また下孔がある場合には下孔から流出して隙間に満ちた 給水は、この隙間からその外方へと溢れ出して順次土中へと浸透していき、この ようにして給水管からの給水が芝生面下の土中へと流出していくことになる。
【0019】 特に、環体が少なくとも孔部及び下孔を外側から覆っており、かつまた環体は 、隙間を介して孔部、下孔がある場合にはこの下孔をも土中と連通させる機能を 有するので、孔部及び下孔を土中部分から離しておくことができてこれら孔部等 が直接土中に晒されることがなく、この孔部や下孔に直接土粒子や芝生根が侵入 することをできる限り防止でき、その目詰まりを防止できて、良好な給水を保証 することができる。そしてこのように目詰まりが防止されるので、孔部や下孔の 孔径は従来のものよりも大きく設定することができ、この点でも給水、さらには 排水や通気を良好なものとすることができる。
【0020】 また、給水は上述したように、隙間から土中へと浸透していくこととなり、こ の隙間が土中との境界面をなし、この境界面における隙間の開口面積が土中に対 する通水断面積となる。従来の、土中に直接接する孔部ではその開孔面積が通水 断面積となるが、この通水断面積の大きさは、目詰まりを生じない程度に小さく 設定せざる負えない。本考案では、給水機能において最も重要な孔部の目詰まり は、これら孔部等を土中から遠く離隔させる環体によって防止できているので、 土中に直接接する隙間の開口を、従来の孔部よりも大きな開口面積に設定するこ とができ、したがって大きな通水断面積を確保することができる。このように大 きな通水断面積を確保できるので、従来のごとき孔部を多数集めて同じ通水断面 積とした場合と比較して、給水効率の向上を達成することができる。また、孔部 よりも大きな開口面積に設定することができる隙間を介して給水できることは、 小さな孔部や下孔から流出してくる給水の流出圧力を、この隙間で緩和させるこ とができ、したがって環体の隙間から流出する給水の圧力を小さくすることがで きる。この点、従来の小さな通水断面積の孔部から所望の給水効率で給水するた めには、相当の高圧で給水することを余儀なくされ、この結果水みちの生成や土 粒子の流亡を招くが、本考案では大きな通水断面積の確保により小さな給水圧力 でも所望の給水効率を確保することができ、したがって水みちの生成や、土粒子 の流亡などを防止しつつ効率よく給水することができる。
【0021】 また、上記給水管は、土中への酸素補給のための給気に際しても用いることが でき、この場合にあっても給水作用と同様な作用を呈する。
【0022】 さらに、給水管内の滞留水を排出するための下孔を当該給水管の下側部分に形 成したので、給水を停止すれば給水管内の水はその下孔から流下して土中へ拡散 することになり、当該給水管内には水が滞留しない。このとき、給水中の混入物 も一緒にその下孔から流れ出すことになり、自動的に洗い流すように作用し、い わゆる自己浄化の作用・効果を奏する。このため、従来定期的に必要であった過 剰な加圧水を給水するフラッシングや高圧空気を送るエアレーションは不要であ り、よって加圧水,高圧空気による清浄化は行わないので、それら作業による水 みちの発生や孔部の目詰まりなどの不都合が生じることはない。このように、給 水管内の給水を完全に排出することができて、その滞留を防ぐことができるとと もに、給水中の混入物の堆積を防止することができ、給水性能・給気性能をほぼ 永久的に維持することができる。
【0023】 さらに、給水作用もある排水用の下孔を、給水専用の孔部よりも数少なく開口 形成するようにしている。上述したように、下孔をむやみに形成すると、殊に給 水を緩やかに設定した場合に、給水が給水上流側からほとんど逸散してしまい、 給水上流側と下流側とで給水にムラを生じてしまう。本考案にあっては、下孔の 形成割合を、給水用の孔部に比して小さく設定しているので、すなわち給水管に おいて給水の拡散性能を決定する給水専用の孔部の形成数を基準として、この孔 部よりも下孔を数少なく形成するようにしているので、給水管内に緩やかに流れ る水が、給水上流側のみで用いられ、下流側へ達し得ない状況を防止することが でき、少量給水時においても均質な給水を行うことができる。このような構成を 備えれば、特に、給水は常に給水管内に水を満たすようにして行わなければなら ない、すなわち給水にあたっては相当量の水量が必要となる給水方法のみならず 、きわめて少量の水を給水する給水手法、すなわち大量の水量を必要としない方 法による給水を実現できることを意味し、この少量の水を給水上流側から下流側 に亘って均質に給水することができる。そして、この孔部と下孔との配設比率は 、芝生品種や土壌構成などに応じて1:10〜1:20というように適宜に設定 することができ、これにより芝生根が要求する水,酸素を効率よく根圏に供給す ることができる。
