JP3018552B2 - 制振装置 - Google Patents

制振装置

Info

Publication number
JP3018552B2
JP3018552B2 JP3091536A JP9153691A JP3018552B2 JP 3018552 B2 JP3018552 B2 JP 3018552B2 JP 3091536 A JP3091536 A JP 3091536A JP 9153691 A JP9153691 A JP 9153691A JP 3018552 B2 JP3018552 B2 JP 3018552B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
damper mass
vibration
axis
cylinder
mass
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP3091536A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04302737A (ja
Inventor
紀夫 岩波
Original Assignee
石川島播磨重工業株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 石川島播磨重工業株式会社 filed Critical 石川島播磨重工業株式会社
Priority to JP3091536A priority Critical patent/JP3018552B2/ja
Publication of JPH04302737A publication Critical patent/JPH04302737A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3018552B2 publication Critical patent/JP3018552B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は制振装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来から振動を減少させる装置として制
振対象物頂上に可動質量を設置し、これをばね及びダン
パによって前記制振対象物に連結してなる制振装置が知
られているが、これは制振対象物から振動を受けて作動
するパッシブ型制振装置であった。しかしながら、斯か
るパッシブ型制振装置は調整が難しく、制振対象物と可
動質量振動系の間の動力学的バランス(両者の固有周期
の関係等)が崩れると制振効果が著しく低下する欠点が
あった。
【0003】そこで、最近では可動質量の動きを制振対
象物の振動に応じて制御しつつ能動的に駆動せしめるこ
とにより、上述したパッシブ型の欠点の解消を図ること
を目的としたアクティブ型制振装置の研究が盛んに行わ
れている。
【0004】図5は前記アクティブ型制振装置の一例を
示すもので、制振対物1の頂上部に可動質量2をロー
ラ3等によって水平方向に移動自在に設置し、該可動質
量2と前記制振対物1に固定された固定部材4とをア
クチュエータ5により連結し、前記制振対物1上部に
配設された加速度センサ6によって検出された制振対
物1の振動に応じて制御器7からアクチュエータ5に指
令を送り、該アクチュエータ5により可動質量2を前記
制振対物1の振動を打消し得るよう揺れに対し適切な
振動数及び大きさで駆動せしめるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
如く、可動質量2は、該可動質量2に連結し、アクチュ
エータ5の伸縮方向Aにローラ3等を介して制振対
1上を移動するようになっているために可動質量2の移
動方向以外の振動、特に可動質量2の移動(アクチュエ
ータ5の伸縮)方向Aに対して直角の方向の振動の影響
を受けてローラ3のスムーズな回転が阻害されてしまう
ために、制振しようとする方向(可動質量2の移動方
向)Aの振動を正確に制振することができなくなるとい
う問題があった。
【0006】更に、重量物である可動質量2がローラ3
等を介して制振対物1上を移動するために、ローラ3
が摺動によって消耗してしまいメンテナンスを頻繁に行
う必要があり、又従来は復動式の油圧アクチュエータ5
を用いることが一般的であり、そのために連続的に逆転
駆動されるアクチュエータ5のパッキン類が消耗しやす
い等の問題があってアクチュエータ5についても上述し
たと同様にメンナンスを頻繁に行うことが必要であ
り、従って、例えば海上にあって頻繁にメンテナンスを
行うことのできない船舶、特に一度の航海が長期に渡る
大型の船舶等に適用した場合には居住性を悪化させ
まうという大きな問題を生じていた。
【0007】本発明は斯かる実情に鑑みてなしたもの
で、振動を正確に制振すると共に長期間に渡るメンテナ
ンスフリーを達成し得る制振装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は円柱状のダンパ
マスを設け、該ダンパマスの軸心線が水平を保持しよう
とし且つ該軸心線と平行な方向に移動し得るよう前記ダ
ンパマスの外周面下側を複数の静圧軸受で支持すると共
に、前記ダンパマスを前記軸心と平行な方向に移動さ
せる単動シリンダを、該単動シリンダのシリンダ外筒に
摺動可能に嵌入されたピストン部材の軸心線とダンパマ
スの軸心線が合致するようダンパマスの軸心線上に対向
配置し、前記単動シリンダが接触するダンパマスの面に
は、ピストン部材のダンパマス側端部が接触する摩耗防
止用のパッドを組み込んだことを特徴とする制振装置に
かかるものである。
【0009】
【作用】従って本発明では、制振対象物の振動の加速度
と逆位相の加速度を単動シリンダを介してダンパマスに
与えて振動を制振する。
【0010】このとき、ダンパマスが静圧軸受によって
