JP3725350B2 - 濡れティッシュペーパー容器用蓋板付き取出口 - Google Patents

濡れティッシュペーパー容器用蓋板付き取出口 Download PDF

Info

Publication number
JP3725350B2
JP3725350B2 JP29152898A JP29152898A JP3725350B2 JP 3725350 B2 JP3725350 B2 JP 3725350B2 JP 29152898 A JP29152898 A JP 29152898A JP 29152898 A JP29152898 A JP 29152898A JP 3725350 B2 JP3725350 B2 JP 3725350B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
lid
mouth
tissue paper
wet tissue
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP29152898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000102493A (ja
Inventor
治夫 土田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yoshino Kogyosho Co Ltd filed Critical Yoshino Kogyosho Co Ltd
Priority to JP29152898A priority Critical patent/JP3725350B2/ja
Publication of JP2000102493A publication Critical patent/JP2000102493A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3725350B2 publication Critical patent/JP3725350B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、濡れティッシュペーパー容器用蓋板付き取出口に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
濡れティッシュペーパーを収容して口部から一枚づつ引き出し得るようにし、その口部に開閉自在な気密性蓋体を備えた濡れティッシュペーパー容器は、既によく知られている。
この種の容器は、プラスチック製が主流で、多くは使い捨てられているが、最近では、プラスチックゴミの低減等に鑑み、パウチと称される気密性の袋に収容した詰め替え用の濡れティッシュペーパーも出回るようになり、空になった濡れティッシュペーパー容器を再度使用できるようになって来ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、詰め替え用の濡れティッシュペーパーをパウチから出して空になった濡れティッシュペーパー容器へと詰め替えるのはかなり面倒であり、また、詰め替えの際、消毒・殺菌されている詰め替え用濡れティッシュペーパーに汚れた手を触れたのでは衛生上の問題が残り、折角の消毒・殺菌も無意味に帰することとなる。
そこで、本発明は、そのような濡れティッシュペーパー入りパウチの口部に、或いは、パウチと同程度の簡易な合成樹脂製容器の口部に簡単に装着できる扁平で簡潔な蓋体付き取出口を提供し、該蓋体付き取出口を用いることで、濡れティッシュペーパー入りパウチ等をそのままで詰め替え用ではない一般の濡れティッシュペーパー容器として支障なく使用できるようにしようとするものであり、併せて、携帯にも便利にしようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的達成のため、請求項1の発明は、容器本体1の口部2の外面へ貼着する扁平な口板3の中間部に取出口4を開口させ、また、起倒に伴いその取出口を開閉する扁平な蓋板5を上記口板3の後部にて薄肉ヒンジ6を介して起倒自在に装備させるとともに、当該蓋板5に閉蓋・開蓋態勢を維持させる簡易弾性反転手段7を講じて成る。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1の濡れティッシュペーパー容器用蓋板付き取出口にあって、上記口板3の上面に上記蓋板5が閉蓋態勢にて納まる凹所8を形成し、該凹所に当該口板3とは別体の上記蓋板5を閉蓋態勢にて収納させて、該蓋板5の基端部9を凹所の後端部10に接合させ、かつ、その蓋板5の基端部9と蓋板本体11との間に上記薄肉ヒンジ6と上記簡易弾性反転手段7とを介在させ、その薄肉ヒンジ6は閉蓋態勢の蓋板下面にV溝12を形成することで形成し、また、その簡易弾性反転手段7は該V溝12内にて閉蓋態勢の蓋板本体11側から後方へと短突片13を突設することで蓋体自体の弾性を利用するものとして形成して成る。
【0006】
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2の濡れティッシュペーパー容器用蓋板付き取出口にあって、上記取出口4の内周にスカート14を周設し、上記蓋板5の内面に該スカートと気密に嵌合する栓筒15を垂設し、かつ、その蓋板5の先端につまみ16を付設して成る。
