JP3018560U - 自転車のハンドル折り返し装置 - Google Patents

自転車のハンドル折り返し装置

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JP3018560U JP1995004326U JP432695U JP3018560U JP 3018560 U JP3018560 U JP 3018560U JP 1995004326 U JP1995004326 U JP 1995004326U JP 432695 U JP432695 U JP 432695U JP 3018560 U JP3018560 U JP 3018560U
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能宗 施
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能皓工業股▲ぶん▼有限公司
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 折り返し状態では占拠スペースを充分小さく
でき、使用状態に容易にでき、安定したハンドル操作が
できる自転車のハンドル折り返し装置を提供する。 【構成】 フロントフォークの竪管10上部に嵌めた可
動受け座20に、コイルばね52で外側に付勢した左,
右アームプレート40の基端部を枢支し、前記フレーム
40の下方に延びる先端部に締め付け部材60の軸棒6
1によってハンドル受け座70を介し保持したハンドル
80を折り返し状態とし、可動受け座20の上昇と、前
記プレート40のほぼ180°の回動とによって、竪管
10上端部のセット受け座90に設けた左,右翼部93
の受け溝94に前記軸棒61を係合させ、かつハンドル
受け座70の係合ブロックの後傾斜面74をセット受け
座90の受けブロック92の前傾斜面に密接支持させて
使用状態にするハンドル折り返し装置である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、自転車の保管時などに体積を減少させるためのハンドル折り返し 装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自転車のフロントフォークの竪管上部にハンドルを結合し、前記竪管に 対しハンドルを上下方向に回動させて、自転車の倉庫への格納保管時などにその 体積を縮小させるようにした、ハンドル折り返し装置があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の一般的な自転車のハンドル折り返し装置では、フロントフォー クの竪管に対しハンドルの中央部を45°程度回動させて、ハンドルを折り返し ているので、折り返し後の体積の縮小が充分にできず、大きなスペースが占拠さ れ、自転車の包装に不便であり、また倉庫内での格納保管や輸送にも不利である という問題点があった。
【0004】 この考案は、前述した問題点を解決して、ハンドルの折り返し状態で、ハンド ルを含む自転車の体積を充分に縮小し、その占拠スペースを小さくして倉庫など に格納でき、在庫品管理の負担の軽減、包装作業の能率および輸送時の効率の向 上ができ、かつ使用状態に容易にでき、この状態で安定したハンドル操作ができ る自転車のハンドル折り返し装置を提供することを主な目的としている。
【0005】 また、この考案は、ハンドルを折り返し状態で、その中央部の軸回りに360 °回動可能にして、自転車の包装時などに占拠スペースをより小さくすることが 容易にできるようにすることを、次の目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 請求項1の考案に係る自転車のハンドル折り返し装置は、フロントフォークの 竪管の上部に可動受け座の筒状ハウジングを昇降可能に嵌合させ、筒状ハウジン グに水平な軸管を固定し、この軸管に枢支長ねじによって左,右アームプレート の基端部を枢支し、左,右アームプレートの中央部間にこれらを外側に付勢する コイルばねを介在させ、コイルばねに中央長ねじを遊挿して、中央長ねじを左, 右アームプレートに架設し、前記枢支長ねじおよび中央長ねじの先端部にナット をそれぞれ螺装し、左,右アームプレートの先端部間にハンドル受け座の係合ブ ロックを介在させ、係合ブロックに締め付け部材の軸棒を挿通して左,右アーム プレートに架設し、前記軸棒の先端部に受け部材を締め付け可能に保持させ、前 記係合ブロックに固定した保持筒にハンドルの中央部を保持させ、前記竪管の上 端部にセット受け座の前側に開口する平面U字状の受け座本体と受けブロックと を固定し、受け座本体の受けブロック前方に突出する左,右翼部に、前端に開口 して後方に延び後部が下方に屈曲する受け溝を互いに対向させて形成し、前記枢 支長ねじを中心とする左,右アームプレートのほぼ180°の回動および前記筒 状ハウジングの昇降によって、前記軸棒が受け座本体の受け溝後部に係合し、係 合ブロックの後傾斜面が受けブロックの前傾斜面に密接支持し、受け座本体の左 ,右翼部の外側に左,右アームプレートが位置した使用状態と、ハンドルが竪管 の前側に沿って下方に延びる左,右アームプレートの先端部に位置した折り返し 状態とに切り換え可能にしたものである。
【0007】 請求項2の考案は、請求項1の自転車のハンドル折り返し装置において、ハン ドルの中央部をハンドル受け座の保持筒に対し軸回りに回動可能に保持し、ハン ドルを使用状態で前記中央部に対し左,右端部が後上方に位置する形状にしたも のである。
【0008】
【作用】
請求項1の考案に係る自転車のハンドル折り返し装置は、図5に例示するよう に、折り返し状態では、ハンドルがフロントフォークの竪管と交差し、かつ竪管 の前側に沿って下方に延びる左,右アームプレートの先端部がこれらの下端部に 位置しているので、自転車の体積を充分に縮小できる。 従って、自転車の占拠スペースを小さくして倉庫などに格納でき、在庫管理の 負担の軽減、包装作業の能率および輸送時の効率の向上ができる。
【0009】 また、図3,図4に例示するように、使用状態では、ハンドルの中央部を保持 した締め付け部材の軸棒を、竪管の上端部のセット受け座に設けた受け座本体の 左,右翼部の相対向する受け溝後端部に係合させ、これらの受け溝後端部が下方 に屈曲しているので、自転車の走行時などに、前記軸棒が不本意に受け溝から外 れることがない。
【0010】 さらに、前記締め付け部材の係合ブロックには上部が後側に突出する後傾斜面 を形成し、前記セット受け座の受けブロックには下部が前側に突出する前傾斜面 を形成してあるので、係合ブロックの後傾斜面を受けブロックの前傾斜面に密接 させて支持してハンドル側からハンドル受け座を介して負荷が加わっても、この 負荷を竪管で確実に支えることができ、自転車の使用時のハンドル操作が支障な く安定して行える。 そして、折り返し位置と使用位置との間で、左,右アームプレートは180° 程度回動させることになるので、前述した折り返し状態での自転車の体積の縮小 が充分にできる。
【0011】 さらにまた、左,右アームプレートの中央部間にコイルばねを介在させて、左 ,右アームプレートを外側に付勢しているので、締め付け部材の軸棒に対し受け 部材を緩めることで、左,右アームプレートが受け座本体の左,右翼部に干渉す ることなくこれらの外側に位置し、ハンドル受け座の係合ブロックを左,右翼部 間に入れ、かつ締め付け部材の軸棒をセット受け座の左,右翼部に形成した受け 溝に係合させることができる。
【0012】 請求項2の考案は、ハンドルを使用状態でその中央部に対し左,右端部が後上 方に位置する形状とし、折り返し状態で前記中央部をハンドル受け座の保持筒に 対し軸回りに所要角度だけ回動させることで、ハンドルを含む自転車の体積をよ り小さくし、その占拠スペースもより小さくすることが容易にできる。
【0013】
【実施例】
以下、この考案の一実施例につき図を参照して説明する。 図1ないし図5の各図において、10は自転車のフロントフォークの竪管であ り、竪管10の上部には可動受け座20の筒状ハウジング21を昇降可能に嵌合 させてある。可動受け座20は、筒状ハウジング21の前側に軸管22を交差さ せて水平に溶接固着させてある。 なお、竪管10は、図5に示すように、自転車の本体フレームに設けた前パイ プ100に回動可能に嵌挿保持させ、可動受け座20の筒状ハウジング21が下 降時に前パイプ100上に支持されるようにしてある。
【0014】 前記軸管22の両端には左,右1対のアームプレート40の基端部を配置し、 一方のアームプレート40の外側から、これに設けた基端部孔41、軸管22お よび他方のアームプレート40に設けた基端部孔41に、枢支長ねじ30の脚部 を通し、この脚部の他方のアームプレート40外に突出した先端部にナット31 を締め付けてある。
【0015】 左,右アームプレート40には、基端部孔41、中央部孔42、先端部孔43 を等間隔でそれぞれ設け、左,右アームプレート40の中央部間に圧縮コイルば ね52を介在させ、一方のアームプレート40の外側から、これに設けた中央部 孔42、前記コイルばね52および他方のアームプレート40に中央長ねじ50 の脚部を通し、この脚部の他方のアームプレート40外に突出した先端部にナッ ト51をねじ嵌合させ、コイルばね52によって左,右アームプレート40を外 側に付勢させている。
