JP3013923U - 洋傘用警報ランプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 洋傘の先端に着脱可能な点滅点を取付け、夜
間時等の暗い場所での交通事故等を防止する洋傘用警報
ランプの提供。 【構成】 洋傘の先端に着脱自在に取付可能な取付部材
１と、この取付部材１に装着するカバー２とからなり、
カバー２内にバッテリー３、回路ユニット４及び点滅球
５を内蔵せしめ、電源スイッチ６のＯＮにより点滅球５
が点灯するようにした。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本案は、洋傘の先端に点滅球を取付け、夜間時等の暗い場所での交通事故等を 防止するようになる洋傘用警報ランプに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来洋傘の把持部に電球を取付けて足元を照明する商品は開発されているが、 交通事故等の防止を目的として傘の先端に点滅球を装着し得るようにしたものは 開発されていない。

【０００３】

【考案が解決しようとする問題点】

街路灯の存在しない夜道、特に雨降りの夜道等では車の運転者は歩行者の存在 を見落すことが多くこれが事故を引起す原因をなす場合があり、この場合に傘の 先端で警報ランプが点滅すれば前方の歩行者の存在が容易に確認でき、交通事故 を回避することが可能であつて、本案はこのような目的のもとに考案されたもの であつて、洋傘の先端に簡便に取付可能な警報ランプを提供しようとするもので ある。

【０００４】

【問題点を解決するための手段】

本案は前記の目的を達成するため、傘の先端に着脱自在に取付可能な取付部材 １と、該取付部材１に着脱自在に装着する透明或は半透明の資材からなるカバー ２とからなり、前記カバー２内にバッテリー３、回路ユニット４及び点滅球５を 内蔵せしめると共に電源スイッチ６の一端を前記カバー２から外部に露出せしめ るようにした構成からなるものである。

【０００５】

【作用】

而して本案は暗い場所においては手動スイッチの操作或はＩＣの働きによつて 自動的にスイッチがＯＮとなり、点滅球５（ＬＥＤ）が点滅するようになり、暗 い場所での歩行者の存在が容易に確認し得るようになる。

【０００６】

【実施例】

以下本案の詳細を図に示す実施例について説明すると、１は洋傘の先端に着脱 自在に嵌着し得るゴム等の柔軟資材からなる取付部材、２は前記取付部材１に着 脱自在に嵌合した合成樹脂等の透明或は半透明の資材からなるカバーであつて、 このカバー２内にバッテリー３、回路ユニット４及び点滅球５を内蔵せしめ、電 源スイッチ６は一端をカバー２から外部に露出せしめてある。

【０００７】 尚、図２は回路ユニット４の回路図であつて、バッテリー３、電源スイッチ６ 、点滅球５、ＩＣ７、外部コンデンサ８から構成されており、暗い場所でＩＣの 内部スイッチがＯＮになり、外部コンデンサとＩＣ内の抵抗による時定数でＬＥ Ｄが点滅するようになる。

【０００８】

【考案の効果】

本案は叙上の如く、傘の先端に着脱自在に取付可能な取付部材１と、該取付部 材１に着脱自在に装着する透明或は半透明の資材からなるカバー２とからなり、 前記カバー２内にバッテリー３、回路ユニット４及び点滅球５を内蔵せしめると 共に電源スイッチ６の一端を前記カバー２から外部に露出せしめるようにした構 成に係り、雨降りの暗い場所において点滅球５が点滅するもので車のドライバー 等は前方の歩行者の存在を遠方から容易に確認することができ、交通事故等を未 然に防止し得る効果がある。

【図面の簡単な説明】

図は本案の実施例を示し、

【図１】要部の断面図

【図２】回路図

【符号の説明】

１ 取付部材 ２ カバー ３ バッテリー ４ 回路ユニット ５ 点滅球

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 傘の先端に着脱自在に取付可能な取付部
   材１と、該取付部材１に着脱自在に装着する透明或は半
   透明の資材からなるカバー２とからなり、前記カバー２
   内にバッテリー３、回路ユニット４及び点滅球５を内蔵
   せしめると共に電源スイッチ６の一端を前記カバー２か
   ら外部に露出せしめるようにした洋傘用警報ランプ。