JP3015694U - 顔面保護マスク - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本考案は、塗装作業や清掃作業、自動車の検
査・整備等に際し顔面を保護するママスクに関するもの
で、マスク全体のうち防護板だけを交換できるようにし
て経済性を図ると共に、平面の防護板を多数持ち歩いて
も嵩張ること無く且つ高所作業においても汚れる度毎に
簡単に交換できるようにして作業の効率化を図ろうとす
るものである。 【構成】 前後に折り曲げ自在の取付け板の裏面に顔面
或は眼鏡等の付設物に直接接触しないような厚さの額当
てクッションを固着し、取付け板の表面には顔面の略全
体を覆う大きさで前後に折り曲げ自在の透明な防護板を
着脱自在に設け、取付け板の左右には取付けバンドを設
けた顔面保護マスク。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は塗装作業や清掃作業、自動車の検査・整備等に際し顔面を保護するマ スクに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来この種のマスクとしては顔面の所要個所を覆う透明な防護板の上端縁部裏 側に額に当たるクッションを直接固定している。

【０００３】

【従来技術の欠点】

このマスクはその使用目的からして、透明な保護板が汚濁されやすいものであ る。よって従来の方式にあっては、防護板の汚れる毎に全体を交換しなければな らず経済的でないと共に、多数を持ち歩くことは嵩張ってしまい不便である。

【０００４】

【考案が解決しようとする課題】

そこで本考案は、防護板だけを交換できるようにして経済性を図ると共に、平 面の防護板を多数持ち歩いても嵩張ること無く且つ高所作業においても汚れる度 毎に簡単に交換できるようにして作業の効率化を図ろうとするものである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】

本考案を図示の実施例により詳記すると、前後に折り曲げ自在の取付け板１の 裏面に顔面或は眼鏡等の付設物に直接接触しないような厚さでスポンジ製の額当 てクッション２を固着し、取付け板１の表面には顔面の略全体を覆う大きさで前 後に折り曲げ自在の透明な防護板３を着脱自在に設け、取付け板の左右にはゴム テ−プなどのバンド４を設けてなるものである。

【０００６】 防護板３の着脱手段としては、取付け板１の表面の所要個所に突起体５、５… を突設し、他方防護板３の上端部には前記突起体５、５…に対応する位置の取付 け穴６、６…を設け緊入自在としてある。防護板３の着脱手段としてはその他任 意の方法で良い。

【０００７】 クッション２の額に当たる面には所要数の切込溝７を設けて、折り曲げられた ときのクッション２の歪みを吸収するようにしてある。

【０００８】

【作用】

本案は以上のように具現されるもので、此れを使用するにはバンド４を頭の大 きさに調節して図２のように被って使用するが、防護板３に塗料等が付着して使 用できなくなったときは防護板３を取付け板１より外して、新しい防護板３を取 付け板１に付けて使用する。

【０００９】

【効果】

本案は叙上のように、前後に折り曲げ自在の取付け板の裏面に顔面或は眼鏡等 の付設物に直接接触しないような厚さの額当てクッションを固着し、取付け板の 表面には顔面の略全体を覆う大きさで前後に折り曲げ自在の透明な防護板を着脱 自在に設け、取付け板の左右には取付けバンドを設けてあるので、防護板の交換 のみで何回も使用できるので経済的であると共に、防護板は嵩張らず高所作業に おいても汚れる度毎に簡単に交換でき目的とする作業が迅速且つ確実にでき、作 業の効率化を図ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本案マスクの部分斜視図。

【図２】本案マスクの使用状態の説明図。

【符号の説明】

１は取付け板 ２はクッション ３は防護板 ４はバンド ５、５…は突起体 ６、６…は取付け穴 ７は切込溝

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 前後に折り曲げ自在の取付け板の裏面に
   顔面或は眼鏡等の付設物に直接接触しないような厚さの
   額当てクッションを固着し、取付け板の表面には顔面の
   略全体を覆う大きさで前後に折り曲げ自在の透明な防護
   板を着脱自在に設け、取付け板の左右には取付けバンド
   を設けた顔面保護マスク。