【0024】 また、土中との境界をなす隙間を、通水可能としつつ土中側から塞ぐための透 水性部材を備えたので、給水や排水機能、並びに通気作用を適切に維持させつつ 、孔部や下孔の目詰まりをさらに確実に防ぐことができる。
【0025】 さらに、給水管の外側に管状の環体を取り付けるだけで構成できるので、きわ めて安価に、且つ簡単に施工することができる。
【0026】
【実施例】
以下、本考案の実施例につき、添付図面を参照して説明する。図4は、本考案 にかかる土中埋設用給水管が適用される芝生の管理装置を示した斜視図である。 同図に示す芝生の管理装置は運動競技場に設置されているもので、また図5は図 4の芝生部分の土壌構造を説明する断面図である。
【0027】 この芝生の管理装置は、芝生面1の近隣に給水貯槽として溝2を配設し、芝生 の成育状態に関わるデータに応じてその溝2への給水水位、すなわち溝2内の水 位を調節するようになっている。そして、溝2に接続した給水管3から給水を、 重力の作用の下、連通管作用を利用して土中槽7内の土中へ拡散させるとともに 、土中に浸潤した給水はさらに毛管現象で浸透するようになっている。一方、排 水管4は、給水管3の下方にこれと直交する方向に埋設してあり、給水管3とは 独立されて排水専用に用いられ、排水を促進する構成とされている。
【0028】 給水は、蓄えた雨水と排水管4からの戻し水とを循環利用する構成とされてい る。つまり、一次タンク61には直接雨水が溜められるとともに、排水管4から の排水が、一次タンク61へと戻されるようになっている。この一次タンク61 には、オーバーフローパイプ62が設けられており、このオーバーフローパイプ 62は、一次タンク61が満水になると溢水させるようになっている。したがっ て、このオーバーフローパイプ62からの溢水により一次タンク61内の水は逐 次希釈され、障害の発生しにくい水質へと自動的に改質調整されるようになって いる。
【0029】 一次タンク61の水は、その汚れを浄化するためポンプ69によってフィルタ 64へ送られ、清浄化された水が二次タンク63に蓄えられる。二次タンク63 には、当該二次タンク63内の水を加温するための加温システム68が接続され ている。加温システム68は、熱源68aと、この熱源68aで温められた水な どの熱媒を送り出すポンプ68bとから主に構成されている。そして熱源68a からポンプ68bで熱媒を二次タンク63へと供給して、給水直前の二次タンク 63内の水を適宜に暖めることができるようになっている。このように給水を暖 めることで水温を調節でき、芝生の生育状態を制御することができる。この熱源 68aとしては、自然エネルギによるものや、余剰熱を採用することができ、例 えば、産業の廃熱や地熱、温泉熱、太陽熱、化石燃料やごみ焼却熱など、廃棄さ れたり、未回収の熱エネルギを利用することが好ましい。
【0030】 二次タンク63の水は、薬剤調合機構65に送られて防虫剤,改良剤,液肥な どの薬剤が添加され、この後、流量調整弁などの流量制御機構66を介して溝2 へと送られる。図示例では、二次タンク63と薬剤調合機構65との間は、3つ の配管で接続されている。2つの配管にはそれぞれポンプ70が備えられている とともに、残りの1つの配管は二次タンク63と薬剤調合機構65とを単に連結 している。二次タンク63内の水頭圧で以降の系に給水できる場合にはポンプは 不要である一方で、それ以外の場合の給水を円滑に行うために2つの配管に2基 のポンプ70が設備されている。
【0031】 制御装置5には、薬剤調合機構65、流量制御機構66、ポンプ69,70、 加温システム68が接続され、これらは制御装置5により適宜制御されるように なっている。この制御装置5には、上記溝2内に設けられてその水位を検出する 水位センサ2aや、土中環境因子としての湿度や温度を検出する湿度センサ50 および温度センサ51が接続されている。両センサ50,51は芝生面1下の土 中に埋設され、これにより芝生の生育状態に関わるデータが得られるようになっ ている。また、必要に応じて、酸素センサを埋設してこれを制御装置5に接続す るようにしてもよい。さらには、制御装置5には、気象状態のデータとしては、 大気温度、大気湿度、日射量、雨量、季節ごとの気候データなどの気象データを 検出し蓄積させ、短期的・長期的な気候状態を解析させて、これを制御に取り込 めるように構成してもよい。
【0032】 給水管3は、溝2に対して複数本が一方向に並列に接続され、また溝2も芝生 面1を挟んで一対配設されて、芝生面1全域にムラなく給水できるようになって いる。本実施例は基本的には、図1に拡大して示すように、給水管3の表面にそ の長手方向に沿って適宜間隔を隔てて複数開口形成され、給水を流出させる孔部 3aと、給水管3の周りに沿ってこれを取り囲みつつ、給水管3表面を外側から 覆う管状に形成され、少なくとも孔部3a及びその近傍の給水管3表面を外側か ら覆うべく、給水管3表面から隙間Sを開けて設けられて、給水管3表面との隙 間Sを介して孔部3aと土中とを連通させる環体としてのカバー管30と、カバ ー管30に覆われた給水管3の下側部分に給水管3の長手方向に沿って適宜間隔 を隔てて、孔部3aよりも数少なく開口形成され、給水管3内の滞留水を排出す るための下孔3bとを備えて構成される。また、カバー管30によって給水管3 表面との間に形成された隙間Sを、通水可能としつつ土中側から塞ぐための透水 性部材たる透水シート32が備えられる。具体的には、給水を土中に拡散させる ため当該給水管3の上側に孔部3aが所定間隔で多数設けられている。また、給 水を排出するため当該給水管3の下側にも下孔3bが設けられるが、この下孔3 bは、孔部3aと対向する下側位置で、かつ孔部3aに比して少ない形成比率で 設けられている。下孔3bの配設比率は、芝生品種や土壌構成などに応じて適宜 に設定することもできる。なお、この下孔3bを設けた部分を給水部Bと呼び、 下孔3bを設けない部分を給水部Aと呼ぶことにする。
【0033】 これら給水部A,Bには、筒状のカバー管30が給水管3と同軸で配設され、 当該孔部3a及び下孔3bを覆うようになっている。このカバー管30は、その 内径が給水管3の外径よりも大きく設定され、また、同軸配置したこれら両者の 間の隙間Sには、図2に示すようにスペーサ片31が複数介装され、これらスペ ーサ片31が隙間Sを保持しつつカバー管30を給水管3に固定するようになっ ている。さらにカバー管30の外側には、透水シート32が巻き付けられている 。この透水シート32は、カバー管30を覆いつつ給水管3の側へ延ばされ、両 端部が給水管3に対して結束されて取付けられている。この透水シート32は透 水性のものなので給水には何ら支障なく、その一方、土粒子および芝生根につい ては侵入を阻止するものである。
【0034】 給水管3各部の寸法の一例をあげると、給水管3はその径が60mm程度、カ バー管30はその径が90mm程度、そして、孔部3aが1〜2mピッチ程度、 孔部3a及び下孔3bの孔径は3mm〜6mm程度とされている。また、下孔3 bと孔部3aの形成比率は1:10〜1:20程度とされ、つまり図3に示すよ うに、下孔3bを設けない給水部Aを10〜20箇所配設した次に、下孔3bを 設けた給水部Bを一つ設置するようにしている。
【0035】 排水管4には、重力の作用で土中を流下してくる重力水を回収するための孔が 多数設けられており、複数本のこれら排水管4が給水管3の下方に、給水管3と 直交させて一方向に並列に埋設され、これら排水管4は集合管40に集合され、 この集合管40が一次タンク61に連結されている。さらに、集合管40の途中 には、制御装置5で制御される開閉弁41が設けられ、これにより土中槽7から の排水量を調節できるように構成されている。
