JP2002263929A - コレット及びコレット用駒 - Google Patents

コレット及びコレット用駒

Info

Publication number
JP2002263929A
JP2002263929A JP2001070262A JP2001070262A JP2002263929A JP 2002263929 A JP2002263929 A JP 2002263929A JP 2001070262 A JP2001070262 A JP 2001070262A JP 2001070262 A JP2001070262 A JP 2001070262A JP 2002263929 A JP2002263929 A JP 2002263929A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
collet
tool
hole
piece
base end
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001070262A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Komine
毅 小峰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Big Alpha Co Ltd
Original Assignee
Big Alpha Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Big Alpha Co Ltd filed Critical Big Alpha Co Ltd
Priority to JP2001070262A priority Critical patent/JP2002263929A/ja
Publication of JP2002263929A publication Critical patent/JP2002263929A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 形状が単純で製造が容易であり、既存のコレ
ットを利用することが可能な新たなコレット及び既存の
コレットに挿入することが可能な駒を提供する。 【解決手段】 工具が挿入されるコレット本体11の先
端側から軸方向に形成された複数のスリット12と、各
スリット12の基端部に形成された穴部13と、コレッ
ト本体11の基端側内部に配設される駒14と、コレッ
ト本体11に駒14を固定する固定部材15とを備え
る。駒14は、少なくとも一つの穴部13に連通する係
止穴18と、コレット本体11に工具を挿入した際に、
工具基端側に形成された角部10cに当接して回り止め
する挿着部を有する。固定部材15は、穴部13及び係
止穴18にまたがって挿入されてコレット本体11に駒
14を固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、工作機械等の主軸
に装着される工具ホルダのコレットチャックに挿入され
て工具を保持するコレット、及びコレットに内設されて
工具を固定する駒に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、機械タップによってねじ
立てを行う場合、タップコレットでタップを保持し、こ
のタップコレットを工作機械の主軸に装着している。こ
のタップコレットは、通常、内部にはめ込まれるコレッ
トにスリットを設け、弾性変形を伴った径の拡縮を行わ
せることにより、タップのシャンク部の丸軸部を解放し
たり把持したりする構成を備えている。また、コレット
にスリットを設けず、コレットの内部に、タップの基端
側に形成された角部を保持する保持部を一体的に設け、
これによってタップを保持する構成のものもある。
【0003】また、このようなタップコレットとして
は、テンション機構(フロート)を内蔵し、主軸の回転
と送りが同期しない場合に、前記テンション機構によっ
てタップの推進を調整するものもある。
【0004】そしてまた、特開2000−326119
号公報には、工具のシャンクの回り止めを行う角軸部を
備えた液密式コレットが開示されている。この液密式コ
レットは、角軸部を有するシャンクが挿入されるコレッ
ト中心の丸孔内に環状の嵌合溝を形成し、この嵌合溝
に、前記角軸部が挿入される角孔を有した駒を嵌め込み
固定する構成を備えている。この駒には、回り止め片が
形成されており、この回り止め片をコレットに形成され
ているスリットに挿入することで、駒のコレット本体に
対する回り止めを行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来のタップコレットは、構成が複雑であり、製造に手間
がかかっていた。また、特開2000−326119号
公報に記載された液密式コレットの駒は、回り止め用片
を設ける等、形状が複雑である。
【0006】本発明は、このような従来のコレットやコ
レットに挿入される駒を改良することにより、形状がシ
ンプルで、製造が容易であり、既存のコレットを利用す
ることが可能な新たなコレット及び、既存のコレットに
挿入することが可能な駒を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するた
め、本発明は、工具が挿入されるコレット本体と、当該
コレット本体の工具挿入側となる先端側から軸方向に形
成された複数のスリットと、当該各スリットの基端部に
形成された半径方向穴部と、前記コレット本体の基端側
内部に配設され、前記工具の回り止めを行う駒と、前記
コレット本体に当該駒を固定する固定部材と、を備え、
前記駒は、前記少なくとも一つの半径方向穴部に連通す
る半径方向係止穴と、前記コレット本体に工具を挿入し
た際に、当該工具の基端側に形成された角部に当接して
回り止めする挿着部と、を有し、前記固定部材は、前記
半径方向穴部及びこれに連通する半径方向係止穴にまた
がって挿入されて前記コレット本体に前記駒を固定する
コレットを提供するものである。
【0008】この構成を備えたコレットは、駒に形成さ
れた挿着部によって工具の角部を固定し、工具の回り止
めを行うことができる。また、コレット本体に形成され
ている内側空間(内径部)を利用して駒を配置すること
ができ、かつコレット本体に形成された穴部を利用して
固定部材により駒をコレット本体に固定することができ
る。このため、既存のコレットを使用することができ、
経済的であり、コレットの形状を必要以上に複雑にする
ことがない。また、駒の挿着部を工具の角部の大きさに
合わせて形成すれば、一種類のコレットを複数のサイズ
の工具に対して使用することができるようになる。
【0009】なお、前記駒に形成する係止穴は、少なく
とも1個以上形成すれば、前記コレット本体に形成され
た穴部と同じ数であってもよく、それ以下であってもよ
い。すなわち、前記係止穴は、駒をコレット本体に固定
する固定部材の設置数に合わせて形成すればよい。
【0010】前記駒は、前記コレット本体に対し着脱可
能に構成することができる。
【0011】また、前記挿着部は、前記角部を貫通して
保持する角穴から構成することができる。この構成によ
り、前記利点に加え、工具をより確実に固定することが
できる。
【0012】また、本発明は、前記コレット本体の前記
駒の係止穴より基端側の外周に、シール部材を配設する
こともできる。また、前記駒に形成された角穴の内周
に、シール部材を配設することもできる。この構成によ
り、前記駒とコレット本体の間が確実に密閉されるた
め、本願に係るコレットを液密式コレットとして用いた
場合に、良好な液密性を保つことができる。
【0013】前記工具としては、基端側に角部が形成さ
れたものであれば、特に制限されるものではない。基端
側に角部が形成された工具としては、例えば、タップ等
が代表的である。
【0014】また、本発明は、工具が挿入されるコレッ
ト本体と、当該コレット本体の工具挿入側となる先端側
から軸方向に形成された複数のスリットと、当該各スリ
ットの基端部に形成された半径方向穴部と、を備えたコ
レットの基端側内部に配設されて前記工具の回り止めを
行う駒であって、前記少なくとも一つの半径方向穴部に
連通する半径方向係止穴と、前記コレット本体に工具を
挿入した際に、当該工具の基端側に形成された角部に当
接して回り止めする挿着部と、を有し、前記半径方向穴
部及びこれに連通する半径方向係止穴にまたがって挿入
された固定部材によって、前記コレット本体に固定され
る駒を提供するものである。
【0015】この構成を備えた駒は、挿着部によって工
具の角部を固定し、工具の回り止めを行うことができ
る。この駒は、既存のコレットに形成されている内側空
間(内径部)を利用して当該コレット内に配置されるこ
とができ、かつこのコレットに形成された前記穴部を利
用して固定部材により前記コレットに固定されることが
できる。また、前記挿着部のサイズを工具のサイズに合
わせることで、一種類のコレットを複数のサイズの工具
に対して使用することができるようになり、経済的であ
る。
【0016】前記挿着部は、前記角部を貫通して保持す
る角穴から構成することができる。この構成により、前
