JP2999419B2

JP2999419B2 - 握持不要でアンサリング機能を有する携帯電話用の電池

Info

Publication number: JP2999419B2
Application number: JP8243941A
Authority: JP
Inventors: 志成江
Original assignee: 志成江
Priority date: 1996-08-13
Filing date: 1996-08-13
Publication date: 2000-01-17
Anticipated expiration: 2016-08-13
Also published as: JPH1093666A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話に関する
もので、さらに詳しくは、特に、アンサリング、備忘録
音、握持免除及び快速充電等の機能を有する、携帯電話
の電池に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】携帯電話は現在広く使用されている通信
工具であり、それは、何時でも何処でも使用できるとい
う利便性ゆえに、その他の固定式の通信工具に換えられ
ないものとなっている。そして業者は携帯電話の機能に
対して改良を重ねており、携帯電話は、さらに実用的な
機能を発揮できるものとなっている。例えば、車の運転
時に使用される握持免除機能は、ドライバーが携帯電話
を使用するのに便利で、且つ運転の安全を守るのに有効
な機能である。また、ヨーロッパ各国では、車用の携帯
電話は法律で定められた車のアクセサリとなっている。
しかし、現在、携帯電話の主機構造がすでに満載となっ
ているために、主機部分の機能を増加するのではなく、
上述のような付属機能は、外付けの構造で付加する方式
が採られている。しかし、携帯電話に付加機能を多く設
けるとなると、その外付け構造も多く複雑となり、相対
的に携帯電話の利便性と携帯性が失われることになっ
た。ゆえに、現在グレードアップし続けている携帯電話
の付加機能を、如何に空間を節約して携帯電話に付加す
るかが、今後の研究、開発の課題であった。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の、携
帯電話の付属機能を外付け構造により設ける従来の方式
が、携帯上の不便さをまねいたという問題を改善し、す
でにある携帯電話及びその相関構造中に、多項目の付属
機能を加えることを目指してなされたものであり、ゆえ
に、本発明の目的は、一種の、握持不要でアンサリング
機能を有する携帯電話用の電池を提供し、該電池を、携
帯電話に必要な電源を提供するほか、アンサリング、備
忘録音、握持免除、低電力及び電源ウエイクアップ、快
速充電等、多機能を有するものとすることにある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、電池
ケーシング１中に設けられた電池本体１０を備え、該電
池本体１０が携帯電話２０とその相関装置に必要な電源
を供給する、一種の、握持不要でアンサリング機能を有
する携帯電話用の電池であって、該電池ケーシング１内
に、該電池本体１０と連接し、電流を整流し転換する、
一つの電力整流転換装置３０が設けられ、一つのアンサ
リング及び握持免除制御装置４０で、上記電力整流転換
装置３０と連結し、一つの制御ユニット４０１を設けて
あり、該制御ユニット４０１が該携帯電話２０の主機シ
ステムと連結し、別に電池ケーシング１の表面に設けら
れた、複数の制御押しボタン１１、一つのマイクロホン
１２、一つの信号表示ランプ１３及び一つのスピーカー
１４と連接し、使用者が外部より該アンサリング及び握
持免除制御装置４０を制御できるものとしてあり、該制
御ユニット４０１は別に、一つの音声処理保存ユニット
４１と二組の交換ユニット４２、４３と連接しており、
その中の、一つの交換ユニット４２は、該携帯電話２０
から伝えられた音声を受信し、並びにスピーカー１４よ
り送出し、こちら側の通話者の音声をマイクロホン１２
よりもう一つの交換ユニット４３で処理し、音声信号を
携帯電話２０に提供して相手と通話させ、握持免除の機
能を達成し、該音声処理保存ユニット４１は音声の符号
化、圧縮、複号、保存を行い、音声はマイクロホン１２
より入力され、交換ユニット４３を経て音声情報が音声
処理保存ユニット４１に伝えられ、音声が符号化、圧縮
され並びにその中のＲＯＭに、アンサリング側のメッセ
ージとして保存され、音声情報が携帯電話２０より制御
ユニット４０１を経て制御ユニット４０１が音声処理保
存ユニット４１を制御して、音声を符号化、圧縮させ、
その中のＲＡＭに保存させ、相手側のメッセージとな
し、且つ該メッセージ音声は、スピーカー１４を制御す
る交換ユニット４２を経てスピーカー１４より送出さ
れ、また、音声処理保存ユニット４１にメッセージが保
存されている時、該制御ユニット４０１は信号表示ラン
プ１３をフラッシュさせ、使用者に該制御押しボタン１
１を以てメッセージ情報を制御させ、マイクロホン１２
より入力した音声情報が二つの交換ユニット４２、４３
の作用を経て、音声処理保存ユニット４１中のＲＡＭ内
に保存されると、重要な事項の備忘音声記録とされる、
アンサリング及び握持免除制御装置４０の制御ユニット
４０１が携帯電話２０より伝送中止の信号を受け取る
と、低電力状態に進入し、以て電力を節約し、該制御ユ
ニット４０１が低電力状態に進入する前に、まず該音声
処理保存ユニット４１の電源が完全に切断されるが、Ｒ
ＯＭ内のアンサリング側のメッセージは電源の切断によ
って削除されないが、ＲＡＭ内の相手側のメッセージは
電源の中断によって削除され、但し、音声処理保存ユニ
ット４１にメッセージが保存されている時には、該制御
ユニット４０１が信号を受信している状態と同じくなる
ため、低電力状態は発生しえず、以てメッセージは確保
され削除されず、また、該制御ユニット４０１が携帯電
話２０より通話情報を受け取るとき、該制御ユニット４
０１は正常な電力供給状態に回復する、以上を特徴とす
る、握持不要でアンサリング機能を有する携帯電話用の
電池としている。

【０００５】請求項２の発明は、請求項１に記載のアン
サリング及び握持免除制御装置で、該電池本体１０は別
に、快速充電機能を備え、充電時には、電源入力保護シ
ステムで整流されてから、スイッチ制御、自動調整、完
全整流、電流スイッチを包括する充電入力量制御システ
ムの処理を経ると共に、電圧、温度スイッチのコントロ
ールと主ＩＣ制御が組み合わされて後、入力電源が電池
に充電され、外部電源が電源が整流されて入力される
時、主制御ＩＣは温度制御ゲート回路の信号を受け取
り、電源入力自動調整回路に送り、充電電源を電源入力
自動調整回路を経て、電池の現存の電源量、温度状況に
より、適当な入力電流とした後、電流入力制御ゲート回
路に入力し、該回路を通過した電流を、高周波完全整流
回路で再び直流化し、電池に対し、必要な状況に応じた
充電を行い、電源入力自動調整回路、電流入力制御ゲー
ト回路、温度制御ゲート回路により、一つの、電池状況
の正確な判断に基づき、調整され、制御された外部電源
による充電動作が形成され、快速充電可能で、電池を損
傷しないことを特徴とする、握持不要でアンサリング機
能を有する携帯電話用の電池としている。

【０００６】

【発明の実施の形態】本発明は、一つの電池ケーシング
１を包括し、該電池ケーシング１内部には一つの電池本
体１０が設けられ、該電池本体１０が携帯電話２０とそ
の他の付属部品の電源を供給するものとされ、該電池ケ
ーシング１の表面に複数の制御押しボタン１１、一つの
マイクロホン１２、一つの信号表示ランプ１３、及び一
つのスピーカー１４が設けられている（図１参照）。

【０００７】該制御押しボタン１１は、一つの握持免除
通話キーＳＰＫ，一つのアンサリング機能キーＴＡＤ、
一つのアンサリング側メッセージキーＭＳＧ、一つの削
除キーＤＥＬ、一つの放送キーＰＬＡＹ、一つの放送停
止キーＳＴＯＰ、一つの逆送りキーＲＥＷ、一つの早送
りキーＦＷＲ、一つの備忘録音キーＭＥＭＯを包括して
いる。

【０００８】該電池ケーシング１の内部は、図２に示さ
れる。電池本体１０は、一つの電力整流転換装置３０を
経て一つのアンサリング及び握持免除制御装置４０に必
要な電源を供給し、該アンサリング及び握持免除制御装
置４０のシステムは図３に示されるように、一つの制御
ユニット４０１と携帯電話２０の主機及び制御押しボタ
ン１１、信号表示ランプ１３及び二組の交換ユニット４
２、４３、一つの音声処理保存ユニット４１を包括し、
二組の交換ユニット４２、４３はさらに携帯電話２０と
音声の出入力のために連接している。

【０００９】制御押しボタン１１の握持免除通話キーＳ
ＰＫが押されると、携帯電話２０より来た音声は、その
中の一つの交換ユニット４２を経て、相手方の音声がス
ピーカー１４より送出され、こちら側の通話者の応答音
声はマイクロホン１２よりもう一つの交換ユニット４３
に伝えられ、音声は携帯電話２０に提供されて相手方に
伝えられる。言い換えると、該制御押しボタン１１の握
持免除通話キーＳＰＫは、本発明の握持免除機能を執行
させるか、させないかを決定するキーであり、もし、該
握持免除通話キーＳＰＫを押せば、相手の通話がスピー
カー１４より送出され、こちらの通話はマイクロホン１
２より携帯電話２０に入力されて相手方に送られる。も
し、握持免除通話キーＳＰＫをオフとすれば、通話は完
全に携帯電話２０本体により執行される。

【００１０】もし、該制御押しボタン１１のアンサリン
グ側メッセージキーＭＳＧを押せば、こちら側の人、即
ち受話器を持つ人のアンサリング側メッセージの音声
を、マイクロホン１２より入力し、交換ユニット４３を
経て音声信号を、音声処理保存ユニット４１に送り、該
音声処理保存ユニット４１が符号化し、圧縮し、並びに
ＲＯＭ中に保存でき、こちら側の人が制御押しボタン１
１のアンサリング機能キーＴＡＤを押すと、相手側の通
話が来た時、制御ユニット４０１が携帯電話２０からの
信号を受け取り、並びに音声処理保存ユニット４１のＲ
ＯＭ中よりアンサリング側メッセージを携帯電話２０に
送り、相手側に送る。もし、相手側にメッセージがある
場合には、その音声信号は、一方で、制御ユニット４０
１の音声処理保存ユニット４１の制御を経て、符号化、
圧縮された後、ＲＡＭに保存され、同時に、音声は交換
ユニット４２を経てスピーカー１４より送出され、その
場にいる人が、直接相手側のメッセージを聞けるように
する。音声処理保存ユニット４１に相手側のメッセージ
が保存されている時には、制御ユニット４０１は信号表
示ランプ１３をフラッシュさせ、こちら側の人に知らせ
る。

【００１１】こちら側の人が、信号表示ランプ１３がフ
ラッシュしているのを見る時、相手側がメッセージを残
していることが分かり、放送キーＰＬＡＹを押せば、音
声は音声処理保存ユニット４１を経て還元され、交換ユ
ニット４２を経てスピーカー１４より送出される。

【００１２】その他の制御押しボタン１１、例えば放送
停止キーＳＴＯＰ、逆送りキーＲＥＷ、早送りキーＦＷ
Ｒ、削除キーＤＥＬ等のキーは、音声処理保存ユニット
４１の、音声の放送を停止する動作、前の一つの相手側
メッセージに戻る動作、次の一つの相手側メッセージに
戻る動作を、相手側メッセージ削除の動作をそれぞれ示
している。

【００１３】使用者が備忘録音キーＭＥＭＯを押すと
き、音声情報を備忘、録音でき、即ち、使用者は、重要
な事項の音声をマイクロホン１２より入力し、交換ユニ
ット４３を経てもう一つの交換ユニット４２に送り、制
御ユニット４０１が音声処理保存ユニット４１を制御し
て交換ユニット４２より来た音声情報をＲＡＭ中に保存
させる。使用者は同様に、上述の放送停止キーＳＴＯ
Ｐ、逆送りキーＲＥＷ、早送りキーＦＷＲ、削除キーＤ
ＥＬを以て、備忘録音情報を制御することができる。

【００１４】本発明の電池１０は、前述の機能を提供す
ると同時に、電池電源を節約し、その使用寿命を延長さ
せる効果を有している。本発明では特に、電源のウエイ
クアップ（ＷａｋｅＵｐ）及び低電力（ＬｏｗＰｏ
ｗｅｒ）の機能を提供している。いわゆる低電力とは、
携帯電話に伝送されてくる情報がないとき、システムが
自動的に各部材の電力の必要を最低にまで下げることを
意味する。通話情報が伝えられる時、システムは自動的
に各部材の電気エネルギーを回復させて必要な程度とす
る。図４に示されるように、その電源ウエイクアップ機
能は、該制御ユニット４０１が一つの情報検出回路５０
を以て、携帯電話２０或いはその他の外部制御の情報が
あることを示す、特定の信号を受け取ると、該制御ユニ
ット４０１は低電力（ＬｏｗＰｏｗｅｒ）の状態より
ウエイクアップし、正常な電力使用状態に回復し、上述
の信号は、直接が制御ユニット４０１に連接する回路を
経て伝達されるか、或いは信号転換回路の解読を経て並
びに外界より来た情報として感知されるものとされる。
該制御ユニット４０１は時間制御器（Ｔｉｍｅｒ）によ
りその電源の回復、使用が制御され、この一つの時間制
御器は外界回路により制御されるか、あるいは制御ユニ
ット内のメモリ中のソフトウエアにより処理される。

【００１５】制御ユニット４０１が回復して正常な電力
供給状態に回復し、並びに外界からの信号（例えば電話
の呼び出し音、或いは使用者がある一つの外部制御の押
しボタンを押したとき）を検知した時、それはウエイク
アップしてそれと連結する音声処理保存ユニット４１
は、その上述の機能を発揮する。

【００１６】制御ユニット４０１の信号検出回路５０
が、携帯電話２０から伝送（通話）中止信号を受け取る
と、低電力状態に進入し、該制御ユニット４０１はま
た、電池上に設けられた付加押しキーの入力により強制
的に低電力の睡眠状態の進入させられるか、或いは該制
御ユニット４０１の時間制御器がある特定時間中にいか
なる外界の行動信号も受け取らなかった場合に、制御ユ
ニット４０１が自動的に低電力状態に進入させられる。
該制御ユニット４０１が低電力状態に進入する前に、音
声処理保存ユニット４１の電源は完全に切断されるが、
ＲＯＭ中のアンサリング側メッセージは電力の切断によ
っても削除されない。ただし、ＲＡＭ中の相手側のメッ
セージは、電力の切断により削除される。もし、相手側
のメッセージが該音声処理保存ユニット４１内にある時
には、該制御ユニット４０１が携帯電話の情報を受け取
ったのと同じこととなり、低電力状態は発生せず、相手
側のメッセージは削除され得ない。

【００１７】本発明の電池本体１０は、快速充電の機能
も有しており、図５に示されるように、外部電源で充電
する時、電源入力保護システムで予め整流してから、さ
らに、スイッチ制御、自動調整、完全整流、電流スイッ
チを包括する充電入力量制御システムの処理を経ると共
に、電圧、温度スイッチのコントロールと主ＩＣ制御が
組み合わされて後、電源が入力されて電池に充電され
る。外の電源が整流されて１２Ｖとされ入力される時、
主制御ＩＣは温度制御ゲート回路の信号を受け取り、電
源入力自動調整回路に送り、充電電源を電源入力自動調
整回路を経て、電池の現存の電源量、温度状況により、
適当な入力電流とした後、電流入力制御ゲート回路に入
力し、該回路を通過した電流を、高周波完全整流回路で
再び直流化し、電池に対し、必要な状況に応じた充電を
行う。電源入力自動調整回路、電流入力制御ゲート回
路、温度制御ゲート回路により、一つの、外部電源によ
る、電池状況が正確に判断され、調整され、制御された
充電動作が形成される。現在ある携帯電話の電池は、ほ
とんどがゆっくり充電するもので、ゆえに快速充電する
と、障害をまねきやすかった。しかし、本発明では、自
動的に電池特性を判読し、電池特性に適当した充電を行
い、且つ自動的に、入力する電池に合わせて電流量を調
整し、さらに高効率の充電動作が組み合わされること
で、充電時間が維持されて不変であり（０から充電飽和
まで約１時間）、快速充電効果を有している。且つ、実
際の測定結果によると、充電入力電圧Ｖｉｎ＝１２．０
５Ｖ、充電入力電流Ｉｉｎ＝０．９４５Ａ、充電入力総
効率はＰｉｎ＝１２．０５＊０．９２５＝１１．１５Ｗ
で、充電完成後の測定では、その形成する出力電圧Ｖｏ
ｕｔ＝１０．６Ｖ、出力電流Ｉｏｕｔ＝０．９５６Ａ、
その出力効率総計Ｐｏｕｔ＝１０．６＊０．９５６＝１
０．１３Ｗ，ＷＰｏｕｔ＝Ｐｉｎ−Ｐｏｕｔ＝１１．１
５Ｗ−１０．１３Ｗ＝１．０２Ｗ、その効率値はＷｐｏ
ｕｔ／Ｐｉｎ％＝９１．４７％、即ち約９２％であり、
一般の充電可能な電池の充電効率値は約８０％であり、
本発明の充電効率は伝統的な充電効率より約１２％高
く、高効率充電であるということが分かる。

【００１８】

【発明の効果】本発明は、一種の握持不要でアンサリン
グ機能を有する携帯電話用の電池を提供し、それは、一
つのアンサリング及び握持免除制御装置と、該携帯電話
の主機システムが連結され、また、複数の制御押しボタ
ン、一つのマイクロホン、一つの信号表示ランプ、一つ
のスピーカーの構造を備え、該アンサリング及び握持免
除制御装置が一つの音声処理保存ユニットと二組の交換
ユニットを有するものとされたことで、該携帯電話の電
池が握持不要で、アンサリング及びその相関機能を有す
るものとされ、且つ電源ウエイクアップ、低電力等、電
源を節約し、電池を保護し、その使用寿命を増す機能、
及び快速充電の機能を有している。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の外観斜視図である。

【図２】本発明のシステムブロック図である。

【図３】本発明のアンサリング及び握持免除機能のブロ
ック図である。

【図４】本発明の電源使用のウエイクアップ及び低電力
機能のブロック図である。

【図５】本発明の電池充電の制御ブロック図である。

【符号の説明】

１・・・電池ケーシング１０・・・電池本体１１・
・・制御押しボタンＳＰＫ・・・握持免除通話キーＴＡＤ・・・アンサリ
ング機能キーＭＳＧ・・・アンサリング側メッセージキーＤＥＬ・
・・削除キーＰＬＡＹ・・・放送キーＳＴＯＰ・・・放送中止キーＲＥＷ・・・逆送りキーＦＷＲ・・・早送りキーＭＥＭＯ・・・備忘録音キー１２・・・マイクロホン１３・・・信号表示ランプ１４・・・スピーカー２
０・・・携帯電話３０・・・電力整流転換装置４０・・・アンサリング
及び握持免除制御装置４０１・・・制御ユニット４１・・・音声処理保存ユ
ニット４２、４３・・・交換ユニット５０・・・情報検出回
路

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】電池ケーシング１中に設けられた電池本
体１０を備え、該電池本体１０が携帯電話２０とその相
関装置に必要な電源を供給する、握持不要でアンサリン
グ機能を有する携帯電話用の電池であって、該電池ケーシング１内に、該電池本体１０と連接し、電
流を整流し転換する、一つの電力整流転換装置３０が設
けられ、一つのアンサリング及び握持免除制御装置４０が上記電
力整流転換装置３０と連結し、該アンサリング及び握持
免除制御装置４０が一つの制御ユニット４０１を具え、
該制御ユニット４０１が該携帯電話２０の主機システム
と連接するほか、電池ケーシング１の表面に設けられ
た、複数の制御押しボタン１１、一つのマイクロホン１
２、一つの信号表示ランプ１３及び一つのスピーカー１
４と連接して、外部より操作可能とされ、該制御ユニッ
ト４０１はさらに一つの音声処理保存ユニット４１と二
組の交換ユニット４２、４３と連接しており、そのうち一方の交換ユニット４２が、該携帯電話２０か
ら伝えられた音声を受信し、並びにスピーカー１４に送
り、もう一方の交換ユニット４３が、こちら側の通話者
の音声をマイクロホン１２より受け取り処理して音声信
号を携帯電話２０に提供し、相手と通話させることで、
握持免除の機能を達成し、該音声処理保存ユニット４１はＲＯＭとＲＡＭを具え、
音声の符号化、圧縮、復号、保存を行い、マイクロホン
１２より入力されて上記もう一方の交換ユニット４３を
経由して該音声処理保存ユニット４１に伝えられた音声
を、符号化、圧縮すると共に上記ＲＯＭに、アンサリン
グ側のメッセージとして保存すると共に、制御ユニット
４０１による制御を受けて、携帯電話２０からの音声情
報を符号化、圧縮して上記ＲＡＭに保存して相手側メッ
セージとなし、該相手側メッセージを、交換ユニット４
２を経てスピーカー１４より送出し、音声処理保存ユニ
ット４１に相手側メッセージが保存されている時、該制
御ユニット４０１が信号表示ランプ１３をフラッシュさ
せ、制御キー１１操作により、制御ユニット４０１の制御を
受けて、マイクロホン１２より入力した音声情報を二つ
の交換ユニット４２、４３を経て音声処理保存ユニット
４１中のＲＡＭ内に保存できるようにしてあり、アンサリング及び握持免除制御装置４０の制御ユニット
４０１が携帯電話２０より通話中止の信号を受け取る
と、低電力状態に進入し、該制御ユニット４０１が低電
力状態に進入する前に、該音声処理保存ユニット４１の
電源が完全に切断されても該ＲＯＭ内のアンサリング側
のメッセージは電源の切断によって削除されないが該Ｒ
ＡＭ内の相手側メッセージは電源の中断によって削除さ
れるため、音声処理保存ユニット４１にメッセージが保
存されている時には、該制御ユニット４０１が信号を受
信している状態と同じくなるようにしてあるほか、該制
御ユニット４０１が携帯電話２０より通話情報を受け取
ることで、該制御ユニット４０１が正常な電力供給状態
に回復するようにしてあり、以上の構成からなる、握持
不要でアンサリング機能を有する携帯電話用の電池。
【請求項２】請求項１に記載の握持不要でアンサリン
グ機能を有する携帯電話用の電池において、整流回路、
主制御ＩＣ、温度制御ゲート回路、電力入力自動調整回
路、電流入力制御ゲート回路、高周波完全整流回路を包
括すると共に電池本体１０に組み合わされる充電入力量
制御システを具え、外部電源が入力されると、該整流回
路で整流の後、主制御ＩＣが温度制御ゲート回路の信号
を受け取り、制御信号を電源入力自動調整回路に送り、
整流回路で整流後の電源を、電源入力自動調整回路によ
り、電池の現存の電源量、温度状況により、適当な入力
電流とした後、電流入力制御ゲート回路に入力し、該回
路を通過した電流を、高周波完全整流回路で再度整流し
て、電池に対して適切な充電を行うようにしてあること
を特徴とする、握持不要でアンサリング機能を有する携
帯電話用の電池。