【0036】 芝生を敷設した土壌は、図5に示すように、床土10、第二層12、第三層1 3と下方へ順に三層構造とされている。床土10は天然繊維マットに砂を充填し て作成されている。第二層12は、火山砂利と砂と土壌改良材とを混合したもの で、この第二層12に給水管3が水平に埋設されている。第三層13は単粒砕石 からなっている。しかしながら、当該土壌については一般的に言って、上方から 下方へ順次、中砂・粗砂・透水シート・砂礫を積層した形態でもよい。透水シー トは、土中の細粒分の流亡を防ぎ、砂礫層の排水性を確保する目的で配設される 。第三層13の下方には、略U字状の溝部14が排水管4に対応させて並列に複 数形成され、この溝部14内に排水管4が所定の排水勾配で配設され、そして排 水管4は単粒砕石によって埋められた状態となっている。なお、第三層13およ び溝部14の下には遮水層として不透水シート15が敷設され、これにより土中 槽7が区画形成されるとともに、溝部14の下流部に排水用の桝を形成し、高効 率に排水が行えるようになっている。
【0037】 なお、周辺の土壌構成を概説すると、芝生面1に隣接する溝2の下方は、上か ら下に向かって順次、モルタル20、コンクリート21、砕石22が積層された 構造となっている。
【0038】 制御装置5は、いわゆるコンピュータであって、水位センサ2aや湿度センサ 50および温度センサ51等から送られる検出データを基にして各部を制御する ようになっている。
【0039】 特に本装置では、水位センサ2aで検出した溝2内の水位をモニタしつつ制御 装置5によって二次タンク63から溝2へと給水する一方で、この溝2からの土 中への給水は、溝2に接続した給水管3から連通管作用、毛管現象などを利用し て行われる。
【0040】 つまり、図6に概略的に示すように、給水tについては、芝生面1下の土中に 不透水シート15を介して区画形成した土中槽7と溝2とを給水管3で接続した ので、重力の作用の下、連通管作用(サイホン作用)によって、溝2からその水 頭圧で土中槽7へと給水が行われる。この際、土中槽7には、その水位L7が溝 2の水位L2とほぼ同水位となるように自然に水が移動することとなり、したが って、溝2の水位L2を管理することで、土中槽7の水位L7が所望の水位とな るように給水することができる。換言すれば、給水管3で接続したこれら土中槽 7と溝2とは、両者の水頭圧がバランスするようにコントロールされるもので、 土中槽7の水頭圧が溝2よりも下回れば、その差圧程度の低水圧で徐々に自然に 給水が行われることになる。そしてこの際の給水作用は、自然な重力の作用の下 における連通管作用による水頭圧によって得られる。そして土中槽7内に供給さ れて相当の水位L7にある給水tは、土中の毛管現象によってさらに土中へ浸潤 していくこととなり、この段階の給水作用も自然に行われる。この溝2内の水位 設定は、土壌の温度および土壌湿度など芝生の成育状態に関わるデータに応じて 好適に調節することができるので、芝生の根に任意に給水することができる。
【0041】 一方、排水については、余剰の水が重力の作用で自然に流下してくるので、こ の重力水rを回収・排水するものであり、給水管3の下方に専用の排水管4を埋 設してこれを行うようになっている。
【0042】 以上説明した実施例によれば、給水管3の孔部3a部分にカバー管30を配設 したことから、当該カバー管30の両端にリング状の開口が生じ、これら二つの 開口は埋設した周辺の土との境界面をなす。つまり、給水に際してはそれらリン グ状の開口が周辺の土に対して実質的な開口となり、給水は孔部3aからカバー 管30との隙間Sへ抵抗なく流出し、土中へはリング状の開口から拡散すること になる。殊に、給水部Bでは、下孔3bも形成されているので、給水管3の開孔 サイズが倍になり、給水の拡散効率の向上が図れて好ましい。
【0043】 したがって、給水を単に拡散孔から流出させる従来の管に比して開口サイズが 格段に拡大し、土中への給水の浸透を効率よく速やかに行える。もちろん、給水 管3の内部を乾燥状態として土中槽7へ通気を行う際にも、周辺の土との境界面 サイズが拡大されているので、通気性が極めてよい。
【0044】 また、開口サイズが拡大されていることから、土中への給水の放出圧力が低減 するものであり、このため、土粒子および土中養分を押し流すことを防げ、水み ちの発生を防止することもできる。しかも上述した本装置では連通管作用や重力 の作用を利用して低水圧の自然な給水を行うものなので、相乗効果を得ることが でき、すなわち、土中への給水の浸透が極めて自然であって土中の層の通水性の 如何に関わらず給水の拡散を良好に行うことができる。
