JP3013756U - 書画掛け - Google Patents

書画掛け

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JP3013756U
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cloth
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shaft rod
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JP1995000611U
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Inventor
馨 藤田
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馨 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表面の生地の材質に関係なく、品位があり風
合いも良く、取り扱いが容易でコストも安い掛け軸風の
書画掛けとする。 【構成】 書画掛け本体Aの表面に合成糊料又は樹脂で
コーティングを施した柄模様2の生地1を使用する。書
画掛け本体Aの裏面に熱溶融性接着剤付き芯地布3を介
して裏打ち用和紙4を使用する。書画掛け本体Aの上端
部に吊紐6を設けた軸棒7を設ける。書画掛け本体Aの
下端部に軸棒8を設ける。書画掛け本体Aの両側端縁に
表裏に渉って飾り縁5を設ける。書画掛け本体Aの表面
に色紙、短冊等の掛止糸10を設ける。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は書画等の色紙や短冊を掛ける掛け軸風の小型の書画掛けに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来色紙掛けは、厚手の台板に色紙の掛止部を設けたものや、額縁形状のもの 或いは紙又は布地で掛け軸風に外観を形成し色紙の掛止部を設けたものは存在す る。又、短冊掛けはプラスチック、竹、木材、紙、合材等で形成された縦長の台 板に掛止部を設けたものが存在する。又、書画を表装した床の間に掛ける掛け軸 は存在する。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
従来の色紙掛けや短冊掛けで掛け軸風に形成されたものは材質が和紙又は布で あるが、和紙製のものは品位に欠けると共に破損し易く、又、布製のものは風合 いに欠ける欠点を有している。
【0004】 又、書画を表装した掛け軸は、表装の際各種生地を用いた場合、裏組織の影響 で浮き上がり、剥がれ、縮み、反り、毛羽立ち、風合い等の問題が生じ、材質を 異にするものは、夫々の特性に応じた取り扱いをしなければならず、収納にも吟 味を要していたのである。又、コストも高価であった。
【0005】 上記点より本考案は、生地の材質に関係なく、品位があり、風合いも良く、取 り扱いが容易で、コストも安価な掛け軸風の書画掛けを提供しようとするもので ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本考案書画掛けは、合成糊料又は樹脂でコーティング を施した柄模様の各種生地を表面に使用し、裏面に熱溶融性接着剤付き芯地布を 介して裏打ち用和紙を使用した本体の上端部及び下端部に軸棒が設けられると共 に上端部の軸棒に吊紐が設けられ、本体の両側端縁に表裏に渉って飾り縁が当着 されると共に、本体の表面に色紙、短冊等の掛止糸が設けられていることを特徴 とするものである。
【0007】 又、本考案書画掛けは下端部の軸棒の中央部に錘が埋設されているものである 。
【0008】
【作用】
本考案書画掛けの作用を説明すれば、本体に使用する生地に予め合成糊料又は 樹脂でコーティングを施してあるため、生地裏の凹凸や、表面と裏面の吸湿度の 差、生地の浮き上がり、剥がれ、反り、毛羽立ちが解消されるものであって、生 地の種類を問わず使用可能となる。
【0009】 又、裏面に裏打ち用和紙と熱溶融性接着剤付き芯地布を組み合わせてあるため 、熱で生地と芯布地と和紙が一体に接着され、芯布地により製品の手ざわりも良 くなると共に、巻いた場合の疵も生じることがなく、軟らかさもあり風合いが良 好となる。
【0010】 又、生地には柄模様が表されると共に、本体の両側端縁に表裏に渉って飾り縁 が設けられているため、仕上がりも品位のあるものとなる。 そして本体の表面に設けた掛止糸に色紙又は短冊を掛け、壁面等に吊紐で吊り 掛けておくものである。
【0011】 又、本体の下端部の軸棒の中央部に錘を埋設しておけば、吊り掛けた場合本体 が整然と張りのある状態を保持できる。
【0012】
【実施例】 以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1は本考案書画掛けの一実施例を示す正面図、図2は同上の部分拡大断面図 である。
【0013】 而して図中Aは書画掛け本体であり、表面は綿、麻、絹、化学繊維等の各種繊 維より成る織物及び編物の生地1を使用している。生地1には全体に柄模様2が 表されている。又、生地1は予め合成糊料又は樹脂により全面にコーティングを 施され平坦面に前処理されている。
【0014】 書画掛け本体Aの裏面は熱溶融性接着剤付き芯地布3を介して裏打ち和紙4が 使用され、熱加工により生地1と芯地布3と和紙4が一体に接着される。和紙4 は生地1の組織や風合いに応じて追加する。
【0015】 書画掛け本体Aの両側には表裏に渉って飾り縁5が接着されている。又、書画 掛け本体Aの上端部に吊紐6を設けた断面半円形状の軸棒7が設けられている。 8は書画掛け本体Aの下端部に設けた断面円形状の軸棒であり、必要により軸棒 8の中央部の下面に鉛等の錘9を埋設する。
【0016】 10は書画掛け本体Aの表面に設けた短冊、色紙等の掛止糸である。尚、図面 は短冊用の掛止糸を示してあるが、色紙の場合は色紙の四隅を引っ掛けるように 設ける。
【0017】
【考案の効果】
本考案に依れば、予め生地にコーティングを施してあるため生地の種類に不拘 、生地の浮き上がり、剥がれ、反り、毛羽立ち等が防止され各種生地を使用して 柄模様の表面を形成できるから、豪華で品位もあり、四季折々のデザイン構成が でき非常に便利である。又、生地と和紙間に芯地布を使用しているため風合いも 良好で自在性もあり、展示し易く、収納保管も巻き疵等が生じなく取り扱いも容 易で又製作費も安価で掛け軸風の外観を呈する有用な考案である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案書画掛けの一実施例を示す正面図であ
る。
【図2】本考案書画掛けの一実施例を示す部分拡大断面
図である。
【符号の説明】
A 書画掛け本体 1 生地 2 柄模様 3 熱溶融性接着剤付き芯地布 4 和紙 5 飾り縁 6 吊紐 7 軸棒 8 軸棒 9 錘 10 掛止糸

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成糊料又は樹脂でコーティングを施し
    た柄模様の各種生地を表面に使用し、裏面に熱溶融性接
    着剤付き芯地布を介して裏打ち用和紙を使用した本体の
    上端部及び下端部に軸棒が設けられると共に上端部の軸
    棒に吊紐が設けられ、本体の両側端縁に表裏に渉って飾
    り縁が当着されると共に、本体の表面に色紙、短冊等の
    掛止糸が設けられていることを特徴とする書画掛け。
  2. 【請求項2】 下端部の軸棒の中央部に錘が埋設されて
    いる請求項1記載の書画掛け。
JP1995000611U 1995-01-19 1995-01-19 書画掛け Expired - Lifetime JP3013756U (ja)

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