JP3014419U - 化粧品アレルギー検査具 - Google Patents

化粧品アレルギー検査具

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JP3014419U
JP3014419U JP1995001213U JP121395U JP3014419U JP 3014419 U JP3014419 U JP 3014419U JP 1995001213 U JP1995001213 U JP 1995001213U JP 121395 U JP121395 U JP 121395U JP 3014419 U JP3014419 U JP 3014419U
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cosmetic
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adhesive layer
impregnated
allergy test
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JP1995001213U
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Inventor
博光 庄司
明 小池
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大一工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 貼るだけで簡単に化粧品アレルギー検査が可
能な化粧品アレルギー検査具を提供することである。 【構成】 軟質ポリ塩化ビニルからなる円形状の非通気
性基材1上に、試薬(化粧品)を染み込ませた表面円形
状の化粧品含浸部(織布)2を設けると共に、該化粧品
含浸部2を除く基材1上に粘着層3を設け、上記化粧品
含浸部2及び粘着層3の全域が2枚の非通気性セパレー
タ(ポリエステル)4、4によって剥離自在に被覆され
ている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、化粧品アレルギーの有無を診るアレルギー検査具に関する。なお、 本考案において化粧品とは、皮膚用化粧品(洗浄料、化粧水等)、毛髪用化粧品 (養毛料、整髪料等)、芳香品(香水、オーデコロン等)等の化粧品全般を含み 、狭義の化粧品と共に医薬部外品等をも含むものとする。
【0002】
【従来の技術】
化粧品は各人によってその趣味も異なり選択任意であるが、人によってはその 化粧品があわず湿疹、かぶれ等の症状が現れてしまうことがあるため、購入にあ たっては、まず購入対象とされる化粧品がその人の肌に合っているか否かを検査 (アレルギー検査)するのが好ましい。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来使用者の肌にその化粧品等が合うか否かを検査するには、直接そ の化粧品を使用者の腕等の一部に塗って一定時間放置した後、皮膚にかぶれ等の 変化が現れるか否かを確認すればよいが、ただ塗ったままでは洗い流してしまっ たりすることがあり得るため、化粧品を腕等の適当な部位に塗ると共に、その塗 布部位周りをビニルテープ等で覆って一定時間放置するものとしていたが、この 作業は面倒で、かつ煩わしいものであった。
【0004】 本考案は、従来技術の有するこのような問題点に鑑みなされたものであり、そ の目的とするところは、貼るだけで簡単に化粧品アレルギーの検査が可能なアレ ルギー検査具を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案がなした技術的手段は、基材上に試薬を染み 込ませた化粧品含浸部を設け、該化粧品含浸部を除く基材上に粘着層を設け、上 記化粧品含浸部及び粘着層の全域を1枚又は2枚以上のセパレータによって剥離 自在に被覆されていることである。
【0006】 また、上記基材又はセパレータのいずれか一方あるいは双方が非通気性材から なるものとしたことである。さらに全体を非通気性材からなる袋で密封すること である。
【0007】 また、化粧品を封入した小径状の軟カプセルを基材上に固着せしめると共に、 該軟カプセルを除く基材上に粘着層を設け、上記軟カプセル及び粘着層の全域が 1枚又は2枚以上のセパレータによって剥離自在に被覆されていることである。
【0008】
【作用】
上記技術的手段により、まずセパレータを剥がして化粧品含浸部を露出せしめ る。そして、上記化粧品含浸部を腕等の体の一部任意箇所に当てると共に、粘着 層を利用して貼り付けると、化粧品含浸部によって化粧品が皮膚に接触する。 そして一定時間その貼り付け状態のままとし、その後本検査具を剥がして皮膚 の状態を確認する。
【0009】 また、基材及びセパレータの双方を非通気性材からなるものとすれば、化粧品 含浸部に含浸させてある試薬の蒸発を抑えることができる。さらに全体を非通気 性材からなる袋で密封すれば、化粧品含浸部はさらに蒸発防止に優れる。
【0010】 また、上記化粧品含浸部に代えて化粧品を封入した軟カプセルを設けるものと すれば、使用時に軟カプセルを破壊して供することができるため蒸発をさらに有 効に抑える。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図に基づいて説明する。 図中1は基材、2は化粧品含浸部、3は粘着層、4はセパレータである。
【0012】 基材1は、例えば軟質ポリ塩化ビニル、ポリオレフィンフィルム等の非通気性 合成樹脂材、あるいは紙、布等を用いて図示せるような所望厚さの平面円形状の フィルムあるいはシート状に形成される。尚、柔軟、非柔軟、あるいは伸縮、非 伸縮の程度はいずれも任意であり適宜対応可能である。
【0013】 すなわち、基材1は合成樹脂材等の非通気性フィルム等からなる方が、化粧品 含浸部2に含浸した試薬(化粧品等)の蒸発を抑え易く好ましい。
【0014】 化粧品含浸部2は、上記基材1と同心円状に、織布、不織布等からなる小径状 で所望肉厚な本体が形成され、そしてその本体に所望な試薬(化粧品)を塗布し て構成されており、上記基材1の上面1aの任意箇所、例えば本実施例のように 上面1aの略中心位置に固着せしめている。また、化粧品含浸部2の全体形状あ るいはその材料等は任意でありいずれであってもよく何等限定されない。
【0015】 上記化粧品含浸部2に含浸可能な試薬(化粧品)としては、例えば皮膚用化粧 品(洗浄料、化粧水等)、毛髪用化粧品(養毛料、整髪料等)、芳香品(香水、 オーデコロン等)が挙げられるが、何等これに限定はされず肌に塗布する化粧品 の全てが適用可能である。
【0016】 粘着層3は、上記化粧品含浸部2を設けている部分を除いた基材1の上面1a 部分に、通常用いられている粘着剤、例えば感圧性粘着剤等を所望厚さで設けて いる。
【0017】 セパレータ4は、例えばポリエステル、ポリエチレンテレフタレート(PET )等の合成樹脂材からなり、本実施例では基材1の表面形状よりも小径状(小面 積)に2枚形成され、両者4、4を重ね合せて基材上面1aの全域を覆うように 構成されている(図2,図3参照)。 すなわち、セパレータ4においても非通気性材に限定されるものではないが、 非通気性材にて構成すれば、上記基材1と共に試薬(化粧品)の蒸発を抑え易く 好ましい。
【0018】 また、セパレータ4は、基材1と同一大きさ(同一面積)で、単体で基材1の 上面1a全域を覆うものとしてもよく、その構成枚数に限定されず適宜変更使用 可能である。さらに、セパレータ4は透明、半透明のいずれであってもよく何等 限定されるものではない。
【0019】 また、図4は、本考案アレルギー検査具の他の実施例を示し、図に示すように 基材1を長尺矩形状に構成し、該基材1の上面1aの略中央に化粧品含浸部2を 設け、該化粧品含浸部2を除いた上面1aの全域に粘着層3を設け、そしてそれ ら化粧品含浸部2と粘着層3の全域をセパレータ4、4によって被覆する。
【0020】 従って、上記いずれの実施例であっても、本考案の使用にあたっては、まずセ パレータ4、4を剥がして化粧品含浸部2を露出せしめる。 そして、上記化粧品含浸部2を腕x等の体の一部任意箇所に当てると共に、粘 着層3を利用して貼り付ける(図5参照)。 そして、一定時間(例えば一昼夜)検査具を貼り付け状態のままとし、そして その後検査具を剥がして化粧品含浸部2の接していた皮膚の状態を確認する。 すなわち、この時皮膚に湿疹、かぶれ等の有無を確認し、使用した化粧品が肌 に合うか否かを判断する。
【0021】 また図6は、セパレータ4、4を基材1上に被せた状態で全体を非通気性の密 封部材5、例えば合成樹脂性袋、カバー等で被覆して密封し、試薬の蒸発をさら に防止するものとすればなお好ましい。
【0022】 さらに、上記化粧品含浸部2に代えて化粧品7を封入した従来周知のシームレ スの軟カプセル6を設けるものとし、カプセル6の圧壊時に始めて化粧品7が外 気に触れるものとすれば蒸発防止に有効である。 また、軟カプセル6はなるべく破壊容易なように小径状に形成される。尚、軟 カプセル6の材質は従来周知のシームレスタイプのもので特に限定されず任意選 択使用可能である。 したがって、腕x等の任意箇所に、粘着層3を利用して粘着させ、そしてカプ セル6の上方部分にあたる基材1部分を押圧して軟カプセル6を圧壊させる。 すると、カプセル6内の化粧品7があふれ出して皮膚に接する。
【0023】 また、軟カプセル6そのものを個別包装し、使用時点でそのカプセル6の包装 をはずして使用するものとしてもよく任意である。
【0024】
【考案の効果】
本考案は、基材上に試薬を染み込ませた化粧品含浸部を設けると共に、該化粧 品含浸部を除く基材上に粘着層を設け、上記化粧品含浸部及び粘着層の全域が1 枚又は2枚以上のセパレータによって剥離自在に被覆されている構成としたため 、セパレータを剥がし、化粧品含浸部を肌にあて、あとは粘着層を利用して化粧 品含浸部を検査部位に一定時間押し付けておけばよいから、簡単にアレルギー検 査のセットができ、また上記構成により試薬を肌に一定時間あてておくことがで きるため、確実なアレルギー検査のできる検査具が提供できる。
【0025】 また、基材およびセパレータの双方を非通気性材からなるものとすれば、上記 効果と共に試薬(化粧品)の蒸発を抑えることが可能である。
【0026】 さらに、全体を非通気性材からなる袋にて密封するものとすればより一層化粧 品の蒸発が抑えられる。
【0027】 また、化粧品含浸部に代えて化粧品を封入した小径状の軟カプセルを設けるも のとすれば、使用時以前における化粧品の蒸発が完全に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案化粧品アレルギー検査具の一実施例を示
す斜視図である。
【図2】化粧品含浸部位置で縦断して示す正面図であ
る。
【図3】化粧品含浸部を除いた位置で縦断して示す正面
図である。
【図4】化粧品アレルギー検査具の他の実施例を示す斜
視図である。
【図5】使用状態を示す縦断正面図である。
【図6】全体を密封部材で被覆した状態を示す断面図で
ある。
【図7】軟カプセルを備えた化粧品アレルギー検査具の
一実施例を示す斜視図である。
【図8】図7にて示す検査具を軟カプセル位置で縦断し
て示す正面図である。
【符号の説明】
1:基材 1a:上面 2:化粧品含浸部 3:粘着層 4:セパレータ 5:密封部材 6:軟カプセル

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材上に試薬を染み込ませた化粧品含浸
    部を設けると共に、該含浸部を除く基材上に粘着層を設
    け、上記含浸部及び粘着層の全域が1枚又は2枚以上の
    セパレータによって剥離自在に被覆されていることを特
    徴とするアレルギー検査具。
  2. 【請求項2】 基材およびセパレータが非通気性材から
    なることを特徴とする請求項1記載の化粧品アレルギー
    検査具。
  3. 【請求項3】 全体を非通気性材からなる袋で密封して
    なることを特徴とする請求項1記載の化粧品アレルギー
    検査具。
  4. 【請求項4】 全体を非通気性材からなる袋で密封して
    なることを特徴とする請求項2記載の化粧品アレルギー
    検査具。
  5. 【請求項5】 化粧品を封入した小径状の軟カプセルを
    基材上に固着せしめると共に、該軟カプセルを除く基材
    上に粘着層を設け、上記軟カプセル及び粘着層の全域が
    1枚又は2枚以上のセパレータによって剥離自在に被覆
    されていることを特徴とするアレルギー検査具。
JP1995001213U 1995-02-07 1995-02-07 化粧品アレルギー検査具 Expired - Lifetime JP3014419U (ja)

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