JP3015612B2 - 液晶表示パネル - Google Patents
液晶表示パネルInfo
- Publication number
- JP3015612B2 JP3015612B2 JP5010965A JP1096593A JP3015612B2 JP 3015612 B2 JP3015612 B2 JP 3015612B2 JP 5010965 A JP5010965 A JP 5010965A JP 1096593 A JP1096593 A JP 1096593A JP 3015612 B2 JP3015612 B2 JP 3015612B2
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- JP
- Japan
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- external connection
- area
- liquid crystal
- display panel
- cell
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は液晶表示パネルに関し、
特に液晶表示パネルの突出領域に外部接続用電極が集中
して設けられる液晶表示パネルの配線構造に関する。
特に液晶表示パネルの突出領域に外部接続用電極が集中
して設けられる液晶表示パネルの配線構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来構造の液晶表示パネルは二枚のガラ
ス基板が対向配置され、一方のガラス基板は対向面の片
側で側方に延長されて突出されており、二枚の基板上に
形成されるパターン電極にそれぞれ接続する複数の外部
接続用電極をこの突出された領域に形成している。外部
接続用電極はＩｎ2Ｏ3等の透明な導電材料で膜状に形成
されている。
ス基板が対向配置され、一方のガラス基板は対向面の片
側で側方に延長されて突出されており、二枚の基板上に
形成されるパターン電極にそれぞれ接続する複数の外部
接続用電極をこの突出された領域に形成している。外部
接続用電極はＩｎ2Ｏ3等の透明な導電材料で膜状に形成
されている。
【０００３】かかる外部接続用電極にクリップ状の外部
リード端子あるいはフレキシブルフィルムからなるＴＡ
Ｂを接続して外部回路との接続が行われる。
リード端子あるいはフレキシブルフィルムからなるＴＡ
Ｂを接続して外部回路との接続が行われる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した表示パネルに
複数個の表示領域がある場合には、一般的にクリップ端
子等の外部接続手段の個数を減らせる必要から、セグメ
ント電極数を可能な限り軽減させ外部接続用電極を最小
限の数で設計される。そして、小型化が好まれているユ
ーザにあわせてこのような表示パネルを製造するとコモ
ン電極を引き回わす引き回し配線が極部的に著しく微細
化され配線パターンの配線抵抗値が大きくなり表示ムラ
が生じる問題があった。特に、この問題はカラー表示を
行った場合、顕著に表われ、表示不良として電気製品に
実装されない、という問題がある。
複数個の表示領域がある場合には、一般的にクリップ端
子等の外部接続手段の個数を減らせる必要から、セグメ
ント電極数を可能な限り軽減させ外部接続用電極を最小
限の数で設計される。そして、小型化が好まれているユ
ーザにあわせてこのような表示パネルを製造するとコモ
ン電極を引き回わす引き回し配線が極部的に著しく微細
化され配線パターンの配線抵抗値が大きくなり表示ムラ
が生じる問題があった。特に、この問題はカラー表示を
行った場合、顕著に表われ、表示不良として電気製品に
実装されない、という問題がある。
【０００５】かかる問題を解決するためには、コモン電
極の分割数を増加させ外部接続用電極数を増加すること
で解決することが可能である。しかしながら、外部接続
用電極を増加させるとクリップ端子数も増加およびそれ
に伴うユーザ側のコネクタも大型化に反応する必要性等
のコスト面から採用できないという問題がある。この発
明は、上述した課題に鑑みてなされたもので、この発明
の目的は、外部接続用電極数を増加させることなく従来
のままで引き回し配線の配線抵抗の高抵抗化を抑制でき
る表示パネルを提供する事である。
極の分割数を増加させ外部接続用電極数を増加すること
で解決することが可能である。しかしながら、外部接続
用電極を増加させるとクリップ端子数も増加およびそれ
に伴うユーザ側のコネクタも大型化に反応する必要性等
のコスト面から採用できないという問題がある。この発
明は、上述した課題に鑑みてなされたもので、この発明
の目的は、外部接続用電極数を増加させることなく従来
のままで引き回し配線の配線抵抗の高抵抗化を抑制でき
る表示パネルを提供する事である。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、この発明の第１に係わる液晶表示
パネルは、二枚の透明基板の相対向する主面のセル領域
にパターン電極が形成され、セル領域空間に液晶が充填
され、一方の基板の周端辺は他方の基板の周端辺より突
出した突出部を有し、その突出部にパターン電極より延
在される複数の外部接続用電極が設けられた液晶表示パ
ネルの突出部の外部接続用電極が設けられない余乗領域
にパターン電極より延在された引き回し配線を設けたこ
とを特徴としている。
目的を達成するため、この発明の第１に係わる液晶表示
パネルは、二枚の透明基板の相対向する主面のセル領域
にパターン電極が形成され、セル領域空間に液晶が充填
され、一方の基板の周端辺は他方の基板の周端辺より突
出した突出部を有し、その突出部にパターン電極より延
在される複数の外部接続用電極が設けられた液晶表示パ
ネルの突出部の外部接続用電極が設けられない余乗領域
にパターン電極より延在された引き回し配線を設けたこ
とを特徴としている。
【０００７】また、この発明の第２に係わる液晶表示パ
ネルは、上述の液晶表示パネルのセル領域内に形成され
たパターン電極より延在される引き回し配線の一部を突
出部の外部接続用電極が設けられた領域以外の余乗領域
にいったん導出させ余乗領域の表面を通ってセル領域内
に延在したことを特徴としている。さらに、この発明の
第３に係わる液晶表示パネルは、上述の液晶表示パネル
の外部接続用電極の端部はセル領域から突出部の余乗領
域を通って引き回し配置したことを特徴としている。
ネルは、上述の液晶表示パネルのセル領域内に形成され
たパターン電極より延在される引き回し配線の一部を突
出部の外部接続用電極が設けられた領域以外の余乗領域
にいったん導出させ余乗領域の表面を通ってセル領域内
に延在したことを特徴としている。さらに、この発明の
第３に係わる液晶表示パネルは、上述の液晶表示パネル
の外部接続用電極の端部はセル領域から突出部の余乗領
域を通って引き回し配置したことを特徴としている。
【０００８】
【作用】以上のように構成される液晶表示パネルにおい
ては、外部接続用電極が形成される突出部の余乗領域に
パターン電極より延在された引き回し配線を設けること
により、パネルのセル領域内に形成される引き回し配線
の微細化をある程度緩和することができる。
ては、外部接続用電極が形成される突出部の余乗領域に
パターン電極より延在された引き回し配線を設けること
により、パネルのセル領域内に形成される引き回し配線
の微細化をある程度緩和することができる。
【０００９】
【実施例】以下に、図１及び図２に示した実施例に基づ
いて本発明の液晶表示パネルを説明する。図１は本発明
の液晶表示パネルを示す平面図であり、図２は図１のＡ
−Ａ断面図である。
いて本発明の液晶表示パネルを説明する。図１は本発明
の液晶表示パネルを示す平面図であり、図２は図１のＡ
−Ａ断面図である。
【００１０】本発明の液晶表示パネルは図１，図２に示
す如く、二枚の透明基板（１０）（２０）と、その透明
基板（１０）（２０）上に形成されたパターン電極（図
示しない）と、そのパターン電極より延在される引き回
し配線（２１）と、その引き回し配線（２１）によりな
る外部接続用電極（２２）とから構成される。二枚の透
明基板（１０）（２０）としてはガラス基板が用いら
れ、そのガラス基板の一主面上にはＩｎ2Ｏ3等の透明な
導電材料によって所望形状のパターン電極が形成される
（図示されない）。このパターン電極はセル領域（３
０）内に複数のブロック毎に形成され１つの表示パネル
で文字、数字、等の種々の表示が実現される。
す如く、二枚の透明基板（１０）（２０）と、その透明
基板（１０）（２０）上に形成されたパターン電極（図
示しない）と、そのパターン電極より延在される引き回
し配線（２１）と、その引き回し配線（２１）によりな
る外部接続用電極（２２）とから構成される。二枚の透
明基板（１０）（２０）としてはガラス基板が用いら
れ、そのガラス基板の一主面上にはＩｎ2Ｏ3等の透明な
導電材料によって所望形状のパターン電極が形成される
（図示されない）。このパターン電極はセル領域（３
０）内に複数のブロック毎に形成され１つの表示パネル
で文字、数字、等の種々の表示が実現される。
【００１１】二枚の基板（１０）（２０）の一方の基板
（２０）１又は２周端辺は他方の基板（１０）周端辺よ
り突出された突出部（４０）を有する。この突出部（４
０）には上記したパターン電極から延在された引き回し
配線（２１）が配置され、その引き回し配線（２１）の
先端部分が外部回路との接続用の外部接続用電極（２
２）となる。
（２０）１又は２周端辺は他方の基板（１０）周端辺よ
り突出された突出部（４０）を有する。この突出部（４
０）には上記したパターン電極から延在された引き回し
配線（２１）が配置され、その引き回し配線（２１）の
先端部分が外部回路との接続用の外部接続用電極（２
２）となる。
【００１２】この外部接続用電極（２２）は、クリップ
端子等の外部接続手段の数を最小限に抑制する必要性か
ら、パターン電極であるセグメント電極を可能な限り共
通使用するように設計され、種々の表示が行われる場合
であってもできるだけその数を抑制するように考慮され
ている。従って、外部接続用電極（２２）群は、突出部
（４０）の全領域には配置されず、突出部（４０）の略
中央部あるいは両端部に集中して配置されることにな
る。
端子等の外部接続手段の数を最小限に抑制する必要性か
ら、パターン電極であるセグメント電極を可能な限り共
通使用するように設計され、種々の表示が行われる場合
であってもできるだけその数を抑制するように考慮され
ている。従って、外部接続用電極（２２）群は、突出部
（４０）の全領域には配置されず、突出部（４０）の略
中央部あるいは両端部に集中して配置されることにな
る。
【００１３】本発明の特徴とするところは、外部接続用
電極（２２）が配置されない突出部（４０）上の余乗領
域（４０Ｂ）にパターン電極から延在される引き回し配
線（２１）の一部を延在させたことにある。すなわち、
セル領域（３０）内に形成されたパターン電極より延在
される引き回し配線（２１）がパターン設計上やむおえ
ない微細ピッチで形成されるような領域の引き回し配線
（２１）の一部をセル領域（３０）からいったん突出部
（４０）の余乗領域（４０Ｂ）に導出させ、その余乗領
域（４０Ｂ）の表面を通って再びセル領域（３０）内に
延在させることである。突出部（４０）の幅はパネルの
サイズによって異なるが一般的には約２．５ｍｍ程度で
あり、その突出部（４０）には複数本の引き回し配線
（２１）（２１）を配置することができる。突出部（４
０）の余乗領域（４０Ｂ）に各パターン電極と連続する
引き回し配線（２１）を設けることにより、セル領域
（３０）内に形成される他の引き回し配線の微細化をあ
る程度緩和することができ、引き回し配線の配線抵抗の
高抵抗化に伴う不具合を抑制することができる。
電極（２２）が配置されない突出部（４０）上の余乗領
域（４０Ｂ）にパターン電極から延在される引き回し配
線（２１）の一部を延在させたことにある。すなわち、
セル領域（３０）内に形成されたパターン電極より延在
される引き回し配線（２１）がパターン設計上やむおえ
ない微細ピッチで形成されるような領域の引き回し配線
（２１）の一部をセル領域（３０）からいったん突出部
（４０）の余乗領域（４０Ｂ）に導出させ、その余乗領
域（４０Ｂ）の表面を通って再びセル領域（３０）内に
延在させることである。突出部（４０）の幅はパネルの
サイズによって異なるが一般的には約２．５ｍｍ程度で
あり、その突出部（４０）には複数本の引き回し配線
（２１）（２１）を配置することができる。突出部（４
０）の余乗領域（４０Ｂ）に各パターン電極と連続する
引き回し配線（２１）を設けることにより、セル領域
（３０）内に形成される他の引き回し配線の微細化をあ
る程度緩和することができ、引き回し配線の配線抵抗の
高抵抗化に伴う不具合を抑制することができる。
【００１４】また、突出部（４０）上に形成される端部
の外部接続用電極（２２）から延在される引き回し配線
（２１）を余乗領域（４０Ｂ）に延在させることで他の
外部接続用電極（２２）の引き回し配線の設計を容易に
することができる。上述した二枚の基板（１０）（２
０）はシール材（５０）によって一体化された後、空間
内に液晶が注入れ、その注入孔が封止される。そして、
外部接続用電極（２２）に例えばクリップリード（６
０）が導電接着剤等の接着剤によって接続される。突出
部（４０）の余乗領域（４０Ｂ）に形成された引き回し
配線（２１）上にはクリップリード（６０）の固着部分
に塗布されるアクリル樹脂等の保護樹脂がコートされ
る。
の外部接続用電極（２２）から延在される引き回し配線
（２１）を余乗領域（４０Ｂ）に延在させることで他の
外部接続用電極（２２）の引き回し配線の設計を容易に
することができる。上述した二枚の基板（１０）（２
０）はシール材（５０）によって一体化された後、空間
内に液晶が注入れ、その注入孔が封止される。そして、
外部接続用電極（２２）に例えばクリップリード（６
