JP3013212U - 電子レンジの電線の固定構造 - Google Patents
電子レンジの電線の固定構造Info
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- JP3013212U JP3013212U JP1994017016U JP1701694U JP3013212U JP 3013212 U JP3013212 U JP 3013212U JP 1994017016 U JP1994017016 U JP 1994017016U JP 1701694 U JP1701694 U JP 1701694U JP 3013212 U JP3013212 U JP 3013212U
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- JP
- Japan
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- electric wire
- microwave oven
- wire
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- Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単にリード線を束線することの可能な電子
レンジの電線の固定構造を提供しようとする。 【構成】 マグネトロンMと、前記マグネトロンM用の
高圧トランスT1と、コンデンサC1からなる電子レン
ジの電線の固定構造において、前記各部品間を接続する
第一の電線を第二の電線に絡せて、電線を固定すること
を特徴とする。
レンジの電線の固定構造を提供しようとする。 【構成】 マグネトロンMと、前記マグネトロンM用の
高圧トランスT1と、コンデンサC1からなる電子レン
ジの電線の固定構造において、前記各部品間を接続する
第一の電線を第二の電線に絡せて、電線を固定すること
を特徴とする。
Description
【0001】
本考案は、電線の固定構造に係り、特に、電子レンジ等の電子機器に好適な電 線の固定構造に関する。
【0002】
電子レンジの高圧側の主要電子部品は図4に示すように、高圧トランスT1と コンデンサC1とマグネトロンMとで構成されている。 従来、図5に示すように、電子レンジ内部のボトム1に高圧トランスT1を取 り付けて、この高圧トランスT1の近傍にコンデンサC1が設けられ、その上側 にマグネトロンMが取り付けられている。マグネトロンMの端子m1と前記コン デンサC1の端子h1とはリード線L4で結線され、マグネトロンMの端子m2 と高圧トランスT1の二次側t1から出ているリード線とはリード線L3で、ま た、高圧トランスT1二次側の端子t2とコンデンサC1の端子h2とはリード 線L2で、高圧トランスT1二次側t3から出ているリード線とコンデンサC1 の端子h1とはリード線L1で結線されている。
【0003】 図5に示すように、リード線L1,L2,L3,L4が固定されず、ぶらぶら していると、例えば、搬送中の振動などで、リード線L1〜L4が電子レンジ内 のシャープ・エッジに接触し、このため、リード線のビニール被覆が破損するよ うな問題があり、このような事故を防止するため、ワイヤータイを用いて、リー ド線L1,L2,L3,L4を束線していた。
【0004】
しかしながら、上記の従来の技術では、ワイヤータイを用いて、リード線L1 ,L2,L3,L4を束線するため、作業の手間と時間がかかり、又、コストが アップとなっていた。
【0005】 本考案は、このような問題点を鑑みてなされたものであり、その目的とすると ころは、簡単にリード線を束線することの可能な新規な電子レンジの電線の固定 構造を提供しようとするものである。
【0006】
上記問題を解決するため、本考案に係る電子レンジの電線の固定構造は、マグ ネトロンと、前記マグネトロン用の高圧トランスと、コンデンサとからなる電子 レンジの電線の固定構造において、前記各部品間を接続する第一の電線を第二の 電線に絡せることにより前記第一の電線を固定することを特徴とする。
【0007】 更に、前記第一の電線あるいは第二の電線は複数の電線で構成したことを特徴 とする。
【0008】
本考案によれば、前記各部品間を接続する第一の電線を第二の電線に絡せて電 線を固定するため、第一の電線は確実に固定されて、第一の電線は電子レンジ内 のシャープ・エッジに接触しなくなる。このため、搬送中の振動などにより、リ ード線の被覆の破損がなくなり、製品の信頼性が向上する。 又、第一の電線と、第二の電線とは相互に作用するから、より強固に両者の電 線が固定される。
【0009】
図1は電子レンジの高圧側部品の取付図であり、本考案の電子レンジの回路は 図4と同一である。 電子レンジのボトム1に取り付ける高圧トランスT1の近傍には、コンデンサ C1が取り付けられていて、高圧トランスT1の直上位置に、マグネトロンMが 図示してない電子レンジ内部の支持板上に取り付けられている。
