JP3017951B2 - タップホルダ装置 - Google Patents

タップホルダ装置

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JP3017951B2
JP3017951B2 JP8343362A JP34336296A JP3017951B2 JP 3017951 B2 JP3017951 B2 JP 3017951B2 JP 8343362 A JP8343362 A JP 8343362A JP 34336296 A JP34336296 A JP 34336296A JP 3017951 B2 JP3017951 B2 JP 3017951B2
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浩司 大槻
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KATO MFG. CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この出願に係る発明は、被加
工物にねじ立てを行うタップを保持したタップコレット
を具備するタップホルダ装置に関し、詳しくは、着脱自
在なタップコレットに取付けたタップに冷却水や潤滑油
等の切削液を確実に供給できるとともにタップコレット
を誤着しないタップホルダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属等の被加工物にねじ立て
を行う場合、タップを保持するタップコレットを片手操
作でタップホルダに着脱できるタップホルダ装置を用い
る場合がある。このタップホルダ装置は、片手操作(い
わゆる「ワンタッチ」)でタップコレットを交換してタ
ップサイズを変更できるため、利便性が高く様々なねじ
立て加工に利用されている。
【0003】図9に示す側断面図は、このタップホルダ
装置の一例を示す図面であり、タップホルダ装置hとし
ては、機械Mに取付けるタップホルダ51と、下端にタ
ップTを取付けるタップコレット61とによって構成し
ている。
【0004】上記タップホルダ51は、上端に機械の主
軸Sに取付けるためのシャンク52を形成し、下端に円
筒状のコレット支持部53を突設したホルダ本体54
と、このホルダ本体54のコレット支持部53の外周に
設けたカバー55と、コレット支持部53の内周上端に
設けた押出部材56とを具備している。52aは給液穴
である。
【0005】上記カバー55は、コレット支持部53の
外周に形成した段部53aとカバー55内周に形成した
段部55aとの間に設けた圧縮ばね57によってホルダ
本体54の下端側に向けて付勢し、コレット支持部53
の外周下端に設けた止め輪58によってカバー55の係
止部55bを係止している。また、カバー55の内周に
は環状溝55cを設けており、この環状溝55cはコレ
ット支持部53の所定位置に設けたボール穴53bに挿
入した係合ボール59が嵌まる円弧で形成している。
【0006】上記押出部材56は、コレット支持部53
の内周に沿う軸方向に摺動可能に設けており、内周に形
成した段部56aに係合する圧縮ばね60によってホル
ダ本体54の下端側に向けて付勢しており、図示するよ
うに、タップコレット61を保持した状態では、圧縮ば
ね60の押圧力に抗してシャンク52側に移動してい
る。
【0007】一方、タップコレット61は、上端に上記
タップホルダ51のコレット支持部53に嵌合する円筒
状の中空支持部62を形成して下端にタップ保持部材6
3を設けたコレット本体64と、タップ保持部材63に
取付けたタップTとによって構成している。
【0008】上記コレット本体64は、中空支持部62
の上部に上記係合ボール59で係止する係合溝64aを
形成し、外周に環状のトルク伝達部材65を設けてい
る。このトルク伝達部材65を中空支持部62の内周に
設けた保持金具66とピン67によって連結することに
よりコレット本体64と一体化している。このトルク伝
達部材65によるトルク伝達は、トルク伝達部材65の
上端に設けた突出爪65aと、ホルダ本体54のコレッ
ト支持部53の下端に設けた切欠溝53cとの係合によ
って行われる。70はピン67外周の環状カバーであ
る。
【0009】上記タップ保持部材63は、コレット本体
64の下端に形成した挿入穴64bに嵌入しており、挿
入穴64bの上端とタップ保持部材63の上端との間に
設けた保持ばね68によってコレット本体64の下端側
へ向けて付勢している。このタップ保持部材63の所定
位置に設けた保持ボール69の突出力によってタップT
を保持している。
【0010】そして、タップホルダ51のカバー55を
スライドさせて係合ボール59を環状溝55cに逃がし
