JP3018079B2 - 電池電源の充電制御装置 - Google Patents
電池電源の充電制御装置Info
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- JP3018079B2 JP3018079B2 JP1082072A JP8207289A JP3018079B2 JP 3018079 B2 JP3018079 B2 JP 3018079B2 JP 1082072 A JP1082072 A JP 1082072A JP 8207289 A JP8207289 A JP 8207289A JP 3018079 B2 JP3018079 B2 JP 3018079B2
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- charge
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Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は可充電電池を電源とする例えば通信，音響,O
A機器等の電子機器を負荷として給電並びに電池の充電
を制御する装置に関し、電池の種別，特性，使用環境に
関係なく過不足のない充電が行なえるもので特に可搬型
電子機器全般に適用して著るしい効果を奏することがで
きる。
A機器等の電子機器を負荷として給電並びに電池の充電
を制御する装置に関し、電池の種別，特性，使用環境に
関係なく過不足のない充電が行なえるもので特に可搬型
電子機器全般に適用して著るしい効果を奏することがで
きる。
「従来の技術」 従来から電池の種別例えば電池のエネルギ変換に寄与
する材料の違いによって電池としての充放電特性が区々
である上、使用される環境特に温度変化に対して電池出
力が大きく変動する等、電池の特性に叶った充電装置が
用いられてきた。
する材料の違いによって電池としての充放電特性が区々
である上、使用される環境特に温度変化に対して電池出
力が大きく変動する等、電池の特性に叶った充電装置が
用いられてきた。
この充電装置が採用する充電方式として １）電圧制
御方式,2）−△Ｖ電圧制御方式,3）テーパ電圧制御方
式,4）温度検出制御方式があって、１）は充電電圧を余
り高くできないために充電時間が長くなるだけでなくと
かく充電不足に陥り易い。２）は電池の端子電圧が充電
終期電圧に到達後の降下分を検出しているので、充放電
特性にバラツキの多い電池に対しては充電器に相当の付
加機能をもたせる必要があり煩雑である。３）は上記
２）と同様充電対象として適合する電池の種類に制約が
ある。４）は充電末期の温度上昇を検出しているので、
周囲温度が低い環境ではその上昇率が緩慢になることか
ら却って過充電になり、逆に高ければ充電不足を招来す
るといった難点があり、電池特性やその使用環境に影響
されない電池の充電制御装置は未だ存在しない。
御方式,2）−△Ｖ電圧制御方式,3）テーパ電圧制御方
式,4）温度検出制御方式があって、１）は充電電圧を余
り高くできないために充電時間が長くなるだけでなくと
かく充電不足に陥り易い。２）は電池の端子電圧が充電
終期電圧に到達後の降下分を検出しているので、充放電
特性にバラツキの多い電池に対しては充電器に相当の付
加機能をもたせる必要があり煩雑である。３）は上記
２）と同様充電対象として適合する電池の種類に制約が
ある。４）は充電末期の温度上昇を検出しているので、
周囲温度が低い環境ではその上昇率が緩慢になることか
ら却って過充電になり、逆に高ければ充電不足を招来す
るといった難点があり、電池特性やその使用環境に影響
されない電池の充電制御装置は未だ存在しない。
「発明が解決しようとする問題点」 かくて本発明は前述したように電池の特性、使用環境
の違いに左右されない帆用性のある電池の充電制御装置
とするにあって、積算してある負荷の消費した電力に釣
合うように充電によって補充制御するものである。
の違いに左右されない帆用性のある電池の充電制御装置
とするにあって、積算してある負荷の消費した電力に釣
合うように充電によって補充制御するものである。
「問題点を解決するための手段」 本発明においては電池電圧、電源スイッチの状態を監
視する情報と負荷への定格電流と給電時間との積を消費
電力としてCPUに演算，状態判定の機能を発揮せしめる
ことによって蓄電電力に過不足なく充電制御せんとする
ものである。
視する情報と負荷への定格電流と給電時間との積を消費
電力としてCPUに演算，状態判定の機能を発揮せしめる
ことによって蓄電電力に過不足なく充電制御せんとする
ものである。
以下に図面により本発明の一実施例について詳説す
る。
る。
「実施例」 第１図は本発明の充電制御装置の回路構成図であり、
１は繰返し充電の可能な二次電池による電源、２は上記
電池とともに充電器（図示せず）とは分離して可搬式に
使用される電子機器等の負荷、３は急速・通常充電を切
換えるスイッチ回路、４は充電検知ピンC1,荷電端子
VDD,充電制御ピンC2,電源遮断ピンP1,電源保持ピンP2等
の入出力ポートをもつ中央処理手段（CPU）、５は負荷
への給電定格電流と給電時間との動作積算量をCPUから
移して記憶させておくメモリ手段、６は電池の充電進行
に伴なって端子電圧が上昇して規定電圧に達したときを
検知する充電検知回路、７は電源スイッチをON側に継続
的に入接維持させるための電源保持回路である。
１は繰返し充電の可能な二次電池による電源、２は上記
電池とともに充電器（図示せず）とは分離して可搬式に
使用される電子機器等の負荷、３は急速・通常充電を切
換えるスイッチ回路、４は充電検知ピンC1,荷電端子
VDD,充電制御ピンC2,電源遮断ピンP1,電源保持ピンP2等
の入出力ポートをもつ中央処理手段（CPU）、５は負荷
への給電定格電流と給電時間との動作積算量をCPUから
移して記憶させておくメモリ手段、６は電池の充電進行
に伴なって端子電圧が上昇して規定電圧に達したときを
検知する充電検知回路、７は電源スイッチをON側に継続
的に入接維持させるための電源保持回路である。
上記の構成に基づく本発明装置の動作について説明す
る。
る。
１） 充電電池から負荷へ一定時間給電後に電池を充電
する場合： 負荷が作動中は、負荷側の定格電流Ａとその動作時間
Ｈとの積より求まる動作積算量をCPUが演算してメモリ
手段に蓄積する。ａ） ここで電源スイッチ８を入接し
たまま充電すると、 （動作積算量A1H1）＋（負荷の消費電流A1） ×（充電時間H2）−（充電電流A2）×（充電時間H2） ＝０ を満足する時点、即ち電池端子における規定の電圧に達
するまでは急速・通常充電切換回路の動作に従って急速
充電し、充電検知された時点で通常電流による補充電に
切換えられる。
する場合： 負荷が作動中は、負荷側の定格電流Ａとその動作時間
Ｈとの積より求まる動作積算量をCPUが演算してメモリ
手段に蓄積する。ａ） ここで電源スイッチ８を入接し
たまま充電すると、 （動作積算量A1H1）＋（負荷の消費電流A1） ×（充電時間H2）−（充電電流A2）×（充電時間H2） ＝０ を満足する時点、即ち電池端子における規定の電圧に達
するまでは急速・通常充電切換回路の動作に従って急速
充電し、充電検知された時点で通常電流による補充電に
切換えられる。
ｂ） 次に電源スイッチが開放した状態で充電すると、
充電開始とともに電源保持回路が作動してCPUが駆動さ
れ、メモリ手段から上記電源スイッチが開放された時点
までの動作積算量A1H1を読取って A1H1＝０でなければ （動作積算量A1H1）−（充電電流A2） ×（充電時間H2）＝０ となるまで急速充電が進行し、電池の充電電圧が検知さ
れるや、急速・通常充電切換回路が通常の補充電に切換
える。ここに言う通常の補充電とは急速・通常充電切換
回路におけるトランジスタがCPUの充電制御ポートC2が
Ｌであるためカットオフされており従ってQ1との並列分
路の抵抗器R1を経由して充電端子T1,T2から直接電池へ
充電電流が流入するので、上記抵抗器での電圧降下によ
り細流充電となるのである。
充電開始とともに電源保持回路が作動してCPUが駆動さ
れ、メモリ手段から上記電源スイッチが開放された時点
までの動作積算量A1H1を読取って A1H1＝０でなければ （動作積算量A1H1）−（充電電流A2） ×（充電時間H2）＝０ となるまで急速充電が進行し、電池の充電電圧が検知さ
れるや、急速・通常充電切換回路が通常の補充電に切換
える。ここに言う通常の補充電とは急速・通常充電切換
回路におけるトランジスタがCPUの充電制御ポートC2が
Ｌであるためカットオフされており従ってQ1との並列分
路の抵抗器R1を経由して充電端子T1,T2から直接電池へ
充電電流が流入するので、上記抵抗器での電圧降下によ
り細流充電となるのである。
２） 急速充電を中途停止した場合： ａ） 電源スイッチが入接のままにあるとき 充電検知回路が充電終了を検知するので、この時点ま
での未充電量を動作積算量として以後負荷の消費電流と
満充電に至るまでの時間をCPUが積算してゆき、その後
は前記１）と同様の動作となる。
での未充電量を動作積算量として以後負荷の消費電流と
満充電に至るまでの時間をCPUが積算してゆき、その後
は前記１）と同様の動作となる。
ｂ） 電源スイッチが開離のままにあるとき 充電検知回路が充電進行の中断したことを検知し、こ
の時点での未充電量をCPUが積算した動作積算量として
メモリ手段に書込まれた後に電源保持回路が電源スイッ
チを遮断OFFするので以後の動作が停止する。
の時点での未充電量をCPUが積算した動作積算量として
メモリ手段に書込まれた後に電源保持回路が電源スイッ
チを遮断OFFするので以後の動作が停止する。
３） 非充電中に電源が投入された場合： 電源スイッチが入接ONと同時にメモリ手段内でのデー
タをCPUが一旦読取り、以後の動作時間と負荷の消費電
流とによる積算を続行し、１）ａ）と同様に動作する。
タをCPUが一旦読取り、以後の動作時間と負荷の消費電
流とによる積算を続行し、１）ａ）と同様に動作する。
４） 非充電中に投入電源が遮断された場合： 電源断が検出された時点では電源保持回路を介してCP
Uに電源VDDがかかっているので、電源遮断までの動作積
算量をメモリ手段に移した後に電源保持回路によって電
源スイッチが開放される。
Uに電源VDDがかかっているので、電源遮断までの動作積
算量をメモリ手段に移した後に電源保持回路によって電
源スイッチが開放される。
以上説明したように、本発明の充電制御装置は電源ス
イッチが開離し遮断されても、常に内蔵電池の消耗状態
をCPUが積算してメモリ手段に貯え、充電検知手段，電
源保持手段及び急速・通常充電切換手段を含む充電制御
作用により電池の消耗電力を過不足なく短時間に補なう
ことができる。
イッチが開離し遮断されても、常に内蔵電池の消耗状態
をCPUが積算してメモリ手段に貯え、充電検知手段，電
源保持手段及び急速・通常充電切換手段を含む充電制御
作用により電池の消耗電力を過不足なく短時間に補なう
ことができる。
なおCPUが電池電力として負荷電流と時間の積を積算
するに当り、今負荷が消費する負荷電流として仮に200
ミリアンペアとし、充電時間率を３時間とすると、電池
容量は600ミリアンペア時となるので、充電器としてそ
の充電電流を300ミリアンペアに上げれば、２時間の急
速充電によってほゞ満充電に近くすることができる。
するに当り、今負荷が消費する負荷電流として仮に200
ミリアンペアとし、充電時間率を３時間とすると、電池
容量は600ミリアンペア時となるので、充電器としてそ
の充電電流を300ミリアンペアに上げれば、２時間の急
速充電によってほゞ満充電に近くすることができる。
「効 果」 かくして本発明の充電制御装置によれば、電池が消耗
した電力容量を積算し、検出データを入力ポートに受け
出力ポートよりコマンドを出す中央処理手段を、負荷自
体の制御用CPUに兼用させることができ、電池特性，使
用環境の違いにかかわらず一律の充電方式を実施するこ
とが可能になる。
した電力容量を積算し、検出データを入力ポートに受け
出力ポートよりコマンドを出す中央処理手段を、負荷自
体の制御用CPUに兼用させることができ、電池特性，使
用環境の違いにかかわらず一律の充電方式を実施するこ
とが可能になる。
従って電池が消費した電力を直ちに充電器から完全に
補充するための充電制御装置として必須不可欠の回路を
用いればよく、全体として簡易且つ誤動作のない小型に
して信頼性，経済性の有利なものとすることができる。
補充するための充電制御装置として必須不可欠の回路を
用いればよく、全体として簡易且つ誤動作のない小型に
して信頼性，経済性の有利なものとすることができる。
第１図は本発明の電池電源の充電制御装置についての回
路構成図である。 1:電池電源、2:負荷、3:急速・通常充電切換回路、4:中
央処理装置（CPU）、5:メモリ、6:充電検知回路、7:電
源保持回路、8:電源スイッチ、T1,T2:充電端子。
路構成図である。 1:電池電源、2:負荷、3:急速・通常充電切換回路、4:中
央処理装置（CPU）、5:メモリ、6:充電検知回路、7:電
源保持回路、8:電源スイッチ、T1,T2:充電端子。
Claims (1)
- 【請求項１】電池電源から給電される負荷が消費する電
力を充電器により補充すべく当該電池を充電する装置に
おいて、 電源スイッチの投入に伴い作動する上記負荷の定格電流
と給電時間との積を動作積算量として演算する中央処理
手段と、上記電源スイッチが開離するまで演算された上
記動作積算量を記憶保持させるメモリ手段と、上記充電
器による充電の進行に伴い規定の電池電圧に達したこと
を検出する充電検知手段と、充電中は上記電源スイッチ
の投入状態に係わらず中央処理手段への電源供給を維持
する電源保持手段と、上記充電器の充電開始時に定格出
力電圧を充電電圧として電池に直接印加する急速充電モ
ードと上記充電検知手段による検出信号に基いて上記定
格出力電圧よりも低い充電電圧による補充電モードとを
選択する急速・通常充電切換手段とを備え、上記中央処
理手段が上記動作積算量と平衡するまで充電制御するよ
うにしたことを特徴とする電池電源の充電制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1082072A JP3018079B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 電池電源の充電制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1082072A JP3018079B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 電池電源の充電制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02262856A JPH02262856A (ja) | 1990-10-25 |
| JP3018079B2 true JP3018079B2 (ja) | 2000-03-13 |
Family
ID=13764279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1082072A Expired - Fee Related JP3018079B2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | 電池電源の充電制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3018079B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55131240A (en) * | 1979-03-28 | 1980-10-11 | Japan Storage Battery Co Ltd | Battery charging system |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1082072A patent/JP3018079B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02262856A (ja) | 1990-10-25 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |