JP3017211U - メロデーボード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 鍵盤上の個々の鍵、譜面上に記入された音
符と音、それぞれの関係を直接見聞し、音楽に対して理
解の一助を目的にする。 【構 成】 黒板面２の譜表３の五線、線間、加線それ
ぞれにスイッチ機能があり、音符の記入又は記入後、譜
表上の音符にタッチすると対応する音を発し、鍵盤パネ
ル４の相当する表示灯５が点灯するのを特徴にする。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、例えば音楽室などに常設し、譜表のもつ音情報の理解に、読み、 聞き、書くを可能にしたメロデーボードに関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、類似したものは多々あり、遊具の域内でも多用されているが、玩具の範 疇にあり、他に黒板板面に音符記入時便利なように譜表を設表したものがある。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

上記従来の方法では、玩具の範疇にあるものは別な課題として、設表された譜 面に記入された音符による音の再生が間接的であるため、音の表現が直栽的でな い課題がある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

この考案は黒板に手段を施し上記従来の課題に対応したもので、黒板後部適 宜な場所に音源、スイッチ機能などを共有する電子回路を具備し、黒板面適位置 に譜表を設表し、図案化した鍵盤パネルを配したメロデーボードを提供するもの である。

【０００５】 その手段として、譜表表面は普通黒板同様チョークなどで音符などの記入消去 可能な構造とし、譜表の五線、線間、加線それぞれに独立したスイッチ機能があ り、鍵盤パネルは、鍵個々に表示灯をもち操作に対応して表示灯が点滅すること を特徴とする。

【０００６】

【作 用】

譜表の、スイッチ機能は、指頭などで軽く加圧又は導電体を触れると機能する タッチスイッチとし、譜表の五線、線間、加線のいずれにあってもタッチした位 置に対応した音を発し、同時に関連して鍵盤パネルの表示灯も点灯する。

【０００７】

【実施例】

図１は、本考案の実施例を示す斜視図であり、黒板本体１、黒板面２に譜表３ 及び鍵盤パネル４、表示灯５を適宜な位置に設定したもの、黒板後部に電子回路 などを収納してなる。

【０００８】 なお、この黒板本体及び板面の諸配置については図１のものに限定するもので なく又形状、大きさ、間隔についてもこの考案の目的を達成する手段であれば任 意に推考しうることができる。

【０００９】

【考案の効果】

以上詳細に説明したように、この考案のメロデーボードによれば、リアルタイ ムで譜表上の音、音階、音符、鍵盤との関係が理解できる効果があり、実用上有 益なメロデーボードといえる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 この考案の実施例を示す斜視図

【符号の説明】

１ 本体 ２ 黒板面 ３ 譜表 ４ 鍵盤パネル ５ 表示灯

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 黒板面にスイッチ機能をもつ譜表、表示
   灯のある鍵盤パネルを適位置に設け、更に音源、スイッ
   チなどの電子回路を具備しそれぞれが関連して連動して
   なることを特徴とするメロデーボード。