JP2502223Y2 - クリップ取付装置 - Google Patents
クリップ取付装置Info
- Publication number
- JP2502223Y2 JP2502223Y2 JP1993054031U JP5403193U JP2502223Y2 JP 2502223 Y2 JP2502223 Y2 JP 2502223Y2 JP 1993054031 U JP1993054031 U JP 1993054031U JP 5403193 U JP5403193 U JP 5403193U JP 2502223 Y2 JP2502223 Y2 JP 2502223Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- clip
- mounting portion
- positioning
- table surface
- barrel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Clips For Writing Implements (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、筆記具、化粧筆等に適
用するクリップ取付装置に係り、詳しくは軸表面が多角
形に形成された角形軸筒のクリップ取付部に対するクリ
ップの取付装置に関するものである。
用するクリップ取付装置に係り、詳しくは軸表面が多角
形に形成された角形軸筒のクリップ取付部に対するクリ
ップの取付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】従来、この種角形軸筒に
クリップを取り付るクリップ取付装置としては図4に例
示した様に、互いに係合する位置決め凸部4を角形軸筒
1のクリップ取付部1aの根元に設け、他方の位置決め凹
部3をクリップ2の環状取付部2aに設けて、クリップ2
を角形軸筒1の軸表面の一か所の平坦表面5に位置させ
た状態でその環状取付部2aがクリップ取付部1aに嵌装着
され、該取付部1aにキャップ3により固定される様にし
ていた。
クリップを取り付るクリップ取付装置としては図4に例
示した様に、互いに係合する位置決め凸部4を角形軸筒
1のクリップ取付部1aの根元に設け、他方の位置決め凹
部3をクリップ2の環状取付部2aに設けて、クリップ2
を角形軸筒1の軸表面の一か所の平坦表面5に位置させ
た状態でその環状取付部2aがクリップ取付部1aに嵌装着
され、該取付部1aにキャップ3により固定される様にし
ていた。
【0003】ところで、角形軸筒1の平坦表面5には所
要の印刷が施されるものであるが、該印刷を施す場合、
クリップ2が位置する平坦表面5に施す必要性がある。
それは、軸筒1に対するクリップ2の配置位置と印刷さ
れた文字等の印刷位置とが一本毎に違っていては見栄え
が悪く、商品価値が低下するからである。
要の印刷が施されるものであるが、該印刷を施す場合、
クリップ2が位置する平坦表面5に施す必要性がある。
それは、軸筒1に対するクリップ2の配置位置と印刷さ
れた文字等の印刷位置とが一本毎に違っていては見栄え
が悪く、商品価値が低下するからである。
【0004】従って、従来では印刷を施す場合、クリッ
プ取付部1aに設けられている位置決め凸部4を探し、そ
の凸部4と対応する一つの平坦表面5に印刷を施さなけ
ればならず、位置決め凸部4を探す手間、探した凸部4
に対応する平坦面表5を印刷機に位置合わせするその手
間等から印刷をする作業の上で能率が悪かった。
プ取付部1aに設けられている位置決め凸部4を探し、そ
の凸部4と対応する一つの平坦表面5に印刷を施さなけ
ればならず、位置決め凸部4を探す手間、探した凸部4
に対応する平坦面表5を印刷機に位置合わせするその手
間等から印刷をする作業の上で能率が悪かった。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】本考案はこの様な従来
事情に鑑みてなされたもので、印刷の作業性を大幅に改
善し得る様に改良を加えたクリップ取付装置を提供する
ことを目的とする。
事情に鑑みてなされたもので、印刷の作業性を大幅に改
善し得る様に改良を加えたクリップ取付装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を達成するための手段】上記目的を達成するため
に本考案が講じる技術的手段は、軸表面を多角形とする
角形軸筒のクリップ取付部又はクリップの環状取付部に
互いに係合する位置決め凹部と凸部とを夫々設け、該位
置決め凹部又は凸部を角形軸筒のクリップ取付部及びク
リップの環状取付部のいずれか一方に、角形軸筒の平坦
表面に対応させて複数設け角形軸筒の平坦表面における
クリップ配置位置と印刷位置とも角形軸筒の一つの平坦
表面に配置可能に構成したことを特徴とする。
に本考案が講じる技術的手段は、軸表面を多角形とする
角形軸筒のクリップ取付部又はクリップの環状取付部に
互いに係合する位置決め凹部と凸部とを夫々設け、該位
置決め凹部又は凸部を角形軸筒のクリップ取付部及びク
