JP3013644U - バス内通信装置 - Google Patents

バス内通信装置

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JP3013644U
JP3013644U JP1995000463U JP46395U JP3013644U JP 3013644 U JP3013644 U JP 3013644U JP 1995000463 U JP1995000463 U JP 1995000463U JP 46395 U JP46395 U JP 46395U JP 3013644 U JP3013644 U JP 3013644U
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seat
passenger
switch
crew
lamps
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JP1995000463U
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久 鈴木
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久 鈴木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ランプ等の表示の意味を消灯を持って乗客の
肯定とし、乗客に対して点灯に関連して質問を行い、消
灯の操作の有無で乗客個々の意図を確認する。 【構成】 各客席と乗務員側操作部間に各シート対応に
設けられた少なくとも3本の連絡配線(l11, 21,
31、l12, 22, 32 〜)を設け、前記シート側にシ
ート側ランプ(11,21〜)と前記シート側ランプ
(11,21〜)を消灯して回答するための乗客回答ス
イッチ(12,22〜)を設ける。乗務員側に、前記シ
ート側ランプ(11,21〜)と、前記電源(10)に
対して直列に接続される乗務員側ランプ(13,23
〜)、非専有座席指定スイッチ(14,24〜)と、質
問および消灯スイッチ(15,25〜)とを設け、乗務
員側で前記質問および消灯スイッチ(15,25〜)を
操作してシート側ランプ(11,21〜)を点灯して質
問を発し、乗客の前記乗客回答スイッチ(12,22
〜)の操作の有無を乗務員側ランプ(13,23〜)に
より確認する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は観光バス等の乗客の着席の確認、乗客と乗務員との交信に利用できる バス内通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
観光バス等において乗客が観光またはトイレ休憩等で下車し、再びバスに戻り バスを発車させるとき車掌は必ず人員を確認しなければならない。乗降の回数が 重なれば確認のために多くの時間を消費する。 この問題を解決するために、観光バス等に所定人数の乗客が全員乗車したか否か を確認するためのバスの乗客確認装置の考案(実開平3−119270号)が提 案されている。 この考案は、各座席を占める乗客が個々にスイッチ信号を出力させるスイッチと 、前記スイッチ信号の出力数を集計しその集計結果を表示する表示装置とから成 ることを特徴とするものである。 そして実施例として、操作盤(乗務員用)、演算装置、記憶装置、スキャンニン グ回路、カウンタ等を備えた装置の流れ図が示されている。 観光バス等の乗客の集合状態を確認するために点呼装置の考案(実開昭56− 54642号)が提案されている。 この考案は各座席に取り付けたスイッチ手段と、前記スイッチ手段に対応する番 号表示と点灯器からなる表示手段とを備え、着席者が上記スイッチ手段をONし たときに表示手段が点灯して着席者を確認することができるようにしたことを特 徴とする点呼装置である。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
乗客は老若男女千差万別であり、今までは只席に座っていれば車掌が人員を数 えてくれたのに、着席の確認に乗客がスイッチを動作させなければならないので あるから、操作を簡単にして乗客の負担は必要最小限度に止める必要がある。 従来のものはスイッチをONにしてランプ等を点灯して着席を示した場合、そ の後乗務員が何らかの方法で消灯しなければ、次に移る場合乗客がまたスイッチ をOFFにしなければならないなどの問題がある。 本考案の目的は、ランプ等の表示の意味を、消灯で乗客の意図を表示すること にし、操作を簡単にするとともに、乗客に対して点灯に関連して質問を行い、消 灯の操作の有無で乗客個々の意図を確認することにしたバス内通信装置を提供す ることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために本考案によるバス内通信装置を実施例に対応して説 明すると次のとおりである。 すなわち、本考案によるバス内通信装置は、 動作電源(10)と、 1客席と乗務員側操作部間に各シート対応に設けられた少なくとも3本の連絡 配線(l11, 21, 31、l12, 22, 32 〜)と、 前記連絡配線の一つ(l11, 12〜)に接続されているシート側ランプ(11 ,21〜)と、 前記シート側ランプ(11,21〜)に一端が接続され他端を前記残りの2本 (l21, 31、l22, 32 〜)のいずれかに選択接続して前記シート側ランプ (11,21〜)を消灯して回答するための乗客回答スイッチ(12,22〜) と、 乗務員側にあり、前記シート側ランプ(11,21〜)と前記電源(10)に 対して直列に接続される乗務員側ランプ(13,23〜)と、 前記シート側ランプ(11,21〜)ごとに前記電源(10)に対して直列に 設けられ,使用しないシートのランプを前記電源から切り離す非専有座席指定ス イッチ(14,24〜)と、 前記残りの2本(l21, 31、l22, 32〜)の接続線を前記電源(10)の 他端に選択的に接続する質問および消灯スイッチ(15,25〜)とを含み、 乗務員側で前記質問および消灯スイッチ(15,25〜)を操作して、非専有 座席指定スイッチにより切り離されていない座席のシート側ランプ(11,21 〜)を点灯して質問を発し、乗客の前記乗客回答スイッチ(12,22〜)の操 作の有無を乗務員側ランプ(13,23〜)により確認して必要に応じて消され ていないランプを消すように構成されている。 前記乗客回答スイッチ(12,22〜)をタンブラスイッチ等とし乗客の操作 により必ずいずれかの配線と接続されるように構成することができる。 前記非専有座席指定スイッチ(14,24〜)は乗務員側に設けた表示盤に乗 客の名札等をセットすることにより常時は開位置にあるものを自動的に閉成する ように構成することもできる。 前記質問および消灯スイッチ(15,25〜)は極性をもつリレーで駆動する ように構成することができる。
【0005】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案をさらに詳しく説明する。 図1は本考案によるバス内通信装置の実施例の回路図である。本実施例は基本的 に、多数のシート側に各シートごとに設けられたシート側回路(I)、乗務員側 回路(II)および前記各シート側回路(I)と乗務員側回路(II)とを接続する 配線(III)から構成されている。 シート側回路(I)は、第1のシートにはシート側ランプ11と、乗客回答スイ ッチ12が設けられている。シート側ランプ11と乗客回答スイッチ12は乗客 の前方座席の背もたれの背面またはその近傍、つまり乗客の前方に位置され、乗 客は前記ランプの点灯を容易に認識することができ、前記乗客回答スイッチ12 を容易に操作できる。第2のシートにも同様にシート側ランプ21と、乗客回答 スイッチ22が設けられている。第3以降のシートについても同様である。 前記ランプとして交換可能なタングステンランプ、前記スイッチとして一接点2 回路切替えのタンブラスイッチ等が適している。前記乗客回答スイッチ(12, 22〜)は乗客の操作により切り換えられても必ずいずれかの配線と接続されて おり中間の位置を取らない。 前記スイッチ12の接点は配線(III)の第1の配線l21, 31に切り換え接続さ れる。前記スイッチ22についても同様である。各シートの回路、配線、乗務員 側回路の構成は略同一であるから以下第1のシート、第1の配線および第1の乗 務員側回路についてのみ詳しく説明する。
【0006】 シート側ランプ11の一端は配線l11に接続されており、配線l11には乗務員 側ランプ13、座席非専有指定スイッチ14がこの順で接続されており座席非専 有指定スイッチ14の他端は電源配線l10を介して動作電源10の一極に接続さ れている。この電源としてバスの電池電源を利用できる。 座席非専有指定スイッチ14は乗客に利用されないシート側回路を切り離すため のスイッチである。この実施例では乗務員側にシートに対応する表示板を用いて 名札板番号または名前を記入したシートを配置するとその配置した所のみのスイ ッチ14が自動的に閉成されるように構成してある。 配線l21, 31は、質問スイッチ15を介して動作電源10の他極に選択的に接 続される。質問スイッチ15は質問スイッチ駆動ソレノイド16により選択駆動 される。質問スイッチ駆動ソレノイド16の電流方向はソレノイド駆動スイッチ 17により選択される。乗務員は前記ソレノイド駆動スイッチ17により配線l 21, 31を選択接続することができる。 この実施例では、各ランプに乗務員側ランプセンサ131 ,231 ・・n31 を 配置し、図示しない回路を用いて電気的に判断したり集計するように構成してあ る。なお乗務員側では乗務員側ランプ13,23・・n3の点滅を目視で確認し て乗客の有無または意図を確認することができる。
【0007】 次に前記実施例回路の利用例を一旦退車して用を足した乗客の乗車着席の確認 を例にして説明する。 この利用例を一般化すると、この例においてシート側ランプ11,21等の点灯 は乗務員側からの乗客に乗車着席の有無を問う、質問である。乗客は自席のラン プを消灯して乗車着席を回答する。当然のことではあるが、初めて乗車したとき あるいは簡単な説明図で、点灯しているランプを消灯することは、質問に対する 肯定である旨の説明をしておく。
【0008】 専有されている席に対応する非専有座席指定スイッチ14,24等は閉成され ており、前述したように乗客回答スイッチ12,22等はいずれかの配線に常に 接続されているから、前回に肯定的な回答を得られなかったシートではランプ1 1,21〜等は点灯していることになるが、乗務員側ではそのようなシートにつ いて適当な時間にスイッチ17,27等を操作して消灯しておく。 今、乗客回答スイッチ12,22がそれぞれ図示のl31、l32側に接続されて消 灯の状態にあるとする。 乗務員は、スイッチ17,27〜等を操作して質問スイッチ15,25〜を配線 l31、l32〜側に接続してシート側ランプ11,21を点灯する。 このとき対応する乗務員側ランプ13,23も点灯し、乗務員は質問の出力を確 認できる。 乗客1(シート1の客)が乗客回答スイッチ12を操作するとシート側ランプ1 1は配線l21に接続され、シート側ランプ11、乗務員側ランプ13が消灯する 。これにより乗務員側で質問が肯定されたことすなわち乗客1が乗車着席したこ とを確認できる。乗客2(シート2の客)についても同様である。 全ての乗務員側ランプ13,23〜の消灯を確認できたときに全員の乗車着席が 確認されたことになる。
【0009】 この通信装置の利用例の他の一例を示す。走行中等で外に見るべき景色のない ときなど、乗務員側で乗客全員のシート側ランプ11,21等を一斉に点灯し、 例えば「このツアーに参加したことがありますか。ある人は座席のスイッチを押 してください。」との質問を発し、乗務員側のランプの点灯を調べれば、初回の 参加者の数を確認できる。
【0010】
【考案の効果】
以上詳しく説明したように、本考案によるバス内通信装置は、乗客の肯定の意 図をランプの消灯により確認するのであるから、例えば前述のように乗車着席の 確認等では点灯のランプがある限り、目的を達成できないのであるから、見落と しがない。 乗客には単にスイッチを押すか否か(乗客はワンタッチ)だけの作業が求められ るのであるから、操作上の誤りの発生は少ない。 乗車着席の確認のみならず、他の質問、快適であったか?、値段は妥当であった か?等の数限りない質問に利用できる。 さらにまた動作回路が簡単であるため設備費用も安価であり、修理点検が容易 である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案によるバス内通信装置の実施例の回路図
である。
【符号の説明】
10 駆動電源 11,21 シート側ランプ 12,22 乗客回答スイッチ 13,23 乗務員側ランプ 131 ,231 乗務員側ランプセンサ 14,24 非専有座席指定スイッチ 15,25 質問スイッチ 16,26 質問スイッチ駆動ソレノイド 17,27 ソレノイド駆動スイッチ l11,l21,l31、l12,l22,l32 連絡配線 l10,l11 電源配線 F0 ,F1 ,F2 ヒューズ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動作電源と、 各客席と乗務員側操作部間に各シート対応に設けられた
    少なくとも3本の連絡配線と、 前記連絡配線の一つに接続されているシート側ランプ
    と、 前記シート側ランプに一端が接続され他端を前記残りの
    2本のいずれかに選択接続して前記シート側ランプを消
    灯して回答するための乗客回答スイッチと、 乗務員側にあり、前記シート側ランプと前記電源に対し
    て直列に接続される乗務員側ランプと、 前記シート側ランプごとに前記電源に対して直列に設け
    られ、使用しないシートのランプを前記電源から切り離
    す非専有座席指定スイッチと、 前記残りの2本の接続線を前記電源の他端に選択的に接
    続する質問および消灯スイッチとを含み、 乗務員側で質問および消灯スイッチを操作して、非専有
    座席指定スイッチにより切り離されていない座席のシー
    ト側ランプを点灯して質問を発し、乗客の前記乗客回答
    スイッチの操作の有無を乗務員側ランプにより確認して
    必要に応じて消されていないランプを消すように構成さ
    れているバス内通信装置。
JP1995000463U 1995-01-13 1995-01-13 バス内通信装置 Expired - Lifetime JP3013644U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3119270B2 (ja) * 1991-07-23 2000-12-18 日産化学工業株式会社 アルミナゾル及びその製造法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3119270B2 (ja) * 1991-07-23 2000-12-18 日産化学工業株式会社 アルミナゾル及びその製造法

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