JP3018538U - Phs基地局装置 - Google Patents

Phs基地局装置

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JP3018538U
JP3018538U JP1995002817U JP281795U JP3018538U JP 3018538 U JP3018538 U JP 3018538U JP 1995002817 U JP1995002817 U JP 1995002817U JP 281795 U JP281795 U JP 281795U JP 3018538 U JP3018538 U JP 3018538U
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phs
line
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telephone
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JP1995002817U
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茂 三上
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Miyoshi Electronics Corp
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Miyoshi Electronics Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 加入者回線を増設することなくPHS(Pe
rsonal Handy Phone Syste
m)を既設の構内用回線交換機に接続する装置を提供す
る。 【構成】 PHS基地局23の電話回線接続端子1に接
続される電話回線からの着呼信号を回線接続装置2を介
して端末切替器3に接続すると共に切替制御器4に供給
する。端末切替器は切替制御器の制御により送受信機5
及び電話端末接続端子7への信号接続の切替を行う。送
受信機に送られた信号は空中線6よりPHS携帯端末8
へ送信される。切替制御器はPHS携帯端末及び内線電
話端末22からの応答に応じて端末切替器を制御する。
PHS基地局を既設の回線交換機システムに付加する場
合は、交換機に接続されている内線電話端末の1台をは
ずし、その加入回線にPHS基地局を接続すると共に、
先に取りはずした内線電話端末をPHS基地局の電話端
末接続端子に接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、PHS(Personal Handy Phone Syst em)を導入する場合に例えば既設の構内アナログ電話システムに付加する場合 において、既設のシステムを残したまま、またPHSの導入において従来の番号 体系を変更することなくPHSを導入するようにしたPHS基地局装置に関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
第3図は、例えば構内用回線交換機にPHS(Personal Handy Phone System)用基地局を接続しPHSを導入した図であり、1 1、12、13は公衆用アナログ電話回線、14は機内用回線交換機、15、1 6、17、18は内線加入者回線、23はPHS用基地局、1は電話回線接続端 子、2は回線接続装置、5は送受信機、6はPHS携帯端末との通信を行うため の空中線、8はPHS携帯端末、19、20、21は内線電話端末である。 次に動作について説明する。公衆用アナログ電話回線11からの着呼に対し1 4の回線交換機はその設定に従って15の加入者回線に呼び出し信号を送る。加 入者回線15に呼び出し信号が送られるとその信号は1の電話回線接続端子及び 2の回線接続装置を通じて5の送受信機に送られ6の空中線より無線電波により PHS携帯端末8へ呼び出し信号を送信する。PHS携帯端末8から応答がある と回線は通話モードとなりPHS携帯端末8と公衆用電話回線11との間での通 話が行われる。14の回線交換機及び2の回線接続装置ではPHS携帯端末8又 は公衆用電話回線11からの終話信号が検出されると回線を解放する。公衆用電 話回線12、13からの着呼により加入者回線16、17、18が選択される場 合の動作は従来通りである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来のPHS基地局を既設の構内用回線交換機に接続する場合には当該基地局 で使用する回線数と同じ又はそれ以上の空き回線交換機に必要であり、空き回線 が不足する場合には既設の電話端末機を取り外しPHS用に流用する、あるいは 新たに回線交換機を追加する必要があるという欠点があった。また、接続したP HS携帯端末に対する呼び出しに対しPHS携帯端末所持者が通信エリア外に移 動しているなどにより全く応答がなかった場合、その着信に気付くことが出来ず 従って代理者による応答も出来ないという欠点があった。 この考案は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、PHS基 地局の接続は既設の内線電話端末を内線電話回線から取りはずして行うが、その 取り外した電話端末を新たに付設したPHS基地局に接続して使用することを可 能とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の考案は、PHS用基地局に内線電話端末接続用端子を合わせ持 ち公衆あるいは内線電話回線との通話をPHS携帯端末及び内線電話端末の何れ からもできることを特徴とするものである。 請求項2記載の考案は、電話回線と通話路を形成する装置としてPHS携帯端 末か内線電話端末かの選択に一定の制御を行うための制御回路を有することを特 徴とするものである。 請求項3記載の考案は、当該制御回路の制御が、PHS無線回線の制御と連動 して行われることを特徴とする。
【0005】
【作用】
請求項1記載の考案によれば、既設の電話システムにPHSを導入する場合に おいて新たな内線加入者回線を必要とせず、また既設の内線電話端末を除去する ことなくシステムの増設が行える。 請求項2記載の考案によれば、PHS携帯端末への着呼に対しPHS携帯端末 からの応答がない場合には内線電話端末への呼び出しを行い代理応答を促すこと が出来る。また、PHS携帯端末不使用時には内線電話端末からの発呼も行うこ とができ回線の有効活用が図られる。 請求項3記載の考案によれば、制御回路の制御がPHS無線回線の制御に連動 して行うことが出来安定確実な制御が行える。
【0006】
【実施例】
以下この考案の一実施例を図について説明する。第1図において、1は公衆あ るいは内線電話回線接続端子、2は回線接続装置、3は端末切替器、4は端末切 替器を制御する制御器、5はPHS携帯端末と無線通信を行うための送受信機、 6は無線通信のための空中線、7は電話端末接続端子、22は内線電話端末、8 はPHS携帯端末である。 電話回線接続端子1から着呼信号が入るとその信号は回線接続装置2を介して 端末切替器3に送られる。また当該着呼信号により切り替え制御器4はまず端末 切替器3をその接続経路が送受信機5側となるように設定する。これにより送受 信機5は着呼信号をPHS携帯端末8呼び出し信号に変え空中線6より送信する と共に呼び出し信号送信の経過を切替制御器4に知らせ、切替制御器4による呼 び出し信号監視が開始される。ここでPHS携帯端末8からの応答信号が空中線 6より受信し送受信機5にて検知された場合には着呼信号と逆の経路をたどって 発呼元に知らされ以後通常の通話モードになると共にその旨切替制御器4に通知 され呼び出し信号監視は解除される。 呼び出し信号監視が開始されてから一定時間(例えば5秒)連続で呼び出し信 号が送信され続けた場合切替制御器4は、回線接続装置2からの着呼信号が電話 端末接続端子7にも出力されるように端末切替器3を制御する。 着呼信号は内線電話端末22にとっては同時に呼び出し信号でもあるためこれ により当該端子に接続された内線電話端末22からも呼び出し音が発せられるこ ととなる。 以後、PHS携帯端末8又は内線電話端末22の何れかから応答があるまでま たは着呼信号が無くなるまでこの状態が維持される。 PHS携帯端末8又は内線電話端末22から応答があった場合はその端末側の 回線接続を維持し逆側の回線接続を切り放すように切替制御器4により制御され る。 PHS携帯端末8又は電話端末接続端子7に接続された内線電話端末22から の発呼の場合は何れからの発呼信号かを切替制御器4で判断しその端末からの信 号が回線接続装置2へ接続されるように端末切替器3が制御される。
【0007】 第2図は本考案の第1図のPHS基地局を既設の回線交換機に接続した場合の 他の実施例である。第2図において、1は電話回線接続端子、2は回線接続装置 、3は端末切替器、4は端末切替器を制御する制御器、5はPHS携帯端末と無 線通信を行うための送受信機、6は無線通信のための空中線、7は例えば内線電 話端末を接続するための電話端末接続端子、8はPHS携帯端末、23は本考案 によるPHS基地局、11、12、13は公衆電話回線、14は既設の回線交換 機、15、16、17、18は加入者回線、19、20、21、22は内線電話 端末である。 本考案によるPHS基地局23は内線電話端末22を加入者回線15からはず した後当該加入者回線に接続され、さらに内線電話端末22は当PHS基地局2 3の電話端末接続端子7に再接続されている。 かくして、既設の電話回線システムにおいても加入者回線を増設することなく 容易にPHSを付加することができ、また当該PHS携帯端末での応答がない場 合には内線電話端末による代理応答が可能なシステムを構成することが実現でき る。
【0008】 以上の説明では、PHS基地局内の通話回線は1回線として説明を行ったが、 PHSでは端末との通信は時分割により1基地局当たり通常4通話を確保するこ とが出来、従って本考案回路も1基地局に4つ組み込むこととなるが各1回路毎 の効果は同じである。 また、着呼は公衆電話回線からのもののみについて説明を行ったが内線通話か らの着呼についても同じ効果が得られる。 また、電話回線は、回線交換機の内線端子あるいは公衆電話回線(外線)端子 のいずれの場合でも同様な効果が得られる。 また、PHS基地局と内線電話端末は別に設けるのではなく一体で設けること もできる。
【0009】
【考案の効果】
請求項1記載の考案によれば、既設の構内電話システムにPHSを増設する場 合でも既設の電話端末を無駄にすることなくまた加入者回線の増設も必要無く実 施でき、着呼に対しPHS携帯端末及び内線電話端末の何れでも応答可能である 。 請求項2記載の考案によれば、着呼に対し内線電話端末によりPHS携帯端末 所持者の不在等を判別しその代理応答が可能となる。また、端末切替器3の制御 において全て接続状態とする制御を行えば三者通話が可能である。 請求項3記載の考案によれば、回線制御がPHS無線回線と連動するので安定 確実な制御が行える。
【図面の簡単な説明】
【第1図】は、本考案の一実施例を示す構成図である。
【第2図】は、本考案の一実施例を用いて構成したシス
テムの他の実施例である。
【第3図】は、従来の実施例を用いて構成したシステム
の一実施例である。
【符号の説明】
1、 電話回線接続端子 2、 回線接続装置 3、 端末切替器 4、 切替制御器 5、 送受信機 6、 空中線 7、 電話端末接続端子 8、 PHS携帯端末 11、12、13、 公衆電話回線 14、 回線交換機 15、16、17、18、 加入者回線 19、20、21、22、 内線電話端末機 23、 PHS基地局
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/22 7/24 7/26 7/30

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも一つ以上の公衆又は内線電話回
    線接続用端子と、当該電話回線とPHS携帯端末との通
    話を可能とする少なくとも一つ以上のPHS無線通話回
    線と、当該電話回線と通話可能とできる少なくとも一つ
    以上の内線電話端末接続端子とを有することを特徴とす
    るPHS基地局装置
  2. 【請求項2】当該電話回線との通話回線接続を、PHS
    携帯端末側及び内線電話端末側の何れか個別に又は両方
    を同時に任意に行うことが出来る回線切替回路と当該回
    線切替回路を制御する回線切替制御回路を有することを
    特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記載のPHS
    基地局装置
  3. 【請求項3】当該回線切替回路の制御が、PHS無線通
    話回線の回線制御信号の制御に連動することを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載のPHS基地局装
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