【0007】
【発明の実施の形態】
図1乃至図3は、請求項1乃至請求項3の発明に係る実施の形態を示している。
図において、1は、濡れティッシュペーパー入りのパウチ、簡易合成樹脂製容器等の容器本体、3は、該容器本体の口部2の外面へ貼着した扁平な合成樹脂製口板、4は、該口板の中間部に開口させた取出口、5は、該取出口を開閉する扁平な合成樹脂製蓋板である。
6は、蓋板5を起倒自在に装備させるために設けた薄肉ヒンジ、7は、蓋板5に閉蓋・開蓋態勢を維持させるために設けた簡易弾性反転手段である。
【0008】
口板3は、方形に形成し、上面に蓋板5が閉蓋態勢にて納まる広幅で浅くかつ前後方向に抜けた凹所8を形成し、該凹所に当該口板3とは別体でやや狭幅の方形の蓋板5を閉蓋態勢にて収納させ、該蓋板5の基端部9と凹所の後端部10との間に複数のダボ17とダボ孔18とを設けて、相互に嵌合連結させている。
蓋板5は、基端部9と蓋板本体11との間に、薄肉ヒンジ6と簡易弾性反転手段7とを介在させており、その薄肉ヒンジ6は、閉蓋態勢の蓋板下面にV溝12を形成することで形成し、また、その簡易弾性反転手段7は、該V溝12内中間部にて閉蓋態勢の蓋板本体11側から後方へ短突片13を突設することで蓋体自体の弾性を利用するものとして形成している。
取出口4は、内周に、上向し下方へ折り返したスカート14を周設しており、また、蓋板5は、内面に、該スカートと気密に嵌合する栓筒15を垂設している。
そして、蓋板5は、先端に弓状のつまみ16を薄肉ヒンジ19を介して付設している。
【0009】
如上の構成であり、使用に当たっては、まず、口板3を容器本体(パウチ等)1の口部2の外側に当てて超音波溶着等により接合一体化させ、次いで、口板3の凹所8に蓋板5を嵌めて取出口4を閉口させるとともに、ダボ17とダボ孔18と嵌合させて口板3と蓋板5とを連結一体化させる。
この状態で蓋板5を開蓋させたときは、簡易弾性反転手段7において、短突片13の先端が口板3の凹所後端部10上面を滑動して、蓋板5の基端部9を次第に大きく弾性変形させつつ閉蓋方向の弾力に抗して起立し、最大変形の中点(ヒンジの中心位置)を過ぎたところでその弾力が開蓋方向に反転して蓋板5が開蓋態勢に保持される(図3A)。また、蓋板5を閉蓋させたときは、短突片13の先端が口板3の凹所後端部10上面を逆方向に滑動して、蓋板5の基端部9を次第に大きく弾性変形させつつ開蓋方向の弾力に抗して起立し、最大変形の中点(ヒンジの中心位置)を過ぎたところでその弾力が閉蓋方向に反転して蓋板5が閉蓋態勢に保持される(図3B)。
容器本体(パウチ等)1内の濡れティッシュペーパーを取り出すときは、蓋板5を開けて取出口4から引き出せばよい。
【0010】
【発明の効果】
請求項1、請求項2、請求項3の発明によれば、既述構成であるから、次の効果を奏する。
▲1▼ 濡れティッシュペーパー入りのパウチ等の容器本体1を、濡れティッシュペーパーにつき詰め替えることなくそのままで使用でき、したがって、従来の濡れティッシュペーパー容器の場合のように、濡れティッシュペーパーをパウチから取り出して詰め替える面倒もなければ、消毒・殺菌されている詰め替え用濡れティッシュペーパーに汚れた手を触れる不衛生も、折角の消毒・殺菌が無意味に帰することもない。
▲2▼ パウチ等の容器本体1の口部2に扁平な口板3と蓋板5とを有するものであるから、容器としては小形化、軽量化できて、携帯に頗る便利重宝である。
▲3▼ 蓋板5を口板3の後部にて薄肉ヒンジ6を介して起倒自在に装備させるだけでなく、当該蓋板5に閉蓋・開蓋態勢を維持させる簡易弾性反転手段7を講じているので、閉蓋時にはその閉蓋態勢を的確に維持できて、濡れティッシュペーパーの乾燥を防止でき、また、開蓋時にはその開蓋態勢を的確に維持できて、濡れティッシュペーパーを容易に取り出すことができる。
【0011】
加えて、請求項2、請求項3の発明によれば、既述構成であるから、簡潔でかつ使い易いものに構成できて、携帯にも便利で、安価な濡れティッシュペーパー容器を実現できる。
【0012】
更に、請求項2の発明によれば、口板3と蓋板5とが別体の部材であるから、両者の組み合わせをその口板3とパウチ等の容器本体1等の超音波溶着等による接合の後にすることで、この超音波溶着等による接合を支障なく容易にかつ的確に行うことができる。
【0013】
また、請求項3の発明によれば、取出口4の内周にスカート14を周設し、蓋板5の内面に該スカートと気密に嵌合する栓筒15を垂設し、かつ、その蓋板5の先端につまみ16を付設しているので、閉蓋時の気密性を確保でき、しかも、その開閉を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 請求項1乃至請求項3の発明に係る実施の形態を示す斜視図である。
【図2】 同分解斜視図である。
【図3】 同開蓋状態Aと閉蓋状態Bとを示す要部の拡大断面図である。
【符号の説明】
1…容器本体 2…口部
3…口板 4…取出口
5…蓋板 6…薄肉ヒンジ
7…簡易弾性反転手段 8…凹所
9…基端部 10…後端部
11…蓋板本体 12…V溝
13…短突片 14…スカート
15…栓筒 16…つまみ
17…ダボ 18…ダボ孔
19…薄肉ヒンジ

Claims (3)

  1. 容器本体1の口部2の外面へ貼着する扁平な口板3の中間部に取出口4を開口させ、また、起倒に伴いその取出口を開閉する扁平な蓋板5を上記口板3の後部にて薄肉ヒンジ6を介して起倒自在に装備させるとともに、当該蓋板5に閉蓋・開蓋態勢を維持させる簡易弾性反転手段7を講じたことを特徴とする濡れティッシュペーパー容器用蓋板付き取出口。
  2. 上記口板3の上面に上記蓋板5が閉蓋態勢にて納まる凹所8を形成し、該凹所に当該口板3とは別体の上記蓋板5を閉蓋態勢にて収納させて、該蓋板5の基端部9を凹所の後端部10に接合させ、かつ、その蓋板5の基端部9と蓋板本体11との間に上記薄肉ヒンジ6と上記簡易弾性反転手段7とを介在させ、その薄肉ヒンジ6は閉蓋態勢の蓋板下面にV溝12を形成することで形成し、また、その簡易弾性反転手段7は該V溝12内にて閉蓋態勢の蓋板本体11側から後方へと短突片13を突設することで蓋体自体の弾性を利用するものとして形成した請求項1記載の濡れティッシュペーパー容器用蓋板付き取出口。
  3. 上記取出口4の内周にスカート14を周設し、上記蓋板5の内面に該スカートと気密に嵌合する栓筒15を垂設し、かつ、その蓋板5の先端につまみ16を付設した請求項1又は請求項2記載の濡れティッシュペーパー容器用蓋板付き取出口。
JP29152898A 1998-09-28 1998-09-28 濡れティッシュペーパー容器用蓋板付き取出口 Expired - Fee Related JP3725350B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29152898A JP3725350B2 (ja) 1998-09-28 1998-09-28 濡れティッシュペーパー容器用蓋板付き取出口

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29152898A JP3725350B2 (ja) 1998-09-28 1998-09-28 濡れティッシュペーパー容器用蓋板付き取出口

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000102493A JP2000102493A (ja) 2000-04-11
JP3725350B2 true JP3725350B2 (ja) 2005-12-07

Family

ID=17770079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29152898A Expired - Fee Related JP3725350B2 (ja) 1998-09-28 1998-09-28 濡れティッシュペーパー容器用蓋板付き取出口

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3725350B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4943834B2 (ja) * 2006-12-27 2012-05-30 日本製紙クレシア株式会社 ポップアップ型ワイパー収納ストッカー
KR100837067B1 (ko) 2007-03-16 2008-06-12 임장오 물티슈포대용 밀폐덮개
US8915358B2 (en) 2013-03-29 2014-12-23 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Wet wipes dispenser with lid positioning feature
JP5719061B1 (ja) * 2014-05-21 2015-05-13 株式会社小久保工業所 ウエットシート包装体用の取出口蓋
JP5981977B2 (ja) * 2014-09-17 2016-08-31 大日本印刷株式会社 蓋部開閉構造とその構造を使用した収納容器
WO2016043188A1 (ja) * 2014-09-17 2016-03-24 大日本印刷株式会社 蓋部開閉構造とその構造を使用した分与容器
KR102491827B1 (ko) * 2020-10-08 2023-01-26 최수일 물티슈용기용 개폐장치

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000102493A (ja) 2000-04-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7798990B2 (en) Disposable mouthwash container
US7028843B2 (en) Cosmetics case
JP3725350B2 (ja) 濡れティッシュペーパー容器用蓋板付き取出口
US6718563B1 (en) Spill proof spittoon cup
KR102212090B1 (ko) 스트로가 구비된 텀블러
KR100738477B1 (ko) 스푼 수납이 가능한 약병
JPS6120988Y2 (ja)
JPH01161455U (ja)
JP4626864B2 (ja) レフィール容器
JPH052461Y2 (ja)
JP2523787Y2 (ja) 化粧用コンパクト容器
JPH078444Y2 (ja) クリ−ム状物注出容器
JPH0418503Y2 (ja)
JP4626863B2 (ja) レフィール容器
KR200367256Y1 (ko) 경구섭취용 내용물의 포장용기
JP3808214B2 (ja) 使い捨てのパウチを永続使用のカバーボックスに交換可能に収納した取出容器
JP2519049Y2 (ja) コンパクト容器
JPH0752043Y2 (ja) 蓋体付きのキャップ状部材
JPH041110Y2 (ja)
KR200387630Y1 (ko) 스푼 수납이 가능한 약병
JPH053441Y2 (ja)
JPH0544839U (ja) 耐水性小形バツグ
JPH0290715U (ja)
JPS6346372U (ja)
JPH0163652U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20041202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050920

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050921

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080930

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090930

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100930

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110930

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120930

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130930

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees