JP3018300U - カバンの持ち手 - Google Patents

カバンの持ち手

Info

Publication number
JP3018300U
JP3018300U JP1995005718U JP571895U JP3018300U JP 3018300 U JP3018300 U JP 3018300U JP 1995005718 U JP1995005718 U JP 1995005718U JP 571895 U JP571895 U JP 571895U JP 3018300 U JP3018300 U JP 3018300U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
bag
grip
handles
grip portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995005718U
Other languages
English (en)
Inventor
徹也 奥野
Original Assignee
株式会社トーリン
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社トーリン filed Critical 株式会社トーリン
Priority to JP1995005718U priority Critical patent/JP3018300U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3018300U publication Critical patent/JP3018300U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 重ねた状態での握り手部分が断面形状丸形と
なるので、2本の持ち手の重ね部分の滑りが生じないと
共に手に馴染みやすいものである。 【構成】 第1および第2の持ち手2,5を有するカバ
ンであって、第1の持ち手2における握り部分21に上
面を円弧部22に下面を平坦部23に形成し、第2の持
ち手5における握り部分51に上面を平坦部53に下面
を円弧部52に形成したカバンの持ち手である。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はカバンの持ち手、特に、2本の持ち手を有し、その2本の持ち手の握 り部分を重ねた状態で手の平で握って持ち歩くようにしたカバンの持ち手の改良 に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より2本の持ち手を有するカバンは多数あるが、その何れにあっても、2 本の持ち手における握り部分は丸形のもの、あるいは、薄い四角形状のものなど 同じ断面形状に形成されているものである。すなわち、持ち手の握り部分の縦断 面は平形あるいは丸形の何れかに形成されているものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記した従来における2本の持ち手を握ってカバンを持ち運ぶ場合 において、2本の持ち手の握り部分の断面形状が同じであるために、すなわち、 断面形状が丸い場合には、重ねた状態で8の字状態となるため重ね部分が滑り易 く握り難いといった問題があり、また、断面形状が薄い四角形の場合には、重ね た状態での滑りは生じないが手の平に馴染み難いといった問題があった。
【0004】 本考案は前記した問題点を解決せんとするもので、その目的とするところは、 握り部分を重ねた状態での断面形状が丸形となるので、2本の持ち手の重ね部分 の滑りが生じないと共に手に馴染みやすいカバンの持ち手を提供せんとするにあ る。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のカバンの持ち手は前記した目的を達成せんとするもので、その手段は 、第1および第2の持ち手を有するカバンであって、第1の持ち手における握り 部分に上面を円弧部に下面を平坦部に形成し、第2の持ち手における握り部分に 上面を平坦部に下面を円弧部に形成したものである。
【0006】 また、前記第1の持ち手の長さを第2の持ち手の長さより長く形成し、第1お よび第2の持ち手の握り部分を重ね合わせた状態で、カバン本体が垂下するよう にすることが望ましく、さらに、前記第1及び第2の円弧部の内部に硬質スポン ジを充填することが望ましい。
【0007】
【作用】
前記した如く構成した本考案のカバンの持ち手は、第2の持ち手の握り部分の 平坦部に第1の持ち手の握り部分の平坦部を重ねることにより、滑りが生じ難く 、かつ、重ねた状態で断面円状となるので持ち易くなるものである。
【0008】 また、第1の持ち手の長さを第2の持ち手の長さよりも長くしたので、握り部 分を重ねた状態においてカバン本体は垂下状態となるので、持ち歩く時にカバン 本体が真下に向くものである。さらに、円弧部に硬質スポンジを充填したことに より、手で握った時の感触がよくなるものである。
【0009】
【実施例】
以下、本考案に係るカバンの持ち手の一実施例を図面と共に説明する。 1は皮革あるいは合成皮革によって形成されたカバン本体にして、上面開口部 11の長手方向に沿ってファスナー11aが逢着されている。また、このカバン 本体1の一側面にはサイドポケット12が逢着され、その上面開口部12aの長 手方向に沿ってファスナー12bが逢着されている。さらに、サイドポケット1 2の側面にも長手方向に沿ってファスナー12cが逢着されている。
【0010】 2はカバン本体1の前記サイドポケット12側に両端が逢着された皮革あるい は合成皮革によって形成された第1の持ち手にして、中央の握り部分21が2つ 折になっている。
【0011】 そして、この2つ折にした握り部分21の内側に図6、図7に示す如く、長手 方向に沿って両側縁31を挟み込むように補強皮革3を巻き付け、かつ、この巻 き付け時において図8に示す反円柱状の硬質スポンジ4を補強皮革3の裏面と握 り部分21の上面との間に充填する。そして、握り部分21と補強皮革3の両側 に沿って逢着して一体化する。このように構成することにより、第1の持ち手2 は上面が円弧部22となり、下面が平坦部23となるものである。
【0012】 5はカバン本体1の前記サイドポケット12とは反対側の面に両端が逢着され た皮革あるいは合成皮革によって形成された第2の持ち手にして、長さは前記第 1の持ち手より短く形成されている。
【0013】 そして、第2の持ち手5の握り部分51も前記第1の持ち手2の握り部分21 と同様な構成になっている。ただし、第1の握り部分21と相違する点は、第1 の握り部分21の円弧部22が上面に形成され、かつ、平坦部23が下面に形成 されているのに対し、第2の持ち手5における握り部分51にあっては、円弧部 52が下面に、平坦部53が上面に形成されている点である。
【0014】 このように構成した本考案のカバンの持ち手にあっては、第1の持ち手2にお ける握り部分21の平坦部23の下面に第2の持ち手5における握り部分51の 平坦部53の上面を重ねることにより、重ね合わせ部分は平坦部同志となるため 、両者間で滑りが生じ難く一体感が得られる。
【0015】 また、重ね合わせ部分の断面は略円状となるので、握った状態で手に馴染みや すく持ち易いものである。しかも、第1と第2の持ち手2,5の長さを、握り部 分21,51を重ねた状態でカバン本体1が垂下するように第1の持ち手2を長 くしたので、持ち歩く時においてカバン本体1が真下に向かって足に当たったり しないものである。
【0016】 しかも、円弧部22,52の内部に半円柱状の硬質スポンジ4を充填したこと により、手で握った時の感触がよくなるものである。
【0017】
【考案の効果】
本考案は前記したように、第2の持ち手の平坦部に第1の持ち手の平坦部を重 ねることにより、滑りが生じ難く、かつ、前記平坦部の反対面を円弧状としたの で、重ねた状態で断面円状となるので持ち易くなり、手に馴染むものである。
【0018】 また、第1の持ち手の長さを第2の持ち手の長さよりも長くしたので、重ねた 状態においてカバン本体は垂下状態となるので、持ち歩く時にカバン本体が真下 に向いて、歩行時にカバン本体が足に当たったりすることがなく、さらに、円弧 部に硬質スポンジを充填したことにより、手で握った時の感触がよくなる等の効 果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るカバンの持ち手の一実施例を示す
斜視図である。
【図2】同上の側面図である。
【図3】第1の持ち手の握り部を第2の持ち手の握り部
の上に重ねた状態の側面図である。
【図4】図2の横断面図である。
【図5】図3の横断面図である。
【図6】第1の持ち手における握り部の斜視図である。
【図7】同上のA−A線断面図ある。
【図8】硬質スポンジの斜視図である。
【符号の説明】
1 カバン本体 2 第1の持ち手 5 第2の持ち手 21 握り部 22 円弧部 23 平坦部 51 握り部 52 円弧部 53 平坦部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1および第2の持ち手を有するカバン
    であって、第1の持ち手における握り部分に上面を円弧
    部に下面を平坦部に形成し、第2の持ち手における握り
    部分に上面を平坦部に下面を円弧部に形成したことを特
    徴とするカバンの持ち手。
  2. 【請求項2】 前記第1の持ち手の長さを第2の持ち手
    の長さより長く形成し、第1および第2の持ち手におけ
    る握り部分を重ね合わせた状態で、カバン本体が垂下す
    るようにしたことを特徴とする請求項1記載のカバンの
    持ち手。
  3. 【請求項3】 前記第1及び第2の円弧部の内部に硬質
    スポンジを充填したことを特徴とする請求項1記載のカ
    バンの持ち手。
JP1995005718U 1995-05-18 1995-05-18 カバンの持ち手 Expired - Lifetime JP3018300U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995005718U JP3018300U (ja) 1995-05-18 1995-05-18 カバンの持ち手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995005718U JP3018300U (ja) 1995-05-18 1995-05-18 カバンの持ち手

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3018300U true JP3018300U (ja) 1995-11-14

Family

ID=43153753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995005718U Expired - Lifetime JP3018300U (ja) 1995-05-18 1995-05-18 カバンの持ち手

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3018300U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3848871A (en) Non-slipping hand grip for tennis racket and the like
ITPI20080135A1 (it) Dispositivo per il trasporto manuale di carichi
JP3018300U (ja) カバンの持ち手
JPH0719145U (ja) ハンドヘルパー
JP3061460U (ja) 持ち手
JP3009704U (ja) 層状に成型した手袋を内包した容器
JP3083854U (ja) 買物袋の手提げ用補助具
WO1994013171A1 (en) Hand grip
JP3870397B2 (ja) 鞄用把手及び鞄
JPS62287853A (ja) 提げ手
JPS647380Y2 (ja)
TWI241884B (en) Fishing tool case and grip member installed on handle of fishing tool case
JP3049195U (ja) 袋の取っ手に被せる握り手
JPH0619551U (ja) 補助持ち手
JP3053146U (ja) 袋手さげ補助具
JP2514324Y2 (ja) 釣 竿
JP3073647U (ja) 把っ手形成体及び物品収容体
JPH0523480Y2 (ja)
JP3009468U (ja) 鍋の取手
JPH0223564Y2 (ja)
JPH02124480U (ja)
KR200389108Y1 (ko) 쇼핑백 또는 포장박스 운반용 보조 손잡이
JP3015939U (ja) 粒体物収納袋
JP3035386U (ja) ごみ収集袋
JP3016571U (ja) ゴルフクラブのグリップ被覆具