JP3017093U - 空カプセル回収装置 - Google Patents

空カプセル回収装置

Info

Publication number
JP3017093U
JP3017093U JP1995004583U JP458395U JP3017093U JP 3017093 U JP3017093 U JP 3017093U JP 1995004583 U JP1995004583 U JP 1995004583U JP 458395 U JP458395 U JP 458395U JP 3017093 U JP3017093 U JP 3017093U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
empty capsule
empty
game
capsule
sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995004583U
Other languages
English (en)
Inventor
秀男 原田
Original Assignee
秀男 原田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 秀男 原田 filed Critical 秀男 原田
Priority to JP1995004583U priority Critical patent/JP3017093U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3017093U publication Critical patent/JP3017093U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カプセル入り玩具の空カプセルの回収への意
欲をそそって空カプセルの投げ捨てを防止すると共に、
資源の再利用と不燃ゴミの低減を実現する。 【構成】 空カプセルCを受付ける受入口2と、空カプ
セルCを収容する収容部3と、受入口2に入れられた空
カプセルCの蓋部C1及び容器部C2の有無を検知する
センサ部4と、このセンサ部4の検知結果に応じて受入
口2から収容部3までの通路6を開閉するシャッター5
と、空カプセルCの収容によって作動するスイッチ部7
と、スイッチ部7の作動に応答してゲームを実行する遊
戯部とを備えた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動販売機で販売されているカプセル入り玩具の空カプセルを回収 するための空カプセル回収装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動販売機で販売されているカプセル入り玩具のカプセルは、玩具を取 出した後は購入者にとっては不要になり、ほとんどがそのまま捨てられていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、子供たちの一部には、自動販売機のそばにごみ箱を設置してもこ れに空カプセルを入れず、自動販売機を設置した店の周辺道路に投げ捨てる者が いた。そのため、踏み付けられるなどして割れた空カプセルの破片が路上に散ら ばって美観を損ねたり、その破片でケガをする等の弊害が生じていた。
【0004】 また、こうしたカプセルは、たった1回の使用で廃棄されているので、不燃ゴ ミの増加と資源の無駄使いにも繋がるものであった。
【0005】 そこで、本考案は、上述した不都合な点等に鑑み、カプセル入り玩具の空カプ セルの回収への意欲をそそって空カプセルの投げ捨てを防止すると共に、資源の 再利用を実現する空カプセル回収装置の提供を課題として案出されたものである 。
【0006】
【課題を解決するための手段】
このため本考案は、空カプセルを受付ける受入口と、空カプセルを収容する収 容部と、受入口に入れられた空カプセルの蓋部及び容器部の有無を検知するセン サ部と、このセンサ部の検知結果に応じて受入口から収容部までの通路を開閉す るシャッターと、空カプセルの収容によって作動するスイッチ部と、スイッチ部 の作動に応答してゲームを実行する遊戯部とを備えたことにより上記課題を解決 する。
【0007】
【作用】
しかして本考案は、受入口に空カプセルがセットされると、センサ部が空カプ セルの蓋部及び容器部の有無を検知する。そして、蓋部と容器部の両方の存在が 検知されるとシャッターが開き、空カプセルは通路を通って収容部に収容される 。そして、この収容に伴ってスイッチ部が作動し、スイッチ部の作動に応答して 遊戯部がゲームを実行する。
【0008】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の一実施例について説明すると次の通りである。 図中の符号1は、空カプセル回収装置であり、空カプセル回収装置1は、空カ プセルCを受付ける受入口2と、空カプセルCを収容する収容部3と、受入口2 に入れられた空カプセルCの蓋部C1及び容器部C2の有無を検知するセンサ部 4と、このセンサ部4の検知結果に応じて受入口2から収容部3までの通路6を 開閉するシャッター5と、空カプセルCの収容によって作動するスイッチ部7と 、スイッチ部7の作動に応答してゲームを実行する遊戯部8とを備えている。
【0009】 図1は、空カプセル回収装置の受入口2から収容部3までの内部構造を示す説 明図である。受入口2は空カプセルCを受付けるべく空カプセルCの形状に合わ せて開口部が丸く形成されているが、本来、空カプセルCは完全な球形のものは 少なく、多少縦に長かったり、横に潰れたような球形のものが多種提供されてい るので、その所定の種類の空カプセルCの外形に一致するように形成しており、 且つ、空カプセルCの蓋部C1を上に容器部C2を下に向けてはじめて受入口2 に入るように形成してある。
【0010】 受入口2の内側には、受入口2にセットされた空カプセルCが通路6に進入す るのを阻む略椀型のシャツター5が、受入口2の上縁部に蝶番9によって揺動可 能に取り付けられている。シャツター5には、蓋部C1及び容器部C2の有無を 検知するセンサ部4として光電センサ41と磁気センサ42とが設けられており 、セットされた空カプセルCがシャツター5の内側に当接した時に光電センサ4 1と磁気センサ42とが蓋部C1及び容器部C2の有無をそれぞれ検知する。す なわち、光電センサ41は蓋部Cの有無を近接によって感知するものであり、磁 気センサ42は容器部C2に予め貼り付けられた磁気シールSの有無を感知して 容器部C2の有無を感知するものである。
【0011】 磁気シールSは、回収すべきカプセルの種類を特定するためのものであり、カ プセル入り玩具の販売時に玩具と一緒にカプセルCに磁気シールSを入れておき 、購入者自身が磁気シールSを空カプセルCの容器部C2の所定位置に貼り付け てから回収装置1にセットするように指示をしたものである。
【0012】 符号10は揺動杆であり、揺動杆10は支軸11を中心に揺動可能に取り付け られると共に、一端部を補助杆12を介してシャツター5に接続し、且つ、他端 部を開閉ソレノイド13に接続している。開閉ソレノイド13は、センサ部4が 蓋部C1及び容器部C2の存在を検知すると上方に摺動するよう設定されており 、下方への摺動によって揺動杆10の一端部に接続したシャツター5を図面上の 右上方向に揺動して開放操作するものである。
【0013】 符号14はロックソレノイドであり、ロックソレノイド14は、常時は上方に 摺動してシャツター5の下縁部に係止してシャツター5を閉鎖位置でロックして おり、センサ部4が蓋部C1及び容器部C2の存在を検知すると前記開閉ソレノ イド13の摺動に先立って下方に摺動してロックを解除するものである。
【0014】 通路6は、受入口2から収容部3の入口に向かって傾斜して形成され、空カプ セルCをスムースに収容部3に導くようになっており、通路6の終端には収容部 3内に落下する空カプセルCに接触して作動するスイッチ部7が配設されている 。
【0015】 スイッチ部7の作動は、図2に示すように回収装置1とは別体のゲーム機15 として配した遊戯部8に連動しており、遊戯部8はこのスイッチ部7の作動に応 答して通常の硬貨を投入した時と同じように所定のゲームを実行可能となる。遊 戯部8としてのゲーム機15は、硬貨が投入されるか、又は回収装置1に空カプ セルCがセットされるとゲームを実行するものであるから、空カプセルCの回収 とは別に通常のゲーム機としても稼働するものである。
【0016】 また、スイッチ部7は、前記開閉ソレノイド13とロックソレノイド14にも 連絡しており、スイッチ部7が作動すると、まず開閉ソレノイド13が上方に摺 動してシャツター5を受入口2の内側を閉鎖する元の位置に揺動して閉鎖し、続 いてロックソレノイド14が上方に摺動してシャツター5の下縁部に係止して閉 鎖状態をロックする。
【0017】 受入口2の上方位置には、作動ランプ16が付設されており、この作動ランプ 16はセンサ部4が蓋部C1及び容器部C2の存在を検知したのを受けて点灯し 、スイッチ部の作動を受けて消灯するように設定されている。
【0018】 次ぎに、この回収装置1の使用方法について説明する。空カプセルCを受入口 2にセットすると光電センサ41及び磁気センサ42がそれぞれ蓋部C1の近接 と容器部C2に貼り付けられた磁気シールSを感知して蓋部C1及び容器部C2 の存在を検出する。蓋部C1及び容器部C2の両方の存在が検出されると、まず 、ロックソレノイド14が摺動してシャツター5のロックを解除し、次ぎに開閉 ソレノイド13が摺動してシャツター5を揺動して開放する。この時、蓋部C1 と容器部C2のどちらか一方或いは両方の存在が検出されない場合には、ロック ソレノイド14、開閉ソレノイド13共に摺動することはなく、これによって種 類の異なるカプセルや異物の投入によって不正に回収装置が作動されるのを防止 している。シャツター5が開放されると、空カプセルCは通路を転がって収容部 3に落下する。そして、収容部3に落下する直前に空カプセルCがスイッチ部7 に接触してスイッチ部7が作動し、これに応答して、開閉ソレノイド13とロッ クソレノイド14とが摺動してシャツター5を閉鎖、ロックすると同時に遊戯部 8はゲームを実行可能な状態になる。
【0019】 したがって、この装置によれば、空カプセルCをセットすることで遊戯部8の ゲームを行うことができるから、カプセル入り玩具の購入者は必然的に空カプセ ルCをこの回収装置1へ入れることになり、多くの空カプセルCが回収されるも のである。
【0020】 そして、収容部3に収容された多数の空カプセルCは、装置の背面の取出口1 7を開けて収容部3ごと引き出すことで取り出すことが可能である。
【0021】 尚、上述した実施例では、遊戯部を別体のゲーム機として配しているが、何等 これに限定されるものではなく、遊戯部を一体の装置内に設けてもよく、また、 遊戯部として多数のゲーム機を配し、その中から選択して遊戯するようにしても よい。
【0022】 また、受入口の寸法、形状、構成、収容部の寸法、形状、構成、センサ部の寸 法、形状、種類、構成、スイッチ部の寸法、形状、種類、構成、シャッターの寸 法、形状、構成等は、上述した実施例に限定されないことは言うまでもない。
【0023】
【考案の効果】
本考案の空カプセル回収装置1は、空カプセルCを受付ける受入口2と、空カ プセルCを収容する収容部3と、受入口2に入れられた空カプセルCの蓋部C1 及び容器部C2の有無を検知するセンサ部4と、このセンサ部4の検知結果に応 じて受入口2から収容部3までの通路6を開閉するシャッター5と、空カプセル Cの収容によって作動するスイッチ部7と、スイッチ部7の作動に応答してゲー ムを実行する遊戯部8とを備えているから、空カプセルCをセットすることで回 収者にゲームが行えるという利益が与えられるので、必然的に空カプセルCの回 収への意欲がそそられて空カプセルCの投げ捨てを防止できる。
【0024】 また、空カプセルCを回収して繰り返し使うことで資源の節約ができ、不燃ゴ ミの低減に貢献できるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の受入口から収容部までの内部
構造を示す説明図である。
【図2】本考案の実施例を示す正面図である。
【符号の説明】
C 空カプセル C1 蓋部 C2
容器部 S 磁気シール 1 空カプセル回収装置 2 受入口 3
収容部 4 センサ部 41 光電センサ 42
磁気センサ 5 シャッター 6 通路 7
スイッチ部 8 遊戯部 9 蝶番 10
揺動杆 11 支軸 12 補助杆 1
3 開閉ソレノイド 14 ロックソレノイド 15 ゲーム機 1
6 作動ランプ 17 取出口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空カプセルを受付ける受入口と、空カプ
    セルを収容する収容部と、受入口に入れられた空カプセ
    ルの蓋部及び容器部の有無を検知するセンサ部と、この
    センサ部の検知結果に応じて受入口から収容部までの通
    路を開閉するシャッターと、空カプセルの収容によって
    作動するスイッチ部と、スイッチ部の作動に応答してゲ
    ームを実行する遊戯部とを備えたことを特徴とする空カ
    プセル回収装置。
JP1995004583U 1995-04-18 1995-04-18 空カプセル回収装置 Expired - Lifetime JP3017093U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995004583U JP3017093U (ja) 1995-04-18 1995-04-18 空カプセル回収装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995004583U JP3017093U (ja) 1995-04-18 1995-04-18 空カプセル回収装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3017093U true JP3017093U (ja) 1995-10-17

Family

ID=43152593

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995004583U Expired - Lifetime JP3017093U (ja) 1995-04-18 1995-04-18 空カプセル回収装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3017093U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3017093U (ja) 空カプセル回収装置
FR2580418A1 (fr) Recuperateur de gobelets de boisson
US20040077251A1 (en) Saving box having recreation function
JPH03195580A (ja) 遊技球封入式パチンコ機
JPH0413024Y2 (ja)
JP2000140405A5 (ja)
JP3567190B2 (ja) 廃棄物処理装置
KR200157805Y1 (ko) 자동판매기용 동전회수장치
JP4033717B2 (ja) 屋外型自動精米装置
KR200189018Y1 (ko) 상품인출용 오락기의 도난방지장치
JPS5853671Y2 (ja) 自動販売機の商品取出口
JPH07272066A (ja) 自動販売機の硬貨回収装置
JPH0728590U (ja) 景品払い出しゲーム機の景品盗難防止装置
JP2588770Y2 (ja) スロットマシン
JPS5918529Y2 (ja) 自動販売機の硬貨投入口に於ける水切り装置
JP2519811Y2 (ja) 硬貨入出金機の取引口における硬貨受皿内の硬貨検出装置
JPH041961Y2 (ja)
JPH07214386A (ja) 空き缶のプレス装置
JPH07223097A (ja) 空き缶のプレス装置
JPH0115415Y2 (ja)
KR200154135Y1 (ko) 동전선별기
JPS6210861Y2 (ja)
KR950003634Y1 (ko) 자동판매기의 거스름돈 회수장치
JPS62173587A (ja) ト−クン収受機
JPS6239482Y2 (ja)