JP3014766U - 自転車の連結具と垂直パイプの固定機構 - Google Patents

自転車の連結具と垂直パイプの固定機構

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JP3014766U
JP3014766U JP1995000645U JP64595U JP3014766U JP 3014766 U JP3014766 U JP 3014766U JP 1995000645 U JP1995000645 U JP 1995000645U JP 64595 U JP64595 U JP 64595U JP 3014766 U JP3014766 U JP 3014766U
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vertical pipe
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裕乾 高
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裕乾 高
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自転車のパイプ製フレームにおいて、水平パ
イプと垂直パイプを容易に確実に固定することを目的と
する。 【構成】 垂直環状パイプ受け12の囲壁に連通する横
孔13を設け、前面が垂直パイプ5の外周に適合する凹
状弧面を有し、後面はV字形の凸部22の両側に斜面2
21、222を設けたストップ部材2と、前面が第1傾
斜面32で、前記横孔13に適合装入し、中央に螺孔3
1を備えた第1プッシュ部材3と、前面が第2傾斜面3
21で、前記横孔13に適合装入し、中央に締着ボルト
4の挿通する挿通孔311を備えた第2プッシュ部材3
0とを、前記横孔13に配置して、締着ボルト4を螺孔
31と螺合して、ストップ部材2を第1及び第2プッシ
ュ部材3、30の間に挟着し、締着ボルト4を締め付け
ることでストップ部材2を前面に移動し、垂直環状パイ
プ受け12に装入された垂直パイプ5を締着する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自転車の車体を構成する水平パイプと垂直パイプを連結する連結具 において、連結具と垂直パイプとを固定する構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図5に従来のパイプと連結具50とを固定する構成の断面図を示す如く、連結 具50の一端に垂直パイプを挿着する垂直環状孔51があり、垂直パイプの外周 を押さえる円弧状のプッシュ板52と、プッシュ板52の後部に、前面がプッシ ュ板52の曲面に適合し、後面が傾斜したプッシュ体53を備える。前面が傾斜 して中央に螺孔を有するプッシュ部材54で、螺孔にねじ込んだボルト55を締 め付けるとプッシュ部材54の前面斜面がプッシュ体53の後面斜面と適合して 、プッシュ板52が前進して、垂直パイプを圧迫して固定を構成する。
【0003】 従来技術の他の構成としては、図6に斜視図を示す如く、連結具60の一端に 垂直パイプを挿着する垂直環状孔61を設け、垂直環状孔61の内周一部の壁に 内穴を設ける。側面が垂直パイプの外周に適合する円弧状で、中央に螺孔を設け た梯形状の支持部材62を前記内穴に嵌め込み、上部よりボルト63を螺合し、 締め付けることによって側面凹面が垂直パイプに整合して支持部材62が上昇す ると共に、垂直パイプと密着し締め付け固定される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
従来の固定機構は、ボルトのねじ込みとプッシュ板との押圧方向が垂直に作用 するので、力が分散しパイプが均衡に押圧されず、また他方、梯形状支持部材を ボルトで上昇、押圧する機構では、ボルトの回転のみで支持部材を上昇、保持し 押圧するので、支持部材の僅かな偏差で垂直パイプを均等に固定することが難し い。
【0005】 本考案は、保持部材を後方から二個のプッシュ部材で均等に押圧することによ って、垂直パイプを均衡よく確実に固定するようにして、前記従来の固定機構の 問題点を解消しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
自転車の車体を構成するパイプ製フレームの水平パイプと垂直パイプを連結固 定する連結具で、該連結具と垂直パイプとを固定する構成において、連結具に垂 直環状パイプ受けと、該垂直環状パイプ受けの囲壁に連通する貫通横孔とを設け 、前面が垂直パイプの外周に適合する凹状弧面を有し、後面はV字形の凸部の両 側に第1及び第2斜面を設け、凸部頂点に固定環を設けたストップ部材と、前面 に前記第1斜面に対応する第1傾斜面を有し、中央に螺孔を備え、前記横孔に適 合装入する第1プッシュ部材と、前面に前記第2斜面に対応する第2傾斜面を有 し、中央に締着ボルトの挿通する挿通孔を備え、前記横孔に適合装入する第2プ ッシュ部材とを、前記横孔に配置し、締着ボルトを、第2プッシュ部材の挿通孔 とストップ部材の固定環とを貫通し、第1プッシュ部材の螺孔と螺合して、スト ップ部材を二つの第1及び第2プッシュ部材の間に挟着し、締着ボルトを締め付 けることでストップ部材を垂直環状パイプ受け方向に移動し、垂直環状パイプ受 けに装入された垂直パイプを締着固定する構成とする。
【0007】
【作用】
水平パイプと垂直パイプを連結固定する連結具で、該連結具と垂直パイプとを 固定する構成において、連結具に垂直環状パイプ受けと、該垂直環状パイプ受け の囲壁に連通する貫通横孔とを設け、前面が垂直パイプの外周に適合する凹状弧 面を有し、後面はV字形の凸部の両側に第1及び第2斜面を設け、凸部頂点に固 定環を設けたストップ部材と、前面に前記第1斜面に対応する第1傾斜面を有し 、中央に螺孔を備え、前記横孔に適合装入する第1プッシュ部材と、同様に前面 に前記第2斜面に対応する第2傾斜面を有し、中央に締着ボルトの挿通する挿通 孔を備え、前記横孔に適合装入する第2プッシュ部材とを、前記横孔に配置する 。締着ボルトを、第2プッシュ部材の挿通孔とストップ部材の固定環とを貫通し 、第1プッシュ部材の螺孔と螺合して、ストップ部材を二つの第1及び第2プッ シュ部材の間に挟着し、締着ボルトを締め付けることでストップ部材を垂直環状 パイプ受け方向に移動し、垂直環状パイプ受けに装入された垂直パイプを締着固 定する。
【0008】
【実施例】
自転車のフレームの構成において、垂直パイプである前輪フォークと水平パイ プであるハンドルバーを結合する構成がある。図1は本考案の分解斜視図である 。図2は垂直パイプ5を締着前の構成断面図、図3は垂直パイプ5を締着後の構 成断面図であり、図4は水平パイプと垂直パイプ5を連結具1に固着した斜視図 である。
【0009】 本考案の実施例は図に示す如く、連結具1は、一端に水平環状パイプ受け11 と他端に垂直環状パイプ受け12を設け、水平環状パイプ受け11にはハンドル バー10を装着する。垂直環状パイプ受け12には、前輪フォークパイプを装着 し、自転車の前部のハンドルと前輪フォークの主要部を構成する。 連結具1の垂直環状パイプ受け12の側壁面に梯形に貫通した横孔13を設け る。横孔13には垂直環状パイプ受け12と貫通した交叉孔131を穿孔し、横 孔13を垂直環状パイプ受け12の囲壁と連通させている。横孔13にはストッ プ部材2と二つの第1及び第2プッシュ部材3、30、及び締着ボルト4が配置 される。
【0010】 ストップ部材2は扁平体で、交叉孔131に正確に嵌る楕円状で、前面の垂直 環状パイプ受け12に対面する整合面21は垂直パイプ5の外周と密着する凹状 弧面を呈し、後面はV字形の凸部22で、両側は一対の第1及び第2斜面221 、222を呈し、凸部22の頂点には固定環223を有し、固定環223の中央 には欠口224を設け、任意に上下に開くようになっている。
【0011】 第1プッシュ部材3は、横孔13に装入できるよう梯形状をなし、中央部に締 着ボルト4に螺合する螺孔31を有し、前面にはストップ部材2の第1斜面22 1と適合する第1傾斜面32が形成される。 第2プッシュ部材30は、同様に横孔13に装入できるよう梯形状をなし、中 央部に締着ボルト4が貫通する挿通孔311を、上下には螺刻された螺孔33を 有し、前面にはストップ部材2の第2斜面222と適合する第2傾斜面321が 形成される。
【0012】 締着ボルト4は、第2プッシュ部材30の挿通孔311、ストップ部材2の固 定環223を挿通し、第1プッシュ部材3の螺孔31と螺合して、締着ボルト頭 41とで二つの第1及び第2プッシュ部材3、30でストップ部材2を挟着する 。 図2に示す如く、ストップ部材2を横孔13の中央部に、前面の凹状弧面の整 合面21が垂直パイプ5の外周に適合するように配置し、横孔13の両側より第 1及び第2プッシュ部材3、30を、それぞれの前面第1及び第2傾斜面32、 321がストップ部材2のV字形凸部22の第1及び第2斜面221、222に 適合するするように装入し、締着ボルト4を挿通孔311、固定環223を貫通 して螺孔31と螺合させる。垂直パイプ5を固定位置を定めて垂直環状パイプ受 け12に装入し、図3に示す如く、締着ボルト4の頭部の締着ボルト頭41を回 転し締着する。両第1及び第2プッシュ部材3、30は締着ボルト4を締め付け ることによって、互いに内部に移動し、両第1及び第2プッシュ部材3、30の 前面第1及び第2傾斜面32、321がストップ部材2後面の第1及び第2斜面 221、222が適合しているので、第1及び第2プッシュ部材3、30がスト ップ部材2の第1及び第2斜面221、222に沿って両側から均等な力で整合 面21が垂直パイプ5の外周を、均衡且つ安全に圧着し、垂直パイプ5と連結具 1との良好で確実な固定が得られる。
【0013】 固定環223の中央に欠口224が設けられているので、ストップ部材2が締 着ボルト4の締め付けによって垂直パイプ5を押圧し前進する際に、締着ボルト 4に固定環223が当っても、欠口224のため、固定環223は上下に開き、 締着ボルト4が欠口224を通過して固定環223から外れることができる。そ のため、ストップ部材2が前進することを妨げることなく、両第1及び第2プッ シュ部材3、30が接近してストップ部材2の第1及び第2斜面221、222 を圧迫し、ストップ部材2は垂直パイプ5を固く固定する。
【0014】 次に、以上の操作で連結具1に固定された垂直パイプ5を取り外す必要が生じ た場合、締着ボルト4を緩めて取り除いても、両第1及び第2プッシュ部材3、 30は横孔13の中で、ストップ部材2としっかり嵌合して分離しなくなる。そ こで第2プッシュ部材30に設けた二つの螺孔33に螺合するボルト(図示せず )を螺入し、二本のボルトを均等に上、下からねじ込んで、反対側の第1プッシ ュ部材3を押圧することで嵌合した第1及び第2プッシュ部材3、30は容易に 分離し、取り除くことができ、垂直パイプ5を取り外すことができる。
【0015】 連結具1に固定された垂直パイプ5の先端部にヘッドカバー6を、その中央部 にあるボルト7を、垂直パイプ5内に設けた螺孔に螺着することで封じ仕上げら れる。
【0016】
【考案の効果】
本考案は、垂直パイプを押圧固定するストップ部材を、二つのプッシュ部材と 締着ボルトの締め付けによって、ストップ部材がプッシュ部材に挟まれて均等な 力で押圧されるので、垂直パイプを連結具に均衡且つ確実に固定し、良好な固定 を為す効果を奏するものである。プッシュ部材に螺孔を設けたので、垂直パイプ を連結具から分離するのに、ボルトを螺合し締め付けることで、二つのプッシュ 部材を容易に引き離すことができるので、垂直パイプがしっかり固定されていて も、容易に取り外すことができる効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の分解斜視図である。
【図2】本考案の垂直パイプを締着前の構成断面図であ
る。
【図3】本考案の垂直パイプを締着後の構成断面図であ
る。
【図4】本考案の水平パイプと垂直パイプを連結具に固
着した斜視図である。
【図5】従来のパイプと連結具とを固定する構成の断面
図である。
【図6】従来のパイプと連結具とを固定する他の構成の
斜視図である。
【符号の説明】
1 連結具 12 垂直環状パイプ受け 13 横孔 2 ストップ部材 21 整合面 22 凸部 221 第1斜面 222 第2斜面 223 固定環 3 第1プッシュ部材 30 第2プッシュ部材 31 螺孔 311 挿通孔 32 第1傾斜面 321 第2傾斜面 4 締着ボルト 5 垂直パイプ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自転車の車体を構成するパイプ製フレー
    ムの水平パイプと垂直パイプを連結固定する連結具で、
    該連結具と垂直パイプとを固定する構成において、連結
    具に垂直環状パイプ受けと、該垂直環状パイプ受けの囲
    壁に連通する貫通横孔とを設け、 前面が垂直パイプの外周に適合する凹状弧面の整合面を
    有し、後面はV字形の凸部の両側に第1及び第2斜面を
    設け、凸部頂点に固定環を設けたストップ部材と、前面
    に前記第1斜面に対応する第1傾斜面を有し、中央に螺
    孔を備え、前記横孔に適合装入する第1プッシュ部材
    と、前面に前記第2斜面に対応する第2傾斜面を有し、
    中央に締着ボルトの挿通する挿通孔を備え、前記横孔に
    適合装入する第2プッシュ部材とを、前記横孔に配置
    し、 締着ボルトを、第2プッシュ部材の挿通孔とストップ部
    材の固定環とを貫通し、第1プッシュ部材の螺孔と螺合
    して、ストップ部材を二つの第1及び第2プッシュ部材
    の間に挟着し、締着ボルトを締め付けることでストップ
    部材を垂直環状パイプ受け方向に移動し、垂直環状パイ
    プ受けに装入された垂直パイプを締着固定する構成であ
    ることを特徴とする自転車の連結具と垂直パイプの固定
    機構。
  2. 【請求項2】 前記第1、第2プッシュ部材の一方に、
    中央上下に二個の螺孔を設け、垂直パイプ締着後、該垂
    直パイプを取り外す際に、該螺孔にボルトを螺入するこ
    とで、両プッシュ部材の分離を容易にする構成の請求項
    1記載の自転車の連結具と垂直パイプの固定機構。
  3. 【請求項3】 前記ストップ部材の固定環の垂直環状パ
    イプ受けと反対の部分に締着ボルトが通過可能な欠口を
    設ける請求項1記載の自転車の連結具の垂直パイプの固
    定機構。
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