JP3015465U - 釣竿受け - Google Patents

釣竿受け

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JP3015465U
JP3015465U JP1994015445U JP1544594U JP3015465U JP 3015465 U JP3015465 U JP 3015465U JP 1994015445 U JP1994015445 U JP 1994015445U JP 1544594 U JP1544594 U JP 1544594U JP 3015465 U JP3015465 U JP 3015465U
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rod
engaging
operating lever
engaging claw
lever
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JP1994015445U
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Inventor
恒雄 木田
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I Pex Inc
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Dai Ichi Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 船べりに固定した釣竿受けに設けた支持突起
に、竿挟持部材を介して竿を着脱自在に取付、該竿挟持
部材に設けた係合爪を上記支持突起に係合させ、操作レ
バーによりその係合を外すようにした釣竿受けにおい
て、操作レバーの操作方向の方向性を無くし、迅速な竿
操作を可能にすることである。 【構成】 係合爪25の支点ピン24と、該係合爪25
の自由端との間に第1係合部31及び第2係合部33を
設け、操作レバー28の上向き回転時にその先端部を第
1係合部31に係合させて係合爪25を外し、また操作
レバー28の下向き回転時にその先端部を第2係合部3
3に係合させて係合爪25を外すようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、船釣り用の釣竿受けに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
船釣りの際に船べりに釣竿を固定するために、従来から様々な釣竿受けが用い られている。この種の釣竿受けは、一般に船べりに固定するためのクランプを有 する基台に、前部竿支持腕及び後部竿支持台を設け、その前部竿支持腕に竿を載 せ、その竿の後方を後部竿支持台上で挟持するようにしている。
【0003】 上記のごとき釣竿受けにおいては、釣りの途中で竿を竿受けから迅速に外す必 要があることから、上記の後部竿支持台に支持突起を設け、該支持突起に竿支持 部材を着脱自在に取付け、該竿支持部材に設けた係合爪を上記支持突起に係合さ せ、該竿支持部材に設けた操作レバーにより上記の係合を外すようにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のごとき従来の釣竿受けにおいては、操作レバーを上向きに引き上げるよ うに操作することにより係合爪の支持突起に対する係合を外すようになっており 、操作レバーを下向きに操作した場合はレバーが作動せず、従って係合爪を支持 突起から外すことができない。
【0005】 しかるに、魚を釣り上げるときなどは釣竿の迅速な操作が要求されるので、上 記のごとく操作レバーの操作の向きに方向性があると、操作の迅速性を阻害する 不都合がある。
【0006】 そこで、この考案は後部竿支持部台から竿を外す際の操作レバーに操作の方向 性を無くし、竿を迅速に外せるようにすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この考案は、上記係合爪の支点ピンと、該係合 爪の自由端との間に第1及び第2係合部を設け、上記操作レバーの先端部を上記 第1及び第2係合部に対向させ、該操作レバーの上向き回転時にその先端部を上 記第1係合部に係合せしめ、下向き回転時にその先端部を上記第2係合部に係合 させる構成としたものである。
【0008】
【作用】
操作レバーを上向きに引き上げると、その先端部が係合爪の第1係合部に係合 して該係合爪を回動させるので、支持突起との係合が外れ、竿支持部材と共に竿 が後部竿支持台から外れる。逆に、操作レバーを下向きに引き下げると、その先 端部が係合爪の第2係合部に係合して該係合爪を回動させるので、支持突起との 係合が外れ、竿支持部材と共に竿が後部竿支持台から外れる。
【0009】
【実施例】
図1及び図2に示すように、実施例の釣竿受けは、コの字形のクランプ1を有 する基台2に水平方向のピン3により前部竿支持腕4を揺動自在に取付けている 。この前部竿支持腕4の下面に仰角調整ねじ5が取付けられ、そのねじ5の突出 量を調整することにより、前部竿支持腕4の上下方向の傾きを調整することがで きる。
【0010】 上記の前部支持腕4の後端部に設けた平面視コの字形の凹所6に後部竿支持台 9の先端部を嵌め(図2参照)、その先端部に前記のピン3を貫通させている。 後部竿支持台7の後端部は基台2の後方に突き出しており、その突き出し部分が 下向きの突起8となり、その突起8の内面が基台2の背面に当り、該後部竿支持 台7の後方への回転が阻止される。また、該後部竿支持台7の先端部下面は、船 べり9に取付けた際、その船べり9の上面に接触し、前方への回転を阻止する。
【0011】 上記の後部竿支持台7の前記下向きの突起8の上部にピン3により支持突起1 1が取付けられる。該支持突起11はピン12のまわりに装着したつる巻きばね 13(図3参照)により、前方に向けて回転する方向に付勢され、通常はその付 勢状態で後部竿支持台7の後端面に当り、直立状態になっている。その直立状態 からつる巻きばね13の付勢力に対抗して該支持突起11を後方へ回動させるこ とができる。
【0012】 上記の支持突起11の上半部に挟持部材14が着脱自在に嵌合される。挟持部 材14は、上記の支持突起11に着脱自在に嵌合される筒部15を有し、その筒 部15の上端に竿16の長さ方向の竿挟持用下溝17が形成される。該筒部15 の上端には竿押え部材18がボルト19と蝶ナット21とにより取付けられ、そ の竿押え部材18の下面に前記の竿挟持用下溝17と対向した竿挟持用上溝22 が形成される。上記の各溝17、22間で竿16の後部を挾み、蝶ナット21を 締めて固定する。
【0013】 上記の筒部15の後面にはその内部と連通した上下方向の溝23が形成され、 その溝部分に支点ピン24により係合爪25が回動自在に取付けられる。係合爪 25はその下端部内面に係合フック26が設けられている。その係合フック26 が前記支持突起11の頭部27の下面に係合する。
【0014】 上記の係合爪25は、その支点ピン24のまわりに装着したつる巻ばね13に より、常時その係合フック26が支持突起11の頭部27の下面に係合する方向 に付勢される。
【0015】 また、上記係合爪25の上方に操作レバー28がレバーピン29により回動自 在に取付けられ、その後端が前記の溝23から外部へ突出している。該操作レバ ー28の先端部は前記の係合爪25の支点ピン24よりも高い部分に対向してい る。
【0016】 操作レバー28の先端部には、係合爪25の先端部分の第1係合部31(図4 参照)と係合する頭部32と、それよりも支点ピン24に近い部分の第2係合部 33と係合する突出部34とが設けられている。
【0017】 図3に示すように、操作レバー28の通常の状態では、その先端面が係合爪2 5の第1係合部31から第2係合部33にわたる範囲の傾斜面に接触して、ほぼ 水平状態にあるが、この状態から図4に示すように操作レバー28の後端を上方 に回動させると(矢印a参照)、その頭部32が第1係合部31を下方に押して 係合爪25を回動させ、支持突起11との係合を外す。また、操作レバー28の 後端を下方に回動させると(矢印b参照)、突出部34が第2係合部33を下方 に押して係合爪25を前記と同じ方向に回転させ、支持突起11との係合を外す 。
【0018】 係合爪25が支持突起11から外れると、竿押え部材18が竿16と共に支持 突起11から抜け出すので、竿16を釣竿受けから分離させることができる。
【0019】 なお、図1のように竿16を支持した状態で竿16の後端部を下向きに下げる と、支持突起11、竿押え部材18がピン12のまわりで後方に回転し、竿16 の起立に追随する。
【0020】 図5に示した第2実施例は係合爪25の支点ピン24から上部をほぼ垂直に立 ち上げ、これに操作レバー28の先端面を当てたものである。
【0021】 操作レバー28を上向きに回動させると、その先端上部の角部35が係合爪2 5の第1係合部31に係合して係合爪25を回動させ、支持突起11から外す。 また操作レバー28を下向きに回動させると、その先端下部の角部36が係合爪 25の第2係合部33に係合して係合爪25を回動させ同様に支持突起11から 外す。
【0022】 図6に示した第3実施例は、係合爪25の支点ピン24から上部の途中を外方 に屈曲させ、その屈曲部分に操作レバー28の先端部を当てている。
【0023】 この場合も、操作レバー28を上向きに回動させると(矢印a)、その先端部 が第1係合部31に係合して係合爪25を回動させ、支持突起11から外す。ま た、操作レバー28を下向きに回動させると(矢印b)、その先端部が第2係合 部33に係合して係合爪25を前記と同じ方向に回動させ、支持突起11から外 す。
【0024】 図7に示した第4実施例も第3実施例とほぼ同様の構成を有し、同様の作用を なす。
【0025】 以上述べた第1実施例から第4実施例は、係合爪25の支点ピン24と、操作 レバー28のレバーピン29とが上下の位置関係にあり、係合爪25のフック2 6が操作レバー28の下方において支持突起11の頭部に係合する構造であった が、図8乃至図10に示した第5実施例は、係合爪25の支点ピン24と操作レ バー28のレバーピン29とがほぼ同じ高さに設けられる。
【0026】 挟持部材14の筒部15には、操作レバー28が挿通される上下方向のスリッ ト23′と、これに対向した位置に係合爪25のフック26が挿通されるスリッ ト37が設けられる。上記のフック26は操作レバー28と反対側の位置におい て支持突起11の頭部27に係合し、つる巻ばね13により付勢される。
【0027】 係合爪25の自由端の上部に操作レバー28の先端部が係合している。操作レ バー28は、レバーピン29から係合爪25の自由端上面に突き出した先端部3 8と、その先端部38よりもレバーピン29寄りで下方に膨出した円弧形の突出 部39を有する。
【0028】 係合爪25が支持突起11に係合した図8の状態では、操作レバー28は若干 下方へ傾斜した状態でスリット23′から外部へ突出している。この状態から該 操作レバー28を上向きに回動させると(矢印a参照)、その先端部38が係合 爪25の自由端上面の第1係合部31(図10参照)に係合して係合爪25を回 動させ(矢印b参照)、支持突起11から外す。また、図8の状態から操作レバ ー28を下向きに回動させると(矢印c参照)、突出部39が、係合爪25の自 由端先端部上面の第2係合部33に係合して係合爪25を前記と同じ方向に回動 させ(矢印b参照)、支持突起11から外す。
【0029】 なお、矢印aで示すように操作レバー28を上方に回動操作させた際に、係合 爪25と先端部39との接触点から操作レバー28に及ぶ力F(図10参照)の 方向がレバーピン29より下方にあるよう前記の接触点の位置を定めておくと、 操作レバー29が勝手に元の状態に戻ることを防ぎ、係合爪25を開放状態に保 持させることができる。
【0030】 以上述べた第5実施例は、係合爪25と操作レバー28とが左右に並ぶ構成と なるので、前述の各実施例のように上下に並ぶものと比較して、挟持部材14の 筒部15の長さが短くなる利点がある。
【0031】
【考案の効果】
以上のように、この考案によれば、操作レバーを上下いずれの方向に操作して も係合爪の係合を外すことができるので、釣竿受けから竿を外す動作を迅速に行 うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の側面図
【図2】同上の分解斜視図
【図3】同上の一部省略断面図
【図4】同上の係脱時の一部省略断面図
【図5】第2実施例の一部省略断面図
【図6】第3実施例の一部省略断面図
【図7】第4実施例の一部省略断面図
【図8】第5実施例の一部省略断面図
【図9】同上の作動状態の一部省略断面図
【図10】同上の一部拡大断面図
【符号の説明】
1 クランプ 2 基台 3 ピン 4 前部支持腕 5 仰角調整ねじ 6 凹所 7 後部竿支持台 8 突起 9 船べり 11 支持突起 12 ピン 13 つる巻ばね 14 挟持部材 15 筒部 16 竿 17 竿挟持用下溝 18 竿押え部材 19 ボルト 21 蝶ナット 22 竿挟持用上溝 23 溝 23′ スリット 24 支点ピン 25 係合爪 26 係合フック 27 頭部 28 操作レバー 29 レバーピン 31 第1係合部 32 頭部 33 第2係合部 34 突出部 35 角部 36 角部 37 スリット 38 先端部 39 突出部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船べりに固定するためのクランプを有す
    る基台に、前部竿支持腕及び後部竿支持台を設け、上記
    の後部竿支持台に支持突起を設けると共に、該支持突起
    に竿支持部材を着脱自在に嵌合し、上記竿支持部材に設
    けた係合爪を上記支持突起に係合せしめ、該竿支持部材
    に設けた操作レバーにより上記係合を外すようにした釣
    竿受けにおいて、上記係合爪の支点ピンと、該係合爪の
    自由端との間に第1及び第2係合部を設け、上記操作レ
    バーの先端部を上記第1及び第2係合部に対向させ、該
    操作レバーの上向き回転時にその先端部を上記第1係合
    部に係合せしめ、下向き回転時にその先端部を上記第2
    係合部に係合させることを特徴とする釣竿受け。
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