【0010】 マグネトロンMの端子m1と前記コンデンサC1の端子h1とはリード線(第 二の電線)L4で結線され、マグネトロンMの端子m2と高圧トランスT1の二 次側t1から出ているリード線とはリード線(第一の電線)L3で、また、高圧 トランスT1二次側の端子t2とコンデンサC1の端子h2とはリード線L2で 、高圧トランスT1二次側t3から出ているリード線とコンデンサC1の端子h 1とはリード線L1で、それぞれ結線されている。
【0011】 このような取付構造において、マグネトロンMと高圧トランスT1との間で、 リード線L3がリード線L4に絡んでいて、又、高圧トランスT1とコンデンサ C1との間では、リード線L1が、リード線L2とリード線L4とに絡まり、そ れぞれのリード線が固定されている。
【0012】 前記のリード線の固定構造をより一層明らかにするため、さらにその構造の詳 細を説明する。 高圧側リード線L1,L2,L3,L4の所定の配線が行われると、マグネト ロンMと高圧トランスT1との間で、図2(a)と図2(b)に示すように、リ ード線L4にリード線L3を絡ませ、最後に、図2(c)に示すようにリード線 L3をリード線L4に固定する。
【0013】 次に、図3(a)に示すように、リード線L2とリード線L4に、リード線L 1を絡ませ、高圧トランスT1とコンデンサC1間のリード線を固定する。
【0014】 このような構造では、高圧側リード線L1,L2,L3,L4は自身の線を他 の線に絡まれて一体にするため、束線されて固定されるから、例えば、高圧トラ スT1側縁2の活電部であるシャープ・エッジおよびボトム1表面のバリに各リ ード線が接触しなくなり、搬送中の振動によるリード線の破損がなくなる。
【0015】 なお、図2,図3のようにリード線をからませる際、絡ませるリード線の略中 央部をもって、他のリード線に絡ませるから、短時間に作業が終了する。
【0016】
本考案は以下のような効果を奏する。 (1) 本考案はマグネトロンと、前記マグネトロン用の高圧トランスと、コンデ ンサとからなる電子レンジの電線の固定構造において、前記各部品間を接続する 第一の電線を第二の電線に絡せることにより、前記第一の電線を固定する構造で あるから、格別な部品を必要とせず、安価にリード線を固定することが出来る。 (2) 又、第一の電線を複数の電線で構成すると、安定して電線を固定すること が可能になる。 (3) 又、第二の電線は複数の電線で構成されているので、一本の電線で多くの 電線の固定が可能になる。
【図1】本考案に係る電子レンジの電線の固定構造を示
す図である。
す図である。
【図2】図1に示す電線の固定構造を説明する図であ
る。
る。
【図3】図1に示す電線の固定構造を説明する図であ
る。
る。
【図4】本考案に係る電子レンジの回路図である。
【図5】従来の電線の固定構造を示す図である。
1 ボトム 2 高圧トランスの側縁 T1 高圧トランス C1 コンデンサ M マグネトロン L3 リード線(第一の電線) L4 リード線(第二の電線)
Claims (3)
- 【請求項1】 マグネトロンと、前記マグネトロン用の
高圧トランスと、コンデンサとからなる電子レンジの電
線の固定構造において、前記各部品間を接続する第一の
電線を第二の電線に絡せることにより、前記第一の電線
を固定することを特徴とする電子レンジの電線の固定構
造。 - 【請求項2】 前記第一の電線は複数の電線で構成した
ことを特徴とする請求項1記載の電子レンジの電線の固
定構造。 - 【請求項3】 前記第二の電線は複数の電線で構成した
ことを特徴とする請求項1又は2記載の電子レンジの電
線の固定構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017016U JP3013212U (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 電子レンジの電線の固定構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994017016U JP3013212U (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 電子レンジの電線の固定構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3013212U true JP3013212U (ja) | 1995-07-11 |
Family
ID=43148878
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994017016U Expired - Lifetime JP3013212U (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | 電子レンジの電線の固定構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3013212U (ja) |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP1994017016U patent/JP3013212U/ja not_active Expired - Lifetime
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