【0016】 左,右アームプレート40の先端部間には、後述するハンドル受け座70の係 合ブロック71を介在させ、一方のアームプレート40の外側から、これに設け た先端部孔43、支持ブロック71に形成した水平な横孔73および他方のアー ムプレート40の先端部孔43に締め付け部材60の軸棒61を挿通し、軸棒6 1の他方のアームプレート40外に突出した先端おねじ部に受け部材62を締め 付けてある。なお、図1中63は締め付け部材60の頭部と一方のアームプレー ト40との間に必要に応じて介在させる座金、64は締め付け部材60に設けた 操作レバーであり、また、前記受け部材62は通常のめねじ孔を形成したもので もよいが、軸棒61の先端おねじ部が迅速に締め緩め可能なものにすることが好 ましい。
【0017】 前記ハンドル受け座70は、係合ブロック71の前部に保持筒72が水平に溶 接固定してあり、係合ブロック71には、使用時に後面となって上部が後方に突 出する後斜面74を形成してある。保持筒72は前部の軸方向全体に切離し部を 形成し、切離し部の両側に前方に突出する1対の突片75を形成し、これらの突 片75をねじ76で締め付けることで、パイプハンドル80の水平な中央部81 を軸回りに360°回動可能に保持してある。
【0018】 前記ハンドル80は、水平な中央部81と一体に、使用状態で上方に曲がる傾 斜部82から後方に曲がって突出する左,右端部83を形成し、ハンドル受け座 70のねじ76を取り外し、保持筒72の切離し部を開口させて、中央部81を 保持筒72内に嵌め、ねじ76によって1対の突片75を締め付けることで、保 持部72によって中央部81が回動しないようにしてある。なお、ねじ76は、 突片75の一方にねじ孔を設けてこれに締め付け、あるいは突片75の両方に設 けた孔に脚部を通し、脚部をナットに締め付けてある。
【0019】 前記竪管10の上端部にはセット受け座90を設け、この受け座90は、図6 にも示すように、前側に開口する平面U字状の受け座本体91の後端部および受 けブロック12の後部を竪管10の上端部の後部および前部にそれぞれ溶接など の適宜の手段で固定し、受け座本体91の左,右翼部93間に受けブロック92 を介在させてある。なお、受けブロック92の前面には下部が前側に突出する前 傾斜面98が形成してある。
【0020】 左,右翼部93の受けブロック92前側に突出した部分には左,右受け溝94 を互いに対向させて形成し、左,右受け溝94は、左,右翼部93の前端に開口 して後方に延びる前部95の後端から下方に屈曲する後部96を形成し、前部9 5は開口近くを上,下に拡げてあり、締め付け部材60の軸棒61が係脱可能に 係合するようにしてある。なお、竪管10の上端には、受け座本体91の上面を 支持するストッパ97が固定してある。
【0021】 この実施例によるハンドル折り返し装置は、ハンドル80の折り返し状態では 、図5に示すように、ハンドル80がフロントフォークの竪管10と交差し、左 ,右アームプレート40は、先端部が下方に位置し、竪管10および本体フレー ムの前パイプ100の前側に沿い下方に延びてこれらに近接しており、可動受け 座20は筒状ハウジング21が前パイプ100上に支持されて最下方に位置し、 ハンドル80および折り返し装置を含む自転車の体積を小さくし、その占拠スペ ースも小さくしてある。
【0022】 これに加えて、ハンドル80は、中央部81をハンドル受け座70の保持筒7 2の軸回りに所要の角度回動させることで、ハンドル80を含む自転車の体積を より小さくし、不使用状態にしてある。
【0023】 前述したハンドル80の折り返し状態からハンドル80を使用状態にするには 、締め付け部材60の軸棒61に対し、これに螺合した受け部材62を適度に緩 め、左,右アームプレート40の中間部に介在させたコイルばね52のばね力に よって左,右アームプレート40の先端部を外側に開いた状態で、ハンドル80 を手に持って竪管10に対し引き上げることで、可動受け座20を上昇させると 共に、左,右アームプレート40を枢支長ねじ30の軸回りに回動させて左,右 アームプレート40の先端部およびハンドル80を上方に移動させ、図2の実線 および鎖線に示す位置を経て、図3,図4に示すように、係合ブロック71を、 竪管10の上端部に固定したセット受け座90の受け座本体91の左,右翼部9 3間に嵌め、係合ブロック71の後傾斜面74を竪管10の上端部に固定した受 けブロック92の傾斜面98に係合支持させる。
