JP3014519U - 発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器 - Google Patents

発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器

Info

Publication number
JP3014519U
JP3014519U JP1995001401U JP140195U JP3014519U JP 3014519 U JP3014519 U JP 3014519U JP 1995001401 U JP1995001401 U JP 1995001401U JP 140195 U JP140195 U JP 140195U JP 3014519 U JP3014519 U JP 3014519U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
exothermic
medicine
filled
drug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1995001401U
Other languages
English (en)
Inventor
恵里子 小笠原
慎一郎 上村
誠 海野
聡 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Kyodo Printing Co Ltd
Original Assignee
Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Kyodo Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugai Pharmaceutical Co Ltd, Kyodo Printing Co Ltd filed Critical Chugai Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP1995001401U priority Critical patent/JP3014519U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3014519U publication Critical patent/JP3014519U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Catching Or Destruction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 外装容器3の底面中央部に支持用嵌合突起5
を立設する。該支持用嵌合突起5に薬剤充填容器2を直
接支持せしめ、又は下端部を嵌合することによって垂直
に支持される保持筒6内に薬剤充填容器2を嵌入する。 【効果】 組み立てが簡単で作業の能率が向上する。ま
た従来方法の如き大がかりな設備を必要としない。ま
た、薬剤充填容器と外装容器との間隙を小さくすること
ができ、容器全体を小型化することができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器においては、使用時に熱伝導を抑えるための別 の耐熱性容器を使用しなくとも済むように工夫された二重容器構造の容器がある 。例えば、実開昭57−59579号がそれである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、該容器の場合には、内側の薬剤充填容器を外側の外装容器の側面上部 に巻きしめて保持する構造となっている。このため、巻きしめるための大がかり な設備が必要である。また全体の組み立て作業も能率が悪かった。
【0004】 また、内側の薬剤充填容器と外側の外装容器との間の空間が密閉されているた め、内側の薬剤充填容器の発熱によって加熱された空気を外部に逃がすことがで きない。このためこの加熱された空気によって外側の外装容器の温度が上昇する 。したがって、両容器間の間隙を大きくとる必要があり、いきおい容器が大型の ものとなる。
【0005】 本考案は斯かる点に鑑みなされたものであって、大がかりな設備を必要とする ことなく容易且つ確実に組み立てることができると共に、内側の薬剤充填容器と 外側の外装容器との間の間隙を少なくすることができるようにした発熱蒸散型殺 虫、殺菌剤用容器を提供せんとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
而して、本考案の要旨とするところは、次の点にある。 (1)発熱蒸散型殺虫、殺菌剤を充填した薬剤充填容器と、該薬剤充填容器を囲 繞する外装容器とからなる二重容器構造の発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器におい て、外装容器の底面中央部に支持用嵌合突起を立設すると共に、該支持用嵌合突 起に薬剤充填容器を支持せしめ、もって外装容器から所要の距離をおいて薬剤充 填容器を保持することを特徴とする発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器。 (2)発熱蒸散型殺虫、殺菌剤を充填した薬剤充填容器と、該薬剤充填容器を囲 繞する外装容器とからなる二重容器構造の発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器におい て、外装容器の底面中央部に支持用嵌合突起を立設すると共に、該支持用嵌合突 起に下端部を嵌合することによって垂直に支持される保持筒内に薬剤充填容器を 嵌入し、もって所要の距離をおいて外装容器内に薬剤充填容器を保持することを 特徴とする発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器。 (3)前記薬剤充填容器を支持せしめる支持用嵌合突起及び/又は前記薬剤充填 容器を嵌入する保持筒を断熱部材とすることを特徴とする前記(1)又は(2) に記載の発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器。
【0007】
【作用】
次に、本考案の作用について説明する。 組み立てるときには、外装容器の底面に立設した支持用嵌合突起に薬剤充填容 器を直接嵌合する。保持筒を使用する場合には、先ず保持筒の下端部を嵌合し、 その後該保持筒内に薬剤充填容器を上から押し込んで嵌入する。薬剤充填容器は 押し込められた後で抜け出る虞はないが、更に保持筒内に弱い接着剤を塗布して もよい。 また、順序を逆にして、保持筒内に予め薬剤充填容器を嵌入し、その後該保持 筒下端部を支持用嵌合突起に嵌合するようにしてもよい。
【0008】 薬剤充填容器と外装容器との隙間は上部が開放状態であるから、使用時にあっ ては放熱と換気が迅速に行われる。更に、支持用嵌合突起又は保持筒に紙管等の 断熱部材を用いれば、薬剤充填容器の発熱が底部に伝導するのをより確実に阻止 することができる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例について、図面を参照しつつ説明する。 図1は本考案の斜視図、図2は同平面図、図3は中央縦断面図、図4は薬剤充 填容器を支持用嵌合突起に直接保持させた場合の中央縦断面図である。
【0010】 図中、1は後記薬剤充填容器と外装容器とからなる二重容器構造の発熱蒸散型 殺虫、殺菌剤用容器である。2は発熱蒸散型殺虫、殺菌剤を充填した薬剤充填容 器である。
【0011】 3は前記薬剤充填容器2を囲繞する外装容器である。4は該外装容器3の底部 であり、本実施例ではプラスチックによって形成している。
【0012】 5は前記外装容器の底部4の中央に一体的に立設した支持用嵌合突起である。 また、該支持用嵌合突起5は本実施例では筒状としている。尚、該支持用嵌合突 起5は、後記保持筒または薬剤充填容器を垂直に支持するためのものであるから 、その目的に沿って適宜の形状とする。また、保持筒又は薬剤充填容器が嵌合す る部分には、弱い粘着剤や接着剤を塗布するようにしてもよい。また、該支持用 嵌合突起5の位置は、これに嵌合する保持筒又は薬剤充填容器の外側面と外装容 器の内側面との間隙L1 が5〜10mm程度になる位置とすることが望ましい。
【0013】 6は前記支持用嵌合突起5にその下端部を嵌合する保持筒であり、本実施例で は薬剤充填容器の発熱が底部に伝導するのをより効果的に阻止するため、紙管等 の断熱部材によって製作している。また、該保持筒6の直径は、前記薬剤充填容 器2を押し込んで入れる程度であることが望ましい。
【0014】 そしてまた、該保持筒6の内面には弱い粘着剤や接着剤を塗布しておいてもよ い。また、該保持筒6内に保持する薬剤充填容器2と外装容器3の底部4との間 隙L2 は、20〜40mm程度となるようにすることが望ましい。
【0015】 尚、図4は薬剤充填容器2を保持筒6を使用せず支持用嵌合突起5に直接保持 させた場合を示すものであり、組み立てに当たっては上から薬剤充填容器を押し 込むように支持用嵌合突起に嵌合させるものである。
【0016】
【考案の効果】
本考案は上記の如き構成であるから、組み立てるときに外装容器の底面中央部 に立設した支持用嵌合突起に薬剤充填容器を直接嵌合し、又は該支持用嵌合突起 に保持筒の下端部を嵌合させ、該保持筒に薬剤充填容器を嵌め入れるだけの作業 で済む。したがって、組み立て作業が簡単で能率良く、また従来方法の如き大が かりな設備も必要としない。
【0017】 また、薬剤充填容器と外装容器との間の間隙は、上部が開放状態であるから、 放熱及び換気が迅速に行われる。したがって、薬剤充填容器の冷却が早く、また 外装容器の温度上昇も低い。もって両者の間隙を小さくすることができ、容器全 体をより小型化することができる。更に、支持用嵌合突起又は保持筒に紙管等の 断熱部材を用いれば、薬剤充填容器の発熱が底部に伝導するのをより確実に阻止 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の平面図である。
【図3】本考案の中央縦断面図である。
【図4】本考案の他の実施例における中央縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器 2 薬剤充填容器 3 外装容器 4 外装容器の底部 5 支持用嵌合突起 6 保持筒
フロントページの続き (72)考案者 海野 誠 東京都文京区小日向一丁目26−5−202 (72)考案者 深谷 聡 東京都板橋区徳丸二丁目11−8−201

