JP3017381B2 - 鋳造用スライドゲートプレート及びその着脱方法 - Google Patents
鋳造用スライドゲートプレート及びその着脱方法Info
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D41/00—Casting melt-holding vessels, e.g. ladles, tundishes, cups or the like
- B22D41/14—Closures
- B22D41/22—Closures sliding-gate type, i.e. having a fixed plate and a movable plate in sliding contact with each other for selective registry of their openings
- B22D41/28—Plates therefor
- B22D41/34—Supporting, fixing or centering means therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Casting Support Devices, Ladles, And Melt Control Thereby (AREA)
Description
設置して溶融金属の流出量を制御するための鋳造用スラ
イドゲートプレート及びその着脱方法に関するものであ
る。
レートを装着する際には、予め重量1トン前後のスライ
ドゲート装置本体へスライドゲートプレートを組み込ん
でおき、これらのスライドゲート装置本体とスライドゲ
ートプレートをカセットやカートリッジとして構成し、
そのカセットを溶融金属容器の底部の出口部分へ装着し
ていた。例えば、実公昭49−32569号公報を参
照。
換用として予め数多く所定の広い場所に用意しておき、
交換の必要が生じたときにマニピュレータなどの大型装
置を使用してカセットやカートリッジを溶融金属容器の
所定部位に装着していた。これらの事前組立作業はオフ
ラインで、着脱作業は、オンラインで行なっていた。他
方、予めスライドゲート装置本体を溶融金属容器の底部
の出口部分に固定しておき、オンラインでスライドゲー
トプレートのみを交換することも行われている。
ート交換方法においては、固定盤及びスライド盤を1枚
づつ交換していた。例えばスライドゲート装置本体に2
枚の固定盤と1枚のスライド盤を装着するスライドゲー
ト装置が6基取り付けられているタンデッシュにおいて
は、合計18枚のプレートを1枚づつ交換していた。
1枚づつ交換する際に、通常各プレート2〜3分程度の
交換時間が必要となる。さらには、これらの固定盤やス
ライド盤の交換作業に付随する作業が必要であるため、
一連の作業全体を考慮すると、1枚の固定盤やスライド
盤を交換する時間は相当に長いものとなる。そのため、
オンラインでの作業として許される所定時間内に交換す
ることが困難となるか、あるいはその困難を回避するた
めに多数の作業員を所定位置に待機させておき、多数の
人が同時進行でプレート交換作業をする必要があった。
固定盤及びスライド盤を短時間に容易に交換できる鋳造
用スライドゲートプレート及びその着脱方法を提供する
ことを目的としている。
金属容器の出口に設置して溶融金属の流出量を制御する
ための鋳造用スライドゲートプレートにおいて、2枚の
固定盤の側面の周囲に鉄皮を設け、1枚のスライド盤の
側面の周囲に鉄皮を設け、前記固定盤の鉄皮と前記スラ
イド盤の鉄皮を介して係止器具で前記固定盤及び前記ス
ライド盤を全体的に係止し、しかも前記係止器具の両端
部が溶接によって2枚の前記固定盤に固定されていある
ことを特徴とする鋳造用スライドゲートプレートを要旨
としている。
設置して溶融金属の流出量を制御するための鋳造用スラ
イド・ゲート・プレートの装着方法において、フォーク
用切り込みを有するケーシングを溶融金属容器の底部の
出口部分に設けておき、固定盤の側面に設けられた鉄皮
とスライド盤の側面に設けられた鉄皮を介して係止器具
で前記固定盤及び前記スライド盤を全体的に係止し、し
かるのち、その係止状態のまま前記固定盤及び前記スラ
イド盤を一括してフォークで支持しつつ前記ケーシング
の中に装着することを特徴とする鋳造用スライド・ゲー
ト・プレートの着脱方法を要旨としている。
を説明する。
矢印方向にスライド可能に配置された1枚のスライド盤
3を有する3層の鋳造用スライドゲートプレートを示し
ている。これらの固定盤1、2及びスライド盤3の側面
の周囲には鉄皮1a、2a、3aが巻きつけて設けられ
ている。各鉄皮1a、2a,3aの幅は固定盤1、2及
びスライド盤3の厚みとほぼ等しい。これらの鉄皮1
a、2a,3aの取付け方法は従来と同様で良いので、
ここでは詳細な説明を省略する。
