JP3015687B2 - Idカード読取装置 - Google Patents

Idカード読取装置

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JP3015687B2
JP3015687B2 JP6268779A JP26877994A JP3015687B2 JP 3015687 B2 JP3015687 B2 JP 3015687B2 JP 6268779 A JP6268779 A JP 6268779A JP 26877994 A JP26877994 A JP 26877994A JP 3015687 B2 JP3015687 B2 JP 3015687B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、所有者の身分・身元
等を保証するIDカードに記載された情報を読取るI
カード読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】会員、社員、所有する資格等の所有者の
身元・身分等を保証するIDカードが各種発行されてい
る。
【0003】従来のIDカードは、例えば図6及び図7
に示すものが知られている。
【0004】図6に示すIDカード1上には、IDカー
ドの所有者の( 本人の )顔写真2及び個人情報又はID
番号等の情報が書込まれている磁気テープ3が貼付けて
あり、氏名4、個人情報5、ID番号6等が印刷されて
いる。
【0005】また、図7に示すIDカード7上には、こ
のIDカードの所有者の( 本人の )顔写真2が貼付けて
あり、氏名4、個人情報5、ID番号6、ID番号等の
情報が書込まれているバーコード8が印刷されている。
【0006】上述したように従来のIDカード1又は7
の場合、前記磁気テープ3や前記バーコード8は書込む
情報量が少ないため、ほとんどID番号がそのまま磁気
データ又はバーコードデータとして書込まれていた。
【0007】そして、IDカードを認証する方法として
は、貼付けてあるIDカード上の顔写真と所持者とを直
接見比べる方法が取られていた。
【0008】また、他のIDカードの認証システムとし
ては、IDカードの所有者の個人情報を集中管理するセ
ンター( ホストコンピュータ )を有し、IDカード上の
ID番号によりセンターに個人情報の問い合わせを行っ
て、例えば生年年月日や電話番号等の個人情報を送信し
て、IDカードの所持者に質問を行って確認する方法が
ある。
【0009】また、図示しないが、IDカードとしてI
C(integrated circuit)を搭載したICカードが知られ
ており、このICカードの書込めるデータ量は大きい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】IDカードの認証する
方法としてのIDカード1,7の顔写真2と所持者とを
直接見比べる方法では、顔写真2を貼り替えられると偽
造が簡単にできるという問題があった。
【0011】また、IDカードの認証システムとしての
センターに個人情報を問い合わせてIDカードの所有者
本人か否かを確認する方法では、所有者のプライバシー
の侵害に触れる虞がある。さらに、IDカードの所有者
が多数いる場合に、大量の個人情報を記憶しておくメモ
リがセンターに必要になるという問題があると共に、端
末をセンターと接続するためのネットワークが必要にな
り、システム全体が複雑で高価になるという問題があっ
た。
【0012】また、ICカードは書込めるデータ量が大
きく、このICカードに個人情報(顔写真情報を含めて
)を細かく記憶させることもできるが、高価であるとい
う問題があった。
【0013】また、近年のコンピュータ及びセンサ等の
電子機器、情報の解析技術等の進歩に伴って、磁気テー
プやバーコード等の簡単なデータ処理技術ではIDカー
ドの偽造が簡単にできるという問題があった。
【0014】偽造を防止する点のみを考察すれば、登録
ID番号に対応してそのIDカードの所有者の顔写真情
報をセンターのメモリの個人情報と共に記憶しておき、
IDカードのID番号から登録された顔写真情報をセン
ターから呼出して表示器に表示させ、所持者と直接見比
べてIDカードの認証する方法も考えられるが、上述し
たように、このようなシステムは、さらに個人情報と共
に顔写真情報を記憶できる膨大な記憶容量と有するメモ
リが必要であるとともに、ネットワークを必要とし、シ
ステム全体として複雑で高価になるという問題があっ
た。
【0015】そこでこの発明は、IDカードの偽造が困
難であり、簡単に安価にIDカードの認証を行うことが
できるIDカード読取装置を提供することを目的とす
