JP3015871U - 選別装置 - Google Patents
選別装置Info
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- JP3015871U JP3015871U JP1995001992U JP199295U JP3015871U JP 3015871 U JP3015871 U JP 3015871U JP 1995001992 U JP1995001992 U JP 1995001992U JP 199295 U JP199295 U JP 199295U JP 3015871 U JP3015871 U JP 3015871U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】粒状製品中のあらゆる異物をより完全に除去で
きる選別装置の提供。 【構成】シュート(9)から流下される被選別物に光源
(5)からの光線が照射され、反射光は赤外光検知用の
センサ(2,4)と、可視光検知用センサ(1,3)と
の各々によって検知される。粒状製品に混入した異物が
異色粒子である場合は可視光用センサ(1,3)が検知
し、それ以外の異物である場合には赤外光用センサ
(2,4)が検知して、各々、イジェクタ(10)を作
動させて異物が排除される。
きる選別装置の提供。 【構成】シュート(9)から流下される被選別物に光源
(5)からの光線が照射され、反射光は赤外光検知用の
センサ(2,4)と、可視光検知用センサ(1,3)と
の各々によって検知される。粒状製品に混入した異物が
異色粒子である場合は可視光用センサ(1,3)が検知
し、それ以外の異物である場合には赤外光用センサ
(2,4)が検知して、各々、イジェクタ(10)を作
動させて異物が排除される。
Description
【0001】
本考案は、米穀等の粒状製品に混入している異物を選別分離する選別装置に関 する。
【0002】
従来、米穀等の粒状製品に混入している異物を選別する装置としては、被選別 物に可視光を照射し、粒状製品と粒状製品に混入している異物との色差(色の違 い)をセンサ等により検出しイジェクタ等によって吹き飛ばすようになされた、 所謂、色彩選別機がある。色彩選別機によれば、製品と色が異なる異物(以下、 異色粒という)は効率良く選別することができる。しかしながら、異物の中には 製品と色差が少ない物や透明又は半透明で照射光を透過してしまう物もあり、こ のような異物は色彩選別機では選別ができない。
【0003】 一方、照射光として赤外領域の波長の光(赤外光)を被選別物に照射し、粒状 製品と異物との赤外スペクトルの差をセンサ等により検出しイジェクタ等によっ て吹き飛ばすようになされた選別機がある。このような選別機によれば、製品と 色差が少ない異物や透明若しくは半透明の異物を選別することができる。しかし ながら、異物の中には製品と色差があっても赤外スペクトルが類似のものもあり 、このような異物はこの選別機では選別できない。
【0004】 以上に述べたように、粒状製品中のあらゆる異物を効率良く選別除去できる選 別機はこれまで存在しなかった。
【0005】
本考案は、粒状製品中のあらゆる異物をより完全に除去できる選別装置を提供 することを目的とする。
【0006】
上記目的を達成するために、本考案の選別装置においては、可視光領域から赤 外光領域に亙る発光波長領域を有する光源と、赤外光検知用のセンサと、可視光 検知用センサとを光電選別部に設けている。
【0007】
以下、図面を参照しつつ本考案を実施例によって説明する。図1は、本考案の 選別装置の第1の実施例における光電選別部の概略構成図である。本実施例にお いては、センサ1,2,3,4、光源5及びバックグラウンド6,6’7,7’ 等が2つの光電室8,8’の各々の内部に設けられている。2つの光電室8,8 ’は空間を隔てて互いに対向して配置されて被選別物の流れを観察する観察部を 構成している。被選別物は、供給装置(図示せず)からシュート9に供給されて シュート9から光電室8,8’間の空間へと順次流出される。センサ1,3は色 彩選別用(可視光用)センサであり、センサ2,4は赤外光用センサである。ま た、バックグラウンド6,6’は、各々、色彩選別用センサ1,3のためのバッ クグラウンドであり、バックグラウンド7,7’は、各々、色彩選別用センサ1 ,3のためのバックグラウンドである。光源5は、可視光領域から赤外光領域ま でに亙るスペクトルを有する光線を発光するハロゲンランプである。本実施例に おいては、光源5はハロゲンランプのみが使用されているが、例えばハロゲンラ ンプと青色の蛍光灯とを組み合わせたもののような複数の光源を組み合わせたも のを光源として使用してもよい。
【0008】 このような構成により、例えば、粒状製品の中に異色粒が混入していた場合に は、センサ1,3がこの異色粒を検知して検知信号を発し、この検知信号に基づ いてイジェクタ10が作動してこの異色粒を弾き飛ばす。また、ガラス等の異物 が混入していた場合には、センサ2,4がガラスを検知して検知信号を発し、こ の検知信号に基づいてイジェクタ10が作動してガラスを弾き飛ばす。このよう にして、単一の選別装置であらゆる混入物を検知して排除することができる。
【0009】 図2は、本考案の選別装置の第2の実施例における光電選別部の概略構成図で ある。本実施例においては、シュート9から流下された被選別物に単一の光源5 からの光線が照射される。被選別物によって反射された光線はレンズ11によっ て集光され、ビームスプリッタ12に供給される。ビームスプリッタ12は、入 射光を赤外光と可視光とに分光して各々赤外光用センサ13と可視光用センサ1 4とに供給する。
【0010】 このような構成により、例えば、粒状製品の中に異色粒が混入していた場合に は、センサ14がこの異色粒を検知して検知信号を発し、この検知信号に基づい てイジェクタ10が作動してこの異色粒を弾き飛ばす。また、ガラス等の異物が 混入していた場合には、センサ13がガラスを検知して検知信号を発し、この検 知信号に基づいてイジェクタ10が作動してガラスを弾き飛ばす。このようにし て、単一の選別装置であらゆる混入物を検知して排除することができる。
【0011】
本考案によれば、単一の選別装置により粒状製品に混入したあらゆる異物を排 除することができ極めて効率が良い。また、二種類の検知系を単一の装置内に配 置しているので、スペース的にもコスト的にも極めて有利である。
【図1】本考案の選別機の第1の実施例における光電選
別部の概略構成図である。
別部の概略構成図である。
【図2】本考案の選別機の第2の実施例における光電選
別部の概略構成図である。
別部の概略構成図である。
1,3,14 可視光用センサ、 2,4,13 赤
外光用センサ、5 光源、 6,6’,7,7’ バ
ックグラウンド、8,8’ 光電室、 9 シュー
ト、 10 イジェクタ、11 レンズ、 12
ビームスプリッタ
外光用センサ、5 光源、 6,6’,7,7’ バ
ックグラウンド、8,8’ 光電室、 9 シュー
ト、 10 イジェクタ、11 レンズ、 12
ビームスプリッタ
Claims (5)
- 【請求項1】シュートから流下される粒状被選別物に光
線を照射し、被選別物からの反射光を検知し、検知信号
に基づいて異物を排除する選別装置において、 可視光領域から赤外光領域に亙る発光波長領域を有する
光源と、赤外光検知用のセンサと、可視光検知用センサ
とを光電選別部に設けたことを特徴とする選別装置。 - 【請求項2】シュートから流下される粒状被選別物に光
線を照射し、被選別物からの反射光を検知し、検知信号
に基づいて異物を排除する選別装置において、 各々、可視光領域から赤外光領域に亙る発光波長領域を
有する光源と、赤外光検知用のセンサと、可視光検知用
センサと、前記赤外光検知用センサのためのバックグラ
ウンドと、前記可視光検知用センサのためのバックグラ
ウンドとを内部に配設した2つの光電室を含み、同2つ
の光電室を、被選別物の流下空間を隔てて互いに対向し
て配置したことを特徴とする選別装置。 - 【請求項3】シュートから流下される粒状被選別物に光
線を照射し、被選別物からの反射光を検知し、検知信号
に基づいて異物を排除する選別装置において、 可視光領域から赤外光領域に亙る発光波長領域を有する
光源と、被選別物からの反射光を赤外光と可視光とに分
光するビームスプリッタと、同ビームスプリッタによっ
て分光された赤外光を受光するように配置された赤外光
検知用のセンサと、前記ビームスプリッタによって分光
された可視光を受光するように配置された可視光検知用
センサとを設けたことを特徴とする選別装置。 - 【請求項4】前記光源が少なくとも400nm〜500
nmの波長領域及び1450nm〜1600nmの波長
領域に発光スペクトルを有する、請求項1,2又は3の
いずれか一の項に記載の選別装置。 - 【請求項5】前記ビームスプリッタの前面に集光レンズ
を更に設けた、請求項3に記載の選別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001992U JP3015871U (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 選別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001992U JP3015871U (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 選別装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3015871U true JP3015871U (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=43151417
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995001992U Expired - Lifetime JP3015871U (ja) | 1995-03-16 | 1995-03-16 | 選別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3015871U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008212777A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Taiheiyo Cement Corp | 骨材選別装置 |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS56120937A (en) * | 1980-02-28 | 1981-09-22 | Satake Eng Co Ltd | Adjusting device for luminous energy of color-sorting machine |
JPS6341102U (ja) * | 1986-09-02 | 1988-03-17 | ||
JPH02179452A (ja) * | 1988-12-29 | 1990-07-12 | Satake Eng Co Ltd | 米粒品位判別方法 |
JPH0353576A (ja) * | 1989-07-21 | 1991-03-07 | Nec Kansai Ltd | Dfbレーザダイオードチップおよびその製造方法 |
-
1995
- 1995-03-16 JP JP1995001992U patent/JP3015871U/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS56120937A (en) * | 1980-02-28 | 1981-09-22 | Satake Eng Co Ltd | Adjusting device for luminous energy of color-sorting machine |
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JPH0353576A (ja) * | 1989-07-21 | 1991-03-07 | Nec Kansai Ltd | Dfbレーザダイオードチップおよびその製造方法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008212777A (ja) * | 2007-02-28 | 2008-09-18 | Taiheiyo Cement Corp | 骨材選別装置 |
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