記利点に加え、工具をより確実に固定することができ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好適な実施形態に
係るコレットについて図面を参照して説明する。 (実施の形態1)図1は、実施の形態1に係るコレット
の正面図、図2は、図1に示すII−II線に沿った断面
図、図3は、図2に示すIII−III線に沿った断面図、図
4は、図1に示すコレットの側面図、図5は、図1に示
すコレットをコレットホルダに挿着した状態を示す一部
断面図である。
【0018】なお、実施の形態1では、工具が挿入され
る側を「先端側」とし、その反対側を「基端側」として
説明する。また、工具としてタップを使用する場合につ
いて説明する。
【0019】図1〜図4に示すように、実施の形態1に
係るコレット1は、工具であるタップ10が挿入される
コレット本体11と、コレット本体11の先端側から軸
方向に形成されたスリット12と、スリット12の基端
部に形成された穴部13と、コレット本体11の基端側
に内設される駒14と、コレット本体11に駒14を固
定する固定部材15と、コレット本体11の基端側から
軸方向に形成され、かつ隣接したスリット12間に形成
されたスリット16と、を備えている。
【0020】タップ10は、ねじ部10aと、シャンク
部10bとからなり、シャンク部10bの基端側には、
回り止め用の角部10cが形成されている。
【0021】コレット本体11の外周面の先端側には、
テーパ部21が形成され、テーパー部21の基端側に
は、後に詳述するコレットホルダの係合凸部61と係合
する係合凹部19が形成されている。この係合凹部19
の基端側には、テーパー部21とは逆の傾斜を備えたテ
ーパ面22が形成されている。
【0022】スリット12は、互いに等しい角度(実施
の形態1では、60度)をおいて、合計6本形成されて
いる。また、スリット12とスリット12との間に形成
されたスリット16も同様に互いに等しい角度をおいて
合計6本形成されている。このスリット12及び16が
形成されたコレット1は、弾性変形を伴った径の拡縮に
より、タップ10におけるシャンク部10bの丸軸部を
解放したり把持したりすることができる。
【0023】穴部13は、全てのスリット12の基端側
にスリット12と連通して、コレット本体11の半径方
向に開口されている。この穴部13は、通常、コレット
1の径が拡縮する際にかかる応力等を緩和するために形
成されるものであるが、後に詳述する固定部材15が挿
入される挿入穴の役割も果たす。
【0024】駒14は、タップ10によりワークを加工
する際に、タップにかかる大きなトルクを受け止めるた
めの手段であって、コレット本体11の基端部に形成さ
れた中空部23に嵌まり込む中空の略円筒形を備えてい
る。この駒14は、コレット本体11の中空部23に着
脱可能に配設される。駒14の先端側には、コレット本
体11にタップ10を挿入した際に、タップ10の角部
10cに当接して回り止めする挿着部としての角穴17
が形成されている。この角穴17は、タップ10の角部
10cの形状に相補した略直方体形状を備え、角部10
cを貫通して固定する。したがって、角穴17のサイズ
を、角部10cのサイズに合わせることで、一種類のコ
レット1であっても、複数のサイズのタップ10に対し
て使用することができるようになる。
【0025】また、駒14の基端側には、駒14が中空
部23に嵌め込まれた際に、コレット本体11に形成さ
れた穴部13に対応し、かつ互いに120度おいた位置
に、穴部13に連通する係止穴18が形成されている。
すなわち、係止穴18は、穴部13に対して一つ置きに
(合計3カ所)形成されている。この係止穴18と穴部
13には、駒14をコレット本体11に固定するための
固定部材15が、両者にまたがって、かつ係止穴18と
穴部13の内壁に対して隙間なく挿入される。なお、こ
の固定部材15としては、例えば、ピン等が挙げられ
る。このように、コレット本体11に予め形成されてい
る穴部13を利用して固定部材15を挿入し、駒14を
コレット本体11に固定し、駒14がコレット本体11
に対して回転することを防止することがきるため、コレ
ット本体11に特別な加工を行う必要がない。したがっ
て、既存のコレットを使用することができる。また、駒
14には、角穴17と係止穴18を形成するだけでよ
く、構造が複雑になることを防止することができる。
【0026】このコレット1が挿入されるコレットホル
ダ50は、ホルダ本体52と、ホルダ本体52の先端側
に設けられた係止部材54と、係止部材54とホルダ本
体52に保持されたタップ10の外周との間に設けられ
る堰材55と、ホルダ本体52にタップ10を締め付け
固定するナット56と、を備えて構成されている。
【0027】係止部材54は、ホルダ本体52の先端側
に設けられる環状部材からなり、その内周面の先端部に
は、先端に向けて内径が徐々に小さくなる傾斜面65が
形成されている。係止部材54の基端には、コレット1
の係合凹部19に係合する係合凸部61が、軸心に向け
て、内周面に沿って突出形成されている。係合凸部61
と、傾斜面65との間には、コレット1の先端側に形成
されたテーパー部21に接触する傾斜面66が形成され
ている。
【0028】堰材55は、コレット1内に収容されたタ
ップ10の外周と、係止部材54の傾斜面65との間に
介在し、傾斜面65と、タップ10の外周とが形成する
空間に相補可能な環状を有している。
【0029】ナット56は、タップ10を保持したコレ
ット1を半径方向に締め付けて、タップ10をホルダ本
体52に固定するための締結部材であり、係止部材54
の外周面に対して、連結用の球体72を介して相対的に
回転自在に設けられている。このナット56の回転によ
って、係止部材54及びホルダ本体52が、その半径方
向、すなわち軸線方向に押圧され、これによってコレッ
ト1も同様に半径方向に圧縮されて、タップ10を固定
する。
【0030】この構成を備えたコレット1にタップ10
を挿着するには、コレットホルダ50に保持されたコレ
ット1の先端側からタップ10のシャンク部10bを挿
入する。次に、タップ10の角部10cを駒14の角穴
17に嵌め込み、タップ10をコレット本体11に固定
する。これによって、タップ10の回り止めが、確実に
なされる。
【0031】次に、ナット56を回して係止部材54を
コレット1側へと移動させると、コレット1のテーパ部
21及びテーパ面22とホルダ本体52及び係止部材5
4の各傾斜面とが摺接してコレット1が縮径方向に弾性
変形し、シャンク部10bを締め付ける。これにより、
コレットホルダ50を回転させてタップ10によりねじ
切り加工等を行う場合に、大きなトルクがコレット1に
作用しても、タップ10の角部10cは、駒14を介し
てコレット1に確実に回り止め保持される。したがっ
て、コレットの内径で締め付けるよりも大きなトルクで
保持される。このため、シャンク10bが空回りするよ
うなことはなく、適正な加工を行うことができる。
【0032】なお、実施の形態1では、タップ10の回
り止めを行う手段として、タップ10の角部10cを貫
通保持する角穴17を駒14に形成した場合について説
明したが、これに限らず、角部10cを挿着して固定す
ることが可能であれば、駒14には、角部10cの少な
くとも一部を挿着固定する角溝を形成してもよい。ま
た、角穴17や角溝等の形状は、保持する工具の角部の
形状に相補した形状に設定すればよい。
【0033】また、実施の形態1では、駒14に係止穴
18を3カ所形成した場合について説明したが、これに
限らず、係止穴18の設置数は、所望により任意に決定
することができる。また、この係止穴18は、駒14の
壁面を貫通して形成したものについて説明したが、固定
部材15を係止可能であれば、溝穴(有底穴)としても
よい。
【0034】そしてまた、実施の形態1では、スリット
12が6本、スリット16が6本形成されたコレット1
について説明したが、これに限らず、スリット12及び
16の形成数は、所望により任意に決定することができ
る。すなわち、既存のコレットを任意に選択して使用す
ることができる。
【0035】また、実施の形態1では、工具としてタッ
プ10を使用した場合について説明したが、これに限ら
ず、本発明に係るコレットは、シャンク部の基端側に角
部が形成されている様々な工具に利用することができ
る。 (実施の形態2)次に、本発明の実施の形態2に係るコ
レットについて図面を参照して説明する。図6は、実施
の形態2に係るコレットの断面図である。なお、実施の
形態2では、実施の形態1に係るコレットと同様の部材
には、同一の符号を付し、その詳細な説明は省略する。
【0036】図6に示すように、実施の形態2に係るコ
レット2の、実施の形態1に係るコレットと異なる点
は、液密式コレットとして使用可能な点である。なお、
工具として用いられるタップ20には、クーラントが通
過する穴33が内部に形成されている。
【0037】すなわち、実施の形態2に係るコレット2
は、コレット本体11と駒14との間であって、固定部
材15が配置された位置より基端側に、Oリングなどの
シール部材31が配置されている。また、駒14の角穴
17とタップ20の角部10cとの間であって、駒14
の基端側に、シール部材32が配設されている。このシ
ール部材31及び32によって、コレット2の基端側か
ら供給されるクーラントは、駒14からコレット本体1
1へと流れ出ることが防止される。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駒に形成された挿着部によって工具の角部を固定し、工
具の回り止めを行うことができる。また、コレット本体
に形成されている内側空間を利用して駒を配置すること
ができ、かつコレット本体に形成された穴部を利用し
て、ここに挿入された固定部材により駒をコレット本体
に固定することができる。この結果、既存のコレットを
使用することができ、経済的であり、安価なコレットを
提供することができる。また、駒の挿着部を工具の角部
のサイズに合わせて形成すれば、一種類のコレットを複
数のサイズの工具に対して使用することができるという
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るコレットの正面図
である。
【図2】図1に示すII−II線に沿った断面図である。
【図3】図2に示すIII−III線に沿った断面図である。
【図4】図1に示すコレットの側面図である。
【図5】図1に示すコレットをコレットホルダに挿着し
た状態を示す一部断面図である。
【図6】本発明の実施の形態2に係るコレットの断面図
である。
【符号の説明】
1、2 コレット 10、20 タップ 11 コレット本体 12、16 スリット 13 穴部 14 駒 15 固定部材 17 角穴 18 係止穴 50 コレットホルダ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 工具が挿入されるコレット本体と、 当該コレット本体の工具挿入側となる先端側から軸方向
    に形成された複数のスリットと、 当該各スリットの基端部に形成された半径方向穴部と、 前記コレット本体の基端側内部に配設され、前記工具の
    回り止めを行う駒と、 前記コレット本体に当該駒を固定する固定部材と、を備
    え、 前記駒は、前記少なくとも一つの半径方向穴部に連通す
    る半径方向係止穴と、前記コレット本体に工具を挿入し
    た際に、当該工具の基端側に形成された角部に当接して
    回り止めする挿着部と、を有し、 前記固定部材は、前記半径方向穴部及びこれに連通する
    半径方向係止穴にまたがって挿入されて前記コレット本
    体に前記駒を固定するコレット。
  2. 【請求項2】 前記駒は、前記コレット本体に対し着脱
    可能である請求項1記載のコレット。
  3. 【請求項3】 前記挿着部は、前記角部を貫通して保持
    する角穴からなる請求項1または請求項2記載のコレッ
    ト。
  4. 【請求項4】 前記駒の半径方向係止穴より基端側の外
    周に、シール部材を配設した請求項1ないし請求項3の
    いずれか一項に記載のコレット。
  5. 【請求項5】 前記駒に形成された角穴の内周に、シー
    ル部材を配設した請求項3または請求項4記載のコレッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記工具がタップである請求項1ないし
    請求項5のいずれか一項に記載のコレット。
  7. 【請求項7】 工具が挿入されるコレット本体と、当該
    コレット本体の工具挿入側となる先端側から軸方向に形
    成された複数のスリットと、当該各スリットの基端部に
    形成された半径方向穴部と、を備えたコレットの基端側
    内部に配設されて前記工具の回り止めを行う駒であっ
    て、 前記少なくとも一つの半径方向穴部に連通する半径方向
    係止穴と、 前記コレット本体に工具を挿入した際に、当該工具の基
    端側に形成された角部に当接して回り止めする挿着部
    と、 を有し、前記半径方向穴部及びこれに連通する半径方向
    係止穴にまたがって挿入された固定部材によって、前記
    コレット本体に固定される駒。
  8. 【請求項8】 前記挿着部は、前記角部を貫通して保持
    する角穴からなる請求項7記載の駒。
JP2001070262A 2001-03-13 2001-03-13 コレット及びコレット用駒 Pending JP2002263929A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001070262A JP2002263929A (ja) 2001-03-13 2001-03-13 コレット及びコレット用駒

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001070262A JP2002263929A (ja) 2001-03-13 2001-03-13 コレット及びコレット用駒

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002263929A true JP2002263929A (ja) 2002-09-17

Family

ID=18928166

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001070262A Pending JP2002263929A (ja) 2001-03-13 2001-03-13 コレット及びコレット用駒

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002263929A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100117311A1 (en) * 2006-10-26 2010-05-13 Franz Haimer Clamping device and collet chuck, base and chuck key therefor
US8739661B2 (en) 2006-10-26 2014-06-03 Franz Haimer Maschinenbau Kg Device for tightening and releasing clamping tools

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0435051Y2 (ja) * 1988-08-29 1992-08-20
JPH0847840A (ja) * 1994-08-05 1996-02-20 M S T Corp:Kk 工具ホルダ
JPH08294808A (ja) * 1995-04-28 1996-11-12 Yukiwa Seiko Kk 工具保持装置
JPH10180544A (ja) * 1996-12-24 1998-07-07 Kato Koki Kk タップホルダ装置
JP2000042814A (ja) * 1998-07-28 2000-02-15 Yukiwa Seiko Inc チャック装置
JP2000326119A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Alps Tool Co Ltd 液密式コレット

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0435051Y2 (ja) * 1988-08-29 1992-08-20
JPH0847840A (ja) * 1994-08-05 1996-02-20 M S T Corp:Kk 工具ホルダ
JPH08294808A (ja) * 1995-04-28 1996-11-12 Yukiwa Seiko Kk 工具保持装置
JPH10180544A (ja) * 1996-12-24 1998-07-07 Kato Koki Kk タップホルダ装置
JP2000042814A (ja) * 1998-07-28 2000-02-15 Yukiwa Seiko Inc チャック装置
JP2000326119A (ja) * 1999-05-18 2000-11-28 Alps Tool Co Ltd 液密式コレット

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20100117311A1 (en) * 2006-10-26 2010-05-13 Franz Haimer Clamping device and collet chuck, base and chuck key therefor
US8739661B2 (en) 2006-10-26 2014-06-03 Franz Haimer Maschinenbau Kg Device for tightening and releasing clamping tools
US9004498B2 (en) * 2006-10-26 2015-04-14 Franz Haimer Maschinenbau Kg Clamping device and collet chuck, base and chuck key therefor

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1449607B1 (en) Tool holder
JP2000158270A (ja) ツールホルダ
US6905278B2 (en) Connection point
US6974287B2 (en) Tool clamping device
US8192290B2 (en) Shrink-fit tool unit as well as tool holder and rotary tool to be used for the shrink-fit tool unit
JP3009999B2 (ja) 切削工具の工具ホルダ
JP2006043868A (ja) ドリル用面取り工具
JP2002263929A (ja) コレット及びコレット用駒
JP4321994B2 (ja) 締付用ナット及びこれを備えた工具ホルダ、並びにスパナ
JP2000158269A (ja) 工具保持具
JP4152174B2 (ja) 工具ホルダ及びコレット並びに係止部材
US6004083A (en) System for mounting a chuck device to a rotary power tool
JPH1119813A (ja) 複合穴加工工具
JP2501245Y2 (ja) 工具ホルダ
JP3265335B2 (ja) 工具ホルダ
JPH1086023A (ja) 工具ホルダ
JP2008000822A (ja) 工具固定構造及び工具固定方法
JP2569268Y2 (ja) 切削工具保持装置用取付治具
JPH0222164Y2 (ja)
JP2001001213A (ja) タップホルダ
JP2001113403A (ja) ドリルチャック及びチャック装置
JP2001079724A (ja) 切削工具取付装置,切削工具支持剛性増強装置および固定装置
JPH11138316A (ja) 切削工具の保持装置
JPS63191507A (ja) 保持具
JP2594877Y2 (ja) 工具保持装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080305

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20080707

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20090209

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20090209

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110111

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110113

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110630