る。
【0016】
【0017】
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1対応の発明は、
顔写真が掲載された領域と、前記所有者の個人情報が書
込まれた領域と、前記顔写真の画像情報を圧縮処理して
得た圧縮画像情報から構成された2次元コードが書込ま
れた領域とを有するIDカード上に書込まれた2次元コ
ードを読取る2次元コード読取手段と、前記IDカード
上に貼付けられ顔写真の画像を読取る画像読取手段
と、この画像読取手段により読取った画像情報に対して
圧縮処理を行う圧縮処理手段と、圧縮処理された画像情
報に対して伸長処理を行う伸長処理手段と、前記2次元
コード読取手段により読取った2次元コード情報に対し
て前記伸長処理手段による伸長処理を行って得た画像情
報と前記画像読取手段により読取った画像情報に対して
前記圧縮処理手段による圧縮処理を行った後に前記伸長
処理手段による伸長処理を行って得た画像情報とが同一
画像の情報か否かを判定し、この判定結果を出力するI
Dカード確認手段とを設けた
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【作用】請求項対応の発明においては、IDカード確
認手段により、2次元コードに対して伸長処理して復元
された画像情報と顔写真の画像情報に対して一旦圧縮処
理した後に伸長処理して復元された画像情報とが同一画
像の情報か否か判定され、この判定結果が出力される。
【0023】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図面を参照して
説明する。
【0024】図1は、この発明を適用したIDカード1
1を示す図である。
【0025】前記IDカード11上には、IDカードの
所有者の( 本人の )顔写真12が貼付けてあり、氏名1
3、個人情報14、ID番号15及び2次元コード16
が印刷されている。
【0026】前記2次元コード16は、前記顔写真12
の画像をデジタルデータ( 画像情報)に変換し、このデ
ジタルデータを圧縮処理したデータから構成されてい
る。なお、この2次元コード16は圧縮処理されている
ので、情報量的に十分余裕があるので、前記顔写真12
の画像の情報ばかりでなく、前記個人情報14として印
刷できなかった他の個人情報等を、2次元コードの中に
加えても良いものである。
【0027】図2は、前記IDカード11を読取るため
のIDカード読取装置21の概略の構成を示す図であ
る。
【0028】このIDカード読取装置21は、前記ID
カード11上の前記顔写真12の画像を読取る画像読取
手段としてのカメラ22と、前記IDカード11上の前
記2次元コード16の画像を読取る2次元コード読取手
段としての2次元コードリーダ23と、前記カメラ22
及び前記2次元コードリーダ23を制御すると共に、前
記カメラ22及び前記2次元コードリーダ23によりそ
れぞれ読取った画像情報を処理し、表示用の制御信号及
び表示データを出力するコンピュータ24と、このコン
ピュータ24からの表示用の制御信号により制御され
て、表示データを画面上に表示するモニタ25とから構
成されている。
【0029】なお、前記カメラ22は、読取った画像を
デジタル変換等の処理を施さずにアナログ信号で出力す
るが、前記2次元コードリーダ23は、その内部に信号
処理回路、A/D変換器、デコード回路、通信インター
フェイス回路を備え、2次元コードデータ( デジタルデ
ータ、圧縮された画像情報 )を送信出力するものであ
る。
【0030】図3は、前記IDカード読取装置21の概
略の機能構成を示すブロック図である。
【0031】前記カメラ22により読取った顔写真12
からの顔写真画像信号は、画像入力部31に入力され、
この画像入力部31において、増幅・波形成形等の信号
処理が行われ、A/D変換器32によりデジタルデータ
( 画像情報 )に変換されて、このデジタルデータが制御
部33へ出力される。
【0032】一方、前記2次元コードリーダ23により
2次元コード16から読取って得た2次元コードデータ
( デジタルデータ )は受信部34により受信され、前記
制御部33に転送される。
【0033】前記制御部33は、図示しないが、制御部
本体を構成するCPU(centralprocessing unit)、RO
M(read only memory)、RAM(random access memory)
及び外部メモリ等から構成されている。さらにRAM又
は外部メモリには、圧縮・伸長処理を行うときの圧縮/
伸長変換のための圧縮パラメータ及びカラー情報が設定
された変換テーブル33-1が形成されている。
【0034】この変換テーブル33-1は、圧縮の対象と
なる画像が人物の顔写真に限定されているので、顔写真
の概略の基本構造に基づいて圧縮パラメータを調整して
設定したものである。
【0035】この制御部33は、前記変換テーブル33
-1に設定された圧縮パラメータ及びカラー情報に基づい
て、通常の画像情報に対して圧縮処理を施す圧縮処理手
段としての圧縮部35、前記変換テーブル33-1に設定
された圧縮パラメータ及びカラー情報に基づいて、すで
に圧縮処理されている画像情報に対して伸長処理を施す
伸長処理手段としての伸長部36、2つの画像が同一か
否か比較・判定する比較部37、前記圧縮部35により
圧縮処理された画像情報を2次元コードのイメージデー
タ( ドットイメージデータ等 )に変換してプリント部3
8へ出力するコードイメージ化部39、前記モニタ25
を制御して表示データを表示させる表示制御部40を制
御するようになっている。
【0036】前記プリント部38は、前記2次元コード
イメージ化部39から入力されたイメージデータに基づ
いて、IDカードに2次元コードを印刷する。
【0037】図4は、前記制御部33が行うIDカード
読取処理の流れを示す図である。
【0038】まず、2次元コードリーダ23によるID
カード11上の2次元コード16の画像の読取りを行う
と共に、カメラ22によるIDカード11上の顔写真1
2の画像の読取りを行う。
【0039】次に、変換テーブル33-1の圧縮パラメー
タ及びカラー情報に基づいて、2次元コードリーダ23
による2次元コード16の画像の読取りにより得た2次
元コードデータ( 圧縮された画像情報 )に対して、伸長
部36による伸長処理を施して、画像情報に復元する。
【0040】この伸長処理により復元された画像情報
を、表示制御部40を介して、モニタ25の画面上の左
半分の領域に表示させる( 比較表示手段 )。
【0041】次に、カメラ22による顔写真12の画像
の読取りにより得たアナログ信号を、画像入力部31を
介してデジタルデータ( 顔写真画像情報 )に変換し、変
換テーブル33-1の圧縮パラメータ及びカラー情報に基
づいて、そのデジタルデータに対して圧縮部35による
圧縮処理を施す。さらに、変換テーブル33-1の圧縮パ
ラメータ及びカラー情報に基づいて、その圧縮処理を施
したデジタルデータに対して伸長部36による伸長処理
を施して画像情報に復元する。
【0042】この変換テーブル33に設定された圧縮パ
ラメータ及びカラー情報に基づいて、圧縮処理及び伸長
処理を施されたデジタルデータ( 画像情報 )を、表示制
御部40を介して、モニタ25の画面の右半分の領域に
表示させる( 比較表示手段 )。
【0043】すなわち、図2に示すように、すでにモニ
タ25の画面の左半分の領域には、2次元コード16か
ら得た画像を表示しているので、モニタ25の画面の左
右のそれぞれの領域に2次元コードからの画像と顔写真
からの画像とが並列的に表示される。
【0044】そして、このIDカード読取処理を終了す
るようになっている。
【0045】図5は、前記制御部33が行うIDカード
確認処理の流れを示す図である。
【0046】まず、2次元コードリーダ23によるID
カード11上の2次元コード16の画像の読取りを行う
と共に、カメラ22によるIDカード11上の顔写真1
2の画像の読取りを行う。
【0047】次に、変換テーブル33-1の圧縮パラメー
タ及びカラー情報に基づいて、2次元コードリーダ23
による2次元コード16の画像の読取りにより得た2次
元コードデータ( 圧縮された画像情報 )に対して、伸長
部36による伸長処理を施して、画像情報に復元する。
【0048】次に、カメラ22による顔写真12の画像
の読取りにより得たアナログ信号を、画像入力部31を
介してデジタルデータ( 顔写真画像情報 )に変換し、変
換テーブル33-1の圧縮パラメータ及びカラー情報に基
づいて、そのデジタルデータに対して圧縮部35による
圧縮処理を施す。さらに、変換テーブル33-1の圧縮パ
ラメータ及びカラー情報に基づいて、その圧縮処理を施
したデジタルデータに対して伸長部36による伸長処理
を施して、画像情報に復元する。
【0049】次に、比較部37により、2次元コードリ
ーダ23により2次元コード16から伸長して復元した
画像情報とカメラ22により顔写真12から圧縮処理及
び伸長処理を施して得た画像情報とを比較して、この2
つの画像情報が同一画像の情報か否かを判定し、この比
較・判定結果を出力する( IDカード確認手段 )。
【0050】例えばモニタ25に比較・判定結果をメッ
セージとして出力しても良いし、画像が同一でないと判
定されるとブザーがなるようにしても良いし、また赤と
青のランプを備えて、画像が同一と確認されると青のラ
ンプを点灯し、同一でないと判定されると赤のランプを
点灯するのでも良いものである。
【0051】そして、このIDカード確認処理を終了す
るようになっている。
【0052】このような構成の本実施例においては、I
Dカード11は次のようにして発行される。
【0053】まず、顔写真12が貼付けられ、氏名1
3、個人情報14、ID番号15が印刷されている状態
で、顔写真12がカメラ22によって読取られる。この
読取ったアナログ信号は画像入力部31で処理されてA
/D変換器32によりデジタルデータ( 顔写真画像情報
)に変換される。
【0054】このデジタルデータに対して、圧縮部35
による圧縮処理が施され、この圧縮処理が施されたデジ
タルデータは、コードイメージ化部39により2次元コ
ードのイメージデータに変換され、このイメージデータ
がプリント部38へ出力される。
【0055】プリント部38は、図1に示すように、こ
のイメージデータに基づいて、IDカード11に2次元
コード16を印刷する。
【0056】このIDカード11の認証について、その
第1の方法は、カメラ22及び2次元コードリーダ23
により、それぞれIDカード上の顔写真12及び2次元
コード16を読取り、それらから得た画像をモニタ25
の画面の左右半分の領域に並べて表示するものである。
そして、この表示された画像を左右見比べて2つの画像
が同一か否かが( 観察者によって )判定される。
【0057】なおこの時、2次元コードリーダ23によ
り得た2次元コードデータは、もともと圧縮された画像
情報であるので、制御部33に形成された変換テーブル
33-1に設定された圧縮パラメータ及びカラー情報に基
づいて、伸長処理を施すことによって、画像情報に復元
され、この復元された画像情報に基づいてモニタ25に
表示される。
【0058】一方、カメラ22により画像入力部31を
介して入力されたデジタルデータ(顔写真画像情報 )
は、そのままでは2次元コードリーダから得た画像情報
で表示した画像とは比較できないので、その顔写真情報
は変換テーブル33-1に設定された圧縮パラメータ及び
カラー情報に基づいて、一旦圧縮処理を施した後再び伸
長処理を施して画像情報に復元してからモニタ25に表
示される。
【0059】また、その第2の方法は、カメラ22及び
2次元コードリーダ23により、それぞれIDカード上
の顔写真12及び2次元コード16を読取り、それらか
ら得た2つの画像を比較部37によりそれらの画像が同
一か否か比較・判定を行い、その比較・判定結果を出力
するものである。
【0060】なお、この時も第1の方法と同じように、
2次元コードリーダ23から得たデジタルデータに対し
ては、変換テーブル33-1の圧縮パラメータ及びカラー
情報に基づいて、伸長処理を施して画像情報に復元し、
カメラ22から得られたデジタルデータは、2次元コー
ドから復元した画像情報と比較するために、変換テーブ
ル33-1の圧縮パラメータ及びカラー情報に基づいて、
一旦圧縮処理を施した後、伸長処理を施して画像情報に
復元する。
【0061】このように本実施例によれば、顔写真12
が貼付けされていると共にこの顔写真12の画像情報を
圧縮したデータからなる2次元コード16が印刷された
IDカード11を使用し、IDカード読取装置21とし
て、IDカード11上の顔写真及び2次元コードをそれ
ぞれ読取るカメラ22及び2次元コードリーダ23と、
圧縮処理で使用する圧縮パラメータ及びカラー情報が設
定された変換テーブル33-1と、この変換テーブル33
-1の圧縮パラメータ及びカラー情報に基づいて、画像情
報に対して圧縮処理を施す圧縮部35と、変換テーブル
33-1の圧縮パラメータ及びカラー情報に基づいて、2
次元コードデータ又は圧縮処理されたデジタルデータに
対して伸長処理を施して画像情報に復元する伸長部36
と、2次元コードリーダ23により2次元コード16か
ら得た画像情報とカメラ22により顔写真12から得た
画像情報とが同一か否かを比較・判定する比較部37と
を設け、2次元コードリーダ23により2次元コード1
6から読取った2次元コードデータは伸長処理を施して
画像情報に復元し、カメラ22により顔写真12から読
取って得たデジタルデータ( 顔写真画像情報 )は一旦圧
縮処理を施した後、伸長処理を施して画像情報に復元
し、これらの復元した画像情報を表示又は同一か否かの
比較・判定を行うことにより、IDカード11の偽造が
困難であり、簡単で安価にIDカード11の認証を行う
ことができる。
【0062】すなわち、IDカード11に印刷する2次
元コード16は、単なる画像情報ではなく、圧縮処理さ
れた画像情報から構成されているので、圧縮処理を知ら
ない者には、このIDカード11を解析することは不可
能であり、IDカードの偽造は困難である。
【0063】また、IDカード11上の顔写真12を2
次元コード16により確認することができるので、予め
個人情報や顔写真情報を登録しておく必要がないのでメ
モリの必要がなく、認証システム等のホストコンピュー
タを備えたネットワークを構築する必要がなく、コンピ
ュータ単体でIDカードの認証ができる。その結果とし
て、簡単で安価にIDカード11の認証を行うことがで
きる。
【0064】さらに、カメラ22により得た画像情報
と、その画像情報に対して一旦圧縮処理を施し、再び伸
長処理を施して復元した画像情報とは、ほとんど同一と
はならないので、カメラ22により顔写真から得た画像
情報も、圧縮処理及び伸長処理を施して画像情報に復元
し、2次元コードデータを伸長処理して復元した画像情
報と並列表示又は比較・判定を行っているので、表示か
ら顔写真12からの画像と2次元コード16からの画像
とが同一か否かをより正確に見比べて判断することがで
き、また、より正確に比較・判定することができる。
【0065】また、この実施例では、圧縮パラメータを
人物の顔写真に応じて調整して設定した変換テーブル3
3-1をIDカード読取装置21の制御部33に設けてい
るので、IDカード11上に印刷する2次元コードに
は、圧縮パラメータ及びカラー情報を含まない画像情報
を圧縮した圧縮データのみで良いので、2次元コードと
してのデータ密度等の効率が高く、より解像度を高くで
きるという効果を得る。
【0066】なおこの実施例では、比較部37について
詳細な説明していないが、現在、製造現場で製品のチェ
ック等で画像処理が行われており、その画像認識技術を
応用すれば良いことである。従って、このような技術は
一般的に知られているのでここでは省略する。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
IDカードの偽造が困難であり、簡単で安価にIDカー
ドの認証を行うことができるIDカード読取装置を提供
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のIDカードを示す図。
【図2】同実施例のIDカード読取装置の概略の構成を
示す図。
【図3】同実施例のIDカード読取装置の概略の機能構
成を示すブロック図。
【図4】同実施例のIDカード読取装置で行われるID
カード読取処理の流れを示す図。
【図5】同実施例のIDカード読取装置で行われるID
カード確認処理の流れを示す図。
【図6】従来のIDカードの一例を示す図。
【図7】従来のIDカードの他の例を示す図。
【符号の説明】
11…IDカード、 12…顔写真、 16…2次元コード 22…カメラ、 23…2次元コードリーダ、 25…モニタ、 33…制御部、 35…圧縮部、 36…伸長部、 37…比較部、 38…プリント部。
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI G06K 19/00 S (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 17/00 G06K 19/10 B42D 15/10 501 G06K 7/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔写真が掲載された領域と、前記所有者
    の個人情報が書込まれた領域と、前記顔写真の画像情報
    を圧縮処理して得た圧縮画像情報から構成された2次元
    コードが書込まれた領域とを有するIDカード上に書込
    まれた2次元コードを読取る2次元コード読取手段と、 前記IDカード上に貼付けられ顔写真の画像を読取る
    画像読取手段と、 この画像読取手段により読取った画像情報に対して圧縮
    処理を行う圧縮処理手段と、 圧縮処理された画像情報に対して伸長処理を行う伸長処
    理手段と、 前記2次元コード読取手段により読取った2次元コード
    情報に対して前記伸長処理手段による伸長処理を行って
    得た画像情報と前記画像読取手段により読取った画像情
    報に対して前記圧縮処理手段による圧縮処理を行った後
    に前記伸長処理手段による伸長処理を行って得た画像情
    報とが同一画像の情報か否かを判定し、この判定結果を
    出力するIDカード確認手段とを設けたことを特徴とす
    るIDカード読取装置。
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