JP3013956U - 収納ケース - Google Patents

収納ケース

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JP3013956U
JP3013956U JP1995000685U JP68595U JP3013956U JP 3013956 U JP3013956 U JP 3013956U JP 1995000685 U JP1995000685 U JP 1995000685U JP 68595 U JP68595 U JP 68595U JP 3013956 U JP3013956 U JP 3013956U
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Japan
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JP1995000685U
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Inventor
雅嗣 土屋
晋 小林
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Iris Ohyama Inc
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Iris Ohyama Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 中仕切の形状を小さくすることにより、少な
い成形材料によって成形される軽量の収納ケースを提供
する。 【構成】 収納ケース1を、箱状のケース本体2と、引
き出し3,3と、ケース本体2内部を上段収納空間Aと
下段収納空間Bとに隔成する中仕切4とにより構成す
る。ケース本体2の側壁7に、内側へ膨出した側壁膨出
部16を設けて側壁段差部17を形成し、側壁段差部1
7の縁に側壁リブ18を設け、側壁7と側壁リブ18と
の間に側壁溝19を形成する。側壁溝19に側壁スリッ
ト20を開設する。中仕切4の周縁に側壁段差部17に
載置され、側壁溝19に受容されるフランジ26を形成
し、フランジ26に側壁スリット20に挿入される突片
27を設け、突片27の外側面に爪を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、衣類などを収納する収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、衣類などを収納する際には、図6に示すように、引き出し付きの収納ケ ース51が使用されている(実用新案登録第3000380号公報参照)。該収 納ケース51は、合成樹脂によって成形されており、前面に前面開口部52を有 した容器状のケース本体53と、前記前面開口部52よりケース本体53に収容 される引き出し54と、ケース本体53の上面開口部55よりケース本体53内 に収容される中仕切56と、前記上面開口部55に着脱自在に取り付けられる蓋 体57とからなる。
【0003】 前記中仕切56は、水平板58及び、該水平板58の両側端より垂下する支持 板59,59により断面逆凹字状に形成されており、前記ケース本体53内に収 容された際に、ケース本体53内部を上下に区分するように構成されている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記収納ケース51にあっては、ケース本体53内部を上下に 区分する中仕切56は、前記引き出し54の高さとほぼ同じ高さ寸法を有する前 記支持板59,59により支持される構造のため、中仕切56自体の形状が大き くなり、多くの成形材料を必要とするとともに中仕切56の重量が重くなってし まう。
【0005】 本考案は、このような従来の課題に鑑みてなされたものであり、中仕切の形状 を小さくすることにより、少ない成形材料によって成形される軽量の収納ケース を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本考案にあっては、前面に開口部を有したケース本 体の相対向する側壁の夫々に、内側に膨出する膨出部を設けて段差部を形成し、 板状の中仕切の縁部を前記段差部に載置して前記ケース本体の内部を上段収納空 間と下段収納空間とに隔成し、前記開口部より前記上段収納空間と前記下段収納 空間との各々に引き出しを収容した。
【0007】 また、前記段差部の内縁に上方へ突出するリブを形成し、前記側壁と前記リブ との間に溝を形成するとともに、前記中仕切の前記縁部に、前記溝に受容される フランジを形成した。
【0008】 さらに、前記溝に下方へ貫通するスリットを開設する一方、該スリットに挿入 される突片を前記フランジに設け、前記突片の外側面に突出する爪を形成した。
【作用】
前記収納ケースにあっては、ケース本体の内部を上段収納空間と下段収納空間 とに隔成する中仕切は、その縁部にてケース本体の側壁に設けられた段差部によ り支持される。したがって、中仕切を支持するために、中仕切の側端に垂下する 支持板を設ける必要が無い。
【0009】 また、段差部の内縁には上方へ突出するリブが設けられていて前記側壁と前記 リブとの間には溝が形成されており、この溝には、中仕切の縁部に形成されたフ ランジが受容されるので、前記中仕切の横方向への移動は規制される。
【0010】 さらに、前記溝に開設されたスリットには、前記フランジに設けられた突片が 挿入され、該突片は前記スリットに係合する。また、このスリットに挿入される 突片には、外側面に突出する爪が形成されているため、中仕切の上方への移動が 規制される。
【0011】
【実施例】 以下、本考案の一実施例を図にしたがって説明する。図1に示すように、本実 施例における収納ケース1は、合成樹脂によって成形されており、箱状に形成さ れたケース本体2と、該ケース本体2に収容される上下段の引き出し3,3と、 前記ケース本体2の内部を上段収納空間Aと下段収納空間Bとに隔成する中仕切 4とにより構成されている。前記ケース本体2は、該ケース本体2の底面5、後 壁6及び両側壁7,7が一体的に形成されてなるケース基本部材8と、該ケース 基本部材8の上縁に外嵌する天板9と、該天板9とケース基本部材8の底面5及 びケース本体2内に取り付けられる前記中仕切4を固定する、前記引き出し3, 3の引き出し口(開口部)10a,10aを有した前壁10とからなる。
【0012】 前記ケース基本部材8の対向する側壁7,7の下方には、図2及び図3にも示 すように、内側へ向けて膨出した側壁膨出部16,16が設けられており、両側 壁7,7の内面には側壁段差部17,17が形成されている。この側壁段差部1 7,17の内縁には、上方へ突出する側壁リブ18,18が形成されており、前 記側壁7,7と前記側壁リブ18,18との間には側壁溝19,19が形成され ている。また、該側壁溝19,19には、等間隔をおいた3カ所に下方へ貫通す る側壁スリット20,・・・が開設されている。
【0013】 また、前記ケース基本部材8の後壁6の下方にも前述と同様に、内側へ向けて 膨出した後壁膨出部11が設けられており、後壁6の内面には後壁段差部12が 形成されている。この後壁段差部12の内縁には、上方へ突出する後壁リブ13 が形成されており、前記後壁6と前記後壁リブ13との間には後壁溝14が形成 されている。また、後壁溝14の中央部には、下方へ貫通する後壁スリット15 が開設されている(図1参照)。
【0014】 前記ケース基本部材8の底面5には、中央部に中央開口部21が、また周縁に は下方へ突出した足部22が設けられており、前記天板9には、前記足部22の 外形寸法に適合した内径寸法を有した凹部23が形成されている。すなわち、図 4に示すように、複数の収納ケース1,1同士を重ねて使用する際に、上段の収 納ケース1の前記足部22が、下段の収納ケース1の天板9に設けられた前記凹 部23に内嵌し、上段の収納ケース1のがたつきを防止するように構成されてい る。
【0015】 一方、前記中仕切4は、図1及び図2に示すように、中央部に中央開口部25 を有した板状の部材からなり、全周縁には、前記ケース基本部材8に形成された 後壁段差部12、側壁段差部17,17に載置されるとともに、各段差部12, 17,17に形成された後壁溝14、側壁溝19,19に受容されるフランジ2 6が形成されている。該フランジ26には、図3に示すように、前記後壁溝14 に開設された後壁スリット15、及び側壁溝19,19に開設された側壁スリッ ト20,・・・に挿入される突片27,・・・が、前記フランジ26より延出し て形成されており、各突片27,・・・の外側面には、突出した爪28が形成さ れている。
【0016】 また、前記突片27,・・・の肉厚は、前記各スリット15,20,・・・の 幅寸法より薄く設定されており、突片27,・・・と各スリット15,20,・ ・・との係合が容易に行えるように構成されている。さらに、前記中仕切4の上 面には、図2及び図5に示すように、前後方向に延在する対をなす突状部30, 30からなるレール31,31が、前記側壁7,7に沿って設けられている。
【0017】 また、前記引き出し3は、前面に取っ手32を有した容器状の部材からなり、 底部には、前記中仕切4に形成されたレール31,31内に収まるガイド33が 設けられている。これにより、前記中仕切4上に配置される引き出し3の前後方 向への移動をスムーズに案内するとともに左右方向へのがたつきを防止るように 構成されている。
【0018】 以上の構成からなる収納ケース1において、ケース本体2の内部を上段収納空 間Aと下段収納空間Bとに隔成する前記中仕切4は、その周縁に形成されたフラ ンジ26が、ケース基本部材8に形成された後壁段差部12、側壁段差部17, 17に載置されるとともに、各段差部12,17,17に形成された後壁溝14 、側壁溝19,19に受容されて支持されるので、従来のように、側端に支持板 が垂下した中仕切と比較して、中仕切4の形状を小さくすることができる。した がって、中仕切4を少ない成形材料によって成形するとこができ、収納ケース1 の軽量化を図ることができる。また、収納ケース1は、軽量化が図られているた め、複数段重ねて使用する場合における最適な構造となる。
【0019】 また、中仕切4のフランジ26は、前記後壁溝14、側壁溝19,19に受容 されているので、前記中仕切4の前後方向及び横方向への移動は規制され、中仕 切4のずれや、がたつきを防止することができる。
【0020】 さらに、前記フランジ26には、突片27,・・・が延設されており、この突 片27,・・・が、前記後壁溝14に開設された後壁スリット15、及び側壁溝 19,19に開設された側壁スリット20,・・・に挿入され、各突片27,・ ・・は、前記各スリット15,20,・・・に係合する。また、これらスリット 15,20,・・・に挿入される突片27,・・・には、外側面に突出する爪2 8,・・・が形成されているため、中仕切4の上方への移動が規制される。この ため、中仕切4の不用意な離脱を防止ることができる。
【0021】 さらに、前記爪28が突片27の内側面に設けられている場合には、爪28が 各膨出部11,16,16の外面に当接し、突片27が変形する可能性があるが 、本実施例における収納ケース1においては、爪28が突片27の外側面に設け られているので、爪28が各膨出部11,16,16の外面に当接することを防 止している。
【0022】
【考案の効果】
以上説明したように、前記収納ケースにあっては、ケース本体の内部を上段収 納空間と下段収納空間とに隔成する中仕切は、中仕切を支持するために該中仕切 の側端に垂下する支持板を必要としないため、従来のように、側端に支持板が垂 下した中仕切と比較して、中仕切の形状を小さくすることができる。よって、中 仕切を少ない成形材料によって成形するとこができ、収納ケースの軽量化を図る ことができる。
【0023】 また、段差部に溝が形成され、中仕切に前記溝に受容されるフランジが形成さ れた収納ケースにおいては、中仕切の横方向への移動が規制されるので、中仕切 の横ずれや、横方向へのがたつきを防止することができる。
【0024】 さらに、前記溝にスリットを開設し、中仕切の前記フランジに突片を設け、こ の突片に爪を設けた収納ケースにあっては、スリットに挿入された突片の爪がス リットに係合して中仕切の上方への移動が規制される。このため、中仕切の不用 意な離脱を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す収納ケースの縦断面図
である。
【図2】同実施例の横断面図である。
【図3】図2のC部拡大図である。
【図4】同実施例の収納ケースを積み重ねた状態を示す
縦断面図である。
【図5】図2のD部拡大図である。
【図6】従来の収納ケースを示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 収納ケース 2 ケース本体 4 中仕切 6 後壁 7 側壁 10 前壁 10a 引き出し口(開口部) 11 後壁膨出部(膨出部) 12 後壁段差部(段差部) 13 後壁リブ(リブ) 14 後壁溝(溝) 15 後壁スリット(スリット) 16 側壁膨出部(膨出部) 17 側壁段差部(段差部) 18 側壁リブ(リブ) 19 側壁溝(溝) 20 側壁スリット(スリット) 26 フランジ 27 突片 28 爪 A 上段収納空間 B 下段収納空間

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面に開口部を有したケース本体の相対
    向する側壁の夫々に、内側に膨出する膨出部を設けて段
    差部を形成し、板状の中仕切の縁部を前記段差部に載置
    して前記ケース本体の内部を上段収納空間と下段収納空
    間とに隔成し、前記開口部より前記上段収納空間と前記
    下段収納空間との各々に引き出しを収容したことを特徴
    とする収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記段差部の内縁に上方へ突出するリブ
    を形成し、前記側壁と前記リブとの間に溝を形成すると
    ともに、前記中仕切の前記縁部に、前記溝に受容される
    フランジを形成したことを特徴とする請求項1記載の収
    納ケース。
  3. 【請求項3】 前記溝に下方へ貫通するスリットを開設
    する一方、該スリットに挿入される突片を前記フランジ
    に設け、前記突片の外側面に突出する爪を形成したこと
    を特徴とする請求項2記載の収納ケース。
JP1995000685U 1995-01-24 1995-01-24 収納ケース Expired - Lifetime JP3013956U (ja)

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