JP3014447U - 電線延接座 - Google Patents
電線延接座Info
- Publication number
- JP3014447U JP3014447U JP1995001860U JP186095U JP3014447U JP 3014447 U JP3014447 U JP 3014447U JP 1995001860 U JP1995001860 U JP 1995001860U JP 186095 U JP186095 U JP 186095U JP 3014447 U JP3014447 U JP 3014447U
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- JP
- Japan
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- seat
- wire
- circular
- bearing seat
- semi
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- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 皮剥きした電線端部の挿入だけで線の接続が
行える電線延接座。 【構成】 外形が円形を呈する承接座102の上下端方
向にねじを差し込んで上接座100と下接座101を鎖
結し、承接座と上接座、承接座と下接座の相互に対面す
る夾置面部分に貫通する円形孔104,105,106
を設け、円形孔にねじを穿入し、同時に円形孔の周縁部
分を延伸して環状に配列され放射状に伸びる半円弧形凹
溝108を設け、上接座、下接座と承接座を組み合わせ
て挟まれた部分に形成される内部空間に導電エレメント
109を収容し、導電エレメントは導電材料の円環体1
10の周縁の半円弧形凹溝に対応する位置に導電材料で
構成する夾置片を一体に連接してなし、各夾置片111
の端面形状はU字形で、夾置片内部の凹面に圧力を受け
起立する歯を設け、上接座と下接座の半円弧形凹溝と承
接座の半円弧形凹溝を対面させ結合する。
行える電線延接座。 【構成】 外形が円形を呈する承接座102の上下端方
向にねじを差し込んで上接座100と下接座101を鎖
結し、承接座と上接座、承接座と下接座の相互に対面す
る夾置面部分に貫通する円形孔104,105,106
を設け、円形孔にねじを穿入し、同時に円形孔の周縁部
分を延伸して環状に配列され放射状に伸びる半円弧形凹
溝108を設け、上接座、下接座と承接座を組み合わせ
て挟まれた部分に形成される内部空間に導電エレメント
109を収容し、導電エレメントは導電材料の円環体1
10の周縁の半円弧形凹溝に対応する位置に導電材料で
構成する夾置片を一体に連接してなし、各夾置片111
の端面形状はU字形で、夾置片内部の凹面に圧力を受け
起立する歯を設け、上接座と下接座の半円弧形凹溝と承
接座の半円弧形凹溝を対面させ結合する。
Description
【0001】
本考案は、一種の電線延接座に関し、特に一種の電線をピーリングしてからね じりあわせてビニールテープを巻き付けるという電線の接続における不便さを解 消し、電線回路の分接施工をさらに簡単に、安全にし、並びに電線の使用寿命を 延長することができるものに関する。
【0002】
一般に屋内の配線では、主電源回路に分岐回路を引接したり、異なる方向の回 路に分接するときには、相接する電線端部をピーリングし、銅線を露出させ、両 端部の銅線部分を相互にねじりあわせて固定し、最後に絶縁ビニールテープを周 囲に巻き付ける方法が採られている。これは全体の作業が煩雑で多くの施工時間 を消耗する。また電線本体は相当な撓性を有して弯曲抵抗があるために、引接す る電線に対して電線本体の選択する方向を弯折して延伸する場合、折り曲げるの に力を要するほか、弯曲度が大きすぎる電線の施工は、応力の影響を発生して電 線の銅質材料本体を損壊し、ひどい時には電線の断裂や外皮の受損などの状況が 発生した。このほか、一般の家庭の屋内の配線では出線箱が設けられて壁の内に 埋設されるが、分接する回路及び電線を相互にねじり合わせてビニールテープを 巻いた部分はその外表体積が膨張するために出線箱内に収容できなくなり、力を もって折り返して作業を完成させることとなり、線の接続作業が困難となり、配 線施工の進度に影響を与えることとなった。
【0003】
本考案は、電線端部をピーリングし、電線の銅質部分を直接該電線延接座の挿 線孔内に挿入すれば線の延接が行え、同じ方式により異なる方向に設けた挿線孔 に電線を固定して異なる方向に線の延接が行える電線延接座を提供し、これによ り接続する線の端分接をねじり合わせてさらにそれにビニールテープを巻き付け る必要を無くして全体の線の接続作業を簡単に、安全にし、且つ挿入する電線を 保護し、使用寿命を延長することを課題とする。
【0004】
本考案の電線延接座は、外形が円形を呈する承接座の上下端方向にねじを差し 込み、もって上接座と下接座を鎖結し、上記承接座と上接座、承接座と下接座の 相互に対面する夾置面部分に貫通する円形孔を設け、該円形孔は上記ねじの穿入 に供し、同時に該円形孔の周縁部分を延伸して環状に配列され放射状に伸びる半 円弧形凹溝を設け、上接座、下接座と承接座を組み合わせて挟まれた部分に形成 される内部空間に導電エレメントを収容し、該導電エレメントは導電材料で製造 した円環体の周縁の上記半円弧形凹溝に対応する位置に導電材料で構成する夾置 片を一体に連接したもので、各夾置片の端面形状はU字形とし、該夾置片内部の 凹面には圧力を受けて起立する歯を設け、上接座と下接座の半円弧形凹溝と承接 座の半円弧形凹溝が対面するところに形成される挿線孔に外層の絶縁包皮を剥い た電線端部を挿入する時、電線端部がU字形の夾置片に接触しその歯の阻止を受 け、電線が固定され、抜き出しを防止する。
【0005】
本考案の電線延接座は、外形が円形を呈する承接座の上下端方向にねじを差し 込み、もって上接座と下接座を鎖結し、上記承接座と上接座、承接座と下接座の 相互に対面する部分に円形孔とその周縁より放射状に延伸する半円弧形凹溝を設 けて組み合わせて形成される空間に、該空間の形状に対応し、上下に組み合わせ てなる導電エレメントを設け、半円弧形凹溝の外端部が形成する挿線孔に、ピー リングした電線端部を差し込むことで電線の接続が行え、また該導電エレメント の上記半円弧形凹溝に対応する形状の夾置片の凹面に設けた歯により、電線の挿 入と同時に電線を固定し、線の抜き出し防止を行う。
【0006】
図1は本考案の斜視図である。本考案の電線延接座の外観は、円形の上接座1 00、下接座101を一つの承接座102の上下に鎖結してなる。その中、電線 延接座の座体の側縁周囲には異なる方向の挿線孔103を分布させて設け、各一 つの挿線孔103は電線の端部を挿入し固定することができる。同一列の上下端 の挿線孔103に主電源電線を挿入固定した後、その他の周囲に分布する挿線孔 103のうちから接続方向に応じたものに電線のピーリングした端部を挿入し、 並列回路或いは分岐回路を構成することができる。このように、線の接続操作が 十分に簡単であり、同時に全体の電線延接座の体積は小さく、空間をとらず、家 庭の屋内配線の施工に適している。
【0007】 図2は本考案の分解斜視図である。本考案の電線延接座は外形が円形を呈する 承接座102の上下端方向にそれぞれねじ107で上接座100と下接座101 を鎖結する。そのうち、承接座102と上接座100、下接座101の相互に対 面する夾置面部分にはそれぞれ貫通する円形孔104、105、106を設け、 ねじ107を穿入して三者を結合して一体とするのに供している。同時に円形孔 の周辺部分を延伸して環状配列し放射状に分布する複数の半円弧形凹溝108を 設ける。このようにして上接座100、下接座101と承接座102を組み合わ せた時、挟まれた内部空間を形成し、該空間に導電エレメント109を収容する 。該導電エレメント109は導電材料で製造し、円環体110を中心とし、その 周縁の上記半円弧形凹溝108に対応する部分を延伸して夾置片111を一体に 設けたものである。各夾置片111の端面はU字形を呈し、同時に夾置片111 の内側の凹面に圧力を受けて浮き上がる歯112を形成する。上接座100と下 接座101の半円弧形凹溝108と承接座102の半円弧形凹溝108の相対す るところに形成した挿線孔103に外層の絶縁皮を剥いた電線端部を該挿線孔1 03に挿入して電線前端が該U形の夾置片111内に接触する時、上記歯112 により阻止されることで、電線を電線延接座内にしっかりと固定し抜き出しを防 止する。一水平面に位置する各夾置片111はいずれも相互に連接されて一体と され導電状態を呈し、異なる水平面位置に配列された夾置片111は承接座10 2による隔絶により絶縁状態を呈する。
【0008】 図3に示されるのは、本考案の使用状態である。電線を接続するときには、電 線延接座に挿接する主電源線の端部の外層の絶縁包皮を剥離した後、異なる電源 線の一端をそれぞれ異なる上下端の挿線孔103内に固定し、続いて環状に配列 された電線延接座上の挿線孔103より引接したい方向のものを選択し、それに 別の電線を挿入し固定する。このようにして、電線の分岐回路の施工或いは並列 回路の形成が簡単な作業で行え、作業過程が非常に簡単であり時間を節約し、且 つ本考案の電線延接座は体積が小さく空間をとらず、使用状況が良好である。ま た挿接した電線が脱落せず、さらに使用効果を増進している。
【0009】
本考案の電線延接座は、電線の分岐回路の施工或いは並列回路の形成が電線の 端部のピーリングをしてから電線延接座の挿線孔に挿入するだけの簡単な作業で 行え、作業過程が非常に簡単であり時間を節約し、且つ本考案の電線延接座は体 積が小さく空間をとらず、使用状況が良好である。また挿接した電線が脱落せず 、さらに使用効果を増進している。
【図1】本考案の斜視図である。
【図2】本考案の分解斜視図である。
【図3】本考案の使用状態説明図である。
100・・・上接座 101・・・下接座 102・・
・承接座 103・・・挿線孔 104、105、106・・・円
形孔 107・・・ねじ 108・・・半円形凹溝 109・・・導電エレメント 110・・・円環体 111・・・夾置片 112・・・歯
・承接座 103・・・挿線孔 104、105、106・・・円
形孔 107・・・ねじ 108・・・半円形凹溝 109・・・導電エレメント 110・・・円環体 111・・・夾置片 112・・・歯
Claims (1)
- 【請求項1】 外形が円形を呈する承接座の上下端方向
にねじを差し込み、もって上接座と下接座を鎖結し、上
記承接座と上接座、承接座と下接座の相互に対面する夾
置面部分に貫通する円形孔を設け、該円形孔は上記ねじ
の穿入に供し、同時に該円形孔の周縁部分を延伸して環
状に配列され放射状に伸びる半円弧形凹溝を設け、上接
座、下接座と承接座を組み合わせて挟まれた部分に形成
される内部空間に導電エレメントを収容し、該導電エレ
メントは導電材料で製造した円環体の周縁の上記半円弧
形凹溝に対応する位置に導電材料で構成する夾置片を一
体に連接したもので、各夾置片の端面形状はU字形と
し、該夾置片内部の凹面には圧力を受けて起立する歯を
設け、上接座と下接座の半円弧形凹溝と承接座の半円弧
形凹溝が対面するところに形成される挿線孔に外層の絶
縁包皮を剥いた電線端部を挿入する時、電線端部がU字
形の夾置片に接触しその歯の阻止を受け、電線が固定さ
れ、抜き出しを防止する、電線延接座。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001860U JP3014447U (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 電線延接座 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1995001860U JP3014447U (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 電線延接座 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3014447U true JP3014447U (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=43150053
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1995001860U Expired - Lifetime JP3014447U (ja) | 1995-02-07 | 1995-02-07 | 電線延接座 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3014447U (ja) |
-
1995
- 1995-02-07 JP JP1995001860U patent/JP3014447U/ja not_active Expired - Lifetime
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