【0045】 またさらに、低水圧であれば、土粒子,土中養分が動かないので、両孔3a, 3bの目詰まりを防ぐという面でも好ましく、給水・通気が上述したように良好 に行われて芝生の根圏を好気状態に保つことができる。このような環境が得られ るので、芝生根が給水管3の孔部3aに向かって伸びてくることも防止できる。
【0046】 他方、給水管3には下孔3aが設けられて、下方の排水管4側へ向けられてい るため、溝2を空にして給水を停止すれば給水管3内の水はその下孔3aから自 然に流下して土中へ拡散することになり、当該給水管3内には水が滞留しない。 すなわち、給水管3内から水を完全に排出させることができ、もちろんこのとき 、給水中の混入物も一緒に下孔3aから流れ出すので、自動的に洗い流すように 作用し、自己浄化の作用・効果を発揮する。このため、給水管3内に混入物が堆 積することを防止でき、また自己浄化により下孔3aの目詰まりも防ぐことがで きる。また、過剰な加圧水を給水するフラッシングや高圧空気を送るエアレーシ ョンは不要であり、よって加圧水,高圧空気による清浄化を行う必要がないので 、それらに伴う水みちの発生や下孔3aの目詰まりなどの不都合も生じることが ない。
【0047】 さらに、給水作用もある排水用の下孔3bを、給水専用の孔部3aよりも数少 なく開口形成するようにしているので、給水管3内に緩やかに流れる水が、給水 上流側のみで用いられ、下流側へ達し得ない状況を防止することができ、少量給 水時においても均質な給水を行うことができる。このような構成を備えれば、特 に、給水は常に給水管3内に水を満たすようにして行わなければならない、すな わち給水にあたっては相当量の水量が必要となる給水方法のみならず、きわめて 少量の水でも土中に給水できる給水手法、すなわち本実施例で説明したような重 力の作用の下、連通管作用で給水するというような自然な給水に採用して非常に 効果的であり、そしてこの少ない水量であっても、給水上流側から下流側に亘っ て均質に給水することができる。そして、この孔部3aと下孔3bとの配設比率 は、芝生品種や土壌構成などに応じて適宜に設定することができ、これにより芝 生根が要求する水,酸素を効率よく根圏に供給することができる。
【0048】 しかも、カバー管30配設部の外側を透水シート32で覆っているので、土粒 子および芝生根の侵入を確実に防ぐことができ、目づまりを効果的に防止するこ とができる。
【0049】 さらに、カバー管として管状の環体を用い、これを給水管3の周りに沿って取 り囲むように、給水管3表面を外側から覆って取り付けるようにしているので、 きわめて安価に、且つ簡単に施工することができる。
【0050】
【考案の効果】
以上詳細に説明したように、本考案に係る土中埋設用給水管によれば、給水管 の表面にその長手方向に沿って適宜間隔を隔てて複数開口形成した孔部、並びに 下孔を環体が外側から覆っており、かつまた環体は、隙間を介して孔部、下孔が ある場合にはこの下孔をも土中と連通させる機能を有するので、孔部及び下孔を 土中部分から離しておくことができてこれら孔部等が直接土中に晒されることが なく、この孔部や下孔に直接土粒子や芝生根が侵入することをできる限り防止で き、その目詰まりを防止できて、良好な給水を保証することができる。そしてこ のように目詰まりが防止されるので、孔部や下孔の孔径は従来のものよりも大き く設定することができ、この点でも給水、さらには排水や通気を良好なものとす ることができる。
【0051】 また、給水機能において最も重要な孔部の目詰まりは、これら孔部等を土中か ら遠く離隔させる環体によって防止できているので、土中に直接接する隙間の開 口を、従来の孔部よりも大きな開口面積に設定することができ、したがって大き な通水断面積を確保することができる。このように大きな通水断面積を確保でき るので、給水効率の向上を達成することができる。また、孔部よりも大きな開口 面積に設定することができる隙間を介して給水できることは、小さな孔部や下孔 から流出してくる給水の流出圧力を、この隙間で緩和させることができ、したが って環体の隙間から流出する給水の圧力を小さくすることができる。したがって 水みちの生成や、土粒子の流亡などを防止しつつ効率よく給水することができる 。