支持されていること、ダンパマスの移動をパッドを介し
て単動シリンダを用いて行うようにしていることによ
り、摺動接触部を少なくして消耗品を少なくした構成と
しているので、長期間に渡ってメンテナンスを必要とし
ない。又、ダンパマスが静圧軸受に支持されて軸心線方
向以外の振動の影響を殆ど受けることがないので、軸心
線方向の振動を確実に制振することができる。更に複数
の静圧軸受をダンパマスの外周面下側に備えているため
制振装置が巨大化することを防止できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
【0012】図1〜図3は本発明の一実施例である。
【0013】図中11は制振装置8の一部を構成する円
柱状を有したダンパマスであり、該ダンパマス11は軸
心線12が水平を保持し且つ該軸心線12と平行方向に
移動し得るよう、ダンパマス11の外周面下側を複数の
静圧軸受13によって支持されている。
【0014】該静圧軸受13は、ダンパマス11の外周
面下側に緊密に当接していてダンパマス11を支持する
ようになっている半円柱状のパッド14を軸心線12方
向前後に備え、且つ該夫々のパッド14における円弧状
を有する内面の左右位置には円弧状の溝15が形成され
ており、該溝15に、圧油供給装置19に接続された供
給管16をオリフィス17及び供給器18を介して接続
し、圧油を圧入することによってダンパマス11を油膜
で支持するようになっている。
【0015】静圧軸受13によって支持されているダン
パマス11の両端面27a,27bにおける前記軸心線
12位置には、単動シリンダ20,20が対向配置され
ている。
【0016】該単動シリンダ20は、シリンダ外筒21
と、該シリンダ外筒21に内嵌されて摺動するピストン
部材22とからなっており、シリンダ外筒21とピスト
ン部材22の反ダンパマス11側の受圧面23とによっ
て形成される加圧室24を備え、該加圧室24に図示し
ないサーボ弁等によって圧力制御された油を給油管25
を介して供給することにより、ピストン部材22を押圧
して押出すようになっている。
【0017】尚、図中28はシリンダ外筒21の内周面
に設けられたラビリンス、29はピストン部材22とダ
ンパマス11とが接触して摩耗するのを防止するようダ
ンパマス11の端面27a,27bに組込まれたパッ
ド、30はダンパマス11の外周面上側を覆う如く配設
されて静圧軸受及びピストンからのリークを回収した液
体へのゴミ等の侵入及び騒音を防止するケーシングを示
している。
【0018】上述した如き制振装置8を図4に示す如き
船舶9の居住区10を制振するように設置した場合につ
いて述べる。
【0019】船舶9のエンジンの駆動によって発生した
振動は、加速度センサ6によって検出され、居住区10
の振動に応じて制御器7から単動シリンダ20に信号を
送り、単動シリンダ20によって能動的にダンパマス1
1に逆位相の加速度を与えることによって制振される。
【0020】例えば、図1において居住区10が右方向
に振れたら、左側の単動シリンダ20の加圧室24に給
油管25を介して油を圧入し、ピストン部材22及びダ
ンパマス11を右方向に押圧して、この反力により支持
体26を介して居住区10に左方向の制振力を与える。
【0021】又、居住区10が左方向に振動したら上述
した如き作動の逆作動を行う。
【0022】斯かる作動を繰返すうち振動は減衰され、
居住区10は制振される。
【0023】このように、振動の加速度と逆位相の加速
度を居住区10に与えることにより、振動を制振するこ
とができる。
【0024】前記ダンパマス11は静圧軸受13による
油膜で支持されているので、軸心線12以外の方向から
の作用力の影響を殆ど受けることがなく、安定した制振
を行うことができる。
【0025】更に、ダンパマス11は静圧軸受13によ
って支持されているので、メタル部材との摺動接触がな
いこと、単動シリンダ20を用いているのでシリンダに
パッキン等を用いる必要がなく消耗品の使用が少ないこ
と、単動シリンダ20のピストン部材22とダンパマス
11の接触面にはパッド29が配設されていて接触によ
る消耗、損傷を防止していること等から、長期間に渡っ
てメンテナンスを行う必要がなくなり、長期間の航海を
行う船舶9にとって、有効なものとなる。
【0026】尚、本発明の制振装置は、上述の実施例に
のみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しな
い範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であ
る。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の制振装置
によれば、下記の如き種々の優れた効果を奏し得る。
【0028】(I)ダンパマスが静圧軸受によって支持
されていること、ダンパマスの移動をパッドを介して
動シリンダを用いて行うようにしていることにより、摺
動接触部を少なくして消耗品を少なくした構成としてい
るので、長期間に渡ってメンテナンスを必要としない。
【0029】(II)ダンパマスが静圧軸受に支持され
て軸心線方向以外の振動の影響を殆ど受けることがない
ので、軸心線方向の振動を確実に制振することができ
る。
【0030】(III)複数の静圧軸受をダンパマスの
外周面下側に備えているため制振装置が巨大化すること
を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の縦断正面図である。
【図2】本発明の一実施例の側面図である。
【図3】図2のIII部拡大断面図である。
【図4】船舶に制振装置を配設した状態を示す概念図で
ある。
【図5】従来例を示す概念図である。
【符号の説明】
8 制振装置 11 ダンパマス 12 軸心線 13 静圧軸受 20 単動シリンダ21 シリンダ外筒 22 ピストン部材 27a 端面 27b 端面29 パッド

