JP3013173B1 - 形状の均一な人工骨材供試体の製造方法 - Google Patents

形状の均一な人工骨材供試体の製造方法

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    • C04B28/04Portland cements
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Abstract

【要約】 【課題】 型材としての機能を付与した筒体が同一の内
径を有する単一のものでありながら、同一形成の供試体
を形成することはもとよりのこと、異なる寸法の供試体
を形成する。 【解決手段】 水により混練した公知の人工骨材供試体
用材料を、全長に亙りほぼ同一内径に形成した筒体内に
充填し、養生硬化後、前記筒体から取り出し、人工骨材
供試体適正寸法に切断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、型材としての機能を
付与した筒体が同一の内径を有する単一のものでありな
がら、同一形成の供試体を形成することはもとよりのこ
と、異なる寸法の供試体を形成することができるように
した形状の均一な人工骨材供試体の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート二次製品(例えば、コンク
リートブロック等)又はコンクリート構造物(例えば、
橋梁等)を製造又は構築するに際して、その強度を図る
ために骨材が用いられていることは従来から一般に行わ
れているところであり、またこの骨材としては、砂利が
用いられていることも一般に知られているところであ
る。
【0003】しかし前記砂利は天然のものであるため、
これの生産量にはおのずと限界があり、そのために砂利
に変わる人工の骨材が用いられるようになっている。
【0004】しかしこの人工の骨材は、文字通り人工で
あるがゆえに、その使用目的に応じた強度を有するか否
かを確認する必要があり、そのためには、骨材として使
用可能と考えられる材料を用い、あらかじめ試作し、こ
れを供試体として、これの強度を測定することが行われ
ているのである。この強度の実験に際しては、材料の異
なるものからなる複数種類の供試体を作成の上、比較実
験をすることもある。
【0005】従来一般に用いられていた人工骨材の材料
としては天然山砕スクリーニングス、ポルトランドセメ
ント、高炉セメント等があるが、その後、一般廃棄物焼
却灰及び下水汚泥焼却灰等の溶融スラグ(水砕)も使用
可能な材料であることが判明したので、これの強度試験
の供試体も、これと同一の材料を用い、かつこれに水を
加えてこれを例えば冷蔵庫等に使用される製氷皿状の型
に流し込み、小さいブロック状に成型し、使用していた
のであった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところでこの供試体
は、その材料の選択如何によっては、その大きさを変え
る必要があるが、そのためには型の種類を多く取り揃え
る(準備)する必要があった。
【0007】またこのように型の種類を用意したとして
も、出来上がった供試体は内部に空隙が生じるものであ
ってはならない要請があるところ、前記型による流し込
み式にあっては、いわゆる巣の発生も認められ、供試体
としては、必ずしも好ましいものを得ることができない
場合もあった。
【0008】さらに全ての点で好ましい供試体を製造し
得ても、この脱型が煩雑である等、円滑に行いにくい点
も指摘されていたのである。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこでこの発明に係る形
状の均一な人工骨材供試体の製造方法(請求項1)は前
記の課題を解決するために、水により混練した公知の人
工骨材供試体用材料を、全長に亙りほぼ同一内径に形成
した筒体内に充填し、養生硬化後、前記筒体から取り出
し、人工骨材供試体適正寸法に切断するのである。
【0010】またこの発明に係る形状の均一な人工骨材
供試体の製造方法(請求項2)は前記の課題を解決する
ために、前記筒体を、合成樹脂製としたものである。
【0011】さらにこの発明に係る形状の均一な人工骨
材供試体の製造方法(請求項3)は前記の課題を解決す
るために、前記筒体を、透明体としたのである。
【0012】
【発明の実施の形態】次にこの発明に係る形状の均一な
人工骨材供試体の製造方法の実施の形態を述べると、人
工骨材供試体用材料として人工骨材の材料と同一の天然
山砕スクリーニングス、ポルトランドセメント、高炉セ
メント、一般廃棄物焼却灰及び下水汚泥焼却灰等の溶融
スラグ(水砕)等をあらかじめ用意し、これを使用目的
に応じて選択し、かつ配合の調整をする等して、これに
水を加えて混練する。ここに用いる人工骨材供試体用材
料は、前記のように加水して混練する上で、粉状、顆粒
状又は微粒にあらかじめ処理することが好ましい。
【0013】前記のように混練処理した人工骨材供試体
用材料を、別途用意した筒体内に充填する。ここにおけ
る筒体は、供試体の原形を成型するための型となるもの
であるから、基本的にはその素材を特に問うものではな
いが、容易に破損するものは避けられるべきであり、か
つ適当な長さ(例えば1m程度)を有すればよく、かつ
型作用をなす部分の全長は、ほぼ同一の内径を有してい
ることが必要である。しかしその内径形状については、
円形であっても角形であっても構わない。
【0014】この筒体に前記人工骨材供試体用材料を充
填するに際しては、前記筒体の一端に栓を挿入する等し
て閉塞し、他端の開口部から注入する。そして注入に際
しては、注入時又は注入作業を一時中断する等して、こ
の筒体に振動を加える。すなわち、この供試体の強度
は、締め固めの密度によって異なることになるので、締
め固めの時間、すなわち振動時間を長くすると高密度・
高強度となり、締め固め時間を短くすると、その逆にな
る。よって同一の材料で形成する場合にあっても、締め
固め(振動)時間によってその強度を自在に調整するこ
とができるのである。またこのように振動を掛けること
によって完成した供試体には前記したいわゆる巣の発生
を防止することができるのである。尚、振動を掛ける手
段としては、振動発生器(バイブレーター)を利用すれ
ばよいのであるが、例えば一般家庭において見かける簡
易な電動マッサージ器等であってもよい。
【0015】前記のように人工骨材供試体用材料の充填
が終了した時点で、前記筒体の材料注入側の開口部を栓
等で閉塞し、養生硬化せしめる。
【0016】養生硬化すると、筒体内の人工骨材供試体
用材料は、1本の棒状形状になる。そこでこれを前記筒
体から取り出すのである。ここにおいて筒体から取り出
すとは、筒体を破壊することをも意味する概念である。
その意味において、この筒体は合成樹脂製のものがよ
く、例えば一般家庭における庭木に対する散水や放水に
用いるものとして市販されているホースは入手も容易で
あるのみならず、内径の種類も比較的豊富であり、しか
も適度な強度を有しつつも、ナイフ等によるカットも可
能である点等、諸般を考慮するとはなはだ使い勝手が良
好であると言い得る。ただし、金属製又は硬化合成樹脂
製のものを除外するものではない。
【0017】さらにこの筒体を透明な材料により形成す
ると、人工骨材供試体用材料を注入する際に、充填の粗
密度を外部から視認することが可能になる点で好ましい
といい得る。
【0018】いずれにしても筒体から取り出した養生硬
化後の人工骨材供試体原形を、その目的において必要と
する供試体適正寸法に切断する。ここにおいて切断する
とは、輪切り状に切断することも当然意味するが、輪切
り状に切断した後に、これを前記原形における長手方向
に2分割又は4分割等に縦割することも意味するもので
ある。
【0019】
【発明の効果】前記のようにこの発明に係る形状の均一
な人工骨材供試体の製造方法によれば、水により混練し
た公知の人工骨材供試体用材料を、全長に亙りほぼ同一
内径に形成した筒体内に充填し、養生硬化後、前記筒体
から取り出し、人工骨材供試体適正寸法に切断し、また
前記筒体を合成樹脂により成型したり、あるいは透明に
することにより、同一の筒体で成型される人工骨材供試
体原形を、例えばその長さを異に切断することにより異
なる寸法の供試体とすることが可能になり、かつ前記原
形の筒体からの取り出しも短時間で容易に行いことがで
き、また筒体に対する人工骨材供試体用材料の充填度
(密度)の確認も可能になる等、種々の効果を有するの
である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井 倫孝 福岡県福岡市東区水谷3丁目28−15 (72)発明者 杉原 元一 福岡県古賀市天神4丁目13番5号 (56)参考文献 特開 平8−169737(JP,A) 特開 平6−234119(JP,A) 特開 昭48−719(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C04B 14/02 C04B 20/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水により混練した公知の人工骨材供試体
    用材料を、全長に亙りほぼ同一内径に形成した筒体内に
    充填し、養生硬化後、前記筒体から取り出し、人工骨材
    供試体適正寸法に切断することを特徴とする形状の均一
    な人工骨材供試体の製造方法。
  2. 【請求項2】 筒体は、合成樹脂製である請求項1記載
    の形状の均一な人工骨材供試体の製造方法。
  3. 【請求項3】 筒体は、透明体である請求項1又は請求
    項2記載の形状の均一な人工骨材供試体の製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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