【0052】 また、上記給水管は、土中への酸素補給のための給気に際しても用いることが でき、この場合にあっても給水作用と同様な作用を呈する。
【0053】 さらに、給水管内に滞留しようとする水を給水管の下孔から流下させることが でき、当該給水管内に水が滞留することを防止できる。このとき、給水管中に堆 積しようとする給水中の混入物も一緒にその下孔から流れ出すことになり、自動 的に洗い流すように作用し、いわゆる自己浄化の作用・効果を確保することがで きる。したがって、従来定期的に必要であったフラッシングやエアレーションは 不要であり、それら作業による水みちの発生や孔部の目詰まりなどの不都合を防 止することができる。この結果、給水性能・給気性能をほぼ永久的に維持するこ とができる。
【0054】 さらに、下孔の形成割合を、給水用の孔部に比して小さく設定しているので、 給水管内に緩やかに流れる水が、給水上流側のみで用いられ、下流側へ達し得な い状況を防止することができ、少量給水時においても、給水上流側から下流側に 亘って均質に給水することができる。
【0055】 また、土中との境界をなす隙間を、通水可能としつつ土中側から塞ぐための透 水性部材を備えたので、給水や排水機能、並びに通気作用を適切に維持させつつ 、孔部や下孔の目詰まりをさらに確実に防ぐことができる。
【0056】 さらに、給水管の外側に管状の環体を取り付けるだけで構成できるので、きわ めて安価に、且つ簡単に施工することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す一部破断側面図であ
る。
【図2】図1に示す土中埋設用給水管の要部の正面断面
図である。
【図3】孔部,下孔の配列を説明する概略的な側面図で
ある。
【図4】本考案が採用された芝生の管理装置を示す構成
図である。
【図5】図4の土壌構造を説明する断面図である。
【図6】図4に示す芝生の管理装置の作用を説明する概
略的な側断面図である。
【図7】土中埋設用給水管の従来例の適用を示す断面図
である。
【図8】土中埋設用給水管の他の従来例を示す断面図で
ある。
【図9】土中埋設用給水管の他の従来例を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 芝生面 3 給水管 3a 孔部 3b 下孔 30 カバー管 32 透水シート

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芝生面下の土中に埋設され、該土中へ給
    水するための土中埋設用給水管において、上記給水管の
    表面にその長手方向に沿って適宜間隔を隔てて複数開口
    形成され、給水を流出させる孔部と、上記給水管の周り
    に沿ってこれを取り囲みつつ、該給水管表面を外側から
    覆う管状に形成され、少なくとも上記孔部及びその近傍
    の該給水管表面を外側から覆うべく、該給水管表面から
    隙間を開けて設けられて、該給水管表面との隙間を介し
    て該孔部と土中とを連通させる環体と、該環体に覆われ
    た上記給水管の下側部分に該給水管の長手方向に沿って
    適宜間隔を隔てて、上記孔部よりも数少なく開口形成さ
    れ、該給水管内の滞留水を排出するための下孔と、を備
    えたことを特徴とする土中埋設用給水管。
  2. 【請求項2】 前記環体によって前記給水管表面との間
    に形成された隙間を、通水可能としつつ土中側から塞ぐ
    ための透水性部材を備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の土中埋設用給水管。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013102754A (ja) * 2011-11-16 2013-05-30 Sharp Corp 植物栽培装置および植物栽培方法

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