リップの環状取付部のいずれか一方に、角形軸筒の平坦
表面に対応させて複数設け角形軸筒の平坦表面における
クリップ配置位置と印刷位置とも角形軸筒の一つの平坦
表面に配置可能に構成したことを特徴とする。
【0007】
【作 用】而して、上記した本考案の技術的手段によ
れば、クリップを角形軸筒のいずれかの平坦表面に合わ
せてその環状取付部を軸筒のクリップ取付部に嵌装着せ
しめれば、位置決め凹部と凸部とを互いに係合させるこ
とができる。それにより、角形軸筒の一つの平坦表面に
印刷を施す際にクリップ取付部の位置決め凹部又は凸部
をいちいち探す必要がなくなる。
れば、クリップを角形軸筒のいずれかの平坦表面に合わ
せてその環状取付部を軸筒のクリップ取付部に嵌装着せ
しめれば、位置決め凹部と凸部とを互いに係合させるこ
とができる。それにより、角形軸筒の一つの平坦表面に
印刷を施す際にクリップ取付部の位置決め凹部又は凸部
をいちいち探す必要がなくなる。
【0008】
【実 施 例】本考案の実施の一例を図面に基づいて以
下説明すると、角形軸筒1、クリップ2及びクリップ2
の環状取付部2aを軸筒1のクリップ取付部1aに固定する
キャップ3の基本的な構成は周知の構造を呈し、クリッ
プ取付部1a及び環状取付部2aに互いに係合する位置決め
凹部3と凸部4とを夫々設ける。
下説明すると、角形軸筒1、クリップ2及びクリップ2
の環状取付部2aを軸筒1のクリップ取付部1aに固定する
キャップ3の基本的な構成は周知の構造を呈し、クリッ
プ取付部1a及び環状取付部2aに互いに係合する位置決め
凹部3と凸部4とを夫々設ける。
【0009】位置決め凹部3と凸部4は、クリップ取付
部1aと環状取付部2aとに夫々設けられることで、角形軸
筒1の軸表面の一か所の平坦表面5に対するクリップ2
の位置決めを行なうものであり、クリップ取付部1a又は
クリップ2の環状取付部2aのいずれか一方に、軸筒1の
平坦表面5に対応させた位置でその個数にて複数設け
る。
部1aと環状取付部2aとに夫々設けられることで、角形軸
筒1の軸表面の一か所の平坦表面5に対するクリップ2
の位置決めを行なうものであり、クリップ取付部1a又は
クリップ2の環状取付部2aのいずれか一方に、軸筒1の
平坦表面5に対応させた位置でその個数にて複数設け
る。
【0010】然るに、図3に示した様に、位置決め凹部
3をクリップ2の環状取付部2aの内周部に、軸筒1の軸
表面の各平坦表面5に対応させた位置関係でその個数に
て設けると共に、位置決め凸部4は軸筒1のクリップ取
付部1aの根元に、軸表面の2カ所の平坦表面5に対応さ
せて設けて、該2カ所の位置決め凸部4に対する位置決
め凹部3の嵌装着を、どの位置の平坦表面5にクリップ
2を位置させた状態でも行ない得る様に構成したもので
ある。即ち、印刷がどの位置の平坦表面5に施されてい
ても、印刷が施された平坦表面5にクリップ2を位置さ
せた状態でその環状取付部2aの位置決め凹部3をクリッ
プ取付部1aの2カ所の位置決め凸部4に嵌装着させてキ
ャップ3により固定することができる。
3をクリップ2の環状取付部2aの内周部に、軸筒1の軸
表面の各平坦表面5に対応させた位置関係でその個数に
て設けると共に、位置決め凸部4は軸筒1のクリップ取
付部1aの根元に、軸表面の2カ所の平坦表面5に対応さ
せて設けて、該2カ所の位置決め凸部4に対する位置決
め凹部3の嵌装着を、どの位置の平坦表面5にクリップ
2を位置させた状態でも行ない得る様に構成したもので
ある。即ち、印刷がどの位置の平坦表面5に施されてい
ても、印刷が施された平坦表面5にクリップ2を位置さ
せた状態でその環状取付部2aの位置決め凹部3をクリッ
プ取付部1aの2カ所の位置決め凸部4に嵌装着させてキ
ャップ3により固定することができる。
【0011】従って、本考案のクリップ付き筆記具によ
れば、角形軸筒1の軸表面の平坦表面5に所要の印刷を
施す際に、クリップ2の取付位置を確認する必要がな
く、印刷機により印刷することができる。
れば、角形軸筒1の軸表面の平坦表面5に所要の印刷を
施す際に、クリップ2の取付位置を確認する必要がな
く、印刷機により印刷することができる。
【0012】尚、位置決め凹部3と凸部4とをクリップ
取付部1a及び環状取付部2aに対して設けるその構成形態
としては上記した実施例に限らず、例えば位置決め凹部
3を軸筒1のクリップ取付部1aに、軸筒1の各平坦表面
5に対応させた個数にて多数設け、位置決め凸部4をク
リップ2の環状取付部2aに上記した如く、2カ所の平坦
表面5に対応させて設けて、クリップ取付部1aの多数の
位置決め凸部4に対する2カ所の位置決め凹部3の嵌装
着により、印刷されている1カ所の平坦表面5に対する
クリップ2の位置決めを行なう構成形態とするも良く、
位置きめ凸部4は2カ所に限らず、平坦表面5に対応さ
せた1カ所でも良い。又、位置決め凹部3と位置決め凸
部4の配設数は上記した実施例と逆の配設数でも勿論良
い。
取付部1a及び環状取付部2aに対して設けるその構成形態
としては上記した実施例に限らず、例えば位置決め凹部
3を軸筒1のクリップ取付部1aに、軸筒1の各平坦表面
5に対応させた個数にて多数設け、位置決め凸部4をク
リップ2の環状取付部2aに上記した如く、2カ所の平坦
表面5に対応させて設けて、クリップ取付部1aの多数の
位置決め凸部4に対する2カ所の位置決め凹部3の嵌装
着により、印刷されている1カ所の平坦表面5に対する
クリップ2の位置決めを行なう構成形態とするも良く、
位置きめ凸部4は2カ所に限らず、平坦表面5に対応さ
せた1カ所でも良い。又、位置決め凹部3と位置決め凸
部4の配設数は上記した実施例と逆の配設数でも勿論良
い。
【0013】
【考案の効果】本考案のクリップ取付装置は叙上の如く
構成してなるから、下記の作用効果を秦する。クリップ
を角形軸筒のいずれかの平坦表面に合わせてその環状取
付部を軸筒のクリップ取付部に嵌装着すれば、位置決め
凹部と凸部とを互いに係合させることができる。従っ
て、角形軸筒の1つの平坦表面に印刷を施す際に、クリ
ップ取付部の位置決め凹部又は凸部をいちいち探す必要
がなくなることから、従来の筆記具に比べて印刷時の作
業性を大幅に改善し得、ひいては生産性の向上を図り得
る。
構成してなるから、下記の作用効果を秦する。クリップ
を角形軸筒のいずれかの平坦表面に合わせてその環状取
付部を軸筒のクリップ取付部に嵌装着すれば、位置決め
凹部と凸部とを互いに係合させることができる。従っ
て、角形軸筒の1つの平坦表面に印刷を施す際に、クリ
ップ取付部の位置決め凹部又は凸部をいちいち探す必要
がなくなることから、従来の筆記具に比べて印刷時の作
業性を大幅に改善し得、ひいては生産性の向上を図り得
る。
【図1】 本考案クリップ取付装置の実施の一例を示し
た正面図
た正面図
【図2】 図1のII−II線に沿わせた要部の拡大断面図
【図3】 図2の分解斜視図
【図4】 従来例を示した分解斜視図
1…軸筒 1a…クリップ取付部 2…クリップ 2a…環状取付部 3…位置決め凹部 4…位置決め凸部 5…平坦表面
Claims (1)
- 【請求項1】 軸表面を多角形とする角形軸筒のクリッ
プ取付部及びクリップの環状取付部に互いに係合する位
置決め凹部と凸部とを夫々設け、該位置決め凹部又は凸
部を角形軸筒のクリップ取付部又はクリップの環状取付
部のいずれか一方に、角形軸筒の平坦表面に対応させて
複数設け角形軸筒の平坦表面におけるクリップ配置位置
と、印刷位置とを、角形軸筒の一つの平坦表面に配置可
能に構成したことを特徴とするクリップ取付装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054031U JP2502223Y2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | クリップ取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993054031U JP2502223Y2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | クリップ取付装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0723592U JPH0723592U (ja) | 1995-05-02 |
JP2502223Y2 true JP2502223Y2 (ja) | 1996-06-19 |
Family
ID=12959224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993054031U Expired - Lifetime JP2502223Y2 (ja) | 1993-10-05 | 1993-10-05 | クリップ取付装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2502223Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6275409B2 (ja) * | 2013-08-01 | 2018-02-07 | 三菱鉛筆株式会社 | クリップの軸筒への取付構造 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4720662U (ja) * | 1971-01-29 | 1972-11-08 | ||
JPS5520553U (ja) * | 1978-07-28 | 1980-02-08 |
-
1993
- 1993-10-05 JP JP1993054031U patent/JP2502223Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4720662U (ja) * | 1971-01-29 | 1972-11-08 | ||
JPS5520553U (ja) * | 1978-07-28 | 1980-02-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0723592U (ja) | 1995-05-02 |
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