(図1には2本のみが代表的に示されている)の両端部
が上方の固定盤1の鉄皮1aと下方の固定盤2の鉄皮2
aに溶接によって固定されている。それらの固定盤1、
2の間に位置するスライド盤3の鉄皮3aには係止器具
4が溶接により固定されていない。
と1枚のスライド盤3を備える3層式のスライドゲート
プレートを溶融金属容器20の底部の所定部位に装着す
る一例を示している。
0の底部の所定位置にスライドゲート装置21を固定す
る。スライドゲート装置本体21は、溶融金属容器20
の底部に固定された支持部材22と、その一端に回転自
在に設けられたケーシング23を有する。ケーシング2
3には4本の切り込み24が所定の間隔に形成されてい
る。これらの切り込み24の幅と深さは、係止金具4に
よって全体的に係止された固定盤1、2とスライド盤3
の合計厚みと、それらを全体的に支持する2本のフォー
ク26、27の幅に対応している。
溶融金属容器20の所定部分に装着する際には、まずケ
ーシング21を係止状態から解除し、回転中心25を中
心としてケーシング23を部分的に回転させてケーシン
グ23を開く。次に全体的に係止された固定盤1、2及
びスライド盤3をフォーク26、27の上に一括して載
せ、その状態のままスライドゲート装置本体21の所定
位置に移送する。その後、ケーシング23を閉じて係止
手段(図示せず)によってケーシング23を係止する。
この係止状態のとき、2本のフォーク26、27はケー
シング23の切り込み24の中に挿入された状態になっ
ている。続いて、2本のフォーク26、27をその軸心
方向に移動させて、フォーク26、27を切り込み24
から抜き取る。このようにして固定盤1、2とスライド
盤3がスライドゲート装置本体21の中に装着される。
換するときには、ケーシング23の切り込み24の中に
2本のフォーク26、27を挿入し、その後、ケーシン
グ23を係止状態から解除して開いて、2本のフォーク
26、27の上に固定盤1、2とスライド盤3を載せた
状態で所定位置に移送する。
低限の部材が誇大して図示されているだけであり、実際
には、固定盤1、2及びスライド盤3を上方に力を加え
ながら支持する部材や、それらの部材に弾性力を付与す
るバネ等や、ケーシング23の係止手段、スライド盤3
をスライドさせるためのスライド装置などが設けられて
いる。
ものではない。例えば、係止器具は帯状、棒状、その他
の形状を採用することができる。
純かつ軽量の構造にできるため、固定盤とスライド盤と
係止器具の総重量を非常に軽くできる。例えば数十キロ
グラムに軽量化できる。その結果、スライドゲートプレ
ートを溶融金属容器に装着する際に、従来のような大型
装置を使用する必要がなくなる。さらに、装着作業のロ
ボット化が容易となる。それにより作業性が大幅に改善
される。
の交換がオンライン作業で容易に実現でき、その点から
も作業性が改善される。通常、鉄鋼の連続鋳造において
は、連続鋳造機の生産性を上げるために複数のタンディ
ッシュを準備しておき、所定の鋳造が終了した時点でタ
ンディッシュを交換している。この場合、待機中のタン
ディッシュは長時間予熱しておくことが必要で燃焼ガス
を多量に消費している。本発明のスライドゲートプレー
トを使用すると、タンディッシュの熱間排滓作業を行う
ことにより短時間にプレートを交換することが可能とな
るため、タンディッシュを交換することなく連続多数回
使用が可能となり、溶融金属容器を冷やす必要がなくな
る。その場合、エネルギー効率が大幅に向上する。
装着する一例を示す説明図。
Claims (2)
- 【請求項1】 溶融金属容器の出口に設置して溶融金属
の流出量を制御するための鋳造用スライドゲートプレー
トにおいて、2枚の固定盤の側面の周囲に鉄皮を設け、
1枚のスライド盤の側面の周囲に鉄皮を設け、前記固定
盤の鉄皮と前記スライド盤の鉄皮を介して係止器具で前
記固定盤及び前記スライド盤を全体的に係止し、しかも
前記係止器具の両端部が溶接によって2枚の前記固定盤
に固定されていることを特徴とする鋳造用スライドゲー
トプレート。 - 【請求項2】 溶融金属容器の出口に設置して溶融金属
の流出量を制御するための鋳造用スライド・ゲート・プ
レートの装着方法において、フォーク用 切り込みを有す
るケーシングを溶融金属容器の底部の出口部分に設けて
おき、固定盤の側面に設けられた鉄皮とスライド盤の側
面に設けられた鉄皮を介して係止器具で前記固定盤及び
前記スライド盤を全体的に係止し、しかるのち、その係
止状態のまま前記固定盤及び前記スライド盤を一括して
フォークで支持しつつ前記ケーシングの中に装着するこ
とを特徴とする鋳造用スライド・ゲート・プレートの着
脱方法。
Priority Applications (4)
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