JP3018386U - テープデッキ - Google Patents
テープデッキInfo
- Publication number
- JP3018386U JP3018386U JP1995005875U JP587595U JP3018386U JP 3018386 U JP3018386 U JP 3018386U JP 1995005875 U JP1995005875 U JP 1995005875U JP 587595 U JP587595 U JP 587595U JP 3018386 U JP3018386 U JP 3018386U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hole
- cylinder
- spring
- tape deck
- cylinder base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Mounting Components In General For Electric Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 アース部材の装着作業を省き、作業性の向上
を図る。 【構成】 ヘッドシリンダー1をシリンダーベース2を
介してシャーシ3に据え付けてなるテープデッキにおい
て、シリンダーベース2の前記ヘッドシリンダーの取付
面に孔9を設けるとともに、該孔9内に、スプリング1
1を挿入することを特徴とする。
を図る。 【構成】 ヘッドシリンダー1をシリンダーベース2を
介してシャーシ3に据え付けてなるテープデッキにおい
て、シリンダーベース2の前記ヘッドシリンダーの取付
面に孔9を設けるとともに、該孔9内に、スプリング1
1を挿入することを特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、ビデオテープレコーダーに組み込まれるテープデッキに関する。
【0002】
テープデッキにおいては、ヘッドシリンダーの設置精度を確保するため、樹脂 製のシリンダーベースを介してヘッドシリンダーをシャーシに据え付けてある。 このようにすると、ヘッドシリンダーがテープとの摩擦によって帯電するため、 ヘッドシリンダーをアースしておく必要がある。
【0003】 そこで、図7に示すように、アース部材aをその弾性片bでシリンダーベース cの周壁dに挾持させてシリンダーベースcに装着してから、アース部材aの一 端とシリンダーベースcの傾斜壁eをヘッドシリンダーfにビスgで共締めする とともに、アース部材aの他端とシリンダーベースcのブラケットhをシャーシ iにビスjで共締めしていた。
【0004】
しかし、このテープデッキは、シリンダーベースcをヘッドシリンダーfに組 み付ける前に、アース部材aをシリンダーベースcに装着しておかなければなら ず、作業が面倒であるという欠点があった。
【0005】 本考案は、このような事情に鑑み、組立作業性に優れたテープデッキを提供す ることを目的とする。
【0006】
上記課題を解決するための本考案は、ヘッドシリンダーをシリンダーベースを 介してシャーシに据え付けてなるテープデッキにおいて、上記シリンダーベース の前記ヘッドシリンダーの取付面に孔を設けるとともに、該孔内にスプリングを 挿入するようにしたことを特徴とする。 また、上記孔からスプリングが抜け落ちるのを防止するスプリングの係止手段 を設けたことを特徴とする。 また、前記孔には大径の孔と小径の孔とが形成され、前記大径の孔に前記スプ リングの端部を係止せしめることを特徴とする。
【0007】
本考案によれば、シリンダーベースの孔内にスプリングを収納してから、シリ ンダーベースをヘッドシリンダーに組み付け、このアッセンブリをシャーシに組 み付けるだけで、ヘッドシリンダーの組み付けが完了する。このとき、スプリン グがヘッドシリンダーとシャーシの間に挟み込まれ、ヘッドシリンダーがシャー シに電気的に接続される。
【0008】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案のテープデッキを示している。
【0009】 このテープデッキでは、ヘッドシリンダー1を樹脂製のシリンダーベース2を 介してシャーシ3に据え付けてある。シリンダーベース2は、図4と図5に示す ようにヘッドシリンダー1の取付面である傾斜面4を備え、傾斜面4の上面にシ リンダー1を載せ、傾斜面4の3つの孔6に裏側からビス7を通してヘッドシリ ンダー1をシリンダーベース2に固定する。さらに、周縁部の3つの孔8にビス 12を通してシャーシ3に固定してある。
【0010】 シリンダーベース2の傾斜面4には、大径の孔91と小径の孔92とからなる 段付き孔9をその上面に対して垂直に貫設するとともに、該孔9の周縁から立ち 下り部10を延出して周壁5と一体化させてある(図5参照)。さらに、孔9内 に異径のスプリング11を収納してスプリング11は、ヘッドシリンダー1とシ ャーシ3で圧縮させられるように構成している。該スプリング11の外径も段付 き孔9に合わせて上側が下側よりも大きくなっている。
【0011】 ヘッドシリンダー1の据え付けにあたっては、まずシリンダーベース2の孔9 にスプリング11を入れてから、ヘッドシリンダー1をシリンダーベース2にビ ス7で組み付け、その後、このアッセンブリをシャーシ3にビス12で組み付け る。
【0012】 このとき、スプリング11は圧縮されて、ヘッドシリンダー1はスプリング1 1を介してシャーシ3と電気的に接続され、ヘッドシリンダー1のアースが行な われる。なお、スプリング11はその大径部11aが孔9の段部9aに係合する ので、作業中に孔9から抜け落ちることはない。すなわち、スプリング11の大 径部11aと孔9の段部9aによって係止手段を構成しているわけである。
【0013】
本考案によれば、シリンダーベースのシリンダーヘッドの取付面に孔を設ける とともに、該孔内に、スプリングをヘッドシリンダーとシャーシによって圧縮さ れるようにして収納し、更に、上記孔からスプリングがヘッドシリンダーの据え 付け作業中に抜け落ちるのを防止する係止手段を設けてあるので、アースプレー トの装着作業を省くことができ、作業性が良くなる。 又、高価なアース部材が不要になるので安価になる。
【図1】本考案のテープデッキを示す平面図である。
【図2】同テープデッキの底面図である。
【図3】要部の断面図である。
【図4】同テープデッキに採用したシリンダーベースの
平面図である。
平面図である。
【図5】同シリンダーベースの底面図である。
【図6】図1と対応する従来例を示す図である。
【図7】図6に示したB−B線による断面図である。
1 ヘッドシリンダー 2 シリンダーベース 3 シャーシ 4 傾斜面 6 孔 8 孔 9 段付き孔 9a 段部 11 スプリング 11a 大径部
Claims (3)
- 【請求項1】 ヘッドシリンダーをシリンダーベースを
介してシャーシに据え付けてなるテープデッキにおい
て、上記シリンダーベースの前記ヘッドシリンダーの取
付面に孔を設けるとともに、該孔内にスプリングを挿入
するようにしたことを特徴とするテープデッキ。 - 【請求項2】 上記孔からスプリングが抜け落ちるのを
防止するスプリングの係止手段を設けたことを特徴とす
る請求項1記載のテープデッキ。 - 【請求項3】 前記孔には大径の孔と小径の孔とが形成
され、前記大径の孔に前記スプリングの端部を係止せし
めることを特徴とする請求項2記載のテープデッキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995005875U JP3018386U (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | テープデッキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995005875U JP3018386U (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | テープデッキ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3018386U true JP3018386U (ja) | 1995-11-21 |
Family
ID=43153835
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995005875U Expired - Lifetime JP3018386U (ja) | 1995-05-22 | 1995-05-22 | テープデッキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3018386U (ja) |
-
1995
- 1995-05-22 JP JP1995005875U patent/JP3018386U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3018386U (ja) | テープデッキ | |
JPH0524176Y2 (ja) | ||
JPS6029108Y2 (ja) | テ−プレコ−ダ | |
JP3294897B2 (ja) | モールディングの取付装置 | |
JPH0339324Y2 (ja) | ||
JPS596501Y2 (ja) | レコ−ドプレ−ヤ | |
JP2510788Y2 (ja) | 電子機器の壁面取り付け構造 | |
JPS643752Y2 (ja) | ||
JPS622860Y2 (ja) | ||
JPS6121907Y2 (ja) | ||
JPH0556653U (ja) | 車載用スピーカの取付構造 | |
JPS59182754U (ja) | タツチスイツチ装着治具 | |
JPS5845U (ja) | 自動車の後部ライセンスプレ−ト取付構造 | |
JP2000108784A (ja) | 自動車用アウタミラー | |
JP3038835U (ja) | リード線入線部の防滴構造 | |
JPH026649Y2 (ja) | ||
KR0128298Y1 (ko) | 라디에이터 어퍼 마운팅 인슐레이터 구조 | |
JPS5852860Y2 (ja) | モ−タの支持装置 | |
JPS6035339Y2 (ja) | 内蔵マイク取付装置 | |
JPS6124341U (ja) | ライセンスプレ−ト用ガ−ニツシユの取付構造 | |
JPS59125691U (ja) | カバ−の取付け装置 | |
JPS605184U (ja) | 電気機器のケ−ス | |
JPS5820125U (ja) | 空気調和機 | |
JPS59125693U (ja) | カバ−の取付け装置 | |
JPH04240320A (ja) | 空気調和機 |