【0024】 同時に、左,右アームプレート40を受け座本体91の左,右翼部93の外側 に位置させて、締め付け部材60の軸棒61を、左,右翼部93に形成した左, 右受け溝94の前部95に入れ、左,右受け溝94の下方に屈曲した後部に係合 させる。その後、締め付け部材60のレバー64を持って軸棒61を回転させ、 受け部材62に締め付けることで、左,右アームプレート40を左,右翼部93 の側面に押し付ける。
【0025】 そして、ハンドル80の中央部81をハンドル受け座70の保持筒72の軸回 りに回動させることで、ハンドル80をこれの左,右端部が中央部81の後上方 に位置する使用状態にする。なお、ハンドル80を不使用状態から使用状態にす るのは、ハンドル80の持ち上げ前に行っても、ハンドル受け座70の係合ブロ ック71をセット受け座90の受けブロック72に支持させた後に行ってもよい 。また、ハンドル80の回動操作は、ハンドル受け座70の保持筒72に設けた ねじ76を緩めて行い、使用状態ではねじ76を締め付けておく。
【0026】 前述した使用状態では、竪管10上端部のセット受け座90の左,右翼部93 に設けた相対向する受け溝94の下方に屈曲した後部96に、締め付け部材60 の軸棒61を係合させたので、自転車の走行時などに軸棒61が不本意に受け溝 94から外れることがない。
【0027】 また、ハンドル受け座70の係合ブロック71には上部が後側に突出する後傾 斜面74を形成し、セット受け座90の受けブロック92には下部が前側に突出 する前傾斜面98を形成し、係合ブロック71の後傾斜面74を受けブロック9 2の前傾斜面98に密接させて支持させたので、ハンドル80側からハンドル受 け座70を介して負荷が加わっても、この負荷を竪管10に設けたセット受け座 90によって確実に支えることができ、自転車の使用時のハンドル操作が支障な く安定して行える。 そして、ハンドル80の折り返し状態と使用状態との間で、左,右アームプレ ート40は180°程度回動するので、前述した折り返し状態での自転車の体積 の縮小が充分にできる。
【0028】 さらに、左,右アームプレート40の中央部間にコイルばね52を介在させて 、左,右アームプレート40、とくにこれらの先端部を外側に付勢しているので 、締め付け部材60の軸棒61に対し受け部材62を緩めることで、左,右アー ムプレート40がセット受け座90の受け座本体91の左,右翼部93に干渉す ることなく、これらの外側に位置し、ハンドル受け座70の係合ブロック71を 左,右翼部93間に入れ、かつ締め付け部材50の軸棒61をセット受け座90 の左,右翼部93に形成した受け溝94に係合させることが確実にしかも速やか にできる。なお、締め付け部材60の軸棒61に対する受け部材62の締め、緩 めが迅速にできるようにすると、ハンドル80を不使用時の折り返し状態から使 用状態にすることが短時間でできて好ましい。
【0029】 この考案において、竪管は垂直にすることなく後倒れに傾斜したものでもよく 、またハンドルは、前記実施例の形状に限られることなく、この考案の要旨を逸 脱しない範囲で適宜変更できる。
【0030】
【考案の効果】
以上説明したように、請求項1の考案に係る自転車のハンドル折り返し装置は 、図5に例示するように、折り返し状態では、ハンドルがフロントフォークの竪 管と交差し、かつ竪管の前側に沿って下方に延びる左,右アームプレートの先端 部がこれらの下端部に位置しているので、自転車の体積を充分に縮小できる。 従って、自転車の占拠スペースを小さくして倉庫などに格納でき、在庫管理の 負担の軽減、包装作業の能率および輸送時の効率の向上ができる。
【0031】 また、図3,図4に例示するように、使用状態では、ハンドルの中央部を保持 した締め付け部材の軸棒を、竪管の上端部のセット受け座に設けた受け座本体の 左,右翼部の相対向する受け溝後端部に係合させ、これらの受け溝後端部が下方 に屈曲しているので、自転車の走行時などに、前記軸棒が不本意に受け溝から外 れることがない。
【0032】 さらに、前記締め付け部材の係合ブロックには上部が後側に突出する後傾斜面 を形成し、前記セット受け座の受けブロックには下部が前側に突出する前傾斜面 を形成してあるので、係合ブロックの後傾斜面を受けブロックの前傾斜面に密接 させて支持してハンドル側からハンドル受け座を介して負荷が加わっても、この 負荷を竪管で確実に支えることができ、自転車の使用時のハンドル操作が支障な く安定して行える。 そして、折り返し位置と使用位置との間で、左,右アームプレートは180° 程度回動させることになるので、前述した折り返し状態での自転車の体積の縮小 が充分にできる。
