JP3014250U - 釣用仕掛収納ケース - Google Patents

釣用仕掛収納ケース

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JP3014250U
JP3014250U JP1995001071U JP107195U JP3014250U JP 3014250 U JP3014250 U JP 3014250U JP 1995001071 U JP1995001071 U JP 1995001071U JP 107195 U JP107195 U JP 107195U JP 3014250 U JP3014250 U JP 3014250U
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JP
Japan
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upper lid
case
storage case
locking body
fishing
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Expired - Lifetime
Application number
JP1995001071U
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English (en)
Inventor
浩幸 橘川
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 釣用仕掛収納ケースにおける上蓋係止体と上
蓋の係合状態を解除して上蓋を開く操作を片手で行うこ
とができるようにすること。 【構成】 上蓋を有するケース本体に、上蓋係止体を前
記上蓋と係合状態及び係合を解除した状態にできるよう
に回動可能に枢着した釣用仕掛収納ケースにおいて、前
記上蓋係止体は前期枢着部より下側に延設した回動操作
部を有している。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、釣用仕掛を収納する釣用仕掛収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば実開平2−83771号公報のように、ケース本体に上蓋係止体 を回動自在に設けた釣用仕掛ケースが紹介されている。 このケースでは上蓋係止体の一端がケース本体に回動自在に枢着され、他端が 上蓋に係合可能になっていることに加え、上蓋との係合状態においては、係合を 解除する操作部が上蓋の上側に位置されるため、上蓋を開くときは、一方の手で ケースを側方から握持しながら操作部を親指で挿圧して上蓋係止体の係合を解除 すると親指が上蓋の上面を覆っているため、他方の手で開く必要があった。 しかし、釣場においては釣竿等を握持しているためケースを両手で開閉するの は困難であり、釣用仕掛の取出しが素早く行えないという欠点があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、上蓋係止体と上蓋の係合状態を解除して上蓋を開 く時に、これらの操作を片手で行うことができるようにすることである。
【0004】 本考案の目的は上記欠点に鑑み、釣用仕掛収納ケースにおける上蓋係止体の上 蓋の係合状態の解除と上蓋を開く操作を片手で行うことができるようにすること である。
【0005】
【問題を解決するための手段】
請求項1の考案は上蓋を有するケース本体に、上蓋係止体を前記上蓋と係合状 態及び係合を解除した状態にできるように回動可能に枢着した釣用仕掛収納ケー スにおいて、前記上蓋係止体は前記枢着部より下側に延設した回動操作部を有し ているものである。
【0006】 請求項2の考案は前記上蓋はケース本体内が視認できるように透光性を有して いるものである。
【0007】
【作用】
請求項1の考案においてはケース本体の周囲を握持しながらケース本体を握持 した手の指で上蓋係止体の回動操作部を操作して上蓋との係合状態を解除し、軽 く反動を与えることで握持した手のみの操作で上蓋を開くことができるのである 。
【0008】 請求項2の考案においては上蓋を開く操作を行うにおいて透光性を有する上蓋 を透してケース本体内の仕掛の様子を見ながら上蓋を開くことができるのである 。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の詳細を図面に示す実施例について説明する。 図1は、釣用仕掛収納ケースの外観平面図、図2は釣用仕掛収納ケースの外観 側面図、図3は上蓋係止体の側面断面図、図4は釣用仕掛収納ケースの側面断面 図、図5は釣用仕掛収納ケースの上蓋係止体の係合解除状態の側面図である。
【0010】 釣用仕掛収納ケースは図1、図2のように細長い収納ケース1の上側を覆う上 蓋2が設けられ、この上蓋2の一端側はケース本体3の一側面に突設した一対の 突片3b、3b間に軸G1で回動可能に支持されている。 上蓋2の他端側はケース本体3に設けた上蓋係止体4に係合する係合突部2bを 有し、上蓋2を閉じたときはケース本体3の周壁3a上面と上蓋2の周囲に沿って 設けたスカート2aの下端が当接するようになっている。 また上蓋2は合成樹脂等で透光性を有するように形成されてケース本体3の中 の仕掛が上蓋2を通して視認できるようになっている。
【0011】 ケース本体3は周壁3aを有する容器状に形成され、周壁3aの一対の突片3b、3b の対抗側に上蓋係止体4の一対の支持片3c、3cが突設され、両支持片3c、3c間に 上蓋係止体4が回動可能に軸G2で支持されている。
【0012】 上蓋係止体4は図3のように上端側に係止孔4aを有し、その内壁上部に係止爪 4bが形成されている。 また軸G2にはコイル状のバネ5が挿通されておりこのバネ5の一端は、ケー ス本体3の小突起3dに当接し、他端は上蓋係止体4に当接して係止爪4bが上蓋2 の係合片2bに係合する方向に付勢している。 さらに上蓋係止体4は軸G2による枢着部より下側に向けて延設した回動操作部 4cを有し、上蓋係止体4の上端には上蓋2の形状に合致するように湾曲した挿圧 部4dが形成されている。
【0013】 ケース本体内は釣用仕掛を収納するために適した構成を有し、図4には釣針を 有する仕掛を収納した例を示している。 ケース本体3の内側には釣針を仮止できるスポンジ等から成る釣針保持部6と 仕掛Sの釣針S1に結着した仕掛糸S2を整理する仕切板8に設けた差し込み孔 7が設けられ、仕掛糸S2は差し込み孔7を介して空間9へ差し込まれる。 こ の釣針保持部6と仕切板8はケース本体の周壁3aと略同じ高さに設けられてい る。 また、仕切板8の一端には仕掛糸S2の突出を防止する鍔10が上方へ突出してい る。
【0014】 この釣用仕掛収納ケース1が使用される時は、まずケース1を取り出し、図5 の様に手のひらの上にケース本体3の底を載せ、蓋体2を上方に向けて、指でケ ース本体3の周壁3aの周囲を握持する。 この状態において蓋体2は透光性を有しているためケース本体内に収納した仕 掛の様子を視認することができる。 さらに釣用仕掛収納ケース1を握持したままで上蓋係止体4の回動操作部4cを ケース本体3の下側から指を当ててバネ5の付勢力に抗してケース本体3側へ挿 圧する。
【0015】 上記操作によって上蓋係止体4が回動すると、上蓋係止体4を形成する材料の 柔軟性で上蓋2の係合片2b先端のこぶ2cと上蓋係止体4の係止爪4bの係合が解除 され2点鎖線で示した状態となる。 そして上記回動操作部4cを押圧したまま上蓋2の軸支していない自由端側を跳 ね返すように軽く反動を与えることで上蓋2をケース本体3を握持した手だけで 軸G1を中心に回動させて開くことができる。
【0016】 また、仕掛を取り出した後上蓋2を閉じる時は仕掛を取り出した手で上蓋2を 閉じるか、または蓋体2が回動するように軽く反動を与えることで閉じた後に回 動操作体4cを押圧していた指で軸G2より上側の係止孔4a付近を上蓋2の係合片2b に向けて押圧することで上蓋係止体4の係止爪4bを上蓋2の係合片2b先端のこぶ 2cを乗り越えて係合することができる。
【0017】 前記のように釣用仕掛収納ケース1が形成されると上蓋2と係合する上蓋係止 体4の係合を片手で解除でき、そのまま軽く反動を与えることで上蓋2を開くこ とができて仕掛の取り出しを素早く行うことができる。 また、この時上蓋2が透光性を有しているとケース本体3内の仕掛の様子が視 認でき、さらに早く必要な仕掛を選択でき、かつ上蓋2の開閉時におけるトラブ ルを解消できる。
【0018】 上記実施例においては仕掛糸S2を有する釣針S1を収納する釣用仕掛収納ケ ースを紹介したが、他の釣用仕掛が収納できるように形成しても良い。
【0019】 また、上記釣用仕掛収納ケースは上蓋係止体4の枢着部より下側の回動操作部 で上蓋2の係合を解除しているが押圧部4dと併用して係合及び係合解除を行っ ても良い。
【0020】
【考案の効果】
請求項1の考案によると一方の手で下側からケース本体の周囲を握持しながら その手の指で上蓋係止体の回動操作部を操作して上蓋との係合状態を解除できる ため、ケース本体を傾けるかまたは軽く反動を与えることで握持した一方の手の みで上蓋を開くことができ、釣用仕掛の取り出しを迅速に行うことができる。
【0021】 また、請求項2の考案のよるとケース本体内が視認できるように上蓋が透光性 を有しているため上蓋を開くときにケース本体内に収容した仕掛の状態を確認す ることができ、仕掛選びを迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】釣用仕掛収納ケースの外観平面図である。
【図2】釣用仕掛収納ケースの外観側面図である。
【図3】上蓋係止体の側面断面図である。
【図4】釣用仕掛収納ケースの側面断面図である。
【図5】釣用仕掛収納ケースの上蓋係止体の係合解除状
態の側面図である。
【符号の説明】
1 釣用仕掛収納ケース 2 上蓋 3 ケース本体 4 上蓋係止体 4c 回動操作部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上蓋を有するケース本体に、上蓋係止体
    を前記上蓋と係合状態及び係合を解除した状態にできる
    ように回動可能に枢着した釣用仕掛収納ケースにおい
    て、前記上蓋係止体は前記枢着部より下側に延設した回
    動操作部を有していることを特徴とする釣用仕掛収納ケ
    ース。
  2. 【請求項2】 前記上蓋はケース本体内が視認できるよ
    うに透光性を有していることを特徴とする請求項1の釣
    用仕掛収納ケース。
JP1995001071U 1995-02-02 1995-02-02 釣用仕掛収納ケース Expired - Lifetime JP3014250U (ja)

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JP1995001071U JP3014250U (ja) 1995-02-02 1995-02-02 釣用仕掛収納ケース

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ID=43149865

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012152164A (ja) * 2011-01-27 2012-08-16 Yamawa Sangyo:Kk 釣り用仕掛け収納ケース

Cited By (1)

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