０）が導電接着剤等の接着剤によって接続される。突出
部（４０）の余乗領域（４０Ｂ）に形成された引き回し
配線（２１）上にはクリップリード（６０）の固着部分
に塗布されるアクリル樹脂等の保護樹脂がコートされ
る。
【００１５】
【発明の効果】以上に詳述した如く、本発明に依れば、
外部接続用電極が形成される突出部の余乗領域にパター
ン電極より延在された引き回し配線を設けることによ
り、セル領域内の所定部分で発生する引き回し配線の微
細化部分を緩和することができる。その結果、微細配置
される領域の引き回し配線のライン抵抗値を抑制するこ
とができ、従来発生していた表示ムラを防止することが
でき、表示品位の極めて優れた表示パネルを提供するこ
とができる。
外部接続用電極が形成される突出部の余乗領域にパター
ン電極より延在された引き回し配線を設けることによ
り、セル領域内の所定部分で発生する引き回し配線の微
細化部分を緩和することができる。その結果、微細配置
される領域の引き回し配線のライン抵抗値を抑制するこ
とができ、従来発生していた表示ムラを防止することが
でき、表示品位の極めて優れた表示パネルを提供するこ
とができる。
【図１】図１は本発明の液晶表示パネルを示す平面図で
ある。
ある。
【図２】図２は図１のＡ−Ａ断面図である。
（１０）（２０） 透明基板 （２１） 引き回し配線 （２２） 外部接続用電極 （３０） セル領域 （４０） 突出領域 （４０Ｂ） 余乗領域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) G02F 1/1345 G02F 1/1343
Claims (1)
- 【請求項１】 二枚の透明基板の相対向する主面のセル
領域に表示を可能にするパターン電極が形成され、前記
セル領域空間に液晶が充填され、少なくとも一方の前記
透明基板の周端辺は、他方の前記透明基板の周端辺より
突出した突出部を有し、前記突出部の少なくとも１カ所
の所定領域に集中して前記パターン電極より延在される
複数の外部接続用電極が設けられた液晶表示パネルに於
いて、 前記セル領域内に形成されたパターン電極より延在され
る引き回し配線の中で、微細ピッチに成ってしまう前記
引き回し配線の一部を前記突出部の前記外部接続用電極
が設けられた領域以外の余剰領域にいったん導出させ、
前記余剰領域の表面を通って再び前記セル領域内に入る
まで一体で延在させ、前記セル領域内に形成される他の
前記引き回し配線の微細化を緩和した事を特徴とする液
晶表示パネル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5010965A JP3015612B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 液晶表示パネル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5010965A JP3015612B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 液晶表示パネル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06222375A JPH06222375A (ja) | 1994-08-12 |
| JP3015612B2 true JP3015612B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=11764890
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5010965A Expired - Lifetime JP3015612B2 (ja) | 1993-01-26 | 1993-01-26 | 液晶表示パネル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3015612B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3721999B2 (ja) * | 2001-03-14 | 2005-11-30 | セイコーエプソン株式会社 | 液晶装置及び電子機器 |
-
1993
- 1993-01-26 JP JP5010965A patent/JP3015612B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06222375A (ja) | 1994-08-12 |
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