【0033】 さらにまた、左,右アームプレートの中央部間にコイルばねを介在させて、左 ,右アームプレートを外側に付勢しているので、締め付け部材の軸棒に対し受け 部材を緩めることで、左,右アームプレートが受け座本体の左,右翼部に干渉す ることなくこれらの外側に位置し、ハンドル受け座の係合ブロックを左,右翼部 間に入れ、かつ締め付け部材の軸棒をセット受け座の左,右翼部に形成した受け 溝に係合させることができる。
【0034】 請求項2の考案は、ハンドルを使用状態でその中央部に対し左,右端部が後上 方に位置する形状とし、折り返し状態で前記中央部をハンドル受け座の保持筒に 対し軸回りに所要角度だけ回動させることで、ハンドルを含む自転車の体積をよ り小さくし、その占拠スペースもより小さくすることが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例に係る自転車のハンドル折
り返し装置を示した分解斜視図。
【図2】図1に示したハンドル折り返し装置の組立状態
の斜視図。
【図3】図1に示したハンドル折り返し装置の使用状態
の部分側面図。
【図4】図3に示したハンドル折り返し装置の使用状態
の部分正面図。
【図5】図1に示したハンドル折り返し装置の折り返し
状態の斜視図。
【図6】図1に示したハンドル折り返し装置の受けブロ
ック部の説明図。
【符号の説明】
10 フロントフォークの竪管 20 可動受け座 21 筒状ハウジング 22 軸管 30 枢支長ねじ 31 ナット 40 アームプレート 50 中央長ねじ 51 ナット 52 コイルばね 60 締め付け部材 61 軸棒 62 受け部材 64 操作レバー 70 ハンドル受け座 71 係合ブロック 72 保持筒 73 横孔 74 後傾斜面 80 ハンドル 81 中央部 82 傾斜部 83 端部 90 セット受け座 91 受け座本体 92 受けブロック 93 左,右翼部 94 受け溝 95 受け溝の前部 96 受け溝の後部 98 前傾斜面 100 本体フレームの前パイプ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フロントフォークの竪管の上部に可動受
    け座の筒状ハウジングを昇降可能に嵌合させ、筒状ハウ
    ジングに水平な軸管を固定し、この軸管に枢支長ねじに
    よって左,右アームプレートの基端部を枢支し、左,右
    アームプレートの中央部間にこれらを外側に付勢するコ
    イルばねを介在させ、コイルばねに中央長ねじを遊挿し
    て、中央長ねじを左,右アームプレートに架設し、前記
    枢支長ねじおよび中央長ねじの先端部にナットをそれぞ
    れ螺装し、左,右アームプレートの先端部間にハンドル
    受け座の係合ブロックを介在させ、係合ブロックに締め
    付け部材の軸棒を挿通して左,右アームプレートに架設
    し、前記軸棒の先端部に受け部材を締め付け可能に保持
    させ、前記係合ブロックに固定した保持筒にハンドルの
    中央部を保持させ、前記竪管の上端部にセット受け座の
    前側に開口する平面U字状の受け座本体と受けブロック
    とを固定し、受け座本体の受けブロック前方に突出する
    左,右翼部に、前端に開口して後方に延び後部が下方に
    屈曲する受け溝を互いに対向させて形成し、前記枢支長
    ねじを中心とする左,右アームプレートのほぼ180°
    の回動および前記筒状ハウジングの昇降によって、前記
    軸棒が受け座本体の受け溝後部に係合し、係合ブロック
    の後傾斜面が受けブロックの前傾斜面に密接支持し、受
    け座本体の左,右翼部の外側に左,右アームプレートが
    位置した使用状態と、ハンドルが竪管の前側に沿って下
    方に延びる左,右アームプレートの先端部に位置した折
    り返し状態とに切り換え可能にしたことを特徴とする自
    転車のハンドル折り返し装置。
  2. 【請求項2】 ハンドルの中央部をハンドル受け座の保
    持筒に対し軸回りに回動可能に保持し、ハンドルを使用
    状態で前記中央部に対し左,右端部が後上方に位置する
    形状にしたことを特徴とする請求項1に記載した自転車
    のハンドル折り返し装置。
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