JP2001001213A - タップホルダ - Google Patents

タップホルダ

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JP2001001213A
JP2001001213A JP11173726A JP17372699A JP2001001213A JP 2001001213 A JP2001001213 A JP 2001001213A JP 11173726 A JP11173726 A JP 11173726A JP 17372699 A JP17372699 A JP 17372699A JP 2001001213 A JP2001001213 A JP 2001001213A
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JP
Japan
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tap
insertion hole
holding
chuck
shank
Prior art date
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Pending
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JP11173726A
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English (en)
Inventor
Takamasa Hiromi
隆昌 廣海
Terumasa Kuwabara
照征 桑原
Shogo Kitamura
正吾 北村
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SEIWA SEIKI KK
Original Assignee
SEIWA SEIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 タップを回転することなく確実に保持するこ
とができるタップホルダを提供することである。 【解決手段】 タップ保持軸4に先端面で開口する軸方
向の第1チャック挿入孔7と、その第1チャック挿入孔
7に直交する半径方向の第2チャック挿入孔9とを形成
する。第1チャック挿入孔7にタップTのシャンク部a
を挾持するタップコレット12を組込む。第2チャック
挿入孔9に一対の挟持駒17を組込み、各挟持駒17に
タップTの角軸部bの端面を位置決めする位置決め面1
8と、角軸部bに係合可能なV形の係合溝19と、挟持
駒17の対向方向に延びるねじ孔20a、20bとを形
成する。ねじ孔20a、20bのねじを逆ねじとし、そ
のねじ孔20a、20bに右ねじ21aと左ねじ21b
とが形成されたクランプねじ21をねじ係合し、このク
ランプねじ21の回転により一対の挟持駒17を対称に
移動させ、係合溝19とタップTの角軸部bに係合させ
て一対の挟持駒17で角軸部bを挟持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、NC工作機械等
の工作機械の主軸にねじ立て用のタップを着脱自在に取
付ける際に使用されるタップホルダに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】この種のタップホルダとして図9(I)
に示したものが従来から知られている。このタップホル
ダは、工作機械の主軸に着脱自在に装着されるタップ保
持軸40にシャンク挿入孔41を形成し、このシャンク
挿入孔41の閉塞端部に角孔42を設けている。また、
タップ保持軸40に前記シャンク挿入孔41と直交する
半径方向のねじ孔43を形成し、このねじ孔43にロッ
クボルト44をねじ係合している。
【0003】上記タップホルダにおいては、シャンク挿
入孔41にタップTのシャンク部aを挿入し、そのシャ
ンク部aの先端に設けられた角軸部bを角孔42に挿入
したのち、ロックボルト44の締付けにより、その先端
でシャンク部aを半径方向に押圧して、シャンク挿入孔
41の内周にシャンク部aを圧接させるようにしてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記タップ
ホルダにおいては、タップTを着脱自在に取付ける関係
上、タップTに設けられた角軸部bとタップ保持軸40
に形成された角孔42の相互間に、図9(II)に示すよ
うに微小な隙間δが存在する。このため、ねじ立てによ
ってタップTに切削負荷が作用すると、その隙間δの範
囲内でタップTがタップ保持軸40に対して相対的に回
転することになり、その相対回転によって、ワークの下
孔内周に形成されるねじにピッチずれが生じたり、ある
いは、ねじにムシレが生じるという問題が発生する。
【0005】また、タップ保持軸40とタップTの相対
回転によってロックボルト44に弛みが生じてタップT
に抜けが生じたり、あるいは、タップTのシャンク部a
に傷が生じ、その傷の発生によってタップTを引き抜く
ことができない場合が生じる。
【0006】この発明の課題は、タップを相対回転させ
ることなく確実に保持することができるようにしたタッ
プホルダを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、この第1発明においては、タップ保持軸に先端面
で開口する軸方向の第1チャック挿入孔と、その第1チ
ャック挿入孔に直交する半径方向の第2チャック孔とを
形成し、第1チャック挿入孔にはタップのシャンク部を
挟持するシャンク挟持用チャックを組込み、第2チャッ
ク挿入孔にはタップのシャンク部先端に設けられた角軸
部を外周対向位置から挾持する角軸挟持用チャックを組
込んだ構成を採用したのである。
【0008】上記の構成から成るタップホルダにおいて
は、シャンク挟持用チャックによってタップのシャンク
部を挾持し、そのシャンク部の先端に設けた角軸部を角
軸挟持用チャックにより挾持してタップ保持軸の回転を
角軸挟持用チャックを介してタップに伝達する。
【0009】このように、角軸挟持用チャックによって
タップの角軸部を外周対向位置から挟持することによ
り、タップへのトルク伝達部に隙間が形成されることが
なく、タップホルダとタップの相対回転を防止すること
ができる。
【0010】また、シャンク挟持用チャックによってタ
ップシャンク部を挾持することにより、タップが脱落す
るのを防止することができる。
【0011】ここで、シャンク挟持用チャックとして、
第1チャック挿入孔内に筒状のタップコレットと、その
タップコレットの後端面に当接される二股片が形成され
たプッシュロッドと、そのプッシュロッドを介してタッ
プコレットを外方向に押圧するスプリングとを組込み、
前記タップコレットには半径方向に貫通する複数のポケ
ットを形成し、各ポケット内にボールを組込み、前記第
1チャック挿入孔の内周にはタップコレットの外方向へ
の移動時にボールをタップコレットの内方へ移動させる
テーパ凹部を設けた構成のものを採用することができ
る。
【0012】第2の発明においては、タップ保持軸にタ
ップのシャンク部が挿入される軸方向のシャンク挿入孔
と、外周からそのシャンク挿入孔に貫通する半径方向の
ねじ孔とを形成し、前記シャンク挿入孔に挿入されたタ
ップのシャンク部を前記ねじ孔にねじ込まれたロックボ
ルトの締付けによって固定するようにしたタップホルダ
において、前記タップ保持軸にシャンク挿入孔に直交す
る半径方向のチャック挿入孔を形成し、このチャック挿
入孔に前記タップのシャンク部先端に設けられた角軸部
を外周対向位置から挟持する角軸挟持用チャックを組込
んだ構成を採用している。
【0013】この第2の発明においては、シャンク挿入
孔内にタップのシャンク部を挿入し、そのシャンク部を
ロックボルトの締付けにより固定し、シャンク部の先端
に設けられた角軸部を角軸挟持用チャックで挟持する。
【0014】上記第2の発明においても、タップの角軸
部を角軸挟持用チャックによって外周対向位置から挟持
するため、タップホルダとタップの相対回転を防止する
ことができると共に、ロックボルトの締付けによってタ
ップの脱落を防止することができる。
【0015】ここで、第1の発明および第2の発明にお
ける角軸挟持用チャックとして、半径方向のチャック挿
入孔内に一対の挟持駒をスライド自在に挿入し、各挟持
駒にタップの角軸部の端面を位置決めする位置決め面
と、その位置決め面の前側に前記角軸部と係合可能なV
形の係合溝と、一対の挟持駒の対向方向に延びるねじ孔
とを設け、一方の挟持駒に形成されたねじ孔と他方の挟
持駒に設けられたねじ孔のねじを逆ねじとし、そのねじ
孔に右ねじと左ねじとが形成されたクランプねじをねじ
係合した構成から成るものを採用することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
1乃至図8に基づいて説明する。図1に示すように、こ
の発明に係るタップホルダは、ホルダ本体1を有する。
ホルダ本体1は、テーパシャンク部2の大径端部にフラ
ンジ3を設け、そのフランジ3の端面にタップ保持軸4
を形成しており、前記テーパシャンク部2は工作機械の
主軸に形成されたテーパ孔に着脱自在に挿入されるよう
になっている。
【0017】フランジ3には主軸に設けられたドライブ
キーと係合するキー溝5が設けられ、また、外周にはマ
ニピュレータの把持腕が嵌入される環状溝6が形成され
ている。
【0018】図2に示すように、タップ保持軸4には軸
心上に第1チャック挿入孔7が形成されている。第1チ
ャック挿入孔7はタップ保持軸4の先端面で開口し、そ
の先端部内周にはテーパ凹部8が設けられている。ま
た、タップ保持軸4には、第1チャック挿入孔7に直交
してタップ保持軸4の外周対向位置で開口する半径方向
の第2チャック挿入孔9が形成されている。
【0019】第1チャック挿入孔7には、タップTのシ
ャンク部aを挟持するシャンク挟持用チャックAが組込
まれている。シャンク挟持用チャックAは、タップコレ
ット12と、プッシュロッド11と、そのプッシュロッ
ド11を介してコレットチャック12を外方向に押圧す
るスプリング10とを有している。
【0020】プッシュロッド11は二股片11aを有
し、この二股片11aの先端がタップコレット12の後
端面に当接している。タップコレット12はシャンク挿
入孔13が形成されて筒状をなし、タップ保持軸4から
外側に位置する先端部にフランジ14が設けられてい
る。また、タップコレット12にはタップ保持軸4に形
成されたテーパ凹部8と対向する位置に半径方向に貫通
する複数のポケット15が周方向に間隔をおいて設けら
れ、各ポケット15にボール16が組込まれている。
【0021】ボール16は、タップコレット12の外方
向への移動時にテーパ凹部8のテーパ内面8aで案内さ
れてタップコレット12の半径方向内側に移動し、タッ
プコレット12のシャンク挿入孔13に挿入されたタッ
プTのシャンク部aを挟持するようになっている。ま
た、ボール16はタップコレット12が押し込まれてテ
ーパ凹部8の大径部と対向すると、シャンク部aの挾持
を解除するようになっている。なお、ボール16がシャ
ンク挿入孔13内に脱落するのを防止するため、ポケッ
ト15の内径側の開口に縮径部を設けておくのがよい。
【0022】第2チャック挿入孔9内にはタップTの角
軸部bを外周対向位置から挟持する角軸挟持用チャック
Bが組込まれている。角軸挟持用チャックBは第2チャ
ック挿入孔9内に挿入された一対の挟持駒17と、その
一対の挟持駒17を対称に移動させるクランプねじ21
とから成る。一対の挟持駒17はプッシュロッド11に
形成された二股片11a間において移動可能とされてい
る。挟持駒17のそれぞれには、タップTのシャンク部
a先端に設けられた角軸部bの端面を位置決めする位置
決め面18が形成され、その位置決め面18の先端側
に、図4及び図6に示すように、上記角軸部bと係合可
能なV形の係合溝19が設けられている。
【0023】また、挟持駒17には、図2、図3および
図6に示すように、挟持駒17の対向方向に延びるねじ
孔20a、20bが形成され、一方の挟持駒17に形成
されたねじ孔20aのねじと、他方の挟持駒17に形成
されたねじ孔20bのねじは逆ねじとされている。ねじ
孔20a、20bには、前記クランプねじ21の外周に
形成された右ねじ21aおよび左ねじ21bがねじ係合
され、そのクランプねじ21の端面に形成されたレンチ
係合孔22にレンチを係合してクランプねじ21を回転
することにより、一対の挟持駒17が対称に移動するよ
うになっている。
【0024】図2に示すように、タップ保持軸4にはス
リーブ23が嵌合されている。スリーブ23はねじ止め
による手段を介してタップ保持軸4に固定されている。
このスリーブ23は第2チャック挿入孔9に挿入された
一対の挟持駒17の脱落を防止し、前記クランプねじ2
1の端面と対向する位置にはレンチ挿入孔24が形成さ
れている。
【0025】実施の形態で示すタップホルダは上記の構
造から成り、タップTの取付けに際しては、タップコレ
ット12のシャンク挿入孔13にタップTのシャンク部
aを挿入する。このとき、タップコレット12はスプリ
ング10で外方向に押圧され、ボール16はテーパ凹部
8のテーパ面8aとの接触により半径方向内方に移動し
て挟持状態にある。このため、シャンク挿入孔13に対
するシャンク部aの挿入により、ボール16はシャンク
部aで押され、その押圧によってタップコレット12は
軸方向に押し込まれ、ボール16はテーパ凹部8の大径
部側に移動する。このため、シャンク挿入孔13に対し
てタップTのシャンク部aを挿入することができる。
【0026】なお、タップコレット12を人手により軸
方向に押し込んだのち、シャンク挿入孔13にタップT
のシャンク部aを挿入してもよい。
【0027】上記のようにしてシャンク挿入孔13にタ
ップTのシャンク部aを挿入し、先端の角軸部bを挟持
駒17の位置決め面18に当接してタップTを軸方向に
位置決めしたのち、クランプねじ21の回転操作によっ
て一対の挟持駒17を内方向に移動させると、挟持駒1
7に形成された係合溝19がタップTの角軸部bと係合
し、一対の挟持駒17で角軸部bを挟持することができ
る。
【0028】ここで、タップコレット12のシャンク挿
入孔13にタップTのシャンク部aを挿入し、角軸部b
と挟持駒17の位置決め面18の当接によってタップT
を位置決めすると、タップコレット12はスプリング1
0の押圧より外方向に移動し、ボール16はテーパ凹部
8のテーパ内面8aに案内されて内方向に移動し、タッ
プTのシャンク部aを挟持する。
【0029】このように、タップホルダにおいては、シ
ャンク部aの先端に設けられた角軸部bに一対の挟持駒
17に形成された係合溝19を係合して、その一対の挟
持駒17で角軸部bを挟持するため、角軸部bの挟持部
に隙間が形成されるという不都合の発生はなく、ホルダ
本体1に対してタップTが相対回転するのを防止するこ
とができ、精度の高いねじ切りを可能とすることができ
る。
【0030】また、タップコレット12のポケット15
に保持されたボール16によってタップTのシャンク部
aを挟持するようにしたので、タップTがタップコレッ
ト12のシャンク挿入孔13から抜け出すのを防止する
ことができる。
【0031】さらに、タップTの角軸部bの端面は、一
対の挟持駒17に形成された位置決め面18に対する当
接によって位置決めされているため、ねじの切削時にタ
ップTに付与される軸方向の押し込み力は前記位置決め
面18によって受けられる。このため、タップTは後退
することがなく、タップコレット12のボール16はタ
ップTのシャンク部aを挟持する状態を維持し、タップ
Tの脱落を確実に防止することができる。
【0032】実施の形態では、タップTのシャンク部a
をタップコレット12のボール16で挟持するようにし
たシャンク挟持用チャックAを示したが、シャンク挟持
用チャックAはこれに限定されるものではない。例え
ば、図7に示すように、チャック挿入孔7をテーパ孔と
し、このテーパ孔から成るチャック挿入孔7内に外周が
テーパとされ、かつ軸方向のスリット25aが形成され
た縮径可能なスプリングコレット25を挿入し、一方、
タップ保持軸4の外周にねじ27を設け、このねじ27
にねじ係合された締付ナット28の回転により、その締
付ナット28の端部に形成された内向きのフランジ28
aでスプリングコレット25を軸方向に押圧して縮径さ
せ、その縮径によってタップTのシャンク部aを挟持す
るようにしたものであってもよい。
【0033】上記の構成から成るシャンク挟持用チャッ
クAにおいては、図2に示すスプリング10およびプッ
シュロッド11を省略することができるため、タップホ
ルダの構成の簡素化を図ることができる。
【0034】図1および図7に示す例では、タップTの
シャンク部aをシャンク挟持用チャックAで挟持するよ
うにしたが、シャンク部aを固定する手段はチャックA
に限定されるものではない。例えば、図8に示すよう
に、タップ保持軸4にタップTのシャンク部aが挿入さ
れるシャンク挿入孔30と、外周からそのシャンク挿入
孔30に貫通するねじ孔31とを形成し、上記ねじ孔3
1にねじ係合されたロックボルト32の締付けによって
シャンク挿入孔30に挿入されたタップTのシャンク部
aをシャンク挿入孔30の内周に押し付けるようにして
もよい。
【0035】
【発明の効果】以上のように、この発明においては、角
軸挟持用チャックによってタップの角軸部を挟持するよ
うにしたので、タップ保持軸とタップの角軸部のトルク
伝達部に隙間が形成されることがなく、タップ保持軸と
タップが相対的に回転するのを防止することができる。
このため、精度の高いねじ切りを可能とすることができ
ると共にタップのシャンク部に傷が付くのを防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るタップホルダの実施の形態を示
す一部切断正面図
【図2】図1に示すタップホルダのタップ保持軸部を拡
大して示す正面図
【図3】図2のIII −III 線に沿った断面図
【図4】図2のIV−IV線に沿った断面図
【図5】図2のV−V線に沿った断面図
【図6】図1に示すタップホルダの一対の挟持駒とクラ
ンプねじとを示す分解斜視図
【図7】この発明に係るタップホルダの他の例を示す縦
断正面図
【図8】この発明に係るタップホルダのさらに他の例を
示す縦断正面図
【図9】(I)は従来のタップホルダを示す縦断正面
図、(II)は(I)のタップ保持軸の角孔とタップの角
軸部の嵌合部を示す断面図
【符号の説明】
T タップ a シャンク部 b 角軸部 4 タップ保持軸 7 第1チャック挿入孔 8 テーパ凹部 9 第2チャック挿入孔 10 スプリング 11 プッシュロッド A シャンク挟持用チャック 12 タップコレット 15 ポケット 16 ボール B 角軸挟持用チャック 17 挟持駒 18 位置決め面 19 係合溝 20a、20b ねじ孔 21 クランプねじ 21a 右ねじ 21b 左ねじ 30 シャンク挿入孔 31 ねじ孔 32 ロックボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 北村 正吾 鳥取市若葉台南7丁目4番26号 聖和精機 株式会社内 Fターム(参考) 3C032 BB23 BB28

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タップ保持軸にその先端面で開口する軸
    方向の第1チャック挿入孔と、その第1チャック挿入孔
    に直交する半径方向の第2チャック挿入孔とを形成し、
    第1チャック挿入孔にはタップのシャンク部を挟持する
    シャンク挟持用チャックを組込み、第2チャック挿入孔
    にはタップのシャンク部先端に設けられた角軸部を外周
    対向位置から挾持する角軸挟持用チャックを組込んだタ
    ップホルダ。
  2. 【請求項2】 前記シャンク挟持用チャックが、第1チ
    ャック挿入孔内にスライド自在に挿入された筒状のタッ
    プコレットと、そのタップコレットの後端面に当接され
    る二股片が形成されたプッシュロッドと、そのプッシュ
    ロッドを介してタップコレットを外方向に押圧するスプ
    リングとを有し、前記タップコレットには半径方向に貫
    通する複数のポケットを形成し、各ポケット内にボール
    を組込み、前記第1チャック挿入孔の内周にはタップコ
    レットの外方向への移動時にボールをタップコレットの
    内方へ移動させるテーパ凹部を設けた構成から成る請求
    項1に記載のタップホルダ。
  3. 【請求項3】 タップ保持軸にタップのシャンク部が挿
    入される軸方向のシャンク挿入孔と、外周からそのシャ
    ンク挿入孔に貫通する半径方向のねじ孔とを形成し、前
    記シャンク挿入孔に挿入されたタップのシャンク部を前
    記ねじ孔にねじ込まれたロックボルトの締付けによって
    固定するようにしたタップホルダにおいて、前記タップ
    保持軸にシャンク挿入孔に直交する半径方向のチャック
    挿入孔を形成し、このチャック挿入孔に前記タップのシ
    ャンク部先端に設けられた角軸部を外周対向位置から挟
    持する角軸挟持用チャックを組込んだことを特徴とする
    タップホルダ。
  4. 【請求項4】 前記角軸挟持用チャックが、半径方向の
    チャック挿入孔内に一対の挟持駒をスライド自在に挿入
    し、各挟持駒にタップの角軸部の端面を位置決めする位
    置決め面と、その位置決め面の前側に前記角軸部と係合
    可能なV形の係合溝と、一対の挟持駒の対向方向に延び
    るねじ孔とを設け、一方の挟持駒に形成されたねじ孔と
    他方の挟持駒に設けられたねじ孔のねじを逆ねじとし、
    そのねじ孔に右ねじと左ねじとが形成されたクランプね
    じをねじ係合した構成から成る請求項1乃至3のいずれ
    かに記載のタップホルダ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109420802A (zh) * 2017-08-30 2019-03-05 常州市博斯特精密机械有限公司 一种轴径向浮动攻丝机构
CN113634828A (zh) * 2021-08-24 2021-11-12 常州恒鼎工具制造有限公司 一种用于丝锥攻丝用的平衡夹具及其使用方法

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