JP3015206U

JP3015206U - 通信機器の電源制御装置

Info

Publication number: JP3015206U
Application number: JP1995002666U
Authority: JP
Inventors: 丁發許; 顯銘許; 顯豐許
Original assignee: 丁發許; 顯銘許; 顯豐許
Priority date: 1995-02-27
Filing date: 1995-02-27
Publication date: 1995-08-29
Anticipated expiration: 2001-02-27

Abstract

(57)【要約】【目的】信号を受け取ることで親機の電源を通じさ
せ、これにより機器の待機のための電源消耗を減らすこ
とができる、通信機器の電源制御装置。【構成】機器の信号の受信端と親機間に、増幅及びス
イッチ回路を設け、増幅回路が受信端の受け取った信号
電圧を増幅してスイッチ回路の開閉を駆動し、信号を受
け取る時、該スイッチ回路がオンとされ、電源と親機を
導通させ、親機に通信の電源を供給し、信号を無受信時
には、該スイッチ回路がオフとされ、親機の電源を遮断
する。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は一種の通信機器の電源制御装置に関し、特に信号を受け取ることで親機の電源を通じさせ、これにより機器の待機のための電源消耗を減らすことができる制御構造に関する。

【０００２】

【従来の技術】

科学技術の発展により、各種通信器材が開発されているが、特に現在の競争社会においては、実用的、且つ効率的な通信器具は現代人の生活にとって必要不可欠なものとなっている。たとえば、携帯電話、ポケットベルなどの通信機器は非常に敏捷性を有する通信方式といえよう。ただし、これらの通信機器は、重要な連絡を逃さないために、一般には常に待機状態に置かれる。即ち機器が長期的に通電状態とされる。これは機器の電力消耗が大きく、充電或いは電池の補充が再三必要とされ、そうされてはじめて待機による機動性を維持することができる。これは、コストがかかることであり、この欠点はこの種の科学技術製品に通じる欠点であった。

【０００３】

【考案が解決しようとする問題】

本考案は、一種の通信機器の電源制御装置を提供し、それは主に、機器の信号の受信端と親機間に、増幅及びスイッチ回路を設け、該回路が信号を受け取る時、親機の電源をオンとする制御を行い、これにより親機が信号を受け取ると同時に、供給の電源を通じさせ、親機の長期待機による電力消耗を防ぎ、省エネの効果を達成することを課題とする。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

本考案の通信機器の電源制御装置は、機器の信号の受信端と親機間に、増幅及びスイッチ回路を設け、増幅回路が受信端の受け取った信号電圧を増幅してスイッチ回路の開閉を駆動し、信号を受け取る時、該スイッチ回路がオンとされ、電源と親機を導通させ、親機に通信の電源を供給し、信号を無受信時には、該スイッチ回路がオフとされ、親機の電源を遮断する。

【０００５】本考案の通信機器の電源制御装置はさらに、電源と高周波の発射部分の間に、時間制御回路を設けるのが望ましく、発射回路がオンの時、該制御回路により間欠性の開閉を行い、持続的な発射を行う。

【０００６】

【作用】

本考案は一種の通信機器の電源制御装置に関し、主に機器の信号の受信端と親機間に、増幅及びスイッチ回路を設け、受信端が信号を受け取る時、増幅を経てスイッチ回路を駆動し、もって親機電源のオンオフを制御し、これにより親機が信号を受け取る時、必要な電源を導通することができ、もって待機の電力消耗を防ぎ、省電効果を達成する。

【０００７】

【実施例】

図１は本考案の動作フローチャートである。本考案は信号を親機の受信端で受け取る時、信号を増幅回路に送り、信号を増幅し、これにより該回路は一つのスイッチ回路を駆動し、該回路に連接する主電源を通じさせて親機に至らせ、親機をオンとし、正常な通信工作に供する。その中、主電源は受信端、増幅回路及びスイッチ回路に連接し、これらの回路を待機状態とし、且つ親機が待機状態にある時に直接主電源と通じていないため、電力の不要な消耗を防ぐ。

【０００８】図２に示されるように、本考案は親機１０及びその受信端１１の間に、増幅回路１２、及びスイッチ回路１３を連接し、且つ主電源１４が受信端１１及び増幅回路１２、スイッチ回路１３に接続する時、これらの回路の正常な受信動作を維持する。受信端１１が受け取る信号は、増幅回路１２を経て電圧が増幅されて一定程度とされ、その時、スイッチ回路１３を駆動してオンとし、それに連接する主電源１４を親機１０に通じさせる。もって正常の通信に供し、且つ信号無受信時には、親機１０の電源をオフとし、もって省電の目的を達成する。

【０００９】図３を参照されたい。Ａに示されるのは、本考案の通信機器の電源スイッチｓｗ１がオンとされると、トランジスタＱ１にＲ１、Ｒ２を組み合わせて分圧し、受信端１１の信号電圧を適当に増幅し、もう一つの連接するトランジスタＱ２に送り、よってトランジスタＱ２を通電状態とし、これによりトランジスタＱ２の集極端に連接する主電源１４を、集、射極間の通電により、親機１０に通じさせ、もって親機１０の必要とする工作電源を供給し、且つ送信状態の時には、直接ｓｗ２をオンとして親機の電源を通じさせ、もって送信に供する。

【００１０】図３のＢに示されるのは、本考案のもう一つの実施例である。本考案はまた、受信端１１より受け取った信号電圧を一つのトランジスタＱ３及びＲ６、Ｒ７を経て分圧し適当に増幅の後、トランジスタＱ３の集極端と電源間に跨接されたリレーＲＹ１と連接し、相対的にリレーＲＹ１に連接する常開接点の主電源と親機を導電させ、電源を親機に至らせる。

【００１１】図３のＣに示されるのは、本考案の、シリカ制御整流器（Ｓ．Ｃ．Ｒ）をスイッチ回路とすることで、信号がシリカ制御整流器をトリガする時、これを導通させ、もって親機１０の電源を供給し、且つスイッチｓｗ２が押される時、直接スイッチｓｗ２により電源と親機を導通させ、並びに該スイッチｓｗ２が釈放される時、シリカ制御整流器は適時に断開し、待機の状態を維持する。

【００１２】図４を参照されたい。通信機器によっては、その受信端及び発信端は同一の高周波回路内に設けられてもよく、且つ一部の通信機器、例えば蜂の巣式基地台の携帯電話、では開機時に、信号を基地台に発射する必要があり、このため、本考案では、主電源１４と発射端の間に、時間制御回路を連接することで、主電源１４をスイッチｓｗ１がオンの時、ＩＣ１ａ、ＩＣ１ｂ及びＲ４、Ｃ１、Ｄ１で構成する計時回路を経て、並びに該パルス信号をトランジスタＱ１の増幅を経て、もってトランジスタＱ２を駆動し開閉の作用を形成し、周期時間内に発射部分２０に間欠性の開閉を発生させ、もって該発射回路の発射持続により電源を消耗するのを防ぐ。

【００１３】

【考案の効果】

以上述べたように、本考案は増幅回路及びスイッチ回路で、通信機器の受信端の信号を増幅後、主電源のオンを構成し、これにより親機に待機状態中に、電力消耗を持続させず、よってエネルギーを節約でき、実用的である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の動作フローチャートである。

【図２】本考案のブロック回路図である。

【図３】本考案の望ましい実施例の電気回路図である。

【図４】本考案の発信部分の時間制御実施例の回路図で
ある。

【符号の説明】

１０・・・親機１１・・・受信端１２・・・増幅回
路１３・・・スイッチ回路１４・・・主電源

フロントページの続き (72)考案者許顯銘台湾台中市北區錦祥街46號 (72)考案者許顯豐台湾台中市北區篤行路380巷30號之４

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】機器の信号の受信端と親機間に、増幅及
びスイッチ回路を設け、増幅回路が受信端の受け取った
信号電圧を増幅してスイッチ回路の開閉を駆動し、信号
を受け取る時、該スイッチ回路がオンとされ、電源と親
機を導通させ、親機に通信の電源を供給し、信号を無受
信時には、該スイッチ回路がオフとされ、親機の電源を
遮断する、通信機器の電源制御装置。
【請求項２】電源と高周波の発射部分の間に、時間制
御回路を設け、発射回路がオンの時、該制御回路により
間欠性の開閉を行い、持続的な発射を行う、請求項１に
記載の通信機器の電源制御装置。