JP3017404U - ゴルフボール箱用ディスプレイ板 - Google Patents

ゴルフボール箱用ディスプレイ板

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JP3017404U
JP3017404U JP1995004887U JP488795U JP3017404U JP 3017404 U JP3017404 U JP 3017404U JP 1995004887 U JP1995004887 U JP 1995004887U JP 488795 U JP488795 U JP 488795U JP 3017404 U JP3017404 U JP 3017404U
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信一 大島
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴルフボールのキャッチフレーズ等を表示す
るためにゴルフボールを収納した箱に取り付けて使用す
るディスプレイ板において、小箱収容箱を中の小箱が見
えるようにして陳列する場合に小箱収容箱に取り付ける
ことができるとともに、小箱を立てて陳列する場合に小
箱に取り付けることが可能なディスプレイ板を提供す
る。 【構成】 横の長さ(m)が小箱収容箱の両側壁間の距
離以下、縦の長さ(n)が小箱収容箱の前壁と後壁との
間の距離以下に形成された表示部(42)と、横の長さ
(q)が小箱の両側壁間の距離以下、縦の長さ(p)が
小箱収容箱の深さ以下に形成された挿入部(44)とを
具備し、挿入部(44)が表示部(42)の下縁に折り
曲げ可能に連設されてなるゴルフボール箱用ディスプレ
イ板。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ゴルフボールのキャッチフレーズ、性能、価格、写真等を表示する ためのディスプレイ板に関し、さらに詳述すると、ゴルフボールを収納した箱を 陳列する際に、箱に取り付けて使用されるゴルフボール箱用ディスプレイ板に関 する。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフボールの包装形態としては、図7に示すように、3個のゴルフボールを 小箱(3個箱)Aに入れ、さらに4個の小箱Aを小箱収容箱(ダース箱)B内に 並列配置して収容するのが一般的である。そして、販売や宣伝の目的でゴルフボ ールを箱ごと陳列する場合、小箱収容箱Bを中の小箱Aが見えるようにして陳列 する方法や、小箱収容箱Bから小箱Aを取り出し、小箱Aを立てて陳列する方法 が採られている。
【0003】 この場合、前述したゴルフボールの陳列では、ゴルフボールのキャッチフレー ズ等を表示したディスプレイ板を箱に取り付けることにより、陳列効果を高める ことが行われており、従来このようなディスプレイ板として、図7に示すものが ある。図7に示したディスプレイ板Cは、横の長さmが小箱収容箱Bの横内径a とほぼ等しく、縦の長さnが小箱収容箱Bの縦内径bの60〜80%程度の長さ である表示部Dと、横の長さが表示部Dの横の長さmと等しく、縦の長さpが小 箱収容箱Bの深さcとほぼ等しい挿入部Eとからなり、表示部Dの下縁にその全 長にわたって挿入部Eが連設されたものである。このディスプレイ板Cは、挿入 部Eを小箱Aと小箱収容箱Bの後壁Fとの間に挿入することにより、表示部Dを 立てて使用する。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、図7に示した従来のディスプレイ板は、小箱収容箱から小箱を取り出 して小箱のみを陳列する場合には、小箱に取り付けることができず、使用不能に なるという欠点があった。
【0005】 本考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、小箱収容箱を中の小箱が見える ようにして陳列する場合に小箱収容箱に取り付けることができるのみならず、小 箱収容箱から小箱を取り出し、小箱だけを立てて陳列する場合に小箱に取り付け ることが可能なゴルフボール箱用ディスプレイ板を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案は、前記目的を達成するため、下記第1考案〜第5考案を提供する。 [第1考案] 角筒状収納部の正面壁の端部に蓋片が連設されているとともに、該蓋片の先端 部に差込片が連設され、該差込片を角筒状収納部の背面壁の内側に挿入すること により前記蓋片で角筒状収納部の開口部を閉塞するゴルフボール収納用の小箱と 、前記小箱に対応する深さの上端が開口した四角箱状に形成され、内部に前記小 箱の複数個が実質的に隙間なく並列配置される小箱収容箱とを備えたゴルフボー ル箱用のディスプレイ板であって、 横の長さが小箱収容箱の両側壁間の距離以下、縦の長さが小箱収容箱の前壁と 後壁との間の距離以下に形成された表示部と、横の長さが小箱の両側壁間の距離 以下、縦の長さが小箱収容箱の深さ以下に形成された挿入部とを具備し、前記挿 入部が前記表示部の下縁に折り曲げ可能に連設されてなることを特徴とするゴル フボール箱用ディスプレイ板。
【0007】 [第2考案] 表示部の横の長さが小箱収容箱の両側壁間の距離とほぼ等しく形成されている とともに、小箱収容箱に複数個の小箱を収容した状態で表示部を小箱収容箱の両 側壁間に配置して、挿入部を小箱と小箱収容箱の前壁又は後壁との間に挿入した ときに、挿入部が小箱収容箱の両側壁間の中心部近傍に存する小箱の蓋片と対向 するように該挿入部が表示部に連設されてなる第1考案のディスプレイ板。
【0008】 [第3考案] 表示部の下縁の挿入部が連設されていない箇所に、縦の長さが小箱収容箱の深 さ以下の突片が折り曲げ可能に連設されてなる第1考案又は第2考案のディスプ レイ板。
【0009】 [第4考案] 表示部の縦の長さが、小箱収容箱の前壁と後壁との間の距離の30〜40%の 長さに形成された第1考案、第2考案又は第3考案のディスプレイ板。
【0010】 [第5考案] 角筒状収納部の正面壁の端部に蓋片が連設されているとともに、該蓋片の先端 部に差込片が連設され、該差込片を角筒状収納部の背面壁の内側に挿入すること により前記蓋片で角筒状収納部の開口部を閉塞するゴルフボール収納用の小箱と 、前記小箱に対応する深さの上端が開口した四角箱状に形成され、内部に前記小 箱の複数個が実質的に隙間なく並列配置される小箱収容箱とを備えたゴルフボー ル箱用のディスプレイ板であって、 横の長さが小箱収容箱の両側壁間の距離とほぼ等しく、縦の長さが小箱収容箱 の前壁と後壁との間の距離の30〜40%の長さに形成された表示部と、横の長 さが小箱の両側壁間の距離とほぼ等しく、縦の長さが小箱収容箱の深さとほぼ等 しく形成された挿入部とを具備し、 小箱収容箱に複数個の小箱を収容した状態で前記表示部を小箱収容箱の両側壁 間に配置して、前記挿入部を小箱と小箱収容箱の前壁又は後壁との間に挿入した ときに、挿入部が小箱収容箱の両側壁間の中心部近傍に存する小箱の蓋片と対向 するように該挿入部が表示部の下縁に折り曲げ可能に連設されているとともに、 表示部の下縁の挿入部が連設されていない箇所に、縦の長さが小箱収容箱の深さ 以下の突片が折り曲げ可能に連設されていることを特徴とするゴルフボール箱用 ディスプレイ板。
【0011】 本考案のディスプレイ板を用いるゴルフボール箱において、小箱としてはゴル フボール3個を収納する3個箱、ゴルフボール2個を収納する2個箱を挙げるこ とができ、小箱収容箱としては4個の3個箱を収容するダース箱、3個の2個箱 を収容する半ダース箱を挙げることができるが、これらに限定されるものではな い。
【0012】 本考案に係るディスプレイ板の表示部及び挿入部の大きさや形状は、前述した 小箱や小箱収容箱の大きさ、表示部に表示する情報の量や種類等に応じて決定す ることができる。また、挿入部は通常は1個設ければよいが、必要に応じ複数個 設けてもよい。なお、本明細書において、壁間の距離は壁の内面間の距離を示し ている。
【0013】
【作用】
[第1考案] 第1考案のディスプレイ板は、小箱収容箱に小箱を並列配置して収容した状態 において、挿入部を小箱と小箱収容箱の後壁との間に挿入し、表示部を立てるこ とにより、小箱収容箱のポップアップ型ディスプレイ板として使用される(図2 )。また、同じ状態において、挿入部を小箱と小箱収容箱の前壁との間に挿入し 、表示部を小箱に接するように折り曲げることにより、小箱収容箱の箱帯型ディ スプレイ板として使用される(図3)。さらに、挿入部の横の長さが小箱の両側 壁間の距離以下に形成されているので、小箱を立てた状態において、挿入部を小 箱の背面壁と差込片との間に挿入し、表示部を立てることにより、小箱のポップ アップ型ディスプレイ板として使用される(図4)。
【0014】 [第2考案] 第2考案のディスプレイ板は、前記構成したことにより、挿入部が表示部の横 方向中心部近傍に連設されることになる。したがって、立てた小箱に挿入部を挿 入したときに、表示部の左右の重量バランスが良く、表示部が左右に傾くことが ない。
【0015】 また、小箱収容箱に収容されていた複数の小箱をそのまま立てて並列配置する 場合(小箱並列体として陳列する場合)に、小箱並列体の横方向一端縁の位置と 表示部の横方向一端縁の位置、及び、小箱並列体の横方向他端縁の位置と表示部 の横方向他端縁の位置を、それぞれ合わせた状態でディスプレイ板を小箱に取り 付けることができる(図4)。したがって、小箱並列体の側方に表示部が突出す ることがなく、見栄え良くディスプレイを行うことができる。
【0016】 [第3考案] 第3考案のディスプレイ板は、表示部の下縁の挿入部が連設されていない箇所 に突片が形成されているので、ディスプレイ板を取り付けた小箱の横にディスプ レイ板が取り付けられていない小箱を並べて前記小箱並列体を形成するときに、 ディスプレイ板が取り付けられていない小箱の背面部を突片に接触させて配置す ることができる。したがって、小箱の側面部同士を正確に対向させて複数の小箱 を見栄え良く並列配置することが容易である。また、突片の作用により、ディス プレイ板を取り付けた小箱が前方に倒れたり、ディスプレイ板が取り付けられて いない小箱が後方に倒れたりすることが防止される。
【0017】 この場合、前記突片は折り曲げ可能に形成されているので、図2あるいは図3 に示した態様で使用する場合には、突片は小箱と小箱収容箱の後壁との間あるい は小箱と小箱収容箱の前壁との間に挿入することができ、ディスプレイの邪魔に ならない。
【0018】 [第4考案] 第4考案のディスプレイ板は、表示部の縦の長さが小箱収容箱の前壁と後壁と の間の距離の30〜40%の長さであるため、表示部の重量がそれほど大きくな らない。したがって、立てた小箱にディスプレイ板を取り付けたときに、表示部 の重量によって挿入部が小箱から外れたり、小箱がディスプレイ板ごと倒れたり することがない。しかも、表示部を上記寸法としたので、表示部に十分な量の情 報を表示することができ、かつ表示部が小さくなりすぎて見えにくくなることも ない。
【0019】 また、図3に示した箱帯型ディスプレイ板として使用する場合に、表示部によ って小箱の正面壁の1/3程度が隠されるだけなので、ディスプレイ効果に優れ た箱帯型ディスプレイ板とすることができる。すなわち、図7に示した従来のデ ィスプレイ板Cも、表示部Dと挿入部Eとの連設箇所で折り曲げることにより、 箱帯型ディスプレイ板として使用することが可能であるが、従来のディスプレイ 板Cは、表示部Dの縦の長さnが小箱収容箱の前壁と後壁との間の距離bの60 〜80%であるため、箱帯型ディスプレイ板としたときに表示部Dによって小箱 の正面壁の殆どが隠されてしまい、良好なディスプレイ効果を得ることができな いが、第4考案のディスプレイ板ではかかる不都合は生じない。
【0020】 [第5考案] 第5考案のディスプレイ板は、第1考案〜第4考案のディスプレイ板の作用効 果を全て奏する。
【0021】
【実施例】
次に、実施例によって本考案を具体的に示すが、本考案は下記実施例に限定さ れるものではない。まず、本考案のディスプレイ板を取り付けるゴルフボール箱 について説明する。
【0022】 図5は、ゴルフボール収納用の小箱(3個箱)を示す。図5の小箱2は、ゴル フボール4を3個収納できる角筒状収納部6と、角筒状収納部6の正面壁8の端 部に折り目10を介して一体に連設された蓋片12と、蓋片12の先端部に折り 目14を介して一体に連設された差込片16と、角筒状収納部6の両側壁18、 18の端部にそれぞれ折り目20、20を介して一体に連設された一対の側片2 2、22とを備えている。
【0023】 本例の小箱2にゴルフボール4を収納する場合、まず角筒状収納部6内にゴル フボール4を入れた後、両側片22、22を内側に折り曲げて側片22、22で 角筒状収納部6の開口部を覆う。次に、蓋片12及び差込片16をそれぞれ内側 に折り曲げて差込片16を角筒状収納部6の背面壁24の内側に挿入すると、差 込片16と両側片22、22とが係合して差込片16の挿入状態が保持され、こ れにより蓋片12で角筒状収納部6の開口部が閉塞されるものである。なお、図 示していないが、角筒状収納部6の他方の開口部(図面下側の開口部)も、同様 の構成によって閉塞されている。
【0024】 図6は、小箱収容箱(ダース箱)を示す。図6の小箱収容箱30は、前壁32 、後壁34、側壁36、38及び底壁(図示せず)を有し、前記小箱2に対応す る深さの上端が開口した四角箱状に形成されたものであり、内部に4個の小箱2 が実質的に隙間なく並列配置された状態で収容される。
【0025】 また、図示していないが、小箱収容箱30には下端が開口した四角箱状の蓋箱 が付属しており、この蓋箱の上壁によって小箱収容箱30の上端開口部を覆った 状態で該蓋箱内に小箱収容箱30を収容できるとともに、蓋箱の開口部を上にし て、収容した小箱が見える状態で小箱収容箱30を該蓋箱内に収容できるように なっている。
【0026】 図1は本考案に係るゴルフボール箱用ディスプレイ板の一実施例を示す正面図 であり、このディスプレイ板40は紙により一体に形成されている。なお、以下 の説明における小箱及び小箱収容箱の寸法についての符号は、それぞれ図5及び 図6に示してある。
【0027】 本実施例のディスプレイ板40は、横の長さmが小箱収容箱30の両側壁36 、38間の距離aとほぼ等しく、縦の長さnが小箱収容箱の前壁32と後壁34 との間の距離bの略1/3の長さに形成された表示部42と、横の長さqが小箱 2の両側壁18、18間の距離dとほぼ等しく、縦の長さpが小箱収容箱30の 深さc(深さcは小箱2の奥行きとほぼ同じである)とほぼ等しい挿入部44と を具備し、挿入部44が表示部42の下縁に折り目46を介して折り曲げ可能に 連設されたものである。上記表示部42には、ゴルフボールのキャッチフレーズ 、性能、価格、写真といったディスプレイに要求される情報が表示されている。
【0028】 ここで、本実施例のディスプレイ板40は、小箱収容箱30に4個の小箱2を 収容した状態で表示部42を小箱収容箱30の両側壁36、38間に配置して、 挿入部44を小箱2と小箱収容箱30の前壁32又は後壁34との間に挿入した とき(図2又は図3の状態のとき)に、小箱収容箱30の両側壁36、38間の 中心部近傍に存する小箱、すなわち図面左から2番目の小箱2の蓋片12と、挿 入部44とが対向するように、該挿入部44が表示部42に連設されている。
【0029】 また、本実施例のディスプレイ板40は、表示部42の下縁の挿入部44が連 設されていない箇所、すなわち挿入部44連設箇所の一側方及び他側方に、縦の 長さrが挿入部44の縦の長さpの1/4程度に形成された突片48、50が、 それぞれ折り目52、54を介して折り曲げ可能に連設されている。なお、これ ら突片48、50は、縦の長さrが短いため、図2又は図3の状態とするときに 、小箱2と小箱収容箱30の前壁32又は後壁34との間に挿入し易い。また、 挿入部44と突片48、50との間にはそれぞれ間隙56、58が形成されてお り、これにより挿入部44を小箱2の背面壁24と差込片16との間に挿入し易 くしている。
【0030】 本実施例のディスプレイ板40の使用態様は、図2〜図4に示す通りである。 図2に示す態様は、小箱収容箱30に4個の小箱2を並列配置して収容した状態 において、挿入部44を小箱2と小箱収容箱30の後壁34との間に挿入し、表 示部42を立てることにより、ディスプレイ板40を小箱収容箱30のポップア ップ型ディスプレイ板としたものである。
【0031】 図3に示す態様は、小箱収容箱30に4個の小箱2を並列配置して収容した状 態において、挿入部44を小箱2と小箱収容箱30の前壁32との間に挿入し、 表示部42を小箱2に接するように折り曲げることにより、ディスプレイ板40 を小箱収容箱30の箱帯型ディスプレイ板としたものである。
【0032】 本実施例のディスプレイ板40は、表示部42の縦の長さnが小箱収容箱の前 壁32と後壁34との間の距離bの略1/3であり、表示部42によって小箱2 の正面壁8の1/3程度が隠されるだけなので、図3の態様において優れたディ スプレイ効果を得ることができる。
【0033】 図4に示す態様は、4個の小箱2を並列配置して立てた状態において、挿入部 44を左から2番目の小箱2の背面壁24と差込片16との間に挿入し、表示部 42を立てることにより、ディスプレイ板40を小箱2のポップアップ型ディス プレイ板としたものである。
【0034】 この場合、本実施例のディスプレイ板40は、下記〜の効果を奏する。し たがって、本実施例のディスプレイ板40によれば、図4の態様において、見栄 えが良く、かつ安定したディスプレイを行うことができる。
【0035】 挿入部44が表示部42の横方向中心部近傍に連設されているので、表示部4 2の左右の重量バランスが良く、表示部42が左右に傾くことがない。 表示部42の縦の長さnが小箱収容箱の前壁32と後壁34との間の距離bの 略1/3であり、表示部42の重量がそれほど大きくないため、表示部42の重 量によって挿入部44が小箱2から外れたり、小箱2がディスプレイ板40ごと 倒れたりすることがない。 突片48、50の作用により、4個の小箱2の側面部18同士を正確に対向さ せることが容易である上、ディスプレイ板40を取り付けた小箱2が前方に倒れ たり、ディスプレイ板40を取り付けていない小箱2が後方に倒れたりすること が防止される。 挿入部44の縦の長さpが可能な限り長く(小箱収容箱30の深さcとほぼ等 しい)形成されているので、小箱2の背面壁24と差込片16との間に挿入部4 4が深く挿入され、これによっても表示部42が傾いたり挿入部44が外れたり することが防止される。 4個の小箱2を並列配置して立てた小箱並列体60の横方向両端縁と表示部4 2の横方向両端縁とを合わせてディスプレイ板40を小箱並列体60に取り付け ることができるので、小箱並列体60の側方に表示部42が突出することがない 。
【0036】
【考案の効果】
本考案のゴルフボール箱用ディスプレイ板は、下記の効果を奏する。 [第1考案] 小箱収容箱を中の小箱が見えるようにして陳列する場合に小箱収容箱に取り付 けることができるのみならず、小箱収容箱から小箱を取り出し、小箱だけを立て て陳列する場合に小箱に取り付けることが可能である。
【0037】 [第2考案] 表示部の左右の重量バランスが良いため、小箱に取り付けたときに表示部が左 右に傾くことがない。また、小箱収容箱に収容されていた複数の小箱をそのまま 立てて並列配置する場合に、小箱並列体の側方に表示部が突出することがなく、 見栄え良くディスプレイを行うことができる。
【0038】 [第3考案] 小箱の側面部同士を正確に対向させて複数の小箱を見栄え良く並列配置するこ とが容易である。また、ディスプレイ板を取り付けた小箱が前方に倒れたり、デ ィスプレイ板が取り付けられていない小箱が後方に倒れたりすることを防止でき る。
【0039】 [第4考案] 小箱にディスプレイ板を取り付けたときに、表示部の重量によって挿入部が小 箱から外れたり、小箱がディスプレイ板ごと倒れたりすることがない。また、箱 帯型ディスプレイ板として使用する場合に、表示部によって小箱の正面壁を大き く隠すことがなく、優れたディスプレイ効果が得られる。
【0040】 [第5考案] 上述した第1考案〜第4考案のディスプレイ板の効果を全て奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係るゴルフボール箱用ディスプレイ板
の一実施例を示す正面図である。
【図2】同ディスプレイ板の一使用態様を示す斜視図で
ある。
【図3】同ディスプレイ板の一使用態様を示す斜視図で
ある。
【図4】同ディスプレイ板の一使用態様を示す斜視図で
ある。
【図5】小箱の一例を示す斜視図である。
【図6】小箱収容箱の一例を示す斜視図である。
【図7】従来のゴルフボール箱用ディスプレイ板の一例
を示す斜視図である。
【符号の説明】
2 小箱 4 ゴルフボール 6 角筒状収納部 8 正面壁 12 蓋片 16 差込片 18 側壁 24 背面壁 30 小箱収容箱 32 前壁 34 後壁 36 側壁 38 側壁 40 ゴルフボール箱用ディスプレイ板 42 表示部 44 挿入部 46 折り目 48 突片 50 突片 52 折り目 54 折り目

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 角筒状収納部(6)の正面壁(8)の端
    部に蓋片(12)が連設されているとともに、該蓋片
    (12)の先端部に差込片(16)が連設され、該差込
    片(16)を角筒状収納部(6)の背面壁(24)の内
    側に挿入することにより前記蓋片(12)で角筒状収納
    部(6)の開口部を閉塞するゴルフボール収納用の小箱
    (2)と、前記小箱(2)に対応する深さの上端が開口
    した四角箱状に形成され、内部に前記小箱(2)の複数
    個が実質的に隙間なく並列配置される小箱収容箱(3
    0)とを備えたゴルフボール箱用のディスプレイ板であ
    って、 横の長さ(m)が小箱収容箱(30)の両側壁(36、
    38)間の距離以下、縦の長さ(n)が小箱収容箱(3
    0)の前壁(32)と後壁(34)との間の距離以下に
    形成された表示部(42)と、横の長さ(q)が小箱
    (2)の両側壁(18、18)間の距離以下、縦の長さ
    (p)が小箱収容箱(30)の深さ以下に形成された挿
    入部(44)とを具備し、前記挿入部(44)が前記表
    示部(42)の下縁に折り曲げ可能に連設されてなるこ
    とを特徴とするゴルフボール箱用ディスプレイ板。
  2. 【請求項2】 表示部(42)の横の長さ(m)が小箱
    収容箱(30)の両側壁(36、38)間の距離とほぼ
    等しく形成されているとともに、小箱収容箱(30)に
    複数個の小箱(2)を収容した状態で表示部(42)を
    小箱収容箱(30)の両側壁(36、38)間に配置し
    て、挿入部(44)を小箱(2)と小箱収容箱(30)
    の前壁(32)又は後壁(34)との間に挿入したとき
    に、挿入部(44)が小箱収容箱(30)の両側壁(3
    6、38)間の中心部近傍に存する小箱(2)の蓋片
    (12)と対向するように該挿入部(44)が表示部
    (42)に連設されてなる請求項1記載のディスプレイ
    板。
  3. 【請求項3】 表示部(42)の下縁の挿入部(44)
    が連設されていない箇所に、縦の長さ(r)が小箱収容
    箱(30)の深さ以下の突片(48、50)が折り曲げ
    可能に連設されてなる請求項1又は2記載のディスプレ
    イ板。
  4. 【請求項4】 表示部(42)の縦の長さ(n)が、小
    箱収容箱(30)の前壁(32)と後壁(34)との間
    の距離の30〜40%の長さに形成された請求項1、2
    又は3記載のディスプレイ板。
  5. 【請求項5】 角筒状収納部(6)の正面壁(8)の端
    部に蓋片(12)が連設されているとともに、該蓋片
    (12)の先端部に差込片(16)が連設され、該差込
    片(16)を角筒状収納部(6)の背面壁(24)の内
    側に挿入することにより前記蓋片(12)で角筒状収納
    部(6)の開口部を閉塞するゴルフボール収納用の小箱
    (2)と、前記小箱(2)に対応する深さの上端が開口
    した四角箱状に形成され、内部に前記小箱(2)の複数
    個が実質的に隙間なく並列配置される小箱収容箱(3
    0)とを備えたゴルフボール箱用のディスプレイ板であ
    って、 横の長さ(m)が小箱収容箱(30)の両側壁(36、
    38)間の距離とほぼ等しく、縦の長さ(n)が小箱収
    容箱(30)の前壁(32)と後壁(34)との間の距
    離の30〜40%の長さに形成された表示部(42)
    と、横の長さ(q)が小箱(2)の両側壁(18、1
    8)間の距離とほぼ等しく、縦の長さ(p)が小箱収容
    箱(30)の深さとほぼ等しく形成された挿入部(4
    4)とを具備し、 小箱収容箱(30)に複数個の小箱(2)を収容した状
    態で前記表示部(42)を小箱収容箱(30)の両側壁
    (36、38)間に配置して、前記挿入部(44)を小
    箱(2)と小箱収容箱(30)の前壁(32)又は後壁
    (34)との間に挿入したときに、挿入部(44)が小
    箱収容箱(30)の両側壁(36、38)間の中心部近
    傍に存する小箱(2)の蓋片(12)と対向するように
    該挿入部(44)が表示部(42)の下縁に折り曲げ可
    能に連設されているとともに、表示部(42)の下縁の
    挿入部(44)が連設されていない箇所に、縦の長さ
    (r)が小箱収容箱(30)の深さ以下の突片(48、
    50)が折り曲げ可能に連設されていることを特徴とす
    るゴルフボール箱用ディスプレイ板。
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