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状のダンパマスを設け、該ダンパマ
    スの軸心線が水平を保持しようとし且つ該軸心線と平行
    な方向に移動し得るよう前記ダンパマスの外周面下側を
    複数の静圧軸受で支持すると共に、前記ダンパマスを前
    記軸心と平行な方向に移動させる単動シリンダを、該
    単動シリンダのシリンダ外筒に摺動可能に嵌入されたピ
    ストン部材の軸心線とダンパマスの軸心線が合致するよ
    ダンパマスの軸心線上に対向配置し、前記単動シリン
    ダが接触するダンパマスの面には、ピストン部材のダン
    パマス側端部が接触する摩耗防止用のパッドを組み込ん
    ことを特徴とする制振装置。
JP3091536A 1991-03-29 1991-03-29 制振装置 Expired - Fee Related JP3018552B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3091536A JP3018552B2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 制振装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3091536A JP3018552B2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 制振装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04302737A JPH04302737A (ja) 1992-10-26
JP3018552B2 true JP3018552B2 (ja) 2000-03-13

Family

ID=14029187

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3091536A Expired - Fee Related JP3018552B2 (ja) 1991-03-29 1991-03-29 制振装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3018552B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4485023B2 (ja) * 2000-06-30 2010-06-16 株式会社Ihiインフラシステム 制振装置
JP2014095406A (ja) * 2012-11-08 2014-05-22 Shimizu Corp 振動低減装置
JP2018039584A (ja) * 2016-09-05 2018-03-15 株式会社椿本チエイン スタッカークレーン

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04302737A (ja) 1992-10-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6367565B2 (ja) 定常振動防止システムおよびその防振システムの制御方法
US6439147B2 (en) Mooring systems with active force reacting systems and passive damping
Santos On the adjusting of the dynamic coefficients of tilting-pad journal bearings
NO850648L (no) Vibrasjonsisolerings-system
CA1050597A (en) Flexible damped bearing support
JP3018552B2 (ja) 制振装置
US20070012530A1 (en) Bearing damper having dispersed friction damping elements
US6216831B1 (en) Frictionless hydraulic damper and damper-snubber
JPS63119076A (ja) 磁気ディスク駆動装置
JPH0737809B2 (ja) 変形制御ロ−ル
JP2004533931A (ja) 半径方向の変位の補整機構を有するロール軸受けのためのシール装置
US20030051958A1 (en) Adaptive shock and vibration attenuation using adaptive isolators
US5941512A (en) Vibration damper including mass member displaceable by fluid pressure change in working chamber
JP2002372096A (ja) 気体ばね式除振装置
JP3856676B2 (ja) アクティブ除振方法
JP5242943B2 (ja) アクティブ除振装置
JP2001271871A (ja) アクティブ防振装置
US5342017A (en) Damped cantilevered support arm assembly
JP2001271869A (ja) 制振装置
JP2020067107A (ja) 防振装置
KR100811828B1 (ko) Mr댐퍼를 이용한 고정밀장비 방진용 모션 컨트롤러 및이를 이용한 운동제어시스템
JPH05288218A (ja) 回転機械の補助軸受装置
JP2004191147A (ja) 接触式プローブ
JPS59137639A (ja) 油圧式防振装置
JPH07144686A (ja) 制振装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees