JP3016105U - 弁当用フライパン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 誰にでも使い易いフライパンの提供にあ
る。 【構成】 フライパン本体の形状は長方形に類似した
緩やかな楕円形状とする。寸法は長手２０ｃｍ・短手１
５ｃｍ程度が適当である。更に大・中・小とすれば都合
がよい。 取っ手差し込み部１はフライパンの長手方向の中央
部Ａと、これに直角する短手方向の中央部Ｂに各々設け
る。 取っ手２は取っ手差し込み部１に着脱自在とする。 蓋は全体を透明素材又は一部を透明素材として、中
（料理状況）が見える様にする。 底面部からの立ち上がり角度は約７０度が適当であ
る。 立ち上がりの高さは、約７ｃｍから以上が適当であ
る。 取っ手差し込み位置Ａ・Ｂに対面する位置Ｃ・Ｄの
立ち上がり部には切り込み口３を設ける。 以上の様に構成する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案はフライパンの改良に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

少人数の弁当を作るには今までのフライパンでは調味料をどうしても多く使 ってしまいます。その理由は、素材の肉や魚はおおよそ長方形であるのにフ ライパンの形は丸なのです。つまり不要なスペースがある訳です。 そして又、料理した品を移す時はフライパンからお皿やお弁当箱に移したい のに、底面部から立ち上がりのカーブはほとんど直角なので崩れやすく神経 を使うものでした。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本案はその様な現状に鑑みて、少人数用の合理的なフライパンを提供するも のである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

フライパン本体の形状は長方形に類似した緩やかな楕円形状とする。 寸法は長手２０ｃｍ・短手１５ｃｍ程度が適当である。更に大・中・ 小とすれば都合がよい。 取っ手差し込み部１はフライパンの長手方向の中央部Ａと、これに直角 する短手方向の中央部Ｂに各々設ける。 取っ手２は取っ手差し込み部１に着脱自在とする。 蓋は全体を透明素材又は一部を透明素材として、中（料理状況）が見え る様にする。 底面部からの立ち上がり角度は約７０度が適当である。 立ち上がりの高さは、約７ｃｍから以上が適当である。 取っ手差し込み位置Ａ・Ｂに対面する位置Ｃ・Ｄの立ち上がり部には切 り込み口３を設ける。 以上の様に構成する。

【０００５】

【作用】

本案は以上の様な構造であり、次にこの使用方法を説明します。 本案のフライパンで料理をする。 焼く、煮る、炒める、揚げる等何でもｏｋ。 取っ手１はＡ・Ｂのどちらでも使いやすい位置に設ける。 料理中も料理状況が蓋を透して見えるのでやりやすい。 お皿に移す時も同様に、取っ手１をＡ・Ｂのどちらでも使いやすい位 置に設けて使用する。

【０００６】

【応用例】

食卓は長方形がだんぜん多いのにどうして食卓用の電気やガス製品は丸ばか りなのか不思議に思ってました。 使用上も案外に不都合な場合があるのです。 食事中に食卓の長い方の端に座っている人は手を伸ばしても届かなく 、立ち上がって取らなくてはならない時があります。 人が沢山集まった時又は今流行のアウトドア等にも長方形状のフライ パンや鍋もあったら便利だと思うのです。 更に考えれば、従来の電気やガス器具も長方形状があればと思います 。 この様に本案は単にフライパンのみならず、お鍋にも利用でき更には 電気やガス器具にも利用できるものであり、従来の固定概念を打破し た極めて実用的であり且つ現代生活にマッチした機能的なニューライ フアイデアである。

【０００７】

【考案の効果】

人数の料理を作る時に、調味料等の無駄がなくて済む。 お皿に移す時も崩れずに綺麗に移せる。 料理の状況が蓋から透して見える。 取っての位置が自由に変えられるので使いやすい。 単身赴任の男性や若い女性等の初心者にはとても使い易い。 洗って何度でも使用できるので結局は経済的である。 本案はこの様に主婦の知恵から発生した、極めて実用価値の高いものであ る。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の平面全体図

【符号の説明】

１ 取っ手差し込み部 ２ 取っ手 ３ 切り込み口

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【手続補正書】

【提出日】平成７年３月１４日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲

【補正方法】変更

【補正内容】

【実用新案登録請求の範囲】

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 フライパン本体の形状は長方形に類似
   した緩やかな楕円形状とする。 取っ手差し込み部１はフライパンの長手方向の中央
   部Ａと、これに直角する短手方向の中央部Ｂに各々設け
   る。 取っ手２は取っ手差し込み部１に着脱自在とする。 底面部からの立ち上がり角度は約７０度が適当であ
   る。 取っ手差し込み位置Ａ・Ｂに対面する位置Ｃ・Ｄの
   立ち上がり部には切り込み口３を設ける。 以上の様に構成する。