た状態で、タップTを保持したタップコレット61をタ
ップホルダ51のコレット支持部53に嵌合させて押出
部材56を押し上げることにより、係合溝64aを係合
ボール59で係止してタップコレット61を取付けてい
る。
【0011】この状態から、タップT使用時に冷却水や
潤滑油等の切削液を供給すると、機械M側からシャンク
52内の給液穴52aと中空支持部62内、および保持
金具66の内部とタップTの給液穴Taとを介してタッ
プ先端から切削部を潤滑して歯先の溶着を防止したり切
削部の冷却等を行っている。
【0012】なお、この種の従来技術として、実公平2
−7008号公報記載の考案があるが、この考案はタッ
プをホルダに固定する構造のタッパーであるため、この
出願に係る発明が対象とする着脱自在なタップホルダ装
置における各嵌合部からの切削液の漏れやコレットの誤
着を防止できるものではない。
【0013】また、他の従来技術として、特開平8−4
7840号や特開平8−118197号公報記載の発明
もあるが、これらの発明も工具をホルダにボルトで固定
する工具ホルダに関するものであるため、着脱自在なタ
ップホルダ装置における各嵌合部からの切削液の漏れを
防止できるものではない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
たようなタップホルダ装置hでは、タップホルダ51に
タップコレット61を嵌合させれば片手でも取付け又は
取外しができる構造であるため、各嵌合部の隙間からタ
ップに供給した切削液が矢印vのように漏れてしまう。
例えば、コレット本体64の中空支持部62内からホル
ダ本体54のコレット支持部53との嵌合部を伝って、
この嵌合部からカバー55の隙間や環状カバー70の隙
間へと流れて外部へ漏れてしまう。
【0015】しかも、近年の加工機械は、切削液の供給
圧力を高くすることにより、タップTの切削部における
潤滑や冷却とともに、切り粉の排出作用も兼ねさせてい
るため、各嵌合部から多量の切削液が漏れてしまい、効
果的な潤滑作用や切り粉の排出作用を発揮することがで
きなくなる。その上、多量の切削液が必要となり、効率
的な加工作業ができなくなってしまう。
【0016】ところで、このような着脱自在なタップホ
ルダ装置として、図10の断面図に示すように、タップ
ホルダ装置にトルクリミッタ71を設けたものがある。
このトルクリミッタ71は、押圧ばね72で下方へ向け
て押圧した環状リング73の下面によって外向きに押圧
する係合ボール74をトルク伝達部材65の係合孔65
aに係合させることによってトルク伝達を行うものであ
り、押圧ばね72の押圧力よりも大きな力が作用すると
係合ボール74とトルク伝達部材65との間で滑りを生
じてタップコレット61へのトルク伝達が行われなくな
るように構成されている。このようなトルクリミッタ7
1を設けたタップホルダ装置h2 は主に手動機械で使用
し、作業中にトルクリミッタ71が作動すると作業者が
機械を停止させて加工不良品を生じないように加工して
いる。
【0017】一方、このようなタップホルダ装置h2
は、自動加工機械に使用されることが多いが、トルクリ
ミッタ71を内蔵させると加工途中に大きなトルクが作
用すると作動してタップ加工を完全に行わない加工不良
品を発生する場合がある。このような加工不良品を発生
すると自動加工機械では発見が困難であるため、自動加
工機械にはトルクリミッタ71付のタップホルダ装置h
2 は原則的に用いないようにする必要がある。
【0018】しかしながら、上記したタップホルダ51
の場合には、トルクリミッタ71付のタップコレット6
1も取付け可能な構造であるため、誤って、自動加工機
械にトルクリミッタ71付のタップコレット61を取着
してしまう誤着があり、自動作業中にトルクリミッタ7
1が作動して不良品を発生して、例えば後工程である組
立作業等における作業効率の悪化を招いてしまう。
【0019】
【課題を解決するための手段】そこで、上記課題を解決
するために、この出願に係る発明は、タップホルダとタ
ップコレットとの嵌合部にシール手段を設けるととも
に、タップホルダのコレット支持部内に、タップコレッ
トの中空支持部内へ所定量突出する突出部を設けてい
る。
【0020】このようにタップホルダとタップコレット
との嵌合部にシール手段を設けることにより、タップホ
ルダ側から供給する切削液の漏れを防止することがで
き、コレット支持部内にタップコレットの中空支持部内
へ所定量突出する突出部を設けることにより、トルクリ
ミッタ付タップコレットの誤着を防止することができ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】この出願に係る発明は、切削液の
給液通路を有しコレット支持部を設けたタップホルダ
と、該タップホルダの給液通路と連通してタップに切削
液を供給する給液通路を有し前記コレット支持部に嵌合
させる中空支持部を設けたタップコレットと、該タップ
コレットをタップホルダに嵌合させた状態を保持する係
止手段と、該係止手段の係止解除時にタップコレットを
押し出す押出部材とを設けてタップコレットを着脱自在
に構成し、該タップホルダとタップコレットとの間に該
タップコレットを保持した状態で回転駆動力を伝達する
トルク伝達手段を設けたタップホルダ装置において、前
記タップホルダのコレット支持部内に、前記タップホル
ダの給液通路と連通する給液穴を有しタップコレットの
中空支持部内へ所定量突出する給液パイプを設け、該給
液パイプの先端に嵌合する嵌合穴を形成し前記給液パイ
プの給液穴と連通する給液穴を有する給液部材を前記
ップコレットの中空支持部内に設け、該給液部材を保持
する保持金具を該中空支持部内周に設け、該保持金具と
タップコレットとの間にシール手段を設けるとともに、
給液部材と給液パイプとの嵌合面にシール手段を設け、
タップコレットをタップホルダに嵌合させた時に該給液
部材の給液穴と給液パイプの給液穴とタップホルダの給
液通路とが連通するようにしている。このタップコレッ
トを着脱自在に構成したタップホルダ装置とは、工具等
を用いることなくタップコレットを着脱できる装置を意
味し、具体的には、ワンタッチでタップコレットを着脱
できる手段を具備したタップホルダ装置を意味する。
【0022】このように、タップホルダのコレット支持
部内にタップコレットの中空支持部内へ所定量突出する
給液パイプを設けることにより、トルクリミッタ付タッ
プコレットの誤着を防止することができ、タップコレッ
トの中空支持部内周に設けた保持金具とタップコレット
との間と、給油部材と給油パイプの嵌合面に設けたシー
ル手段によって、切削液の漏れを防止することができ
る。
【0023】また、前記押出部材の先端に、前記タップ
ホルダの給液通路と連通する給液穴を有しタップコレッ
トの中空支持部内へ所定量突出する突出部を設け、該突
出部に近接して前記給液穴と連通する給液穴を有する給
液部材をタップコレットの中空支持部内に設け、該給液
部材を保持する保持金具を該中空支持部内周に設け、該
保持金具とタップコレットとの間にシール手段を設ける
とともに、該給液部材と突出部との間にシール手段を設
け、タップコレットをタップホルダに嵌合させた時に
給液部材の給液穴と給液パイプの給液穴とタップホルダ
の給液通路とが連通するようにしても、押出部材の突出
部によってトルクリミッタ付タップコレットの誤着を防
止できるとともに、タップコレットの中空支持部内周に
設けた保持金具とタップコレットとの間と、給油部材と
突出部との間に設けたシール手段によって、切削液の漏
れを防止することができる。
【0024】さらに、タップコレット先端のタップ保持
部にタップ保持部材を設け、該タップ保持部材にタップ
保持部内側からタップ切削面に向けて開口する給液穴を
設け、該タップ保持部に前記タップ保持部内側と中空支
持部内とを連通させる給液穴を設け、給液部材に該中空
支持部内と給液部材の給液穴とを連通させる給液口を設
ければ、切削液を、この給液穴からタップ切削面へ供給
することができるとともに、タップ保持部の給液穴から
供給された切削液がタップ保持部材の給液穴から噴出す
る際、タップ保持部材の上部に背圧が加わりタップを保
持する力が向上する。
【0025】また、タップコレットの先端に、中空支持
部内からタップ切削面に向けて開口した給液穴を設け、
給液部材に該中空支持部内と給液部材の給液穴とを連通
させる給液口を設ければ、この給液口から中空支持部内
と給液穴とを介してタップ切削面に向かって切削液を噴
出させることができる。
【0026】さらに、タップコレットの先端に、中空支
持部内からタップ保持穴内面に沿ってタップコレット先
端まで連続する給液溝を設け、給液部材に該中空支持部
内と給液部材の給液穴とを連通させる給液口を設けて
も、この給液口から中空支持部内と給液溝とを介してタ
ップ外面に沿って切削液を噴出させることができる。
【0027】
【実施例】以下、この出願に係る発明の一実施例を図面
に基づいて説明する。図1はこの出願に係る発明の第1
実施例を示すタップホルダ装置の側断面図であり、図2
は図1に示すタップホルダ装置におけるタップコレット
の分解斜視図である。なお、この出願に係る発明は「等
径タップ」や「ナットタップ」等のタップを用いても良
く、タップの種類に限定されるものではないが、以下の
実施例では「ねじれみぞタップ」の例を説明する。
【0028】図示するように、タップホルダ装置H1
しては、加工機械Mに取付けるタップホルダ1と、下端
にタップTを取付けてホルダ1に固定するタップコレッ
ト11とから成り、タップホルダ1の上部に形成したシ
ャンク2を加工機械Mの主軸Sに取着し、主軸Sの駆動
部材Saとタップホルダ1の駆動部1aとを係合させる
ことによって回転駆動力が伝達している。
【0029】上記タップホルダ1は、上部のシャンク2
に給液通路2aを形成し、下部に円筒状のコレット支持
部3を突設したホルダ本体4と、このホルダ本体4のコ
レット支持部3の外周に設けたカバー5と、コレット支
持部3の内周上端に設けた押出部材6と、コレット支持
部3の中央に設けた給液パイプ21とを具備している。
なお、コレット支持部3の下端にはトルク伝達用の係合
溝3cを形成している。
【0030】上記カバー5は、コレット支持部3の外周
に形成した段部3aとカバー5内周に形成した段部5a
との間に設けた圧縮ばね7によってホルダ本体4の下端
側に向けて付勢しており、コレット支持部3の外周下端
に設けた止め輪8によってカバー5の係止部5bを係止
してホルダ本体4に取付けている。また、カバー5の内
周には、コレット支持部3の所定位置に設けたボール穴
3bに挿入した係合ボール9が嵌まる円弧の環状溝5c
を形成している。なお、ボール穴3bの内周端は係合ボ
ール9の外径よりも小径であり、係合ボール9が内周側
に外れることはない。
【0031】上記押出部材6は、コレット支持部3の内
周に沿って軸方向に摺動可能なように設けており、この
押出部材6の内周に形成した段部6aに係合させた圧縮
ばね10によってホルダ本体4から下端側に向けて付勢
しており、図示するように、タップコレット11を保持
した状態では、圧縮ばね10のばね力に抗してシャンク
2側に移動している。この押出部材6の移動量は、コレ
ット支持部3の内周に設けた止め輪3dと係合する押出
部材6の外周に設けた溝部6bの軸方向長さによって決
める。
【0032】そして、コレット支持部3の中央に設けた
給液パイプ21は、中央に給液穴21aを有し先端がタ
ップコレット11内へ所定量突出するように設けてい
る。この給液パイプ21は、シャンク2に形成した給液
通路2aの下端のねじ部2bに給液パイプ21の上端を
固定することによってシャンク2の給液通路2aと給液
パイプ21の給液穴21aとを連通させている。給液パ
イプ21とホルダ本体4との間はシール手段たるOリン
グ22を設けてシールしている。
【0033】一方、タップコレット11は、上部に上記
タップホルダ1のコレット支持部3の内周に嵌合する円
筒状の中空支持部12を形成し、下部にタップ保持部材
13を設けたコレット本体14と、このコレット本体1
4の中央に設けた給液部材23とを具備している。T
は、タップ保持部材13に取付けたタップである。
【0034】上記コレット本体14には、中空支持部1
2の外周に環状のトルク伝達部材15を設けており、こ
のトルク伝達部材15はピン17によって中空支持部1
2と連結しており、このピン17は中空支持部12の内
周に設けた保持金具16とトルク伝達部材15の外周に
設けた環状カバー20とによってコレット本体14と一
体的に連結している。このトルク伝達部材15によるト
ルク伝達は、トルク伝達部材15の上端に設けた突出爪
15aと、ホルダ本体4のコレット支持部3の下端に設
けた係合溝3cとを係合させて伝達する。
【0035】上記タップ保持部材13は、コレット本体
14の下端であるタップ保持部14cに形成した挿入穴
14bに嵌入しており、挿入穴14bの上端とタップ保
持部材13の上端との間に設けた保持ばね18によって
コレット本体14の下端側に向けて付勢している。この
タップ保持部材13の所定位置にはボール穴13aを形
成しており、このボール穴13aに挿入した保持ボール
19は、挿入穴14b内面のテーパ面に沿ってタップT
側へ突出するように構成している。この保持ボール19
の突出力によってタップTを保持している。なお、この
ボール穴13aも内周側は保持ボール19の径よりも小
径で、保持ボール19が内周側に外れることはない。
【0036】上記給液部材23は、中心に上記給液パイ
プ21の給液穴21aと連通する給液穴23aを設け、
下部に保持金具16の内周に形成したねじ部16aに螺
合するねじ部23bを形成しており、このねじ部23b
の上部にはシール用の段部23cを形成している。この
段部23cに保持金具16との間で切削液の漏れを防止
するシール手段たるOリング24を設けている。また、
上部にはホルダ本体4の給液パイプ21を嵌合させる嵌
合穴23dを形成しており、この挿入穴23d内には給
液パイプ21との間で切削液の漏れを防止するシール手
段たるOリング25を設けている。この中空支持部12
の下端内面と保持金具16の外面との間にもシール手段
たるOリング26を設けている。
【0037】この第1実施例では、給液部材23の下端
に所定量の突出部23eを設けており、この突出部23
eにタップTの後端部を当接させて保持部材13で保持
することにより、タップ角部Tbの付根とコレット本体
14とが接触しないようにしてタップ角部Tbに作用す
る応力を低減させている。また、この実施例では、給液
穴23aをタップTの給液穴Taと同一径にすることに
より、給液部材23とタップTとの接触面に背圧を生じ
ないようにしている。
【0038】以上のように構成した第1実施例のタップ
ホルダ装置H1 によれば、以下のように作用して切削液
の漏れを防止することができる。
【0039】すなわち、タップホルダ1にタップコレッ
ト11を取付けるためにコレット支持部3の外周に位置
するカバー5をシャンク2側へずらしてコレット本体1
4の中空支持部12をコレット支持部3に嵌合させて押
し込むと、中空支持部12の上端が押出部材6を圧縮ば
ね10に抗して押し込み、係合溝14aが係合ボール9
の位置に達した時にカバー5を離すと、圧縮ばね7によ
って下方へずれて係合ボール9で中空支持部12の係合
溝14aを係止してコレット本体14を所定の位置に保
持する。この時、コレット本体14の内部に設けた給液
部材23の嵌合穴23dに給液パイプ21の先端を挿入
してOリング25で給液パイプ21との間でシールがな
される。
【0040】この状態から切削液を供給すると、シャン
ク2中央の給液穴2aから給液パイプ21中央の給液穴
21aと給液部材23中央の給液穴23aを介し、タッ
プT中央の給液穴TaからタップT先端の切削部へ供給
できる。このように供給する切削液は、給液パイプ21
の基部とホルダ本体4との間に設けたOリング22と、
給液パイプ21と給液部材23との間に設けたOリング
25と、給液部材23と保持金具16との間に設けたO
リング24と、保持金具16とコレット本体14との間
に設けたOリング26とによって確実にシールできるの
で、外部へ漏れることなく全量を高圧のままタップTの
先端まで供給することができる。
【0041】したがって、加工機械側から供給した切削
液を高圧のままタップの給液穴Taから噴出させること
により、加工初期には下穴加工時の切り粉等を下穴から
排出し、加工時には切削した切り粉を容易に排出するこ
とができるとともに、タップTの切削部を潤滑して歯先
の溶着を防止したり切削部の冷却等を効果的に行うこと
ができる。
【0042】また、コレット支持部3内に設けた給液パ
イプ21をタップコレット11の中空支持部12内へ所
定量突出させているため、仮に、図10に示すようなト
ルクリミッタ付のタップコレットを取付けようとしても
トルクリミッタ71が給液パイプ21の先端に当接して
取付けることができず、トルクリミッタ付タップコレッ
トの誤着を防止することができる。
【0043】図3は第2実施例のタップホルダ装置H2
を示す側断面図である。この第2実施例では、上記第1
実施例と同一の部材には同一符号を付してその説明は省
略し、異なる構成のみを説明する。
【0044】この第2実施例では、上記第1実施例の給
液パイプ21と押出部材6の構成が異なっており、これ
らの部材を一体化して押出部材27の中央下部にタップ
コレット11の中空支持部12内へ突出する突出部27
aを形成するとともに給液穴27bを形成し、上部にコ
レット支持部3との間をシールするシール手段たるOリ
ング28を設けている。
【0045】この第2実施例のタップホルダ装置H2
よれば、押出部材27上部のOリング28と突出部27
aに接するOリング25とにより切削液の漏れを防止
し、突出部27aによってトルクリミッタ付タップコレ
ットの誤着を防止している。この第2実施例によれば、
給液通路2aから供給した切削液を、押出部材27の給
液穴27bから給液部材23の給液穴23aを介してタ
ップTの給液孔Taへ供給し、切り粉の排出や切削部を
潤滑することができる。
【0046】図4は第3実施例のタップホルダ装置H3
を示す側断面図である。この第3実施例では、上記第1
および第2実施例と同一の部材には同一符号を付してそ
の説明は省略し、異なる構成のみを説明する。
【0047】この第3実施例のタップホルダ装置H3
は、上記第2実施例における押出部材27と給液部材2
3の構成が異なっており、押出部材29の下部をタップ
コレット11の中空支持部12内へ所定量突出する突出
部29aとして形成するとともに給液穴29bを形成
し、この突出部29aの下面にシール手段たるOリング
30を設けている。そして、タップコレット11側の給
液部材31の上面を上記突出部29aに近接させて押出
部材29のOリング30と密着させることによりシール
作用を発揮させている。この押出部材29の上部にはコ
レット支持部3との間をシールするOリング28を設け
ている。この第3実施例によれば、押出部材29上部の
Oリング28と突出部29aに設けたOリング30とに
より切削液の漏れを防止し、突出部29aによってトル
クリミッタ付タップコレットの誤着を防止している。こ
の第3実施例でも、給液通路2aから供給した切削液
を、押出部材29の給液穴29bから給液部材23の給
液穴23aを介してタップTの給液孔Taへ供給し、切
り粉の排出や切削部を潤滑することができる。
【0048】図5は第4実施例のタップホルダ装置H4
を示す側断面図であり、図6はこの第4実施例のタップ
ホルダ装置H4 におけるタップコレットの分解斜視図で
ある。この第4実施例は、給液穴Taを有しないタップ
Tを用いるタップコレットの実施例を示している。この
第4実施例でも、上述した第1実施例と同一の部材には
同一符号を付してその説明は省略し、異なる構成のみを
説明する。
【0049】この第4実施例のタップホルダ装置H4
は、タップTへ切削液を供給するためのタップコレット
32に関する構成が上述した第1実施例と異なってお
り、具体的にはタップTの取付け部における構造が異な
っている。このタップコレット32は、コレット本体3
3先端のタップ保持部33aに設けたタップ保持部材3
4にタップ保持部内側33bからタップ切削面に向けて
開口する給液穴34aを設け、タップ保持部33aのタ
ップ角部Tbを支持する周囲にタップ保持部内側33b
と中空支持部35内とを連通させる給液穴33cを設
け、給液部材36に中空支持部35内と給液部材36の
給液穴36aとを連通させる給液口36bを設けてい
る。この給液口36bの周囲である保持金具37の下部
内周も切削液の流れを妨げないように削除している。こ
の実施例ではタップTに形成された3本の溝Tcに向け
て切削液を噴出するように、タップ保持部材34にも3
本の給液穴34aを設けるとともに、ほぼ同一ピッチに
形成している。
【0050】この第4実施例によれば、タップホルダ1
に設けた給液パイプ21の給液穴21aから供給した切
削液を、給液部材36の給液穴36a、給液口36b、
タップ保持部33aの給液穴33cを介して、タップ保
持部材34の給液穴34aからタップTの切削面へ向け
て噴出し、高圧の切削液で切り粉の除去や潤滑を効果的
に行うことができるとともに、タップ保持部33aの給
液穴33cから供給された切削液がタップ保持部材34
の給液穴34aから噴出する際、タップ保持部材34の
上部に背圧が加わりタップTを保持する力が向上する。
なお、切削液の漏れ防止は上述した第1実施例と同一で
あり、Oリング22,25,24,26によって行わ
れ、トルクリミッタ付タップコレットの誤着防止も第1
実施例と同一で、給液パイプ21の突出部によって行わ
れる。
【0051】図7はタップコレットのみを示す第5実施
例の側断面図である。上記第4実施例と同一の部材には
同一符号を付してその説明は省略し、異なる構成のみを
説明する。この第5実施例はコレット本体の先端にタッ
プ保持部材を具備しない実施例であり、コレット本体3
8の先端に形成したタップ保持部38aにタップTを挿
入した状態で側部から止めネジ39によって固定する例
である。給液部材36の下端に給液口36bを設けると
ともに保持金具37の下端内周を削除する構成は上記第
4実施例と同一である。そして、タップ保持部38a上
部の中空支持部40内からコレット本体38の下端に向
けて貫通する給液穴38bを設けており、この実施例で
は切削液をタップTの切削部へ効率良く供給できるよう
に中心に向けて傾斜させるとともに、タップTの3本溝
Tcとほぼ同一ピッチで3本の給液穴38bを設けてい
る。
【0052】この第5実施例によれば、切削液を、給液
部材36の給液穴36aから給液口36bを介して、タ
ップ保持部38aの給液穴38bからタップTの切削面
へ向けて噴出し、高圧の切削液で切り粉の除去や潤滑を
効果的に行うことができる。なお、切削液の漏れ防止お
よびトルクリミッタ付タップコレットの誤着は上記第4
実施例と同一であるためその説明は省略する。
【0053】図8はタップコレットのみを示す第6実施
例の側断面図である。この第6実施例は上記第5実施例
と同様にコレット本体38のタップ保持部38aにタッ
プTを挿入した状態で側部から止めネジ39で固定する
例であり、給液部材36および保持金具37は上記第4
実施例と同一であるためその説明は省略する。
【0054】この第6実施例では、タップ保持部38a
のタップ保持穴38c周囲に中空支持部40内からタッ
プ保持穴38cの内面に沿ってタップコレット先端まで
連続する複数の給液溝38dを設けており、この給液溝
38d内に沿って切削液をタップTの周囲から切削部へ
効率良く供給している。
【0055】この第6実施例によれば、切削液を、給液
部材36の給液穴36aから給液口36bを介して、タ
ップ保持穴38cの給液溝38dからタップTの外面に
沿って切削面へ向けて噴出し、高圧の切削液で切り粉の
除去や潤滑を効果的に行うことができる。なお、切削液
の漏れ防止およびトルクリミッタ付タップコレットの誤
着は上記第4実施例と同一であるためその説明は省略す
る。
【0056】なお、上記いずれの実施例もシール手段と
して加工の容易なOリング22,25,24,26,3
0を用いているが、このシール手段は切削液の漏れを防
止できる構成であればよく、Oリングに限定されるもの
ではない。
【0057】また、上記第4実施例〜第6実施例では、
タップ保持部における異なった実施例を説明したが、上
述した第1実施例〜第3実施例におけるタップホルダと
タップコレットとの嵌合部構造と適宜組合せればよく、
これらの組合せはタップTの種類や使用条件等に応じて
設定すればよい。
【0058】
【発明の効果】この出願に係る発明は、以上説明したよ
うな形態で実施され、以下に記載するような効果を奏す
る。
【0059】タップホルダのコレット支持部内に設けた
タップコレットの中空支持部内へ所定量突出する給液パ
イプにより、トルクリミッタ付タップコレットの誤着を
防止することができるので、自動機械等に用いてもタッ
プコレットを誤着することがない。しかも、タップコレ
ットの中空支持部内周に設けた保持金具とタップコレ
トとの間と、給油部材と給油パイプの嵌合面に設けたシ
ール手段によって、切削液の漏れを防止することができ
るので、高圧の切削液を漏らすことなく効率良くタップ
加工を行うことが可能となる。
【0060】さらに、押出部材の先端に突出部を設け、
この突出部を嵌合させる嵌合穴を形成した給液部材をタ
ップコレットに設けてこの給液部材と突出部との間にシ
ール手段を設ければ、押出部材の突出部によってトルク
リミッタ付タップコレットの誤着を防止できるととも
に、タップコレットの中空支持部内周に設けた保持金具
とタップコレットとの間と、給油部材と突出部との間に
設けたシール手段によって、切削液の漏れを防止するこ
とができるので、誤着の防止とともに切り粉の排出や切
削面の潤滑を効率良く行うことが可能となる。
【0061】また、切削液を、給液部材の給液穴から給
液口を介して中空支持部内に供給し、この中空支持部内
からタップ保持部内側とタップ保持部材の給液穴とを介
してタップ切削面に噴出させても、切り粉の排出や切削
面の潤滑を効率良く行うことが可能となるとともに、タ
ップ保持部の給液穴から供給された切削液がタップ保持
部材の給液穴から噴出する際、タップ保持部材の上部に
背圧が加わりタップを保持する力が向上する。
【0062】さらに、タップコレットの先端に設けた給
液穴からタップ切削面に向けて切削液を噴出させても、
切り粉の排出や切削面の潤滑を効率良く行うことが可能
となる。
【0063】また、タップコレットの先端に設けた給液
溝により、中空支持部内からタップ保持穴内面に沿って
タップコレット先端まで供給した切削液をタップ外面に
沿って噴出させて、切り粉の排出や切削面の潤滑を効率
良く行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この出願に係る発明の第1実施例を示すタップ
ホルダ装置の側断面図である。
【図2】図1に示す第1実施例のタップホルダ装置にお
けるタップコレットの分解斜視図である。
【図3】この出願に係る発明の第2実施例を示すタップ
ホルダ装置の側断面図である。
【図4】この出願に係る発明の第3実施例を示すタップ
ホルダ装置の側断面図である。
【図5】この出願に係る発明の第4実施例を示すタップ
ホルダ装置の側断面図である。
【図6】図5に示す第4実施例のタップホルダ装置にお
けるタップコレットの分解斜視図である。
【図7】この出願に係る発明におけるタップコレットの
みを示す第5実施例の側断面図である。
【図8】この出願に係る発明におけるタップコレットの
みを示す第6実施例の側断面図である。
【図9】従来のタップホルダ装置を示す側断面図であ
る。
【図10】従来のトルクリミッタ付タップホルダ装置を
示す側断面図である。
【符号の説明】
1…タップホルダ 2…シャンク 3…コレット支持部 4…ホルダ本体 5…カバー 6…押出部材 7…圧縮ばね 8…止め輪 9…係合ボール 10…圧縮ばね 11…タップコレット 12…中空支持部 13…タップ保持部材 14…コレット本体 15…トルク伝達部材 16…保持金具 17…ピン 18…保持ばね 19…保持ボール 20…環状カバー 21…給液パイプ 22…Oリング 23…給液部材 24,25,26…Oリング 27,29…押出部材 28,30…Oリング 31…給液部材 32…タップコレット 33…コレット本体 34…タップ保持部材 35…中空支持部 36…給液部材 37…保持金具 38…コレット本体 40…中空支持部 T…タップ Ta…給液孔 H1 〜H4 …タップホルダ装置

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 切削液の給液通路を有しコレット支持部
    を設けたタップホルダと、該タップホルダの給液通路と
    連通してタップに切削液を供給する給液通路を有し前記
    コレット支持部に嵌合させる中空支持部を設けたタップ
    コレットと、該タップコレットをタップホルダに嵌合さ
    せた状態を保持する係止手段と、該係止手段の係止解除
    時にタップコレットを押し出す押出部材とを設けてタッ
    プコレットを着脱自在に構成し、該タップホルダとタッ
    プコレットとの間に該タップコレットを保持した状態で
    回転駆動力を伝達するトルク伝達手段を設けたタップホ
    ルダ装置において、 前記タップホルダのコレット支持部内に、前記タップホ
    ルダの給液通路と連通する給液穴を有しタップコレット
    の中空支持部内へ所定量突出する給液パイプを設け、該
    給液パイプの先端に嵌合する嵌合穴を形成し前記給液パ
    イプの給液穴と連通する給液穴を有する給液部材を前記
    タップコレットの中空支持部内に設け、該給液部材を保
    持する保持金具を該中空支持部内周に設け、該保持金具
    とタップコレットとの間にシール手段を設けるととも
    に、給液部材と給液パイプとの嵌合面にシール手段を設
    け、タップコレットをタップホルダに嵌合させた時に
    給液部材の給液穴と給液パイプの給液穴とタップホルダ
    の給液通路とが連通するようにしたことを特徴とするタ
    ップホルダ装置。
  2. 【請求項2】 切削液の給液通路を有しコレット支持部
    を設けたタップホルダと、該タップホルダの給液通路と
    連通してタップに切削液を供給する給液通路を有し前記
    コレット支持部に嵌合させる中空支持部を設けたタップ
    コレットと、該タップコレットをタップホルダに嵌合さ
    せた状態を保持する係止手段と、該係止手段の係止解除
    時にタップコレットを押し出す押出部材とを設けてタッ
    プコレットを着脱自在に構成し、該タップホルダとタッ
    プコレットとの間に該タップコレットを保持した状態で
    回転駆動力を伝達するトルク伝達手段を設けたタップホ
    ルダ装置において、 前記押出部材の先端に、前記タップホルダの給液通路と
    連通する給液穴を有しタップコレットの中空支持部内へ
    所定量突出する突出部を設け、該突出部に近接して前記
    給液穴と連通する給液穴を有する給液部材をタップコレ
    ットの中空支持部内に設け、該給液部材を保持する保持
    金具を該中空支持部内周に設け、該保持金具とタップコ
    レットとの間にシール手段を設けるとともに、該給液部
    材と突出部との間にシール手段を設け、タップコレット
    をタップホルダに嵌合させた時に該給液部材の給液穴と
    給液パイプの給液穴とタップホルダの給液通路とが連通
    するようにしたことを特徴とするタップホルダ装置。
  3. 【請求項3】 タップコレット先端のタップ保持部にタ
    ップ保持部材を設け、該タップ保持部材にタップ保持部
    内側からタップ切削面に向けて開口する給液穴を設け、
    該タップ保持部に前記タップ保持部内側と中空支持部内
    とを連通させる給液穴を設け、給液部材に該中空支持部
    内と給液部材の給液穴とを連通させる給液口を設けたこ
    とを特徴とする請求項1又は請求項2記載のタップホル
    ダ装置。
  4. 【請求項4】 タップコレットの先端に、中空支持部内
    からタップ切削面に向けて開口する給液穴を設け、給液
    部材に該中空支持部内と給液部材の給液穴とを連通させ
    る給液口を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項
    記載のタップホルダ装置。
  5. 【請求項5】 タップコレットの先端に、中空支持部内
    からタップ保持穴内面に沿ってタップコレット先端まで
    連続する給液溝を設け、給液部材に該中空支持部内と給
    液部材の給液穴とを連通させる給液口を設けたことを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載のタップホルダ装
    置。
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