JP3013232U - 食事用具 - Google Patents
食事用具Info
- Publication number
- JP3013232U JP3013232U JP1994017148U JP1714894U JP3013232U JP 3013232 U JP3013232 U JP 3013232U JP 1994017148 U JP1994017148 U JP 1994017148U JP 1714894 U JP1714894 U JP 1714894U JP 3013232 U JP3013232 U JP 3013232U
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- bent
- plate
- tray
- edge
- dish
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 片手で食事をするための食事用具を提供す
る。 【構成】 皿状食器における周縁の一部を上方に屈曲さ
せると共に該屈曲縁を皿状食器の中央方向に折り返すこ
とにより該皿状食器における周縁の一部に屈曲折返縁を
形成したことを特徴とする食事用具。前記屈曲折返縁を
形成した皿状食器の底部に脚部を備えさせ、該脚部を盆
に取り付けた脚部支持体に取り外し自在に支持させる。
該脚部支持体は盆に対し着脱自在である。
る。 【構成】 皿状食器における周縁の一部を上方に屈曲さ
せると共に該屈曲縁を皿状食器の中央方向に折り返すこ
とにより該皿状食器における周縁の一部に屈曲折返縁を
形成したことを特徴とする食事用具。前記屈曲折返縁を
形成した皿状食器の底部に脚部を備えさせ、該脚部を盆
に取り付けた脚部支持体に取り外し自在に支持させる。
該脚部支持体は盆に対し着脱自在である。
Description
【0001】
本考案は片手で食事をするための食事用具に関するものであり、特に怪我、病 気等のために片手で食事をしなければならない人がスプーンを用いて食事をする 際に使用する食事用具に係るものである。
【0002】
片手で食事をするための食事用具として好ましいものは従来知られていない。
【0003】
片手で食事をする場合、特に皿に盛られた食品をスプーンですくって食べると きには、スプーンにより食品が皿の縁部から皿の外に押しだされてしまうという 問題が生じ、また、スプーンを動かすことにより皿自体が移動してしまうという 不便も生ずる。 本考案は以上の如き問題を解決しようとしてなされたものである。
【0004】
上記課題を解決するために、本考案は、皿状食器における周縁の一部を上方に 屈曲させると共に該屈曲縁を皿状食器の中央方向に折り返すことにより該皿状食 器における周縁の一部に屈曲折返縁を形成したことを特徴とする食事用具(請求 項1)を提供するものである。
【0005】 前記屈曲折返縁を形成した皿状食器の底部に脚部を備えさせ、該脚部を盆に取 り付けた脚部支持体に取り外し自在に支持させるようにすることが望ましい(請 求項2)。
【0006】 前記脚部支持体は盆に対し着脱自在であることが望ましい(請求項3)。
【0007】
[請求項1の食事用具] 請求項1の食事用具を使用する際には、皿状食器に食品を盛った後、屈曲折返 縁が形成されていない周縁からスプーンのすくい部を皿状食器に入れ(図2参照 )、該すくい部を皿状食器上の食品に接触させた状態で該スプーンを屈曲折返縁 に向かって動かせばよい。しかるときは、皿状食器上の食品はスプーンのすくい 部により屈曲折返縁方向に押されるが、屈曲折返縁により前進が阻止されると共 に屈曲折返縁の内面に沿って若干上昇し反転してスプーンのすくい部上に乗る( 図3参照)。そこで、使用者はスプーンを皿状食器から持ち上げてすくい部に乗 っている食品を食べるのである。皿状食器はその周縁の一部にのみ屈曲折返縁が 形成されており、その周縁の大部分には屈曲折返縁が形成されていない。スプー ンは屈曲折返縁が形成されていない周縁から皿状食器に入れるため、このときに 屈曲折返縁が妨げとなることはない。
【0008】 [請求項2の食事用具] 請求項2の食事用具における皿状食器は底部に脚部を備えており、該脚部を盆 に取り付けた脚部支持体に取り外し自在に支持させている。換言すれば皿状食器 は盆に対し取り外し自在に固定されている。このように、盆に取り付けた皿状食 器は盆上で動くことがないため、皿状食器に盛った食品をスプーンですくうこと は一層容易なものとなる。仮に、皿状食器から食品がこぼれた場合でも、こぼれ た食品は盆上に落下する。また、食事後、皿状食器を盆から取り外して洗うこと も可能である。
【0009】 [請求項3の食事用具] 請求項3の食事用具においては皿状食器の脚部支持体は盆に対し着脱自在であ る。従って、食事後、皿状食器のみならず脚部支持体をも盆から取り外して、皿 状食器と脚部支持体と盆とを格別に洗うことができる。
【0010】
【実施例】 次に、本考案の実施例を添付図面に従って説明する。 図中符号1に示すものは皿状食器である。皿状食器1における周縁3の一部を 上方に屈曲させると共に該屈曲縁を皿状食器1の中央方向に折り返すことにより 該皿状食器1における周縁3の一部に屈曲折返縁5を形成する。即ち、屈曲折返 縁5は、図2、図3に示すように、皿状食器1における周縁3の一部から上方に 立ち上がる屈曲部5aと該屈曲部5aから皿状食器1の中央方向に折り返した折 返部5bとよりなるものである。皿状食器1は一例として合成樹脂により一体的 に形成することが望ましい。図2、図3における符号7はスプーン、符号9は該 スプーンのすくい部、符号11は食品である。
【0011】 屈曲折返縁5を形成した皿状食器1の底部には脚部13を備えさせ、該脚部1 3を盆15に取り付けた脚部支持体17に取り外し自在に支持させるようにする ことが望ましい。図示の事例においては、脚部13はその下端に台部13’を備 え、脚部支持体17にはこの台部13’付き脚部13に対応する脚部係止孔19 を備えさせている。即ち、脚部係止孔19は脚部13を挿通させる脚部挿通孔1 9aと台部13’を押える台部押え切り欠き19bとよりなるものである。
【0012】 脚部支持体17は盆15に対し着脱自在であることが望ましい。脚部支持体1 7を盆15に対し着脱自在とするに当っては、一例として図2〜5に示すように 、脚部支持体17の底面に係止突起21、23を突設し、盆15にはこれらの係 止突起21、23に対応する係止孔25、27を形成し、各係止突起21、23 を係止孔25、27に係脱自在に係止するようになす。図示の事例においては、 脚部支持体17は合成樹脂等の弾性部材により一体的に形成され、係止孔25、 27は係止突起21、23よりも大きめに形成されている。各係止突起21、2 3を係止孔25、27に挿入したときには各係止突起21、23は係止孔25、 27を外方に押圧することにより脚部支持体17を盆15に固定する。また、各 係止突起21、23を相互に接近する方向に押したときには、各係止突起21、 23は相互に接近する方向に屈曲し、係止孔25、27から容易に抜き取ること ができる。なお、脚部支持体17には複数の皿状食器1、1・・・を取り付ける ようにしてもよく、盆15には複数の脚部支持体17、17・・・を取り付ける ようにしても差し支えない。
【0013】
[請求項1の食事用具] 請求項1の食事用具は、上述の如く、皿状食器における周縁の一部に屈曲折返 縁を形成しているため、片手で食事をするとき、皿状食器に盛った食品をスプー ンにより容易にすくい上げることができる。
【0014】 [請求項2の食事用具] 請求項2の食事用具においては、盆に取り付けた皿状食器は盆上で動くことが ないため、片手で食事をするとき、皿状食器に盛った食品をスプーンですくうこ とは一層容易なものとなる。仮に、皿状食器から食品がこぼれた場合でも、こぼ れた食品は盆上に落下する。また、食事後、皿状食器を盆から取り外して洗うこ とも可能である。
【0015】 [請求項3の食事用具] 請求項3の食事用具においては皿状食器の脚部支持体は盆に対し着脱自在であ る。従って、食事後、皿状食器のみならず脚部支持体をも盆から取り外して、皿 状食器と脚部支持体と盆とを格別に洗うことができる。
【図1】本考案による食事用具の一例を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】本考案による食事用具の別の一例の使用状態を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図3】本考案による食事用具の更に別の一例の使用状
態を示す断面図である。
態を示す断面図である。
【図4】脚部支持体と盆とを示す断面図である。
【図5】脚部支持体の斜視図である。
1 皿状食器 3 周縁 5 屈曲折返縁 5a 屈曲部 5b 折返部 7 スプーン 9 すくい部 11 食品 13 脚部 13’ 台部 15 盆 17 脚部支持体 19 脚部係止孔 19a 脚部挿通孔 19b 台部押え切り欠き 21 係止突起 23 係止突起 25 係止孔 27 係止孔
Claims (3)
- 【請求項1】 皿状食器における周縁の一部を上方に屈
曲させると共に該屈曲縁を皿状食器の中央方向に折り返
すことにより該皿状食器における周縁の一部に屈曲折返
縁を形成したことを特徴とする食事用具。 - 【請求項2】 前記屈曲折返縁を形成した皿状食器の底
部に脚部を備えさせ、該脚部を盆に取り付けた脚部支持
体に取り外し自在に支持させるようにしたことを特徴と
する請求項1の食事用具。 - 【請求項3】 前記脚部支持体は盆に対し着脱自在であ
ることを特徴とする請求項2の食事用具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017148U JP3013232U (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 食事用具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017148U JP3013232U (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 食事用具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3013232U true JP3013232U (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=43148898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994017148U Expired - Lifetime JP3013232U (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 食事用具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013232U (ja) |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP1994017148U patent/JP3013232U/ja not_active Expired - Lifetime
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