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発熱蒸散型殺虫、殺菌剤を充填した薬剤
    充填容器と、該薬剤充填容器を囲繞する外装容器とから
    なる二重容器構造の発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器にお
    いて、外装容器の底面中央部に支持用嵌合突起を立設す
    ると共に、該支持用嵌合突起に薬剤充填容器を支持せし
    め、もって外装容器から所要の距離をおいて薬剤充填容
    器を保持することを特徴とする発熱蒸散型殺虫、殺菌剤
    用容器。
  2. 【請求項2】 発熱蒸散型殺虫、殺菌剤を充填した薬剤
    充填容器と、該薬剤充填容器を囲繞する外装容器とから
    なる二重容器構造の発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器にお
    いて、外装容器の底面中央部に支持用嵌合突起を立設す
    ると共に、該支持用嵌合突起に下端部を嵌合することに
    よって垂直に支持される保持筒内に薬剤充填容器を嵌入
    し、もって所要の距離をおいて外装容器内に薬剤充填容
    器を保持することを特徴とする発熱蒸散型殺虫、殺菌剤
    用容器。
  3. 【請求項3】 前記薬剤充填容器を支持せしめる支持用
    嵌合突起及び/又は前記薬剤充填容器を嵌入する保持筒
    を断熱部材とすることを特徴とする請求項1又は2に記
    載の発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器。
JP1995001401U 1995-02-09 1995-02-09 発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器 Expired - Lifetime JP3014519U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995001401U JP3014519U (ja) 1995-02-09 1995-02-09 発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1995001401U JP3014519U (ja) 1995-02-09 1995-02-09 発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3014519U true JP3014519U (ja) 1995-08-15

Family

ID=43150120

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1995001401U Expired - Lifetime JP3014519U (ja) 1995-02-09 1995-02-09 発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3014519U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0545186U (ja) * 1991-11-07 1993-06-18 新日軽株式会社 ドア構造
JPH0629983U (ja) * 1992-09-28 1994-04-19 日産ディーゼル工業株式会社 トラックの荷室側のドア

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0545186U (ja) * 1991-11-07 1993-06-18 新日軽株式会社 ドア構造
JPH0629983U (ja) * 1992-09-28 1994-04-19 日産ディーゼル工業株式会社 トラックの荷室側のドア

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3579357B2 (ja) 揮発性薬液容器用のプラグ
EP0362397B1 (en) Heater-fumigator
EP1638767B1 (en) Bait stations
US6381408B1 (en) Electric fumigator
JPH03206835A (ja) 飛翔虫排除装置
ES2487655T3 (es) Dispensador de material volátil y método de sujetar una recarga o recargas al mismo
ES2642947T3 (es) Recambio
JP3014519U (ja) 発熱蒸散型殺虫、殺菌剤用容器
ES2577025T3 (es) Recarga y método para insertar una recarga en un dispensador de material volátil
JP2009149350A (ja) 薬剤揮散容器
JP2586045Y2 (ja) 加熱蒸散装置の薬剤容器
JP2005000111A (ja) 薬剤散布装置
JP2007175310A (ja) 揮散器
JP3806903B2 (ja) 薬剤揮散装置
JP2002300838A (ja) 加熱蒸散装置
JP5263588B2 (ja) 加熱蒸散システムおよびそれを用いた蒸散方法
JP4588170B2 (ja) 加水発熱型容器
JPH0643004Y2 (ja) 蒸散容器における中栓
JP5137253B2 (ja) 送風式の薬剤放散装置
JP4424788B2 (ja) 燻煙剤用容器
JP2569476Y2 (ja) 加熱揮散装置の薬剤容器
JP5078943B2 (ja) 芳香剤容器
JP6071620B2 (ja) 揮散器
JP2009082248A (ja) 薬剤揮散装置
JPH0411172B2 (ja)