JP3008364U - 陶磁器製仕切盆兼食器兼小物入れ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ある高さを持った一体構造の仕切りを設けた
陶磁器製仕切盆兼食器兼小物入れを業務用又家庭用とし
て提供する。 【構成】 ある高さを持った一体構造の仕切りを設けた
陶磁器製仕切盆兼食器兼小物入れである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、業務用又は家庭用として使用する陶磁器製の仕切盆兼食器 兼小物入れに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

（イ）従来は盆は盆であり、食器としては使えなかった。 （ロ）仕切が付いた陶磁器製の盆はなかった。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

（イ） 従来は盆の上に各種飲食器等を載せて配膳し、それを食卓上へ移 していた。 （ロ） 従来は食品毎に一つ以上の食器を必要としているので後かたずけ の手間や洗浄する数が多かった。 本考案はこれらの手数を少なくするためになされたものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

ある高さを持った一体構造の仕切りを設けたことを特徴とした陶磁器製 仕切盆兼食器兼小物入れとした。

【０００５】

【作用】

陶磁器製仕切盆に数種類の食品又は調味料あるいはおしぼりなどを直接 載せる。

【０００６】

【実用例】

以下、本考案の実施例について図面によって説明する。 （イ） 盆の縁よりやや低い仕切り（１）を設け焼あげることによって盆 の上面をいくつかに区分する。 （ロ） 仕切り（１）下部には人の手の指先に倣った曲面を設ける。 （ハ） 縁（２）の左右一ヵ所ずつ（３）（４）を他より広くすることで 取っ手とする。 （ニ） 側面（５）には曲面を設ける。 （ホ） 底面（６）にも釉薬を塗り焼あげる。 本考案は以上のような構造で、これを使用するときは仕切られたそ れぞれの区分に、数種類の食品を盛りつけたり、又他の区分にはコ ップなど食器類あるいはおしぼりなどを載せることにより、配膳の ときは盆となり、食卓の上にそのまま置けば食卓用食器となる。又 居間や書斎の机に置いて小物入れとして使用することもできる。

【０００７】

【考案の効果】

（イ） 数種類の食品をいっしょに盛りつけることにより、食器の使用数 が少なくなり、後片付け、洗浄の手間が減る。 （ロ） 仕切があるために、数種類の食品が混じりあうことがなく、又コ ップなどを汚すことがない。 （ハ） 材質を陶磁器とすることで清潔さが保たれるし、プラスチック類 と違い、発ガン物質の抽出の心配がない。 （ニ） 仕切り下部に指先に倣った曲面を設けることにより、洗浄が容易 にできる。 （ホ） 側面に曲面を設けることによって重ねて収納することができる。 （ヘ） 底面にも釉薬を塗り焼きあげることにより、食卓あるいは机の表 面を傷つけることが少なくなり、同時に重ねたときの下の仕切盆兼 食品兼小物入れの表面を傷つけることも防げる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案の斜視図

【符号の説明】 １ 仕切り ２ 縁 ３ 取手 ４ 取手 ５ 側面 ６ 底面

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 ある高さを持った一体構造の仕切を設
   けたことを特徴とした陶磁器製仕切盆兼食器兼小物入
   れ。