JP3015167U - 容器を効率的に組み合わせてなる買物袋及び鞄 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目 的】 現在、買物袋と鞄については、種々の組合
せが行なわれているが、変形が多く形成と構成について
簡単と便利さが欠けているので、本考案はこの欠点を改
良することが目的である。 【構 成】 容器（１’）の上部に出入口（６）を設け
た容器形成部（１）を２個並列状に配列して容器
（１’）とカバー（２）の一体部分（７）にて連結した
カバー（２）を２個の出入口（６）を２個の容器形成部
（１）にまたがらせて、覆うようにカバー用止め具
（３）にて着脱できるようにし、カバー（２）の頂部に
手持部（４）を着脱して使用できる容器（１’）形成し
て組み合わせた買物袋及び鞄の構成である。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、変形し難く、又柔軟だが使用しやすいように形成した買物袋及び鞄 を提供しようとするものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、買物袋については、例えば実用新案登録番号第３００２８８５号、第３ ００４４６０号等があり、その効果は、各袋が開口部両側の帯部でつながってい るから、一方の袋を確保すれば、他方の袋も確保されて収納物を脱落させないと ともに、両袋の膨張領域を十分確保し、経済的なサービスを提供しているとされ ているが、実際使用した結果では、形くずれ等による複雑な不便さがあり効率的 でない。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、これに対し、効率的な使いやすい成形品として買物袋及び鞄を提供 しようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

軽量強靱な薄板状の素材にて形成した容器（１’）の上部に、出入口（６）を 設けた容器形成部（１）を２個並列状に配列して相対する容器用止め具（５）に て着脱できるようにし、容器（１’）とカバー（２）の一体部分（７）にて連結 したカバー（２）を２個の出入口（６）を覆うように２個の容器形成部（１）に またがらせて、端部付近をカバー用止め具（３）にて着脱できるようにし、カバ ー（２）の中央頂部に手持部（４）を設ける。 本考案は、以上のように構成した容器を効率的に組み合わせてなる買物袋及び 鞄である。

【０００５】

【作用】 容器（１’）の上部に、出入口（６）を設けた容器形成部（１）を２個並列状 に配列して容器（１’）とカバー（２）の一体部分（７）にて連結したカバー（ ２）を２個の出入口（６）を覆うように２個の容器形成部（１）にまたがらせて 、端部付近をカバー用止め具（３）にて着脱できるようにしたことは、形崩れを 防ぎ使いやすく便利な作用の構成である。

【０００６】

【実施例】

軽量強靱な素材にて、例えば薄肉に形成した容器（１’）の上部に、出入口（ ６）を設けた容器形成部（１）を、２個並列状に配列して容器（１’）とカバー （２）の一体部分（７）にて連結したカバー（２）を２個の出入口（６）を覆う ように、２個の容器形成部（１）にまたがらせ、カバー用止め具（３）にて両者 が着脱できるようにし、カバー（２）の頂部に手持部（４）を設ける。 本考案は、以上のような構成からなる容器（１’）を形成して組み合わせた買 物袋及び鞄であるから、これを使用する時は、図１のように手持部（４）にて持 ち下げ、図２のように相対する容器用止め具（５）にて２個の容器（１’）は着 脱でき、又図３、図４のようにカバー用止め具（３）からカバーを離脱して、例 えば出入口（６）から物品（９）のように出入できる。

【０００７】

【実施例】

例えば、軽量柔軟な皮、又は合成樹脂の利用とか紙類等にて形成した請求項２ の場合は、図５のように形成して手持部（１２）にて持ち下げ、図６のようにカ バー（１１）を開閉して使用する。

【０００８】

【実施例】

請求項３のように、容器形成部（１）のカバー（２）（１１）から手持部（４ ）（１２）を除去して使用する場合は、図７のように使用者（１０）が例えば腕 によって保持する。

【０００９】

【考案の効果】 カバー（２）（１１）と容器（１’）の形成と色彩を組み合わせることにより 、変形度が少なく、かつ、使いやすい。又容器にはふくらみを持たせてもよいし 、ふくらみを持たせなくともよく、意匠性も提供できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案を軽量強靱な薄物素材で形成し、手持
部（４）で保持した状態を示す側面斜視図

【図２】 容器用止め具（５）によって２個の容器
（１’）を離脱した場合の事例を示す斜視図

【図３】

【図２】において薄板で形成し、手持部（４）のない場
合のカバー用止め具（３）と、容器止め具（５）をそれ
ぞれ離脱した場合の状態を示す斜視図

【図４】 容器形成部（１）の使用状態を示す事例の平
面斜視図

【図５】 本考案の軽量柔軟な場合の素材の使用事例を
示す斜視図

【図６】

【図５】の場合の開口した状態を示す平面斜視図

【図７】 手持部（４）のない場合の保持状態の事例を
示す正面斜視図

【符号の説明】

１；容器形成部 １’；容器 ２；カバー ３；カバー用止め具 ４；手持部 ５；容器用止め具 ６；出入口 ７；一体部分 ８；手持部止め具 ９；物品 １０；使用者 １１；カバー １２；手持部 １３；カバー用止め具 １４；手持部止め具 １５；出入口

Claims (3)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】軽量強靱な薄板状の素材にて形成した容器
   （１’）の上部に、出入口（６）を設けた容器形成部
   （１）を２個並列状に配列して相対する容器用止め具
   （５）にて着脱できるようにし、容器（１’）とカバー
   （２）の一体部分（７）にて連結したカバー（２）を２
   個の出入口（６）を覆うように２個の容器形成部（１）
   にまたがらせて、端部付近をカバー用止め具（３）にて
   着脱できるようにし、カバー（２）の中央頂部に手持部
   （４）を設けたことを特徴とする容器を効率的に組み合
   わせてなる買物袋及び鞄
2. 【請求項２】軽量柔軟な素材にて形成した請求項１記載
   の容器体を効率的に組み合わせてなる買物袋及び鞄
3. 【請求項３】手持部（４）（１２）を除いて保持する請
   求項１、又は請求項２記載の容器を効率的に組み合わせ
   てなる買物袋及び鞄