JP3061116B2 - 鍵盤の平面図を利用した楽譜表示フォーム - Google Patents
鍵盤の平面図を利用した楽譜表示フォームInfo
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- JP3061116B2 JP3061116B2 JP9048355A JP4835597A JP3061116B2 JP 3061116 B2 JP3061116 B2 JP 3061116B2 JP 9048355 A JP9048355 A JP 9048355A JP 4835597 A JP4835597 A JP 4835597A JP 3061116 B2 JP3061116 B2 JP 3061116B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、音楽の演奏、特に初心
者において、鍵盤楽器（ピアノ、オルガン、チェンバロ
等）を簡単に弾くことができるような、楽譜の表示フォ
ームに関するものである。
者において、鍵盤楽器（ピアノ、オルガン、チェンバロ
等）を簡単に弾くことができるような、楽譜の表示フォ
ームに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】通常、音楽の練習、演奏を行う曲目は、
楽器の種類如何を問わず、５線譜によって表現されてい
る。
楽器の種類如何を問わず、５線譜によって表現されてい
る。
【０００３】無論、５線譜に習熟した場合には、これに
従って演奏するのが通常であろう。
従って演奏するのが通常であろう。
【０００４】しかしながら、初心者においては、５線譜
の理解は困難であり、いわゆる５線譜アレルギーさえ存
在する。他方、本来、鍵盤楽器の場合には、指のタッチ
を行う範囲が広く、それ故に、鍵盤楽器の演奏に適した
表示フォームが存在する筈である。
の理解は困難であり、いわゆる５線譜アレルギーさえ存
在する。他方、本来、鍵盤楽器の場合には、指のタッチ
を行う範囲が広く、それ故に、鍵盤楽器の演奏に適した
表示フォームが存在する筈である。
【０００５】しかしながら従来初心者のことを配慮した
鍵盤楽器に相応しい、音符の表示フォームは存在しなか
った。
鍵盤楽器に相応しい、音符の表示フォームは存在しなか
った。
【０００６】
【発明が解決を必要とする課題】本発明は、ピアノ等の
鍵盤楽器において、特に鍵盤楽器の鍵盤の平面形状を利
用し、初心者においても容易に親しめる音符の表示フォ
ームを提供することを目的とするものである。
鍵盤楽器において、特に鍵盤楽器の鍵盤の平面形状を利
用し、初心者においても容易に親しめる音符の表示フォ
ームを提供することを目的とするものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
め、本発明の構成は、 （１）．鍵盤楽器の鍵盤の平面形状を表示し、当該表示
において、演奏する曲目の音程に従って、タッチを行う
予定の鍵盤の位置を番号、若しくは歌詞の文字によって
表示し、各音程間における音の長さを、当該番号間、若
しくは当該歌詞の文字間を結ぶ線又はその近傍における
線の表示によって識別させることに基づく鍵盤の平面図
を利用した楽譜表示フォームにおいて、線の太さによっ
て音の長さを識別させることに基づく鍵盤の平面図を利
用した楽譜表示フォーム、 （２）．鍵盤楽器の鍵盤の平面形状を表示し、当該表示
において、演奏する曲目の音程に従って、タッチを行う
予定の鍵盤の位置を番号、若しくは歌詞の文字によって
表示し、各音程間における音の長さを、当該番号間、若
しくは当該歌詞の文字間を結ぶ線又はその近傍における
線の表示によって識別させることに基づく鍵盤の平面図
を利用した楽譜表示フォームにおいて、線の種類によっ
て、音の長さを識別させることに基づく鍵盤の平面図を
利用した楽譜表示フォーム、 （３）．鍵盤楽器の鍵盤の平面形状を表示し、当該表示
において、演奏する曲目の音程に従って、タッチを行う
予定の鍵盤の位置を番号、若しくは歌詞の文字によって
表示し、各音程間における音の長さを、当該番号間、若
しくは当該歌詞の文字間を結ぶ線又はその近傍における
線の表示によって識別させることに基づく鍵盤の平面図
を利用した楽譜表示フォームにおいて、線の近傍に表示
した数値によって、音の長さを識別させることに基づく
鍵盤の平面図を利用した楽譜表示フォーム、からなる。
め、本発明の構成は、 （１）．鍵盤楽器の鍵盤の平面形状を表示し、当該表示
において、演奏する曲目の音程に従って、タッチを行う
予定の鍵盤の位置を番号、若しくは歌詞の文字によって
表示し、各音程間における音の長さを、当該番号間、若
しくは当該歌詞の文字間を結ぶ線又はその近傍における
線の表示によって識別させることに基づく鍵盤の平面図
を利用した楽譜表示フォームにおいて、線の太さによっ
て音の長さを識別させることに基づく鍵盤の平面図を利
用した楽譜表示フォーム、 （２）．鍵盤楽器の鍵盤の平面形状を表示し、当該表示
において、演奏する曲目の音程に従って、タッチを行う
予定の鍵盤の位置を番号、若しくは歌詞の文字によって
表示し、各音程間における音の長さを、当該番号間、若
しくは当該歌詞の文字間を結ぶ線又はその近傍における
線の表示によって識別させることに基づく鍵盤の平面図
を利用した楽譜表示フォームにおいて、線の種類によっ
て、音の長さを識別させることに基づく鍵盤の平面図を
利用した楽譜表示フォーム、 （３）．鍵盤楽器の鍵盤の平面形状を表示し、当該表示
において、演奏する曲目の音程に従って、タッチを行う
予定の鍵盤の位置を番号、若しくは歌詞の文字によって
表示し、各音程間における音の長さを、当該番号間、若
しくは当該歌詞の文字間を結ぶ線又はその近傍における
線の表示によって識別させることに基づく鍵盤の平面図
を利用した楽譜表示フォームにおいて、線の近傍に表示
した数値によって、音の長さを識別させることに基づく
鍵盤の平面図を利用した楽譜表示フォーム、からなる。
【０００８】
【作用】図１（ａ）、（ｂ）及び図２（ａ）、（ｂ）
は、５線譜の楽譜に対応した本発明の楽譜表示フォーム
を示すが、通常の場合には、図１（ａ）、（ｂ）に示す
ように、当該鍵盤に、演奏される曲の音程（メロディ
ー）に従って、指によってタッチする予定の鍵盤の順序
を番号によって表示し、特に歌詞付きメロディーの場合
には、図２（ａ）、（ｂ）に示すように、歌詞の文字に
よって、タッチする予定の鍵盤の順序を表示する。
は、５線譜の楽譜に対応した本発明の楽譜表示フォーム
を示すが、通常の場合には、図１（ａ）、（ｂ）に示す
ように、当該鍵盤に、演奏される曲の音程（メロディ
ー）に従って、指によってタッチする予定の鍵盤の順序
を番号によって表示し、特に歌詞付きメロディーの場合
には、図２（ａ）、（ｂ）に示すように、歌詞の文字に
よって、タッチする予定の鍵盤の順序を表示する。
【０００９】図１（ａ）、（ｂ）において、番号１は、
スタートの音程を示し、番号２は、次の音程を示し、番
号Ｎは、Ｎ番目に押される音程に対応した鍵盤を示すこ
とになる。これに対し、図２では、歌詞の各発音文字に
対応する音程に対応した鍵盤を示すことになる。
スタートの音程を示し、番号２は、次の音程を示し、番
号Ｎは、Ｎ番目に押される音程に対応した鍵盤を示すこ
とになる。これに対し、図２では、歌詞の各発音文字に
対応する音程に対応した鍵盤を示すことになる。
【００１０】他方、音楽は、音程だけでなく、当該音程
による音の長さ（リズム）も重要な要素であるが、当該
リズムは、押した鍵盤と次に押す鍵盤との時間の長さで
あることから、本発明では、両者を結ぶ線又はその近傍
における線の表示によって識別させることに基づく鍵盤
の平面図を利用した楽譜表示フォームにおいて、線の表
示によって識別されている。
による音の長さ（リズム）も重要な要素であるが、当該
リズムは、押した鍵盤と次に押す鍵盤との時間の長さで
あることから、本発明では、両者を結ぶ線又はその近傍
における線の表示によって識別させることに基づく鍵盤
の平面図を利用した楽譜表示フォームにおいて、線の表
示によって識別されている。
【００１１】これによって、演奏者は、鍵盤の平面図に
示されている番号及びこれらを結ぶ線を見ながら、順次
演奏を行うことが可能である。
示されている番号及びこれらを結ぶ線を見ながら、順次
演奏を行うことが可能である。
【００１２】前記（１）の構成では、図３に示すよう
に、音の長さを、番号間を結合する線の太さによって識
別している。
に、音の長さを、番号間を結合する線の太さによって識
別している。
【００１３】例えば、２分の１音符、４分の１音符、８
分の１音符と音程が短くなるに従って、線の太さを段階
的に細くすることによって、演奏者は、音の長さを識別
しながら、演奏を行うことが可能となる。
分の１音符と音程が短くなるに従って、線の太さを段階
的に細くすることによって、演奏者は、音の長さを識別
しながら、演奏を行うことが可能となる。
【００１４】前記（２）の構成では、図４に示すよう
に、音の長さを、番号間を結合する線の種類によって、
識別している。例えば、実線を２分の１音符、一点鎖線
を、４分の１音符、点線を８分の１音符等と規定するこ
とによって、演奏者は、音の長さを識別しながら演奏を
行うことになる。
に、音の長さを、番号間を結合する線の種類によって、
識別している。例えば、実線を２分の１音符、一点鎖線
を、４分の１音符、点線を８分の１音符等と規定するこ
とによって、演奏者は、音の長さを識別しながら演奏を
行うことになる。
【００１５】前記（３）の構成では、音の長さ（リズ
ム）の識別を、図５に示すように、各番号を結ぶ線（図
２では矢印線）の近傍における数値によって、表現して
いる。
ム）の識別を、図５に示すように、各番号を結ぶ線（図
２では矢印線）の近傍における数値によって、表現して
いる。
【００１６】即ち、図５に示すように、４分の１音符の
場合には、４分の１と記載し、８分の１の場合には、８
分の１と記載し、逆に１音符の場合には１、２音符の場
合には２と記載するならば、演奏者は容易に音程の識別
を行うことができる。
場合には、４分の１と記載し、８分の１の場合には、８
分の１と記載し、逆に１音符の場合には１、２音符の場
合には２と記載するならば、演奏者は容易に音程の識別
を行うことができる。
【００１７】
【実施例】前記（１）、（２）、（３）の構成におい
て、特に、各番号の間を結合する線において、矢印を表
示した場合には、演奏者は、次の音程を容易に察知で
き、極めて便利である。このため、実施例においては、
図１、図２、図３、図４、図５にそれぞれ示すように、
何れも各番号の間を結合する線に、矢印を表示してい
る。
て、特に、各番号の間を結合する線において、矢印を表
示した場合には、演奏者は、次の音程を容易に察知で
き、極めて便利である。このため、実施例においては、
図１、図２、図３、図４、図５にそれぞれ示すように、
何れも各番号の間を結合する線に、矢印を表示してい
る。
【００１８】
【発明の効果】このように、本発明は、鍵盤楽器の特色
を利用して、演奏者（特に初心者）においては、極めて
容易に必要な音符を演奏することができると共に、本発
明による楽譜表示フォーム自体にタッチをすることによ
って、曲目の練習をすることができる（但しこの場合に
は、無論音は出ない。）
を利用して、演奏者（特に初心者）においては、極めて
容易に必要な音符を演奏することができると共に、本発
明による楽譜表示フォーム自体にタッチをすることによ
って、曲目の練習をすることができる（但しこの場合に
は、無論音は出ない。）
【００１９】更には、子供向けのイラスト等を使って、
演奏される曲を楽しくアレンジすることも可能である。
演奏される曲を楽しくアレンジすることも可能である。
【００２０】このように、本発明は、鍵盤楽器の特色を
利用して、所謂５線譜アレルギーから開放された状態で
鍵盤楽器の演奏に、近づくことが可能となり、音楽の練
習又はその演奏において、その利用価値は絶大である。
利用して、所謂５線譜アレルギーから開放された状態で
鍵盤楽器の演奏に、近づくことが可能となり、音楽の練
習又はその演奏において、その利用価値は絶大である。
【図１】（ａ）、（ｂ） 本発明の基本的構成部分を示
す平面図。
す平面図。
【図２】（ａ）、（ｂ） 本発明において、歌詞付きメ
ロディーの場合における基本的構成部分を示す平面図
ロディーの場合における基本的構成部分を示す平面図
【図３】 前記（１）の構成において、音の長さを識別
させることに関する平面図
させることに関する平面図
【図４】 前記（２）の構成において、音の長さを識別
させることに関する平面図
させることに関する平面図
【図５】 前記（３）の構成において、音の長さを識別
させることに関する平面図
させることに関する平面図
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−118785（ＪＰ，Ａ) 実開 昭56−26767（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−133270（ＪＰ，Ｕ) 実開 平６−84471（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭48−7144（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭54−128561（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭57−35965（ＪＰ，Ｕ) 実開 平４−120998（ＪＰ，Ｕ) 実公 昭38−17347（ＪＰ，Ｙ１) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G09B 15/00 G10G 1/02
Claims (3)
- 【請求項１】鍵盤楽器の鍵盤の平面形状を表示し、当該
表示において、演奏する曲目の音程に従って、タッチを
行う予定の鍵盤の位置を番号、若しくは歌詞の文字によ
って表示し、各音程間における音の長さを、当該番号
間、若しくは当該歌詞の文字間を結ぶ線又はその近傍に
おける線の表示によって識別させることに基づく鍵盤の
平面図を利用した楽譜表示フォームにおいて、線の太さ
によって音の長さを識別させることに基づく鍵盤の平面
図を利用した楽譜表示フォーム。 - 【請求項２】鍵盤楽器の鍵盤の平面形状を表示し、当該
表示において、演奏する曲目の音程に従って、タッチを
行う予定の鍵盤の位置を番号、若しくは歌詞の文字によ
って表示し、各音程間における音の長さを、当該番号
間、若しくは当該歌詞の文字間を結ぶ線又はその近傍に
おける線の表示によって識別させることに基づく鍵盤の
平面図を利用した楽譜表示フォームにおいて、線の種類
によって、音の長さを識別させることに基づく鍵盤の平
面図を利用した楽譜表示フォーム。 - 【請求項３】鍵盤楽器の鍵盤の平面形状を表示し、当該
表示において、演奏する曲目の音程に従って、タッチを
行う予定の鍵盤の位置を番号、若しくは歌詞の文字によ
って表示し、各音程間における音の長さを、当該番号
間、若しくは当該歌詞の文字間を結ぶ線又はその近傍に
おける表示によって識別させることに基づく鍵盤の平面
図を利用した楽譜表示フォームにおいて、線の近傍に表
示した数値によって、音の長さを識別させることに基づ
く鍵盤の平面図を利用した楽譜表示フォーム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9048355A JP3061116B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 鍵盤の平面図を利用した楽譜表示フォーム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9048355A JP3061116B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 鍵盤の平面図を利用した楽譜表示フォーム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09218639A JPH09218639A (ja) | 1997-08-19 |
| JP3061116B2 true JP3061116B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=12801062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9048355A Expired - Fee Related JP3061116B2 (ja) | 1997-01-27 | 1997-01-27 | 鍵盤の平面図を利用した楽譜表示フォーム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3061116B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6291689B2 (ja) | 2013-10-31 | 2018-03-14 | 勇人 上岡 | 黒鍵をランドマークとして図式化した鍵盤楽器練習用表示装置 |
| JP6589356B2 (ja) * | 2015-04-24 | 2019-10-16 | ヤマハ株式会社 | 表示制御装置、電子楽器およびプログラム |
| US11167206B2 (en) | 2019-05-22 | 2021-11-09 | Casio Computer Co., Ltd. | Portable music playing game device |
-
1997
- 1997-01-27 JP JP9048355A patent/JP3061116B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09218639A (ja) | 1997-08-19 |
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| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |